泉大津駅
泉大津駅* | |
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駅舎(2015年12月20日) | |
いずみおおつ IZUMIŌTSU | |
◄NK19松ノ浜 (0.9km) (1.9km) 忠岡 NK21► | |
所在地 | 大阪府泉大津市旭町19-1 北緯34度30分11.49秒 東経135度24分24.76秒 |
駅番号 | NK 20 |
所属事業者 | 南海電気鉄道 |
所属路線 | ■南海本線 |
キロ程 | 20.4km(難波起点) |
電報略号 | オツ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- | 27,649人/日 -2016年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)10月1日 |
備考 | *1942年に大津駅から改称 |
泉大津駅(いずみおおつえき)は、大阪府泉大津市旭町にある、南海電気鉄道南海本線の駅。駅番号はNK20。
急行以下の種別が停車する。
目次
1 歴史
1.1 鉄道唱歌
2 駅構造
2.1 のりば
3 利用状況
4 駅周辺
4.1 公共機関
4.2 社寺
4.3 学校
4.4 商業施設
4.5 病院
4.6 路線バス
4.7 通学バス
5 隣の駅
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
歴史
1897年(明治30年)10月1日 - 南海鉄道が堺駅 - 佐野駅(当時)間で開業した際に、大津駅として設置。
1941年(昭和16年)8月5日 - 新駅舎使用開始[1]。
1942年(昭和18年)7月1日 - 同年4月1日の大津町の市制施行(泉大津市へ改称)により、泉大津駅に改称。
1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
1968年(昭和43年)10月1日 - 特急の停車駅から除外される[2]。
1974年(昭和49年)6月1日 - 橋上駅舎完成[3]。
1994年(平成6年)9月30日 泉大津駅地域再開発事業の進展により東口が完成。南海電鉄バス(当時)のバスターミナルも一部を除き東口に移行する。
2003年(平成15年)2月22日 - 高架化工事に伴い下り線のみ仮駅に移行。
2004年(平成16年)7月17日 - 高架化工事に伴い上り線を仮線に移行[4]。
2008年(平成20年)6月7日 - 上り線高架駅に移行[5]。
2012年(平成24年)8月4日 - 下り線高架駅に移行[5]。
鉄道唱歌
鉄道唱歌第5集(関西・参宮・南海篇)(1900年〈明治33年〉作詞)58番の歌詞にて、当駅が登場する。
- 貝塚いでしかひありて はや岸和田の城の跡 こゝは大津かいざゝらば おりて信太の楠も見ん
駅構造
配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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凡例
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待避設備を備えた島式2面4線の高架駅である。ホーム自体は10両編成分あるが、現在の停車列車は8両編成以下である。[要出典]
当駅は、駅長が配置され、諏訪ノ森駅~忠岡駅と高師浜線の各駅を管轄している。
2008年6月7日に上り線の高架が使用開始され、エスカレーター、エレベーター、フルカラーLED式発車標(従来地上駅時代に設置にされていた反転フラップ式(ソラリー式)の機能に加え、発車時刻・両数も表示される)が設置されている。下り線については2012年8月4日に高架化された。太陽光発電システムが2011年1月25日から稼動を開始し、また雨水利用システムや節水型トイレを設置するなど、環境に配慮した駅である[6]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2 | 南海線 | 下り | 和歌山市方面 ( 空港線)関西空港方面 |
3・4 | 南海線 | 上り | なんば方面 |
内側2・3番線が本線、外側1・4番線が待避線となっている。なんば側に下りから上りへの渡り線がある。ただし2013年現在、泉大津折り返し列車は設定されていない。
日中は空港急行と普通との緩急接続がほぼ終日行われており、当駅発車後の普通車は空港急行と比較して、上りは堺駅まで先着(高石で特急の通過待ち)、下りは泉佐野駅まで先着(岸和田で特急に接続)している。(2014年10月18日改正)
高架下には南海の商業施設N.KLASS(エヌクラス)泉大津(2017年3月16日開業)がある。
利用状況
日中は1時間あたり8本が停車する。2016年度の1日平均乗降人員は27,649人で、南海の駅(100駅)では11位、南海本線(今宮戎駅・萩ノ茶屋駅を除く41駅)では5位である。
高石市以南の泉州地域の鉄道駅としては、1日あたりの乗降客数が隣接する和泉市にある阪和線和泉府中駅[7]、泉北高速鉄道和泉中央駅に次いで多い。また、南海の駅全体から見ても、当駅以南のすべての特急停車駅を上回っている。
