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加森観光株式会社
KAMORI KANKO Co.,LTD.

種類	株式会社
本社所在地	日本 札幌市中央区北4条西 4丁目1 加森ビル3
設立	1981年9月1日
法人番号	2430001004087
事業内容	旅客運輸業務、観光施設・ホテルの経営、スポーツ施設の経営、飲食店・売店・娯楽施設の経営、不動産の開発・賃貸に関する業務
代表者	加森 久丈
資本金	1億円
関係する人物	加森勝雄（創業者） 加森公人(元代表取締役社長)
外部リンク	https://kamori.co.jp
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加森観光（かもりかんこう）は、札幌市中央区にある企業である。

概要

1981年（昭和56年）設立。前身は加森勝雄が登別温泉において第三セクターによる「登別温泉ケーブル」を建設し、ロープウェイの山頂に「のぼりべつクマ牧場」を造成したことに始まる^[1][2]。

その後、冬場の収入源を確保するために「加森観光」を設立し、「大和ルスツスキー場」として営業していた施設を買収した^[1][3]。
入園料を支払えば遊園地内の乗り物や遊具が無料になる「入園料方式」を遊園地業界で初めて取り入れるなど^[2]、スキー場と宿泊施設のみであったルスツを通年型のリゾートへと拡大していった^[1]。
1997年（平成9年）以降は経営破綻した施設を買収することにより事業拡大を図り、総合的なリゾート・観光施設事業を行う企業になっている^[4]。

ルスツリゾートにおけるヘルスツーリズムへの取組みが評価され、2009年（平成21年）に『第2回ヘルスツーリズム大賞』を受賞している^[5][6]。札幌国際大学と連携協定を結んでしているほか^[7]、千葉商科大学サービス創造学部の「公式サポーター企業」になっている^[8]。

沿革

• 
  1981年（昭和56年）：加森観光設立し、「ルスツ高原スキー場」オープン。


• 
  1983年（昭和58年）：ルスツ高原に遊園地オープン^[3]。


• 
  1987年（昭和62年）：ニセコの「山田温泉ホテル」運営開始^[9]。「登別温泉ゴルフクラブ」買収。


• 
  1988年（昭和63年）：オーストラリアクイーンズランド州の「ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ」買収^[10]。


• 
  1989年（平成元年）：アメリカ合衆国コロラド州の「スティームボートスキー場」買収^[11]。


• 
  1990年（平成02年）：アメリカ合衆国カリフォルニア州の「ヘブンリースキー場」買収^[12]。


• 
  1997年（平成09年）：スティームボートスキー場とヘブンリースキー場売却。「サホロリゾート」と業務提携^[3]。「アルファリゾート・トマム」運営開始^[13]。ホテルアルファ・サッポロ運営開始。


• 
  1998年（平成10年）：「アートホテルズ札幌」開業。アルファリゾート・トマム全体の4割を占めるアルファ・コーポレーション所有の施設を占冠村から無償借用。


• 
  1999年（平成11年）：サホロリゾートの運営を全面的に受託^[3]。


• 
  2000年（平成12年）：「ロイヤルシップ札幌ゴルフ倶楽部」買収^[14]。


• 
  2001年（平成13年）：「登別マリンパークニクス」運営開始^[15][16]。サホロリゾート買収^[17]。


• 
  2002年：「杉乃井ホテル」運営開始^[18]。「横津岳国際スキー場」と「函館カントリークラブ横津コース」（後の「函館よこつゴルフコース」）譲受^[19]。「テイネハイランド」譲受。「夏油高原スキー場」運営開始。


• 
  2003年（平成15年）：「姫路セントラルパーク」取得^[20]。中山峠観光施設の運営開始^[21][22]。「岩手ホテルアンドリゾート」取得^[23][24]。ホテルアルファ・サッポロ運営終了^[25]。「テイネオリンピア」譲受。「支笏湖観光運輸」取得^[26]。


• 
  2004年（平成16年）：加森公人が「観光カリスマ」に選定^[27]。「天然豊浦温泉しおさい」運営受託^[28]。「裏磐梯猫魔ホテル」運営受託。


• 
  2005年（平成17年）：「ニセコグランドホテル」運営開始^[29]。トマムリゾートの運営受託契約解消^[13]。「スペースワールド」運営開始^[30]。「おんたけスキー場」（現在の「おんたけ2240」）指定管理者となる。函館横津岳スキー場休業^[31]。


• 
  2006年（平成18年）：「サホロリゾート ベア・マウンテン」オープン^[32]。「カルルス温泉サンライバスキー場」運営受託^[33]。「オリカゴルフ&ホテルリゾート」（現在の「富良野リゾートオリカ」）運営開始^[34][35]。


