多古町








































































たこまち
多古町

祇園祭のしいかご舞
祇園祭のしいかご舞


日本の旗 日本
地方
関東地方
都道府県
千葉県

香取郡
団体コード
12347-1
法人番号
3000020123471
面積
72.80km2

総人口
14,219
(推計人口、2018年10月1日)
人口密度
195人/km2
隣接自治体
匝瑳市、香取市、成田市、
山武郡芝山町、横芝光町
町の木
サザンカ
町の花
アジサイ
多古町役場
町長
[編集]
所一重
所在地

289-2292
千葉県香取郡多古町多古584番地
北緯35度44分8.2秒東経140度28分3.9秒


TakoTownOffice.JPG
外部リンク
多古町



多古町位置図




― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村






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Tako Chiba.JPG

多古町(たこまち)は、千葉県香取郡にある町。成田市への通勤率は19.6%(平成22年国勢調査)。




目次






  • 1 地理


    • 1.1 隣接する自治体




  • 2 歴史


    • 2.1 沿革


    • 2.2 行政区域変遷




  • 3 教育


    • 3.1 高等学校


    • 3.2 中学校


    • 3.3 小学校


      • 3.3.1 廃校






  • 4 人口


  • 5 交通


    • 5.1 道路


    • 5.2 路線バス


    • 5.3 高速バス




  • 6 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事


  • 7 出身人物


  • 8 特産品


  • 9 脚注


  • 10 外部リンク





地理


下総台地と九十九里平野に挟まれ、町の中央部を九十九里平野最大の河川である栗山川が流れている。西は成田空港に接している。



隣接する自治体



  • 匝瑳市

  • 香取市

  • 成田市


  • 山武郡芝山町

  • 山武郡横芝光町



歴史




  • 縄文時代:丸木舟など、縄文時代の遺跡が多数発見されている。


  • 弥生時代:稲作が盛んになり、現在でも「多古米」はブランド米として知られる。


  • 古墳時代:房総最古の埴輪が発見された墳丘全長82メートルのしゃくし塚古墳に代表される柏熊古墳群や、73メートルの北条塚古墳を有する北条塚古墳群、そして小川土仏古墳群、内野古墳群、坂並白貝古墳群、淀台古墳群、飯土井台古墳群などの群集墳が数多くあり、九十九里浜から香取海へ通じる要衝であった。


  • 平安前期:九十九里浜から香取海、さらに陸奥国への交通の要衝であり、延暦16年(797年)に征夷大将軍に任じられた坂上田村麻呂が蝦夷征討の途中松崎神社に参拝したと伝えられている。

  • 平安後期:房総藤原氏の領した千田荘(現在の多古町)は上総下総両国の中心であったが、治承4年(1180年)に皇嘉門院判官代藤原親政(千田親政)が源頼朝に敗れ[1]、以後千葉氏の所領となった。


  • 南北朝時代:文永の役の負傷がもとで肥前国小城郡で没した千葉頼胤に代わって 嫡男の宗胤が九州に赴いた間に千葉氏の家督を弟の胤宗に横領されてしまった。千田荘を本拠とした宗胤の嫡男胤貞は、折りしも勃発した南北朝の戦いに際して北朝方について、南朝方についた胤宗の子貞胤と千葉氏の家督を賭けて争うが、貞胤が降伏した直後に自身が病没し宗家の地位を失った千田氏はその後衰退した。


  • 室町時代:馬加康胤の裏切りに遭い、千田荘に逃れて再起を図った千葉氏18代当主・千葉胤宣が康正元年8月12日(1455年9月23日)に多古城の近くの阿弥陀堂で、胤宣の父・胤直は8月15日(9月26日)に東禅寺で、胤直の弟・胤賢も9月7日(10月17日)に小堤城(現在の横芝光町小堤)で自刃、千葉氏宗家の嫡流が滅亡した。千葉氏宗家に仕えていた飯篠家直は、この様を目の当たりにし武芸をもって武士として生きることに虚しさを覚えた。そして厳しい修行の末「兵法とは平和の法なり」との悟りを得、天真正伝香取神道流を創始したと言われる。


  • 江戸時代:徳川家康の江戸入府に伴い、保科正光が多古に入部した(その後、松平(保科)家は高遠藩を経て子の正之は会津藩主)。天領時代を経て、松平(久松)家嫡流の勝義が多古を領し、廃藩置県まで松平(久松)家の領地であった。