各年度の1日平均乗降人員数は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 | 順位 | 出典 |
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2000年(平成12年) | 26,090 | - | [8] |
2001年(平成13年) | 25,949 | - | [9] |
2002年(平成14年) | 25,198 | - | [10] |
2003年(平成15年) | 24,869 | - | [11] |
2004年(平成16年) | 24,571 | - | [12] |
2005年(平成17年) | 24,866 | - | [13] |
2006年(平成18年) | 25,055 | - | [14] |
2007年(平成19年) | 25,254 | 10位 | [15] |
2008年(平成20年) | 25,280 | - | [16] |
2009年(平成21年) | 25,269 | - | [17] |
2010年(平成22年) | 25,098 | - | [18] |
2011年(平成23年) | 24,923 | 10位 | [19] |
2012年(平成24年) | 25,605 | 10位 | [20] |
2013年(平成25年) | 26,150 | 10位 | [21] |
2014年(平成26年) | 26,204 | 10位 | [22] |
2015年(平成27年) | 27,272 | 10位 | [23] |
2016年(平成28年) | 27,649 | 11位 | [24] |
駅周辺
公共機関
泉大津市役所(東雲町)- 泉大津市立図書館(下条町)
- 泉大津市立総合体育館(宮町)
- 泉大津市民会館(小松町)
- 泉大津公共職業安定署(ハローワーク泉大津)(旭町)
- 泉大津労働基準監督署(池浦町)
大阪府泉大津警察署(田中町)- 泉大津保健センター(宮町)
- 泉大津市消防本部・泉大津市消防署(小松町)
泉大津郵便局(小松町)
社寺
大津神社 - 泉大津だんじり祭り
学校
- 大阪府立泉大津高等学校
商業施設
アルザ泉大津
ダイエー 泉大津店- いずみおおつCITY
- アルザタウン
- アルザタワーズ
ホテルレイクアルスターアルザ泉大津(旧リーガホテルアルザ泉大津)
- テクスピア大阪 - 特産品直売所
スーパーサンディ 泉大津店
スーパーはやし 泉大津店
ジャパン 泉大津店
オークワ 泉大津店
ナフコ 泉大津店
ヤマダ電機 泉大津店- 商業施設N.KLASS
病院
- 泉大津市立病院
- 吉川病院
路線バス
- 南海バス
- 1番のりば
- 20 阪本・和泉中央駅・変電所前経由 光明池駅行
- 21 阪本・和泉中央駅・光明池車庫経由 光明池駅行
- 21-2 阪本・光明池車庫経由 光明池駅行
- 31 阪本・和泉中央駅・和泉青葉台経由 槙尾山口行
- 33 阪本・和泉中央駅・和泉青葉台・槙尾山口経由 父鬼行
- 35 阪本経由 和泉中央駅行
- 2番のりば
- 41 寺田・和泉中央駅経由 春木川行
- 42 寺田・和泉中央駅経由 若樫行
- 44 寺田経由 和泉中央駅行
泉大津駅を発つ全便が和泉府中駅前を経由する。
21-2(平日夕方3便)を除く各便が和泉中央駅を経由する。
- 岸和田観光バス
- 泉大津港-JR和泉府中線 泉大津港行 (16:30の一本のみの運行)
阪九フェリーに接続している。
通学バス
桃山学院大学への直通通学バスが発着している。
隣の駅
- 南海電気鉄道
南海本線
■特急サザン
- 通過
■急行(下記以外の列車)
羽衣駅 (NK16) - 泉大津駅 (NK20) - 岸和田駅 (NK24)
■-急行-(泉佐野行きの列車)・■空港急行・■区間急行
- 羽衣駅 (NK16) - 泉大津駅 (NK20) - 春木駅 (NK22)
■準急(なんば行きのみ運転)・■普通
松ノ浜駅 (NK19) - 泉大津駅 (NK20) - 忠岡駅 (NK21)
- 括弧内は駅番号を示す。
脚注
^ 『南海七十年のあゆみ』(1957年)年表
^ 「南海本線・高野線 優等列車運転の変遷」、『鉄道ピクトリアル』1995年12月臨時増刊号、電気車研究会、1995年、 153頁。
^ 南海電気鉄道 『南海電気鉄道百年史』、1985年、711頁。
^ 「鉄道記録帳」、『RAIL FAN』第51巻第10号、鉄道友の会、2004年10月号、 27頁。
- ^ ab南海電気鉄道 『南海電鉄最近の10年 2005-2015』、2015年、66頁。
^ 泉大津駅が「環境に配慮した駅」として生まれ変わります (PDF) - 南海電鉄、2011年1月24日。
^ JR西日本の統計では1日あたりの平均乗客数となるため、乗客数×2として計算。
^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 泉大津駅(南海電気鉄道)
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