三浦層群




三浦層群(みうらそうぐん)は、三浦半島から房総半島中・南部に分布する海成層である。



概要


第三紀中新世から鮮新世の海成層で、上総層群に不整合に覆われ、三浦半島では葉山層群を、房総半島では保田層群を覆う。


三浦半島では下位から、三崎層・逗子層・田越川層[1]・池子層に区分、房総半島では、大崩層・奥山層・中尾原層から成る下部層、木ノ根層・天津層・千畑礫岩層から成る中部層、清澄層・安野層から成る上部層に区分される。


三浦市海外町では、漣痕(波調層)やスランプ構造などの堆積構造が見られ、神奈川県の天然記念物に指定されている。



参考文献


  • 地学団体研究会 編 『新版 地学事典』平凡社、1996年。ISBN 4-582-11506-3


脚注


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  1. ^ (仮)桜山トンネル整備工事 県道311号(鎌倉葉山) (PDF)”. 神奈川県横須賀土木事務所. 2012年10月31日閲覧。








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