シュンギク

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シュンギク
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 シュンギクの花
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分類
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界
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:
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植物界 Plantae
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門
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:
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被子植物門 Magnoliophyta
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綱
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:
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双子葉植物綱 Magnoliopsida
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目
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:
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キク目 Asterales
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科
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:
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キク科 Asteraceae
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属
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:
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シュンギク属 Glebionis
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種
|
:
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シュンギク G. coronarium
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学名
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Glebionis coronaria (L.) Cass. ex Spach
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シノニム
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Leucanthemum coronarium Chrysanthemum coronarium
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和名
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シュンギク(春菊)
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英名
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crown daisy
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しゅんぎく 葉 生 [1]
| 100 gあたりの栄養価 |
| エネルギー |
92 kJ (22 kcal) |
|
炭水化物 |
3.9 g
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| 食物繊維 |
3.2 g |
|
脂肪 |
0.3 g
|
| 飽和脂肪酸 |
0.02 g |
| 一価不飽和 |
0.01 g |
| 多価不飽和 |
0.10 g |
|
タンパク質 |
2.3 g
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|
| ビタミン |
ビタミンA相当量β-カロテン
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(48%) 380 μg
|
チアミン (B1) |
(9%) 0.10 mg |
リボフラビン (B2) |
(13%) 0.16 mg |
ナイアシン (B3) |
(5%) 0.8 mg |
パントテン酸 (B5) |
(5%) 0.23 mg |
ビタミンB6
|
(10%) 0.13 mg |
葉酸 (B9) |
(48%) 190 μg |
| ビタミンC |
(23%) 19 mg |
| ビタミンE |
(11%) 1.7 mg |
| ビタミンK |
(238%) 250 μg |
|
| ミネラル |
| ナトリウム |
(5%) 73 mg |
| カリウム |
(10%) 460 mg |
| カルシウム |
(12%) 120 mg |
| マグネシウム |
(7%) 26 mg |
| リン |
(6%) 44 mg |
| 鉄分 |
(13%) 1.7 mg |
| 亜鉛 |
(2%) 0.2 mg |
| 銅 |
(5%) 0.10 mg |
| セレン |
(3%) 2 μg |
|
| 他の成分 |
| 水分 |
91.8 g |
| 水溶性食物繊維 |
0.8 g |
| 不溶性食物繊維 |
2.4 g |
| ビオチン(B7) |
3.5 µg |
| 硝酸イオン |
0.3 g |
ビタミンEはα─トコフェロールのみを示した [2]。別名: きくな
廃棄部位: 基部
廃棄率: 根つきの場合 15 %
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- 単位
- μg = マイクログラム • mg = ミリグラム
- IU = 国際単位
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%はアメリカ合衆国における 成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。 |
シュンギク(春菊、Glebionis coronaria)は、キク科シュンギク属に分類される植物。原産地は地中海沿岸。春に花を咲かせ、葉の形がキク(菊)に似ていることから春菊と呼ばれている。葉に切れ込みの少ない大葉(おおば)が四国・九州で(また「おたふく」・「ろーま」とも呼ばれる)、切れ込みのある中葉(ちゅうば)がそれ以東でそれぞれ栽培される。中葉はさらに、株立ち型と株張り型とに分かれる。香りと葉や花の形から、関西では菊菜(きくな)とも呼ばれる。稀に新菊(しんぎく)と表記されることもある。
目次
1 品種
1.1 大葉種
1.2 中大葉種
1.3 中葉種
1.4 小葉種
2 食用
3 観賞
4 ギャラリー
5 脚注
6 関連項目
品種
大葉種
- 香りは弱い。
- 葉の切れ込みが少なくて肉厚。
- 味にクセが無く柔らかい。
九州や四国に多い。
中大葉種
- 葉の切れ込みが深い中葉系と、独特の香気が柔らかく葉の切れ込みが少ない大葉系、両方の特徴をもつ。
奈良県北部の農家が受け継いできた品種で、奈良県で選抜されたものが全国に広まる原形となった。「中村系春菊」と呼ばれることもある。
奈良県で栽培されるものは市場で「大和きくな」と呼ばれる。
中葉種
- 香りは強い。
- 葉の切れ込は大葉種と小葉種の間。
- さらに株の形で分けられる。
- 株立ち型 茎が立ち上がって分枝。 伸長した茎葉を順次摘み取り出荷する品種(関東に多い)。
- 株張り型 茎があまり伸びず、株ごと抜き取り流通出荷する(関西に多い)。 葉の切れ込みが株立ち型よりは浅めで丸みを帯びている。
小葉種
葉の切れ込みは深く、香りが強いものの収量が少ない為、あまり栽培されていない。
食用
春菊が食用とされるのは東アジアにおいてのみである。宋の時代に中国に流入して蔬菜となった。
特有の香りを持つ葉と茎を食用とし、ビタミン・カルシウム・葉緑素が豊富に含まれている。すき焼き・ふぐ鍋など鍋料理の具材に使われるほか、生でサラダに使われる。天麩羅のネタとしても好まれ、「春菊天」は立ち食いそば・うどん店では定番メニューのひとつである。旬は11月から 3月。中国では炒め物にする。
味は産地によって違い、例えば東京産の春菊は苦いが、逆に広島産は甘い。
栽培がしやすく、需要はあるが、傷みやすいのが欠点であるため大阪府など、都市付近で栽培されることも多い。苦味は茎には無く、葉を加熱した際に出てくる。
観賞
ヨーロッパでは観賞用とされていたが、近年では和食の影響を受け、徐々に料理に使われてきている。
日本では食用のイメージが強いせいか花のことはあまり知られていないが、写真のようにきれいな黄色い花がつく。また、舌状花の外側が白い覆輪になっているものもある。
なお、シュンギクに似た欧米の観賞用種にハナワギク Glebionis carinata があるが、これは有毒であり食用にはならない。
ギャラリー
脚注
^ 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
^ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」
関連項目
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