沿革




  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、多古村、東条村、久賀村、中村、常磐村が発足。


  • 1891年(明治24年)6月29日 - 多古村が町制施行し多古町(初代)となる。


  • 1946年(昭和21年)10月9日 - 成田鉄道多古線が廃止。


  • 1951年(昭和26年)4月1日 - 多古町、東条村が合併し多古町(2代目)を新設。


  • 1954年(昭和29年)3月31日 - 多古町、久賀村、中村、常磐村が合併し多古町(3代目)を新設。


  • 1970年(昭和45年)4月1日 - 国道296号が制定。


  • 2001年(平成13年) - 道の駅多古が開業。


  • 2015年(平成27年)6月20日 - 多古台バスターミナルが開業。



行政区域変遷


  • 変遷の年表





























  • 変遷表





































































































































































































教育



高等学校



  • 千葉県立多古高等学校

  • わせがく高等学校



中学校


  • 多古町立多古中学校


小学校



  • 多古町立久賀小学校

  • 多古町立多古第一小学校

  • 多古町立常磐小学校

  • 多古町立中村小学校



廃校




  • 多古町立十余三小学校(1993年久賀小学校へ統合)


  • 多古町立興新小学校(1993年久賀小学校へ統合)


  • 多古町立多古第三小学校(2006年多古第一小学校へ統合)


  • 多古町立多古第二小学校(2016年多古第一小学校へ統合)



人口


平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、7.99%減の14,724人であり、増減率は県下54市町村中48位、60行政区域中54位。















Demography12347.svg
多古町と全国の年齢別人口分布(2005年)
多古町の年齢・男女別人口分布(2005年)


紫色 ― 多古町
緑色 ― 日本全国



青色 ― 男性
赤色 ― 女性

多古町(に相当する地域)の人口の推移




総務省統計局 国勢調査より


交通


町内に鉄道路線は通っていない。1911年から1946年までは成田鉄道多古線が通っており、五辻駅・飯笹駅・染井駅・多古駅の各駅が存在した。



道路




  • 圏央道(事業中)
    • (仮称)国道296号インターチェンジ[3]



  • 一般国道
    • 国道296号線



  • 主要地方道

    • 千葉県道16号佐原八日市場線

    • 千葉県道44号成田小見川鹿島港線

    • 千葉県道45号八日市場八街線

    • 千葉県道74号多古笹本線

    • 千葉県道79号横芝下総線




  • 都道府県道

    • 千葉県道106号八日市場佐倉線

    • 千葉県道113号佐原多古線

    • 千葉県道114号八日市場山田線

    • 千葉県道120号多古栗源線

    • 千葉県道127号多古山田線




  • 道の駅
    • 道の駅多古




路線バス




  • JRバス関東

    • 東関東支店


      • 八日市場駅 - 多古台バスターミナル - 三里塚 - JR成田駅

      • 多古台バスターミナル - 佐原駅





  • 千葉交通

    • 多古営業所

      • 成田空港第2ターミナル(空港第2ビル駅) - 赤池 - ジェイフィルム

      • 多古 - 横芝駅

      • 多古 - 大栄支所




  • 多古町循環バス


  • 多古-成田空港間シャトルバス (多古 - 成田空港第2ターミナル)



高速バス



  • JRバス関東・千葉交通

    • 東京駅八重洲南口(降車は日本橋口) - 多古 - 八日市場駅 - 匝瑳市役所



名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事


  • 多古祇園祭


しいかご舞(千葉県指定無形民俗文化財)

  • 松崎神社


北条塚古墳(千葉県指定史跡)



  • しゃくし塚古墳(千葉県指定史跡)


  • 千田城跡


  • 日本寺(中村檀林)


  • 蓮華寺(玉造檀林)

  • 妙光寺

  • 浄妙寺

  • 東禅寺



出身人物




  • 飯篠家直(剣客)


  • 荘司きく子(教育者)


  • 小川豊明(政治家)


  • 木川統一郎(弁護士)


  • 鵜澤静(日清紡ホールディングス社長)


  • マギー隆司(奇術師)


  • 国安修二(歌手)


  • 宇井陽一(ロードレーサー)


  • 金杉陽子(アナウンサー)


  • 宇井愛美(ファッションモデル)



特産品



  • 多古米


  • やまといも(生産量全国2位、生産額全国1位)



脚注





  1. ^ 九十九里浜の名前のいわれに頼朝伝説があり、49本目の矢を立てた所が山武市蓮沼の箭挿神社とされ、99本目の矢を立てた旭市の矢指ヶ浦に矢指神社があり、100本目の矢を多古町の次浦に埋め、矢指塚と呼ばれた。


  2. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201より


  3. ^ 開通後は、「多古インターチェンジ」になる予定。[要出典]




外部リンク






  • 千葉県多古町









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