松阪市
まつさかし 松阪市 | |||||
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松坂城 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 東海地方、近畿地方 | ||||
都道府県 | 三重県 | ||||
団体コード | 24204-7 | ||||
法人番号 | 5000020242047 | ||||
面積 | 623.58km2 | ||||
総人口 | 160,907人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) | ||||
人口密度 | 258人/km2 | ||||
隣接自治体 | 津市、多気郡多気町、明和町、大台町 奈良県:吉野郡東吉野村、川上村、宇陀郡御杖村 | ||||
市の木 | マツ | ||||
市の花 | ヤマユリ | ||||
市の鳥 | ウグイス | ||||
松阪市役所 | |||||
市長 | 竹上真人 | ||||
所在地 | 〒515-8515 三重県松阪市殿町1340番地1 北緯34度34分40.6秒東経136度31分39.3秒座標: 北緯34度34分40.6秒 東経136度31分39.3秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
■ ― 市 / ■ ― 町 | |||||
ウィキプロジェクト |
松阪市(まつさかし)は、三重県の中部に位置し、伊勢湾に面する市である。松阪牛の生産で知られる。気候は比較的温暖。
江戸時代は伊勢商人を輩出した商業町であり、現在も紀勢本線や近鉄大阪線・山田線沿線を後背地に持つ三重県の経済拠点の1つである。江戸時代は紀州藩領であった。
目次
1 地理
1.1 自然
1.2 隣接している自治体
2 歴史
2.1 行政区域の変遷
3 人口
4 行政
4.1 歴代市長
4.2 議会
5 産業
5.1 名産
5.2 企業
5.2.1 松阪市に本社を置く企業
5.2.1.1 かつて存在した企業
5.2.2 松阪市に工場を置く企業
6 姉妹都市・提携都市
6.1 海外
6.2 国内
7 地域
7.1 健康
7.1.1 総合病院
7.2 教育
7.2.1 大学・短期大学
7.2.2 専修学校
7.2.3 高等学校
7.2.4 中学校
7.2.5 小学校
7.2.6 特別支援学校
7.2.7 図書館
7.3 日本郵政グループ
8 交通
8.1 鉄道
8.2 路線バス
8.2.1 高速バス
8.2.2 一般路線バス
8.3 道路
8.3.1 高速道路
8.3.2 一般国道
8.3.3 三重県道
8.4 港湾
9 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
9.1 名所・旧跡
9.2 観光スポット
9.3 レジャー
9.4 祭り
10 出身者とゆかりの有名人
10.1 政治家
10.2 経済人
10.3 学者・文化人
10.4 芸能人
10.5 スポーツ選手
10.6 その他
11 松阪市を舞台とする作品
12 その他
13 脚注
14 関連項目
15 外部リンク
地理
三重県中部、伊勢湾に面する旧・松阪市域から奈良県に接する旧・飯高町域まで広大で、津市に次ぎ県内で2番目に面積が広い。南西部は台高山脈などの山地が連なり、北東部には伊勢平野が広がる。
自然
- 山 : 堀坂山、観音岳、白猪山、高見山、鉢ヶ峰、西山、高洲ノ峰、烏岳、局ヶ岳、三条山、迷岳、白倉山、江股の頭、池木屋山、赤倉山、国見山、三峰山、大明神山、桧塚奥峰、神山
- 河川 : 阪内川、金剛川、櫛田川、雲出川
- 湖沼 : 新池、八重田池、四郷池、なめり湖、高束池
断層 : 月出の中央構造線
隣接している自治体
- 三重県
- 津市
多気郡
- 明和町
- 多気町
- 大台町
奈良県
吉野郡
- 東吉野村
- 川上村
宇陀郡
- 御杖村
歴史
1580年(天正8年) - 織田信長の次男・織田信雄が松ヶ島城を築城。
1588年(天正16年) - 蒲生氏郷が松坂城築城。
1600年(慶長5年) - 古田重勝が松坂藩を立藩。
1619年(元和5年) - 古田氏は石見国浜田城に転封となり、紀州藩の藩領(飛び領地)になる。
1863年(文久3年) - 御城番長屋が建てられる。
1871年(明治4年) - 廃藩置県により度会県に属すこととなる。(廃藩置県の直後は、一時的に和歌山県の飛び地であった。)
1876年(明治9年) - 飯野郡魚見村(現在の松阪市魚見町)などの農民による伊勢暴動が発生。[2]
1893年(明治26年)3月26日 - 明治の松阪大火。中町から愛宕町一帯で1,318戸罹災。
1893年(明治26年) - 参宮鉄道(現在の紀勢本線)松阪駅開業。
1911年(明治44年) - 飯南郡図書館が開館。(現 松阪市立歴史民俗資料館)
1912年(大正元年)8月17日 - 松阪軽便鉄道(のちの松阪電気鉄道、松阪 - 大石間)開業。
