日本赤十字社医療センター
日本赤十字社医療センター | |
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情報 | |
英語名称 | Japanese Red Cross Medical Center |
前身 | 博愛社病院/日本赤十字社病院/日本赤十字社中央病院/日本赤十字社産院 |
標榜診療科 | 内科、消化器科、循環器科、呼吸器科、神経内科、精神科、小児科、外科、呼吸器外科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科、小児外科、眼科、耳鼻いんこう科、皮膚科、泌尿器科、産科、婦人科、放射線科、麻酔科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科 |
許可病床数 | 708床 一般病床:708床 |
機能評価 | 一般500床以上:Ver5.0 付加機能評価(緩和ケア機能) |
開設者 | 日本赤十字社 |
管理者 | 幕内雅敏(院長) |
開設年月日 | 1886年11月 |
所在地 | 〒150-8935 東京都渋谷区広尾4-1-22 |
位置 | 北緯35度39分15.9秒 東経139度43分4.6秒 / 北緯35.654417度 東経139.717944度 / 35.654417; 139.717944 (日本赤十字社医療センター)座標: 北緯35度39分15.9秒 東経139度43分4.6秒 / 北緯35.654417度 東経139.717944度 / 35.654417; 139.717944 (日本赤十字社医療センター) |
二次医療圏 | 区西南部 |
PJ 医療機関 |
日本赤十字社医療センター(にっぽんせきじゅうじしゃいりょうセンター)は、東京都渋谷区広尾にある病院である。日本赤十字社の中央医療センターであり、唯一の本社直轄病院[1]。
目次
1 概要
2 沿革
3 指定施設
4 診療科等
5 対応可能な難病・特殊疾患
6 交通アクセス
7 関連施設
8 脚注
9 関連項目
10 外部リンク
概要
現在医療センターが所在する東京・広尾の敷地にはかつて、堀田備中守の屋敷があった[2]。
日本赤十字社医療センター(日赤医療センター)の前身である日本赤十字病院が現在地に移転開院したのは1891年(明治24年)のことで、病院前には全長数百メートルに及ぶ煉瓦(赤れんが)塀が設置された[3]。また、バス停留所の前には推定樹齢500年、周囲が4.7メートル以上で区内最大となる大銀杏があり、渋谷区の天然記念物に指定された[3]。
1949年(昭和24年)以降、皇后が名誉総裁に就任されていることでも知られる[3]。
沿革
1886年(明治19年)11月 - 博愛社病院、麹町区飯田町(現在の千代田区九段付近)に開院
1887年(明治20年)05月 - 日本赤十字社病院と改称
1890年(明治23年)04月 - 救護看護婦養成所を開設
1891年(明治24年)05月 - 病院と看護婦養成所、飯田町から現在地に新築移転[4]
1922年(大正11年)05月 - 日本赤十字社産院を開設、付属産婆養成所併設
1941年(昭和16年)01月 - 日本赤十字社中央病院と改称
1948年(昭和23年)04月 - 産婆養成所を日本赤十字社助産婦学校と改称
1948年(昭和23年)07月 - 付属乳児院を併設
1972年(昭和47年)11月 - 日本赤十字社産院と日本赤十字社中央病院とを統合、日本赤十字社医療センターとなる
2010年(平成22年)01月 - 新病棟に移転
指定施設
- 保険医療機関
- がん診療連携拠点病院
労災保険指定医療機関(労働者災害補償保険法施行規則第11条第1項)
生活保護法指定医療機関(生活保護法第49条)
自立支援医療指定医療機関(更生医療・育成医療)(障害者自立支援法第59条第1項)- 結核予防法指定医療機関(結核予防法第36条第1項)
- 養育医療指定医療機関(母子保健法第20条第4項)
- 原爆被爆者医療指定医療機関(原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律第12条)
- 原爆被爆者一般疾病医療取扱医療機関(原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律第19条)
