秦建日子





























秦 建日子
プロフィール
本名
秦 建日子
誕生日
(1968-01-08) 1968年1月8日(51歳)
出身地
日本の旗 日本 東京都西東京市
主な作品
テレビドラマ
『天体観測』『最後の弁護人』
『共犯者』
『ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏』
『87%』『ドラゴン桜』
『ジョシデカ!-女子刑事-』『ホカベン』
『左目探偵EYE』『スクール!!』

秦 建日子(はた たけひこ、本名同じ、1968年1月8日 - )は、日本の小説家、劇作家、演出家、脚本家、映画監督。


東京都西東京市出身[1]。早稲田大学法学部卒業。日本脚本家連盟会員、日本推理作家協会会員。劇団秦組主宰。プロダクションOFFICE BLUE代表取締役。父は小説家の秦恒平[1]。男性。




目次






  • 1 略歴


  • 2 演劇ワークショップTAKE1


  • 3 主な作品


    • 3.1 テレビドラマ


      • 3.1.1 脚本


      • 3.1.2 脚本監修


      • 3.1.3 原案


      • 3.1.4 脚本協力




    • 3.2 映画


    • 3.3 舞台


      • 3.3.1 劇団秦組公演




    • 3.4 テレビアニメ


    • 3.5 ゲーム


    • 3.6 作詞




  • 4 書籍


    • 4.1 小説




  • 5 脚注


  • 6 参考文献


  • 7 外部リンク





略歴


早稲田高校を経て早稲田大学法学部を卒業後、クレジットカード会社ジェーシービーに勤務。その飛び込み営業の途中に劇作家のつかこうへいと出会い、師事することになる[2]。1993年に「つかこうへい事務所特別公演『プラットホーム・ストーリーズ』」のにて戯曲家・演出家としてデビュー。


1997年にジェーシービーを退社して作家専業の生活に入ると、翌1998年には、日本テレビの火曜サスペンス劇場で片平なぎさ・船越英一郎主演の人気シリーズ「小京都ミステリー」のシナリオライターとして抜擢される。1999年にはフジテレビ系列の「世にも奇妙な物語」シリーズ。TBSの月曜ミステリーなどのゴールデンタイムのドラマを執筆し、2000年に『編集王』で、連続ドラマのチーフライターに。


以後、主な作品に、『HERO』『救命病棟24時』『天体観測』『最後の弁護人』『共犯者』『ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏』『87%』『ドラゴン桜』『ジョシデカ!-女子刑事-』『ホカベン』『左目探偵EYE』『スクール!!』など。2006年には『花嫁は厄年ッ!』にて、ドラマディレクターも務める。


一方で、2003年から2013年まで10期にわたり演劇ワークショップ「TAKE1」を主宰して新進俳優の育成に携わり、また2008年には劇団「秦組」を旗揚げして秦作品の公演を行う。



小説家


2004年にはミステリー『推理小説』で小説家としてもデビュー。同作は2006年に『アンフェア』のタイトルでテレビドラマ化され大ヒット。同年には『チェケラッチョ!!』を小説と映画脚本とを同時進行で執筆。


作詞家

作詞家としても活動をしており、2005年にはCHEMISTRY『キミがいる』(NTV連続ドラマ「87%」主題歌)の作詞を。2007年には、鈴木雅之&島谷ひとみ『ふたりでいいじゃない』(TBS連続ドラマ「結婚式へ行こう!」主題歌)の作詞をしている。


映画監督

2016年、『クハナ!』で映画初監督を務める[3]。2018年には地方創生ムービー第2弾となる映画『キスできる餃子』が公開[4]



演劇ワークショップTAKE1


2003年から『演劇ワークショップTAKE1』を主宰し、自身の執筆・演出活動と平行して、新人俳優養成にも取り組んでいる。
また、1年刻みで卒業公演を行っている。9期生からは初挑戦の夏公演の公演も行っている。


以下は、TAKE1の出身者(カッコ内は○期生の数字)。


大櫛エリカ(1)、山口日記(1)、松原渓(1)、上口耕平(1)、松浪里早(1)、上野亮(1)、酒井康行(1)、井筒大介(1~3)、徳永笑美里(1~3)、小坂逸(2)、長塚全(1~3)、次原かな(2)、藤岡麻美(3)、白石みき(3)、茂呂真紀子(3)、佐藤あいこ(3)、瀬長奈津実(3~4)、桜井千寿(3)、野崎亜里沙(3~4)、立島里奈(3)、今井友香(3)、中嶋かねこ(3)、鈴木あきえ(4)、美元(4)、平井沙知(4)、山口龍人(4~5)、義達祐未(4~5)、篠原真衣(5)、工藤里紗(5)、吉田萌美(5~7)、新井みずか(5)、佐久間麻由(5)、松下さら(5)、秋山恵(5)、川野直輝(5)、林杏(5~6)、稲葉さゆり(6)、伊藤桃(6)、浦田麻緒(6)、水野以津美(6)、三田村春奈(6)、川素広海・深海(6)、吉川麻美(6~7)、小栗山晃市(6~7)歌原奈緒(7)、上田愛美(7)、山田真由子(7)、安井真理子(7)、猪狩朝海(6~7)、北山奈都美(8~10)



