ultra soul
「ultra soul」 | ||||||||||||||||
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B'z の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『GREEN』 | ||||||||||||||||
B面 | スイマーよ2001!! ROCK man | |||||||||||||||
リリース | 2001年3月14日 | |||||||||||||||
規格 | マキシシングル | |||||||||||||||
録音 | 2000年11月−12月 | |||||||||||||||
ジャンル | J-POP ロック | |||||||||||||||
時間 | 10分55秒 | |||||||||||||||
レーベル | Rooms RECORDS | |||||||||||||||
作詞・作曲 | 稲葉浩志(全作詞) 松本孝弘(全作曲) | |||||||||||||||
プロデュース | 松本孝弘 | |||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||||||||||
B'z シングル 年表 | ||||||||||||||||
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『ultra soul』(ウルトラ・ソウル)は、日本の音楽ユニット・B'zの31作目のシングル。
目次
1 概要
2 収録曲
3 「ultra soul」のバージョン違い
4 「ultra soul」の作詞メモ
5 タイアップ
6 参加ミュージシャン
7 収録アルバム
8 ライブ映像作品
9 関連項目
10 脚注
10.1 注釈
10.2 出典
概要
3曲とも打ち込みを多用したポップス路線の楽曲となっている。収録曲それぞれの曲間がほとんど存在せず、全曲が1つの作品としてまとめられている。
このシングルから3rd beatが収録されるようになった。
B'zが21世紀に発売したシングルの中では初動・累計共に最高の売上を記録しており、17thシングル「love me, I love you」以来、約6年ぶりにオリコンチャート2週連続1位を獲得した。
今作発売と同日に、『LIVE RIPPER』『"BUZZ!!" THE MOVIE』『The true meaning of "Brotherhood"?』『once upon a time in 横浜 〜B'z LIVE GYM'99 "Brotherhood"〜』が、未収録となっていたパートをボーナストラックとして追加し、DVD化されて発売された。
収録曲
ultra soul (3:39)
2001年世界水泳選手権大会公式テーマソング。2011年にはアレンジバージョンの「ultra soul 2011」が使用された。2013年には再び本曲が世界水泳中継のテーマソングとして使われた。- サビの最後の「ウルトラソウル(ハイ!)」というフレーズは、当初の松本の作曲の段階では存在していなかった(稲葉によると、「(サビのラストは)もっと流れて行くような感じだった」とのこと)[1]。その後アレンジを進めていくうちに、作詞を担当している稲葉から「タイトルは『ultra soul』でどう?」という話を聞いた松本は、「そのフレーズはイケる!」と感じ、「その部分はみんなで言わなきゃダメでしょ」という思いでサビのラストを現在のフレーズに変更した[1]。
- レコーディングの際に、アコースティック・ギターの音は当初とずれていたが「逆にこれが良い」という判断になりそのまま採用されている。
ミュージック・ビデオは、バンドが羽田東急ホテル(現在は閉館・解体済)のプールの水上で演奏しているというもの。撮影時期は2月で、1カットずつ撮り終わったらすぐに近くにある巨大ストーブの前に飛んで行ったという。稲葉は、最初はロングコート、途中から半袖のシャツになる[2]。
プロ野球・元・読売ジャイアンツの内野手の片岡治大が登場曲として使用していた(2010年 - 2016年)。また、中日ドラゴンズの投手の大野雄大も登場曲として使用していた(2013年 - 2014年)。
2017年9月18日に放送された「MUSIC STATION ウルトラFES 2017」の企画、"元気が出る超(ウルトラ)ソングBEST100"のランキングでは1位にランクインした[3]。
LIVE-GYMでは、ほぼ欠かさず演奏されている定番曲である[注 1]。リリース以降、B'zとしてのライブがなかった2004年・2014年・2016年を除けば、毎年演奏していることになる。リリース当時のライブでは原曲通りのアウトロが演奏されていたが、2002年以降からアレンジが変更されており、ラストの「ウルトラソウル!ハイ!」を3回、又は4回繰り返し、その際に観客を含めて一緒にジャンプすることが定番となっている。
スイマーよ2001!! (3:27)
- 世界水泳2001に合わせて製作された、「スイマーよ!!」のリメイクバージョン。アレンジが変更されている他、新たに歌詞が追加、変更されている。
ROCK man (3:49)
- 「ultra soul」と同時期に製作された。曲名の「ROCK man」とは、岩(英語でROCK)のように頑固な(石頭の)男という意味で用いられており、ゲームキャラクターの『ロックマン』とは一切関係がない。
- ベストアルバム『B'z The Best "ULTRA Treasure"』ではファン投票23位となり、アルバムに初収録された。この他、『感動ファクトリー・すぽると!』のテーマ曲集にも収録されている。
「ultra soul」のバージョン違い
バージョン違いとして、以下のものがある。
ultra soul 〜Splash Style〜
- 次作32ndシングル「GOLD」の2nd beat。リミックスバージョンで、初めはアコギをメインとして、曲が進むにつれてエレキギターも加わりオリジナルとほぼ同じ曲調になるがアコースティックギターの音量が大きめにミックスされている。また間奏も大幅にアレンジされ、サンプリングや原曲にはないリフなどが盛り込まれている。
ultra soul (Alternative Guitar Solo ver.)