1930年(昭和5年)3月27日 - 参宮急行電鉄(現在の近鉄山田線)松阪駅開業。- 1930年(昭和5年) 4月1日 - 伊勢電気鉄道津新地〜新松阪間開業。新松阪駅は現在の黒田町交差点周辺。
1945年(昭和20年) 2月4日 - 米軍のB29により久保町周辺が空襲を受ける。死者8名。
1950年(昭和25年)5月23日 - 松阪競輪場竣工- 1951年(昭和26年)12月16日 - 昭和の松阪大火。午後10時40分頃、第二小学校の講堂付近より出火。平生町、愛宕町周辺を中心に約700戸焼失。原因は煙草の不始末とされている。
1956年(昭和31年)10月15日 - 六軒駅(旧三雲町)で列車衝突事故が発生。修学旅行中の高校生を中心に42名の死者を出す惨事となる。→六軒事故
1961年(昭和36年)1月22日 - 伊勢電気鉄道江戸橋〜新松阪廃止。廃線跡は近鉄道路となっている。
1964年(昭和39年)12月14日 - 松阪電気鉄道松阪〜大石間廃止。
1969年(昭和44年)10月6日 - 現在の市役所本庁舎落成。
1970年(昭和45年)11月5日 - 本居宣長記念館落成開館。
1975年(昭和50年) - 国道23号南勢バイパス開通。
1976年(昭和50年)6月20日 - 駅前通り拡幅事業のうち、新町〜黒田町間完成。
1980年(昭和55年) - 駅前商店街(呼称:ベルタウン)の近代化事業が完成。
1981年(昭和56年) 3月1日 - 駅前通り拡幅事業が全街区で完成。
1982年(昭和57年) - 松阪大学(現・三重中京大学)開学。川井町に市民文化会館を新築移転。- 1982年(昭和57年) 8月1日 - 台風10号により被害を受ける。死者9人。
1987年(昭和62年)6月12日 - 川井町に新図書館竣工。
1988年(昭和63年) 2月1日 - 開府400年および市制施行55周年記念式典を挙行。- 1989年(平成元年) - 中心商店街(呼称:よいほモール)の近代化事業が完成。
1990年(平成2年)12月6日 - 伊勢自動車道久居IC〜勢和多気IC開通。市内に松阪ICが設けられる。
2007年(平成19年)4月15日 - 国道23号線中勢バイパス、小津町〜嬉野新屋庄町間、暫定2車線で供用開始。
2012年(平成24年) 2月5日 - 国道23号線中勢バイパス、嬉野新屋庄町〜津市境間、暫定2車線で完成。小津交差点改良完成。市内全区間で供用開始する。
2013年(平成25年)12月18日 - 三重中京大学閉学[3]。
行政区域の変遷
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、松坂城下の大部分(松坂中町・松坂魚町・松坂殿町・松坂新坐町・松坂新町・松坂日野町・松坂湊町・松坂愛宕町・松坂白粉町および松坂川井町・松坂西町・松坂本町の各一部)・松坂町作地および鎌田村・西岸江村・垣鼻村・大黒田村・西之庄村の各一部の区域をもって飯高郡松阪町が発足。この際、表記が「松坂」から「松阪」になる[4][5]。
1896年(明治29年)4月1日 - 所属郡が飯南郡に変更。
1921年(大正10年)1月1日 - 飯南郡鈴止村を編入。
1924年(大正13年)4月1日 - 飯南郡港村の一部(大字鎌田・松阪・石津・荒木・郷津・高町屋・大口)を編入。
1931年(昭和6年)4月1日 - 飯南郡神戸村を編入。
1933年(昭和8年)2月1日 - 飯南郡松阪町が市制施行して松阪市となる。
1948年(昭和23年)12月25日 - 飯南郡松江村・朝見村を編入。
1951年(昭和26年)12月1日 - 飯南郡伊勢寺村を編入。
1952年(昭和27年)12月1日 - 飯南郡機殿村を編入。
1954年(昭和29年)10月15日 - 飯南郡花岡町・松尾村・港村・西黒部村・一志郡阿坂村・松ヶ崎村・多気郡東黒部村を編入。
1955年(昭和30年)3月15日 - 一志郡宇気郷村の一部(大字柚原・飯福田・与原・後山)を編入。- 1955年(昭和30年)4月1日 - 飯南郡大石村・茅広江村・射和村・漕代村を編入。
1957年(昭和32年)10月1日 - 飯南郡大河内村・櫛田村を編入。
1989年(平成元年)3月31日 - 多気郡明和町と境界変更。
2002年(平成14年)5月17日 - 多気郡明和町と境界変更。
2005年(平成17年)1月1日 - 一志郡嬉野町・三雲町・飯南郡飯南町・飯高町と合併し、改めて松阪市が発足。
人口
松阪市全体としては、合併が行われた2005年(平成17年)以降人口が減少傾向にあるが、嬉野地区と三雲地区では宅地開発により人口増加がみられ、飯南地区と飯高地区では人口減少が著しい[6]。
松阪市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 松阪市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 松阪市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
松阪市(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政
