人間魚雷





人間魚雷(にんげんぎょらい)は、接近して艦船を攻撃する魚雷を模した特殊潜航艇の一つ。


各兵器の詳細は該当ページを参照





第二次世界大戦で使用されたイタリア海軍の開放式操縦席を持つもの


形状は操作席が艇内部にある超小型潜航艇タイプと、開放型の操縦席を持つ水中スクータータイプとがある。世界初の人間魚雷は、イタリア海軍が第一次世界大戦で使用したものである(後のマイアーレ)。搭乗員は1、2名であり、母艦ないしは港湾施設から発進する。魚雷同様艦船でいうところの船首部に爆薬が搭載されており、多くは切り離して人力で設置して攻撃するように設計されているが、回天のように切り離さず体当たりの自爆攻撃をする設計もある。




  • マイアーレ(S.L.C) - イタリア海軍が第一次世界大戦で使用した人間魚雷を改良したもの[1]


  • チャリオット (特殊潜航艇) - 第二次世界大戦でマイアーレを模してイギリス海軍が開発したもの[1]


  • ネガー (特殊潜航艇) - 第二次世界大戦でドイツ海軍が開発したもの。


  • 回天 - 太平洋戦争で九三式酸素魚雷を改造して大日本帝国海軍が開発した特攻兵器の一つ。





靖国神社に展示されている回天一型



脚注




  1. ^ ab坂本明、おちあい熊一『決定版世界の秘密兵器FILE』学研196頁




関連項目



  • アレクサンドリア港攻撃

  • 特殊潜航艇








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