主な作品



テレビドラマ



脚本



  • カナリアホテル(関西テレビ・1991年)


  • 火曜サスペンス劇場(日本テレビ系)

    • 「吉備津鳴釜殺人事件」(1998年)

    • 「豊後一子相伝殺人事件」(1999年)

    • 「奥州三代嫁姑殺人事件」(2000年)



  • 世紀末! 男コンパニオン物語(TBS系・1999年)


  • 世にも奇妙な物語 '99秋の特別編『マニュアル警察』(フジテレビ系・1999年)


  • 原宿ふりふら堂(テレビ朝日系・1999年)

  • 別れたら好きな人(テレビ東京系・1999年)


  • 編集王(フジテレビ系・2000年)

  • ヒューマンドラマスペシャル 「孫」(フジテレビ系・2000年)


  • ショカツ(フジテレビ系・2000年)


  • はみだし刑事情熱系(テレビ朝日系)

    • はみだし刑事情熱系 PART IV(2000年)

    • はみだし刑事情熱系 PART V(2001年)

    • はみだし刑事情熱系 PART VI(2001年)



  • お気らく主婦の大冒険3(フジテレビ系・2000年)


  • 二千年の恋(フジテレビ系・2000年)


  • 救命病棟24時 第2シリーズ 第5話(フジテレビ系・2001年)


  • HERO 第5話(フジテレビ系・2001年)


  • 天体観測(フジテレビ系・2002年)


  • ビッグマネー!〜浮世の沙汰は株しだい〜 第1話(フジテレビ系・2002年)


  • 金曜エンタテイメント(フジテレビ系)

    • 「城下町サスペンス・姫様事件帖2」(2002年)

    • 「お気らく主婦の大冒険4」(2002年)




  • 共犯者(日本テレビ系・2003年)


  • 最後の弁護人(日本テレビ系・2003年)


  • ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏(日本テレビ系・2004年)


  • ドラゴン桜(TBS系・2005年)


  • 土曜ワイド劇場(テレビ朝日系)

    • 「刑事の妻〜デカツマ〜」(2005年)

    • 「刑事の妻〜デカツマ〜2」(2007年)




  • 87%(日本テレビ系・2005年)


  • 花嫁は厄年ッ!(TBS系・2006年)


  • ジョシデカ!-女子刑事-(TBS系・2007年)


  • ホカベン(日本テレビ系・2008年)


  • 左目探偵EYE(単発・連続 / 日本テレビ系・2009年、2010年)


  • 逃亡弁護士 第8話・第10話(フジテレビ系・2010年)


  • スクール!!(フジテレビ系・2011年)


  • CO 移植コーディネーター(WOWOW・2011年)


  • 名探偵コナンドラマスペシャル「工藤新一への挑戦状〜怪鳥伝説の謎〜」(単発 / 日本テレビ系・2011年)

  • 名探偵コナン 工藤新一への挑戦状 第1話・第2話・最終話(連続 / 日本テレビ系・2011年)


  • ろくでなしBLUES 第1話(日本テレビ系・2011年)


  • 月曜ゴールデン「人間再生・工場長 岡田岩児」(TBS系・2011年)


  • 金曜プレステージ特別企画「悪女たちのメス」(フジテレビ系・2011年)


  • サマーレスキュー〜天空の診療所〜(TBS系・2012年)

  • 金曜プレステージ特別企画「悪女たちのメス episode2」(フジテレビ系・2012年)


  • お父さんは二度死ぬ(NHK BSプレミアム・2013年)


  • ダンダリン 労働基準監督官(日本テレビ系・2013年)


  • マルホの女〜保険犯罪調査員〜(テレビ東京系・2014年)


  • JKは雪女(MBS・2015年)


  • そして、誰もいなくなった(日本テレビ系・2016年)


  • ボイメン新世紀 祭戦士ワッショイダー(CBC・2018年)


  • 特命刑事 カクホの女(テレビ東京系・2018年)



脚本監修




  • 花嫁は厄年ッ!(TBS系・2006年)


  • 鉄板少女アカネ!!(TBS系・2006年)


  • ホカベン(日本テレビ系・2008年)

  • 逃亡弁護士 第1話 - 第4話(フジテレビ系・2010年)

  • 名探偵コナン 工藤新一への挑戦状 第3話・第8話・第10話・第11話(連続 / 日本テレビ系・2011年)

  • ろくでなしBLUES(日本テレビ系・2011年)


  • スープカレー(TBS系・2012年)



原案



  • 月曜ミステリー劇場 「恋する京女将・音姫千尋の事件簿」(TBS系・2003年)


脚本協力



  • 月曜ミステリー劇場 「早乙女千春の添乗報告書17」(TBS系・2005年)


映画




  • クハナ!(2016年、監督・脚本)[3]


