インド共産党毛沢東主義派
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インド共産党毛沢東主義派 Communist Party of India (Maoist) | |
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党旗 | |
成立年月日 | 2004年9月21日 |
政治的思想・立場 | 共産主義 反修正主義 レーニン主義 毛沢東思想 |
公式サイト | People's March |
毛沢東主義 |
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基本概念 マルクス・レーニン主義 反修正主義 3つの世界論 社会帝国主義 群集路線 人民戦争理論 · 文化大革命 新民主主義論 · 農業社会主義 |
毛沢東主義者 毛沢東 陳伯達 · アビマエル・グスマン イブラヒム・ケイパカヤ · 林彪 チャルー・マジュンダール · ピエール・ムレレ ヒューイ・P・ニュートン · プラチャンダ 江青 · ホセ・マリア・シソン 姚文元 · 張春橋 |
国際組織 マルクス・レーニン主義政党・機構国際会議 革命的国際主義運動 |
各国の政党 アフガニスタン · バングラデシュ ブータン · カナダ コロンビア · エクアドル · インド イラン · イタリア · ネパール ペルー · フィリピン ポルトガル · スリランカ · トルコ アメリカ合衆国 · 日本 |
論文・著作 実践論 矛盾論 毛主席語録 遊撃戦論 持久戦論 |
関連項目 中国共産党 文化大革命 ナクサリズム |
インド共産党毛沢東主義派(インドきょうさんとうもうたくとうしゅぎは、Communist Party of India (Maoist))とは、インドの極左武装組織である。インド毛派とも呼ばれている。
経済成長から取り残され、貧困や格差に不満を持つ農村住民や低カースト層の間で勢力を拡大している[1]。ネパール共産党毛沢東主義派とは協力関係にある。
目次
1 沿革
2 イデオロギー
3 テロ活動
3.1 西ベンガル州鉄道脱線事故
3.2 マルチ・スズキ暴動事件への関与疑惑
3.3 チャッティースガル州でのテロ
4 関連項目
5 出典
6 外部リンク
沿革
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1967年、小作争議に絡んで、西ベンガル州で結成。2004年、インド毛沢東主義派共産主義者センターと共産党マルクス・レーニン主義派・人民闘争グループとが合流し、現在の組織となる。
2011年11月24日には当時の最高指導者であったコテシュワル・ラオが、治安部隊の銃撃によって死亡した可能性が極めて高いと報じられた[2]。
イデオロギー
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武装農民闘争を通じた社会主義革命を主張する。歴代政権が貧困やカースト制度の問題を放置した不満から、貧しい農村地帯では支持が厚い。市民軍や民兵によるコミュニティーの創造を訴え、武装化を目指している。
テロ活動
西ベンガル州鉄道脱線事故
2010年5月28日、西ベンガル州で走行中のコルカタ発・ムンバイ行きの特急列車13両が脱線し、そのうち4両が走行中の貨物列車に衝突し、148人が死亡。同党によりレールの部品が取り外されたものとされている[3][4][5]。
マルチ・スズキ暴動事件への関与疑惑
2012年7月18日、インド北部のハリヤーナー州カサン村にあるスズキのインド法人マルチ・スズキのマネサール工場で暴動が発生。同社の幹部1人が死亡、日本人12人を含む約100人が負傷した。7月23日付の有力紙「ヒンズー」などは、インド内務省が同社労働組合幹部と同党との関係を調べるよう指示したと報じた[6]。警察は労働組合幹部100人を拘束して取り調べたが、村の長老の一人は「村に左派はいない」と同党の介入を否定。周辺地区との工場の誘致合戦が原因ではないかとした[7]。日本の新左翼過激派・革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)の機関紙『前進』は7月19日付け速報で、暴動の内容を「ストライキ」として詳細に報道。同社の高圧的対応が労働組合の争議を過激化させたとした[8]。
チャッティースガル州でのテロ
2013年5月25日、インド中部のチャッティースガル州を移動中の国会議員団がおよそ300人の毛沢東派武装集団に襲撃され、関係者27名が死亡した。
2014年3月11日、チャッティースガル州スクマ地区の治安部隊が毛沢東派の集団に襲撃され、州警察によると警察官20人が死亡した[9]。
関連項目
- インド共産党マルクス主義派
- ナクサライト
- ナクサライトとインド毛派の一覧
- 共産党の一覧
- インドの政党
- ナクサライトの年表
- インドの政治
- 日本共産党左派
出典
^ 毛派が襲撃、16人死亡 インド 日経新聞 2014年3月12日
^ “インド毛沢東主義派の最高指導者、治安部隊との交戦で死亡か”. ロイター. (2011年11月25日). http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-24340420111125 2012年7月25日閲覧。
^ インドで特急列車が衝突、65人死亡 背後に毛派か AFPBB、2010年5月28日
^ < 鉄道を標的としたテロの脅威に対する注意喚起 > 在ムンバイ日本国総領事館、2010年7月6日
^ インドで列車脱線事故、死傷者245人超す 毛派の攻撃 THE EPOCH TIMES、2010年5月29日
^ “インド・スズキ工場暴動、労組に「毛派」浸透か”. 読売新聞. (2012年7月23日). http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120723-OYT1T01264.htm 2012年7月25日閲覧。
^ “インド:スズキ子会社暴動1週間 さまざまな臆測飛び交う”. 毎日新聞. (2012年7月25日). http://mainichi.jp/select/news/20120725k0000m030057000c.html 2012年7月25日閲覧。
^ インドのスズキ子会社工場で暴動、1人死亡、90人以上が負傷 前進 2012年7月19日
^ 毛派が治安部隊襲撃、警官20人死亡の情報 インド cnn.co.jp 2014年3月12日
外部リンク
- International Campaign Against War on the People in India
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