- 12thアルバム『GREEN』収録。ギターソロなどが異なるバージョン。アウトロのギターも変更されている。またギターリフが追加され、打ち込みだったベースが生音に差し替えられている。このギターソロのバージョンは「ミュージックステーションスペシャル SUPER LIVE 2001」(2001年12月28日)で披露されていた。(ただし、ドラムが生になっているほか、アレンジされている。)
Ultra Soul
iTunes Music Storeで国外限定配信のミニ・アルバム『B'z』収録。2005年に改めて再録したバージョンで、原曲とは異なり生音重視のアレンジになり、ギターソロも変更されている。ちなみに、ベスト・アルバム『B'z The Best "Pleasure II"』発売時(2005年)に、iTunes Music Storeにて一時ダウンロード可能な状態になっていたことがある。
ultra soul 2011
- 18thアルバム『C'mon』に収録。近年のLIVE-GYMで演奏されるアレンジに近い。世界水泳上海2011の番組テーマソングに起用された[4]。
Ultra Soul (E)
- (実際のタイトルは2007年の「Ultra Soul」と同じであるが、ここでは区別するためB'zのファンクラブの会報誌「Be with」91号にて紹介された「Ultra Soul (E)」と記載する。)
- 2012年リリースの配信限定アルバム『B'z』に収録。タイトルの「(E)」はEnglishの頭文字で、英語詞になっている。アレンジは「ultra soul 2011」に近いが、音源では2番サビ後のベースソロがカットされ、いきなりギターソロから始まる。
- 2011年8月31日のリンキン・パークが主催した震災復興支援ライブ「Music for Relief LIVE」での演奏が初披露である[5]。
「ultra soul」の作詞メモ
2005年に『うたばん』に出演した際、稲葉自筆の作詞メモを公開。お宝鑑定をしたところ、250万円という値が付き、稲葉本人も驚いていた。 鑑定師の前野重雄曰く、作詞時の稲葉の迷いが見えたところが良かったらしい。特に曲名に迷った形跡が見られ、「ultra soul」以外に「super soul」「iron soul」等とメモされていた。なお、資源節約とのことで、歌詞は「New Message」の歌詞が印刷された紙の裏側に書かれている。余談ではあるが、次に松本の所有していたギター(レスポール チェリーサンバースト 1959年製)に作詞メモの8倍の2000万円もの値段が付いてしまう。SMAPの中居正広に「稲葉さん、負けちゃいましたね」とイジられ、稲葉は苦笑いしていた。
タイアップ
- 「2001年世界水泳選手権」大会公式テーマソング。(#1,2)
フジテレビ系『感動ファクトリー・すぽると!』エンディングテーマ。(#3)- 「2013年世界水泳選手権」大会公式テーマソング。(#1)
- ギター演奏ゲームRocksmith 2014にレパートリーとして収録。
- 「2014年パンパシフィック水泳選手権」大会公式テーマソング。(#1)
- 「2015年世界水泳選手権」大会公式テーマソング。(#1)
- 「2017年世界水泳選手権」大会公式テーマソング。(#1)
- 「2018年パンパシフィック水泳選手権」大会公式テーマソング。(#1)
参加ミュージシャン
松本孝弘:ギター、全曲作曲・編曲
稲葉浩志:ボーカル、全曲作詞・編曲
徳永暁人:ベース(#2.3)、全曲編曲
収録アルバム
ultra soul
GREEN (Alternative Guitar Solo ver.)- B'z The Best "Pleasure II"
B'z (2007年のアルバム)(新録ver)- B'z The Best "ULTRA Pleasure"
C'mon (2011年ver(ultra soul 2011))
B'z (2012年のアルバム)(英語詞ver(Ultra Soul))- B'z The Best XXV 1999-2012
ROCK man
- すぽると!MEMORIAL~Sweat and Tears~
- B'z The Best "ULTRA Treasure"
ライブ映像作品
ultra soul
- a BEAUTIFUL REEL. B'z LIVE-GYM 2002 GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜
- Typhoon No.15 〜B'z LIVE-GYM The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!" in 渚園〜
B'z The Best "Pleasure II" (特典映像ダウンロード)- B'z LIVE-GYM 2006 "MONSTER'S GARAGE"
B'z The Best "ULTRA Treasure"(特典DVD)- B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure 〜Typhoon No.20〜
- B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-
- B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" at TOKYO DOME
- B'z LIVE in なんば 2006 & B'z SHOWCASE 2007 -19- at Zepp Tokyo
- B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-
- B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-
- B'z LIVE-GYM 2001 -ELEVEN-
- B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER -XXV BEST-
EPIC DAY(特典DVD/英語詞バージョン(Ultra Soul))- B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-
B'z COMPLETE SINGLE BOX(特典DVD)
DINOSAUR(特典DVD・Blu-ray Disc)- B'z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”
スイマーよ2001!!
- B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure 〜Typhoon No.20〜
- B'z LIVE-GYM 2001 -ELEVEN-
関連項目
- 2001年の音楽
脚注
注釈
^ 演奏されなかったライブは2006年のプレミアムライブ、「B'z SHOWCASE 2007 -B'z In Your Town-」の一部会場、「B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"」、「B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-」(ホール公演)の一部会場のみ
出典
- ^ abテレビ朝日系『ミュージックステーション』2013年6月14日オンエアの出演時より
^ 『B'z The Best XXV 1999-2012』初回限定盤に付属しているMUSIC VIDEOのライナーノーツにて。
^ “「元気が出る超ソング」1位は「ultra soul」ベスト10は…”. スポーツ報知. (2017年9月18日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170918-OHT1T50217.html 2017年9月19日閲覧。
^ テレビ朝日「世界水泳上海テーマソングに B'z「ultra soul 2011」が決定!!」
^ 「B’zがLAで叶えた「ねがい」 - tv asahi america」2011年9月5日
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