  • キスできる餃子(2018年) - 脚本・監督[4]



舞台



劇団秦組公演



  • 「サハラ」

  • 「リセット」

  • 「5 FIVE」

  • 「タクラマカン」

  • 「地図 ~朝焼けに君をつれて~」 

  • 「月の子供」

  • 「Re-Birth」

  • 「正しい餃子の作り方」

  • 「Pain」

  • 「くるくるとしとしっと」

  • 「らん」

  • 「神様はじめました THE MUSICAL♪」

  • 「And so this is Xmas」

  • 「月の子供 the Musical」



テレビアニメ



  • ルパン三世 グッバイ・パートナー(2019年・日本テレビ系列)


ゲーム



  • タイムホロウ 奪われた過去を求めて(シナリオ監修・2008年)


作詞




  • Cry&Feel it

    • 1st Single 「ゆらりゆらり」

    • 2nd Single 「さくらさらり」

    • 3rd Single 「君は夏」

    • 4th Single 「最後のKISS」

    • 5th Single カップリング「ランデブー」

    • 7th single「ただ、ふたり」




  • CHEMISTRY「キミがいる」


  • 牧伊織 3rd Single「君への歌」


  • 鈴木雅之&島谷ひとみ「ふたりでいいじゃない」



書籍



小説




  • 刑事・雪平夏見シリーズ(単行本:河出書房新社、文庫版:河出文庫)


    • 推理小説(2004年。2005年に文庫化。2006年に『アンフェア』としてテレビドラマ化)


    • アンフェアな月(2006年。2008年、文庫化)


    • 殺してもいい命(2009年。2011年、文庫化)


    • 愛娘にさよならを(2011年)

    • アンフェアな国(2015年)



  • 天体観測(2004年、河出書房新社。自身が脚本を担当したドラマの小説版)


  • チェケラッチョ!!(2006年、講談社。同年に映画化。映画版でも自身が脚本を担当)

  • SOKKI!-人生には役に立たない特技-(2006年、講談社。2009年、講談社文庫より文庫化)

  • ラストプレゼント(2007年、幻冬舎。2010年、幻冬舎文庫より文庫化。自身が脚本を担当したドラマ『ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏』の小説版)

  • 明日、アリゼの浜辺で(2009年、新潮社)


  • ダーティ・ママ!(2010年、河出書房新社。2011年、河出文庫より文庫化。2012年にテレビドラマ化)
    • ダーティ・ママ、ハリウッドへ行く!(2011年、河出書房新社)


  • CO 命を手渡す者(2011年、河出書房新社。自身が脚本を担当したドラマ『CO 移植コーディネーター』の小説版)

  • らん(2011年、PHP研究所。自身が作・演出を担当する舞台の小説版)

  • インシデント 悪女たちのメス(2011年、講談社文庫。同年に『悪女たちのメス』としてテレビドラマ化。ドラマ版でも自身が脚本を担当)

  • サマーレスキュー〜天空の診療所〜(2012年、河出文庫。自身が脚本を担当したドラマの小説版)


  • 民間科学捜査員・桐野真衣シリーズ(文春文庫)

    • 殺人初心者 民間科学捜査員・桐野真衣(2013年)

    • 冤罪初心者 民間科学捜査員・桐野真衣(2015年)



  • ファイアマンの遺言(2015年、角川文庫。同年のドラマ『HEAT』のプロジェクト原作)

  • KUHANA!(2016年4月1日、河出書房新社、ISBN 978-4309024592) - 同年公開予定の映画『クハナ!』の原作

  • And so this is Xmas(2016年11月 河出書房新社)



脚注


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  1. ^ ab“秦 建日子(はた たけひこ)さん”. 西東京市 縁(ゆかり)の方の紹介. 西東京市図書館. 2018年1月7日閲覧。


  2. ^ 岡野彩子、中村裕 (2010年7月10日). “演劇界の革命児つかこうへい逝く”. AERA dot. (朝日新聞デジタル). https://dot.asahi.com/wa/2012092600404.html?page=1 2018年1月7日閲覧。 

  3. ^ ab“秦建日子:「アンフェア」原作者が映画を初監督 三重県に「ひと目ぼれ」で町おこしにひと役”. MANTANWEB (2016年3月14日). 2016年3月14日閲覧。

  4. ^ ab水野拓昌 (2017年10月6日). “【北関東のやぼう】 宇都宮舞台の映画「キスできる餃子」 ヒットメーカー手がける地方創生”. 産経ニュース (産経デジタル). http://www.sankei.com/region/news/171006/rgn1710060020-n1.html 2018年1月7日閲覧。 




参考文献


  • 『キネマ旬報』2006年5月上旬号


外部リンク



  • 秦建日子&OFFICE BLUE

  • 公式プロフィール

  • 秦建日子 公式ブログ


  • 秦建日子 (@TakehikoHata) - Twitter


  • 秦建日子 (@saigonobengonin) - Twitter (旧)


  • 秦建日子 - Facebook


  • Takehiko Hata (takehiko.hata) - Instagram









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