スティーヴン・カーティス・ジョンソン
スティーヴン・カーティス・ジョンソン(Stephen Curtis Johnson)は、アメリカ合衆国の計算機科学者である。彼は20年近くをベル研究所とAT&T Corporationで過ごし、Yacc、lint、spell、Portable C Compilerを記述した。
ジョンソンは数学の博士号を取得していたが、経歴の大部分は計算機科学であった。彼は音楽、心理統計学、超大規模集積回路設計など、さまざまな題材に取り組んできた。彼の最もよく知られている研究は、UNIXのツール開発とAT&T UNIXポート開発が挙げられる。また1980年代半ば、UNIX System Vの言語開発部門で数年間を過ごした。1986年、彼はシリコンバレーに移り、トランスメタなど十数社のスタートアップ企業に参加した。2002年、彼はThe MathWorksに加わり、MATLABのプログラミング言語に寄与した。
ジョンソンはUSENIX理事を10年間務め、続いて同社長、そして計算機研究協会USENIX代表を務めた。
外部リンク
- Johnson's personal web site
- Computerworld Interview with Steve Johnson