いちご大福










いちご大福


いちご大福(いちごだいふく)は、昭和後期に考案された和菓子で、大福餅のうち餡とともにイチゴの果実が包み込まれたもの。見出し語の書き方以外に、イチゴ大福苺だいふくなどいくつかの表記がある。




目次






  • 1 特徴


  • 2 歴史


  • 3 脚注


  • 4 関連項目





特徴


餡については、赤い小豆餡を使う地域と白餡を使う地域に大別される。また、餡を使わずに苺のみを入れるものや、苺と生クリームを入れるものなどがあり、多様性に富む。生鮮食品であるイチゴ果実を使用するため、冬から春にかけての季節限定商品として売り出されることが多い。イチゴから次第に水気が出て餡が水っぽくなったり、水気が餅から漏れ出したりしやすいことから、比較的日持ちが短い。



歴史


比較的近年に登場したにもかかわらず、発祥を巡っては様々な説が存在し、全国各地で多くの店が元祖であることを表明しているが、いずれも定かではない。


「元祖」を名乗る和菓子屋は、東京都新宿区住吉町「大角玉屋」(商品名は「いちご豆大福」[1])、東京都板橋区「一不二」、群馬県前橋市「金内屋」、三重県津市「とらや本家」、三重県伊賀市「欣榮堂」、滋賀県大津市「松田常盤堂」など多数存在するが、昭和後期になって登場した新しい商品であることは間違いない。


いちご大福の製造法の特許を保有しているのは「大角玉屋」[1]。また「一不二」は実用新案登録164058号を取得している。


1987年のTBS「ザ・ベストテン」で、司会の黒柳徹子が番組中に「近頃いちご大福って物が登場したんですが」と話題にして、正月のこたつセットで歌い終わった歌手達に振る舞っている。


果物などを使った大福としては、他にも、栗大福(栗と大福)、ぶどう大福、オレンジ大福、ピーチ大福(桃と大福)、メロン大福、ブルーベリー大福、柿大福、トマト大福などがあり、栗大福以外はいちご大福以降に出たバリエーションである。



脚注


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  1. ^ ab“いちご大福”. (公式ウェブサイト). 大角玉屋 (2007年). 2012年4月5日閲覧。




関連項目



  • 大福

  • イチゴ

  • 白餡




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