兵庫県立舞子高等学校
兵庫県立舞子高等学校 | |
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国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 兵庫県 |
学区 | 第1学区 |
校訓 | 誠実・健全・親愛・勤勉 |
設立年月日 | 1973年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 環境防災科 |
高校コード | 28111F |
所在地 | 〒655-0004 |
兵庫県神戸市垂水区学が丘3-2 北緯34度39分21.6秒東経135度3分18.4秒 | |
外部リンク | 公式サイト |
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兵庫県立舞子高等学校(ひょうごけんりつ まいここうとうがっこう)は、兵庫県神戸市垂水区学が丘にある全日制の県立の高等学校。近隣に兵庫県立神戸商業高等学校、兵庫県立星陵高等学校がある(神戸第1学区)。
歴史は2013年時点で40年と浅く、比較的新しい学校である。設置学科に2002年(平成14年)に新設された環境防災科があり、全国唯一の防災学科を取り入れている学校でもある。毎年6月に「舞子祭」と称する文化祭が行われる。
また、阪神・淡路大震災の被害に遭った学校でもあり、避難場所となった教訓を生かして、災害時における非常用電源として太陽光発電システムをいち早く取り入れた。
目次
1 設置学科
2 校風
3 沿革
4 交通アクセス
5 野に咲く花のように
6 著名な卒業生
7 脚注
8 関連項目
9 外部リンク
設置学科
- 普通科
- 環境防災科(1学年あたり40名)
校風
開校以来、自主性を重んじる校風である。開校から十数年は学区内有数の進学校であった。しかし、周辺の県立伊川谷北高校や県立神戸高塚高校の開校等で、新興住宅地である西区内や須磨区北部、垂水区北部の生徒が利便性の高いそれらの高校に流れた。そして必然的に駅から遠い舞子高校は敬遠される様になった。そして被災地、神戸を象徴する学部である環境防災科の設置でテレビや新聞など世間の注目を浴びる。一時より落ちた進学率を取り戻すため、教師生徒一丸となって「舞子高校」の方向性を模索中である。環境としては舞子高校は垂水区北部の閑静な住宅街に位置し、周囲は自然や公園、広場が多い学校である。また、兄弟姉妹で通う生徒も多い事から、世間では知られていない舞子高校の良さが隠されているのも事実である。
沿革
1973年(昭和48年) 新設高校開設準備室に設置される。
1974年(昭和49年) 兵庫県立舞子高等学校開校。神戸市立舞子中学校において開校式、第1回入学式が行われる。神戸市立多聞東中学校において授業開始。
1975年(昭和50年) 神戸市垂水区学が丘3丁目2番に本校舎移転。神戸市立多聞東中学校にて第2回入学式を挙行。特別教室棟等竣工、体育館竣工、校舎等竣工記念式典を挙行。
1978年(昭和53年) プール、部室竣工。
1983年(昭和58年) 第1学年より47人学級編制となる。創立10周年記念式典を挙行。
1991年(平成3年) 第1学年より45人学級編成となる。
1992年(平成4年) 第1学年より40人学級編成となる。
1993年(平成5年) 図書室空調設備竣工。創立20周年記念式典を挙行。
1995年(平成7年) 阪神・淡路大震災が発生し、校舎等被災、避難者受入。
1996年(平成8年) 震災被害に伴い、災害復旧工事竣工。
1997年(平成9年) 太陽光発電設備設置工事竣工。
1998年(平成10年) 管理普通教室棟・昇降口棟外壁改修工事竣工。
1999年(平成11年) 特別教室棟・体育館外壁改修工事竣工。
2002年(平成14年) 環境防災科設置。
2003年(平成15年) 創立30周年記念式典を挙行。
2006年(平成18年) 2月、環境防災科の男子卒業生の要望で、アーティストのGacktが第30回生の卒業式を訪問。10分間という短い時間であったがこの日のために作った曲「野に咲く花のように」を卒業生・在校生の前で歌い上げた。
2011年(平成23年) 東日本大震災のボランティアを高校生地域貢献事業で派遣[1]。 特色選抜の「先進理工類型」が設置された。
交通アクセス
JR西日本山陽本線(JR神戸線)「舞子駅」または山陽電鉄「舞子公園駅」からバスターミナル(JR南側)53系統バス「多聞東小学校前」下車、南へ徒歩約4分。
神戸市営地下鉄西神延伸線「学園都市駅」からバスターミナル 53系統バス乗車約7分「多聞東小学校前」下車、南へ徒歩約4分。
なお、停留所として「舞子高校前」があるが、位置は当校から新多聞団地を通り抜けた先になるため、上記停留所よりも遠い。また、当校の前を通るバス路線もあるが、現在のところ当校の前に停留所はないため、「多聞東小学校前」が最寄りとなる。
野に咲く花のように
2005年度の兵庫県立舞子高等学校第30回生の卒業式(2006年2月28日施行)に、アーティストのGacktがサプライズゲストとして飛び入り参加した。卒業生のある男子生徒がGacktのラジオ番組で、自らが所属する環境防災科の事について悩みを相談していた事がきっかけ。卒業式が厳粛に進む中、卒業生退場の前に、同校校長からの紹介で登場。一同が騒然とする中、舞子高校第30回生のために作詞作曲されたオリジナルソング「野に咲く花のように」を熱唱。卒業生にメッセージを贈った後、サプライズコンサートは幕を閉じた[2]。後に、その男子生徒は、Gacktのマネージャーとして働いている[3]。- この曲は2007年2月 - 3月にNHKみんなのうたで放送された。
著名な卒業生
納富俊行 - ウエイトリフティング選手、アトランタオリンピック出場、日本記録保持者(旧階級)(現・舞子高校ウエイトリフティング部監督)。
小島初佳 - 陸上競技選手、200メートル元日本記録保持者。
中條健一 - 吉本興業、吉本新喜劇男優
広瀬美代子 - 全日本バレーボール、名レシーバー、元ユニチカ(現・東レ女子バレー部)
菅野雅一 - 元日清紡績社員、元産経新聞記者、西宮市議会議員
貴島明日香 - ファッションモデル
藤田孝樹 - 電通社員、CMクリエーター
脚注
^ “全国唯一の防災学科、生徒も出動 宮城で学校再開貢献”. 産経新聞. (2011年4月6日). http://sankei.jp.msn.com/region/news/110406/hyg11040619110008-n1.htm 2011年4月6日閲覧。
^ Gackt卒業式ライブ! 門出を祝福 ORICON STYLE 2006年3月1日閲覧
^ 未来。(ブロマガ第五十六号抜粋版)2014年3月15日
関連項目
- 兵庫県高等学校一覧
外部リンク
- 兵庫県立舞子高等学校