• 
  2007年（平成19年）：「石炭の歴史村」などを含む夕張市観光施設の指定管理者となり、夕張リゾートを設立して運営開始^[36][37]。「伊豆バイオパーク」（現在の「伊豆アニマルキングダム」）などのレジャー施設を譲受^[38][39]。女子アイスホッケーチームのスポンサーになり、チーム名が「加森観光ベアーズ」となる^[40]。「箕輪スキー場」と「ホテルプルミエール箕輪」取得。


• 
  2008年（平成20年）：ルスツリゾートに『第34回主要国首脳会議』（北海道洞爺湖サミット）の国際メディアセンター（IMC）設置^[41][42]。杉乃井リゾート全株式譲渡^[43]。「旧北海道炭礦汽船鹿ノ谷倶楽部」（夕張鹿鳴館）などの管理返上^[44]。


• 
  2009年（平成21年）：登別温泉ゴルフクラブ閉場。函館よこつゴルフコース売却^[45]。天然豊浦温泉しおさい運営終了^[46]。


• 
  2010年（平成22年）：道の駅フォーレスト276大滝運営撤退。IPCわんにゃんふれあいパーク・IPC国際ペットカルチャー総合学院札幌校閉鎖。山田温泉ホテル売却^[47]。テイネオリンピア遊園地営業休止^[48]。


• 
  2011年（平成23年）：おんたけ2240運営撤退^[49]。


• 
  2012年（平成24年）：女子アイスホッケーチームのスポンサー降板^[50]。箕輪スキー場とホテルプルミエール箕輪の全株式売却^[51]。スキージャンプ選手の田仲翔大とスポンサー契約（2014年に現役引退）。


• 
  2013年（平成25年）：夏油高原スキー場運営撤退。


• 
  2014年（平成26年）：アートホテルズ札幌売却^[52]。


• 
  2015年（平成27年）：「夕張市石炭博物館」管理返上^[53]。


• 
  2016年（平成28年）：岩手ホテルアンドリゾート売却^[54][55]。『2017年アジア冬季競技大会』のオフィシャルスポンサーになる^[56]。


• 
  2017年（平成29年）：夕張リゾート運営撤退。


• 
  2018年（平成29年）：「スペースワールド」閉園^[57]。

グループ施設

• 
  北海道
  
  
  
  • 
    ルスツリゾート - 虻田郡留寿都村字泉川13
  
  
  • 
    サホロリゾート - 上川郡新得町狩勝高原
  
  
  • 
    サホロリゾート ベア・マウンテン - 上川郡新得町狩勝高原
  
  
  • 
    サッポロテイネ - 札幌市手稲区手稲本町593-3
  
  
  • 
    のぼりべつクマ牧場 - 登別市登別温泉町224
  
  
  • 
    登別マリンパークニクス - 登別市登別東町1丁目22
  
  
  • 
    カルルス温泉サンライバスキー場 - 登別市カルルス町27
  
  
  • 
    中山峠スキー場 - 虻田郡喜茂別町字川上345
  
  
  • 
    望羊中山 - 虻田郡喜茂別町字川上345
  
  
  • ニセコグランドホテル - 虻田郡ニセコ町字ニセコ4124
  
  
  • ロイヤルシップ札幌ゴルフ倶楽部 - 石狩市厚田区聚富278
  
  
  • 富良野リゾートオリカ - 空知郡中富良野町西2線北17号
  
  
  • 支笏湖観光船 - 千歳市支笏湖温泉
  
  
  • さっぽろ川甚本店 - 札幌市中央区南7条西3
  
  
  • 
    国際観光バス - 札幌市白石区平和通14丁目北2
  
  
  • 北海道女子学生会館 - 札幌市中央区北21条西15丁目
  
  
  
  


• 北海道の関連施設
  
  
  
  • 真駒内カントリークラブ - 札幌市南区常盤200
  
  
  • 滝のカントリークラブ - 札幌市南区滝野213
  
  
  • 羊ヶ丘カントリークラブ - 札幌市豊平区西岡549
  
  
  
  


• 
  東海地方
  
  
  
  • 
    伊豆アニマルキングダム - 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3344
  
  
  • 伊豆稲取スポーツヴィラ - 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3349-1
  
  
  • 稲取ゴルフクラブ - 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3337
  
  
  • 伊豆クルーズ - 静岡県下田市外ヶ岡19
  
  
  
  


• 
  西日本
  
  • 
    姫路セントラルパーク - 兵庫県姫路市豊富町神谷1436-1
  
  


• 
  海外
  
  • 
    ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ - オーストラリアクイーンズランド州
    
  
  


• 
  関連会社
  
  • すすきの地ビール（薄野地麦酒株式会社） - 札幌市中央区北4条西4丁目1
  
  

その他

• 本社のある加森ビルは市内で最も古い商業ビルの1つである。

脚注

外部リンク

• 加森観光株式会社