LALR法

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LALR法(英: LALR parser)は、構文解析手法の一種であり、Lookahead(先読み)LR法の略である。単純LR法(SLR法)の構文解析器よりも多くの文脈自由文法を扱うことができる。構文解析表の大きさがあまり大きくなく、多くの文法を扱えることから、最も一般的な構文解析器となっている。yacc や GNU bison といったパーサジェネレータの多くもこの種の構文解析器を生成する。
SLR法と同様、LALR法では LR(0) の構文解析表を必要とする。SLR 法では Follow-set を使って reduce アクションを構築するのに対して、LALR法では Lookahead-set を使う。Lookahead-set は構文解析により特化している。Follow-set は関連する記号の集合だが、Lookahead-set はLR(0)アイテムと構文解析状態に特化した集合である。
ある LR(0) 文法での状態 S におけるアイテム I の Follow-set は、文法上 I の左辺の非終端記号の後に出現可能な全記号を含む。一方、状態 S におけるアイテム I の Lookahead-set は、状態 S で構文解析を開始したときの I の右辺に出現可能な記号のみを含む。follow(I) は左辺が同じ I である全 LR(0)アイテムの Lookahead-set の和集合と等価であり、状態やアイテムの右辺は考慮されていない。従って、Follow-set からは文脈情報が失われている。Lookahead-set は特定の構文解析向けであるため、さらに選別が可能で、Follow-set よりも詳細な識別が可能となる。
参考文献
- Alfred V. Aho, Ravi Sethi, and Jeffrey D. Ullman. Compilers: Principles, Techniques, and Tools. Addison--Wesley, 1986. (LALR(1)構文解析器の構築に関する従来からの技法の解説)
- Frank DeRemer and Thomas Pennello. Efficient Computation of LALR(1) Look-Ahead Sets. ACM Transactions on Programming Languages and Systems (TOPLAS) 4:4, pp. 615–649. 1982. (より効率的な LALR(1)構文解析器構築技法の説明)
- Richard Bornat Understanding and Writing Compilers, Macmillan, 1979. (構文解析と構文解析表などの基本原理を解説)
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