寧州 (甘粛省)




寧州(ねいしゅう)は中国にかつて存在した州。現在の中華人民共和国甘粛省慶陽市寧県。




目次






  • 1 南北朝時代


  • 2 隋代


  • 3 唐代


  • 4 宋代


  • 5 元代


  • 6 明代


  • 7 清代


  • 8 中華民国時代


  • 9 注釈


  • 10 関連項目





南北朝時代


北魏により設置された華州を前身とする。487年(太和11年)に班州、489年(太和13年)に豳州と改称された。554年(廃帝3年)、西魏により寧州と改称された[1]



隋代


隋朝が成立すると当初は寧州が設置され2郡4県を管轄した。605年(大業元年)に豳州に統合され[2]たが、翌年には寧州と改称されている。607年(大業3年)、郡制施行に伴い寧州は北地郡と改称、下部に6県を管轄した。隋朝の行政区分に関しては下図を参照。
































隋朝の行政区画変遷
区分 開皇元年 区分 大業3年
寧州 豳州
北地郡
趙興郡 西北地郡 新平郡
定安県 羅川県
彭原県 襄楽県
新平県 三水県

定安県
陽周県

彭陽県
襄楽県

白土県
三水県
永寿県


唐代


618年(武徳元年)、北地郡は寧州と改称された。742年(天宝元年)に彭原郡、758年(乾元元年)に再び寧州と改称された。



宋代


1078年(元豊元年)、寧州は慶陽府の管轄とされた。



元代



明代



清代



中華民国時代


1913年(民国2年)、州制廃止に伴い寧県に改編される。それ以降の行政区画の内容については寧県を参照。



注釈




  1. ^ 『元和志』廃帝三年改豳州為寧州、以撫戎狄為名


  2. ^ 『隋書』地理志 後魏置豳州、西魏改為寧州、大業初復曰豳州



関連項目


















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