- 児童福祉法による助産施設(児童福祉法第36条)
診療科等
- 院長 幕内雅敏
- 診療部門
- 診療科
- 糖尿病内分泌科
- 血液内科
アレルギー・リウマチ科- 腎臓内科
- 呼吸器内科
- 消化器内科
- 循環器内科
- 神経内科
- 緩和ケア科
- 小児科
- 産科
- 婦人科
消化器・一般外科
呼吸器・乳腺外科- 心臓血管外科
- 肝胆膵外科
- 小児外科
- 整形外科
- 脳神経外科
- 精神科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 皮膚科
- 泌尿器科
- 放射線科
- リハビリテーション科
- 麻酔科
- 集中治療科
- 救急科
- 中央診療部門
- 救命救急センター
人工透析室
輸血室
内視鏡室、- 未熟児室(NICU)
- MFICU
- ICU
- CCU
- 健康管理センター(成人保健、小児保健、母子保健)
- 国際医療救援部
- 診療科
- 看護部門
- 看護部
- 診療技術部門
- 薬剤部
- 検査部
- 病理部
- 栄養課
- MEセンター
- 医療社会事業部門
- 医療連携室
- 総合医療相談室
対応可能な難病・特殊疾患
- ベーチェット病
モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症)- 多発性硬化症
- 多発血管炎性肉芽腫症
- 重症筋無力症
- 特発性拡張型心筋症
- 全身性エリテマトーデス
- 多系統萎縮症
- スモン
表皮水疱症(接合部型及び栄養障害型)- 再生不良性貧血
- 膿疱性乾癬
- サルコイドーシス
- 広範脊柱管狭窄症
- 筋萎縮性側索硬化症
- 原発性胆汁性胆管炎
- 強皮症
- 重症急性膵炎
皮膚筋炎・多発性筋炎
- 特発性大腿骨頭壊死症
- 特発性血小板減少性紫斑病
- 混合性結合組織病
- 結節性動脈周囲炎
- 潰瘍性大腸炎
- 特発性間質性肺炎
- 高安動脈炎
- 網膜色素変性症
- ビュルガー病
- 天疱瘡
- 原発性肺高血圧症
- 脊髄小脳変性症
- 神経線維腫症
- クローン病
- 劇症肝炎
- バッド・キアリ症候群
- 悪性関節リウマチ
特発性慢性肺血栓塞栓症(肺高血圧型)- パーキンソン病関連疾患
- アミロイドーシス
- 副腎白質ジストロフィー
- 後縦靱帯骨化症
ライソゾーム病(ファブリー病含む)- ハンチントン病
- 先天性血液凝固因子欠乏症等
- ミオトニー症候群
- 特発性好酸球増多症候群
- 進行性筋ジストロフィー
- 強直性脊椎炎
- びまん性汎細気管支炎
- 悪性高血圧
- ミトコンドリア脳筋症
- 慢性炎症性脱髄性多発神経炎
- 遺伝性(本態性)ニューロパチー
- 骨髄線維症
- 遺伝性QT延長症候群
- ネフローゼ症候群
- 先天性ミオパチー
- 母斑症
- シェーグレン症候群
- 人工透析を必要とする腎不全
- 多発性嚢胞腎
- 特発性門脈圧亢進症
- ウィルソン病
交通アクセス
都営バス学03系統「日赤医療センター前」下車0分(渋谷駅から約15分)
都営バス学06系統「日赤医療センター前」下車0分(恵比寿駅から約10分)
都営バス品97系統「日赤医療センター下」下車3分(品川駅から約15分、信濃町駅から約15分、新宿駅西口から約30分)
都営バス黒77系統「日赤医療センター下」下車3分(目黒駅から約10分、千駄ケ谷駅前から約15分)
東京メトロ日比谷線広尾駅 徒歩約15分
関連施設
- 日本赤十字社助産師学校
- 日本赤十字社医療センター附属乳児院
- 日本赤十字広尾訪問看護ステーション
- 日本赤十字社総合福祉センター
脚注
^ ほかの赤十字病院は、日本赤十字社の都道府県支部に所属している
^ 「堀田坂」 石川悌二 『江戸東京坂道辞典コンパクト版』(新人物往来社) 平成15年9月20日発行
- ^ abc渋谷区散歩・散策マップ 日赤医療センターから有栖川宮記念公園まで いい東京ee-tokyo.com 平成24年7月18日閲覧
^ 東京ふる里文庫11 東京にふる里をつくる会編 『渋谷区の歴史』 名著出版 昭和53年9月30日発行 p131
関連項目
- 広尾ガーデンフォレスト
外部リンク
- 日本赤十字社医療センター
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