テッド・テンプルマン
テッド・テンプルマン | |
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生誕 | 1944年10月24日 |
出身地 | アメリカ合衆国カリフォルニア州 サンタクルーズ |
ジャンル | ロック |
職業 | 音楽プロデューサー、ミュージシャン |
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード |
共同作業者 | ハーパース・ビザール、ドゥービー・ブラザーズ、ヴァン・モリソン、ニコレット・ラーソン、ヴァン・ヘイレン他 |
テッド・テンプルマン(Ted Templeman、1944年10月24日-)は、アメリカ合衆国の音楽プロデューサー。ワーナー・ブラザース・レコードに所属し、ドゥービー・ブラザーズ、ヴァン・モリソン、ヴァン・ヘイレン等の作品を手がけた。
目次
1 来歴
2 主なプロデュース作品
3 脚注
4 外部リンク
来歴
カリフォルニア州サンタクルーズ出身。1960年代にドラマーとして音楽活動を開始し、タイキス等のバンドに参加。その後、タイキスはハーパース・ビザールと改名し、テッドはボーカルとギターにパート・チェンジして、1967年にデビュー。
ハーパース・ビザール解散後、テッドはワーナー・ブラザース・レコードのプロデューサーとなる。1971年には、ドゥービー・ブラザーズのデビュー作『The Doobie Brothers』やヴァン・モリソン『テュペロ・ハニー』を手がけ、特にドゥービー・ブラザーズとの関係は長く続くこととなる。1970年代前半には、キャプテン・ビーフハート&ザ・マジック・バンド、リトル・フィート、モントローズの作品にも携わった。
1976年には、カーリー・サイモン『見知らぬ二人』を手がける。同作には、ドゥービー・ブラザーズのメンバー達も演奏面で貢献した[1]。1977年にはヴァン・ヘイレンのデビュー作『炎の導火線』(発表は1978年)を手がけ、同バンドとの関係は1980年代中期まで続く。
1980年代には、パトリック・シモンズやマイケル・マクドナルドといったドゥービー・ブラザーズ人脈のアーティスト、ヴァン・ヘイレン加入前のサミー・ヘイガー、ヴァン・ヘイレン脱退後のデイヴィッド・リー・ロス、その他エリック・クラプトンやエアロスミス等、多くのアルバムにクレジットされる。
1991年、ヴァン・ヘイレンの『For Unlawful Carnal Knowledge』で、7年ぶりに同バンドと共同作業を行う。1994年には、チープ・トリックの『Woke Up With a Monster』も手がけた。
主なプロデュース作品
- ドゥービー・ブラザーズ
- 『The Doobie Brothers』(1971年)、『Toulouse Street』(1972年)、『The Captain and Me』(1973年)、『What Were Once Vices Are Now Habits』(1974年)、『Stampede』(1975年)、『Takin' It to the Streets』(1976年)、『Livin' on the Fault Line』(1977年)、『Minute by Minute』(1978年)、『One Step Closer』(1980年)、『Farewell Tour』(1983年)、『World Gone Crazy』(2010年)
- ヴァン・モリソン
- 『Tupelo Honey』(1971年)、『Saint Dominic's Preview』(1972年/一部楽曲のみ)、『It's Too Late to Stop Now』(1974年)、『The Philosopher's Stone』(1998年)
- キャプテン・ビーフハート
- 『Clear Spot』(1972年)
- リトル・フィート
- 『Sailin' Shoes』(1972年)、『Time Loves a Hero』(1977年)
- モントローズ
- 『Montrose』(1973年)、『Paper Money』(1974年)
- カーリー・サイモン
- 『Another Passenger』(1976年)
- ヴァン・ヘイレン
- 『Van Halen』(1978年)、『Van Halen II』(1979年)、『Women and Children First』(1980年)、『Fair Warning』(1981年)、『Diver Down』(1982年)、『1984』(1984年)、『For Unlawful Carnal Knowledge』(1991年)
- ニコレット・ラーソン
- 『Nicolette』(1978年)、『In the Nick of Time』(1979年)、『Live at the Roxy』(1979年)、『Radioland』(1980年)
- トム・ジョンストン
- 『Everything You've Heard is True』(1979年)
- マイケル・マクドナルド
- 『If That's What it Takes』(1982年)、『No Lookin' Back』(1985年)、『Sweet Freedom』(1986年)、『Take It to the Heart』(1990年)
- パトリック・シモンズ
- 『Arcade』(1983年)
- サミー・ヘイガー
- 『VOA』(1984年)
- デイヴィッド・リー・ロス
- 『Crazy from the Heat』(1984年)、『Eat 'Em and Smile』(1986年)
- エリック・クラプトン
- 『Behind the Sun』(1985年/一部楽曲のみ)
- エアロスミス
- 『Done With Mirrors』(1985年)
- ブレットボーイズ
- 『Bulletboys』(1988年)、『Freakshow』(1991年)、『Za-Za』(1993年)
- チープ・トリック
- 『Woke Up With a Monster』(1994年)
- ロイヤル・クラウン・レヴュー
- 『Muzy's Move』(1995年)、『The Contender』(1998年)
- ベット・ミドラー
- 『Bathhouse Betty』(1998年/一部楽曲のみ)
ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ
- 『Naked』(2004年)、『Sinners』(2006年)
他多数
脚注
^ Another Passenger - Carly Simon | AllMusic - Review by William Ruhlmann - 2015年2月21日閲覧
外部リンク
テッド・テンプルマン - オールミュージック
テッド・テンプルマン - Discogs