歴代市長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
官選旧松阪市長 | ||||
1 | 小出三郎 | 1933年(昭和8年)3月24日 | 1937年(昭和12年)3月22日 | |
2 | 和田潤 | 1937年(昭和12年)6月1日 | 1941年(昭和16年)5月31日 | |
3 | 後藤脩 | 1941年(昭和16年)10月29日 | 1946年(昭和21年)11月24日 | |
公選旧松阪市長 | ||||
4 | 庄司桂一 | 1947年(昭和22年)4月5日 | 1955年(昭和30年)4月30日 | |
5 | 後藤脩 | 1955年(昭和30年)5月1日 | 1957年(昭和32年)1月15日 | |
6 | 梅川文男 | 1957年(昭和32年)3月4日 | 1968年(昭和43年)4月4日 | |
7 | 吉田逸郎 | 1968年(昭和43年)5月23日 | 1988年(昭和63年)5月22日 | |
8 | 奥田清晴 | 1988年(昭和63年)5月23日 | 2000年(平成12年)5月22日 | |
9 | 野呂昭彦 | 2000年(平成12年)5月23日 | 2003年(平成15年)2月18日 | |
10 | 下村猛 | 2003年(平成15年)4月27日 | 2004年(平成16年)12月31日 | |
松阪市長 | ||||
1 | 下村猛 | 2005年(平成17年)2月6日 | 2009年(平成21年)2月5日 | |
2 | 山中光茂 | 2009年(平成21年)2月6日 | 2015年(平成27年)9月30日 | |
3 | 竹上真人 | 2015年(平成27年)10月4日 | 現職 |
議会
市議会:議員定数28名 / 任期: 平成25年8月1日 - 平成29年7月31日
- 議長:中島清晴 (就任:平成25年8月12日)
- 副議長:山本芳敬 (就任:平成25年8月12日)
会派名 | 議員数 |
---|---|
真政クラブ | 8 |
市民民主クラブ | 5 |
青凛会 | 3 |
あかつき会 | 3 |
日本共産党 | 3 |
公明党 | 3 |
無会派 | 3 |
欠員 | 0 |
- ※平成25年8月12日現在
- ※なお、衆議院議員選挙の選挙区は「三重県第1区」[8]、三重県議会議員選挙の選挙区は「松阪市選挙区」(定数:4)[9]となっている。
産業
名産
「松阪市の肉文化」も参照
- 松阪牛
- 松阪豚
老伴(柳屋奉善)- 鈴最中
- 松阪万古
- 松阪木綿
- 松阪赤菜
- 鈴屋の牛肉まん
- 深野和紙
伊勢茶(松阪茶、飯南茶、飯高茶)
エスカルゴ(三重エスカルゴ開発研究所)
さわ餅[10][11]
企業
松阪市に本社を置く企業
- アサヒ興業
- 一升びん
- 牛銀本店
- クラギ
- 新日本工業
- 第三銀行
- 中部ハーバー
トライス株式会社- 松阪牛肉まん本舗
松阪ケーブルテレビ・ステーション(MCTV)- 松阪興産株式会社
- 三重エスカルゴ開発研究所
- 三重硝子
- 夕刊三重新聞社
- 和田金
かつて存在した企業
- オムロン松阪
- 三交百貨店
- 東洋ハーネス
- ユーエスマート
松阪市に工場を置く企業
- 愛知機械工業
- ヴァーレ・ジャパン
- セントラル硝子
- セントラルグラスファイバー
- 住友理工
- 凸版印刷
- パナソニックエレクトロニックデバイス
- 丸大食品
- 三重金属工業
- 三菱重工業
- 健栄製薬
- ヤマモリ
姉妹都市・提携都市
海外
- 友好都市
無錫市濱湖区(中華人民共和国江蘇省)
2008年4月14日 友好都市提携
国内
- 提携都市
浜田市(島根県)
地域
健康
総合病院
- 松阪市民病院
- JA三重厚生連松阪中央総合病院
- 済生会松阪総合病院
松阪市民病院
松阪中央総合病院
済生会松阪総合病院
教育
大学・短期大学
私立
三重中京大学(2013年12月18日閉学[3])
三重中京大学短期大学部(2011年10月17日閉学[3])
専修学校
- 松阪看護専門学校
- 三重県農業大学校(専修学校専門課程)
高等学校
県立
- 松阪高等学校
- 松阪商業高等学校
- 松阪工業高等学校
- 飯南高等学校
私立
- 三重高等学校
中学校
市立
- 大江中学校
- 鎌田中学校
- 久保中学校
- 中部中学校
- 東部中学校
- 殿町中学校
- 西中学校
- 嬉野中学校
- 三雲中学校
- 飯高西中学校
- 飯高東中学校
- 飯南中学校
松阪市・多気町学校組合立
多気中学校(射和小学校区が学区、学校所在地は多気郡多気町)
私立
- 三重中学校
小学校
市立
- 朝見小学校
- 阿坂小学校
- 射和小学校
- 伊勢寺小学校
- 大河内小学校
- 漕代小学校
- 幸小学校
- 港小学校
- 第一小学校
- 第二小学校
- 第三小学校
- 第四小学校
- 第五小学校
- 揥水小学校
- 徳和小学校
- 西黒部小学校
- 機殿小学校
- 花岡小学校
- 東黒部小学校
- 松江小学校
- 松尾小学校
- 松ヶ崎小学校
- 南小学校
- 山室山小学校
- 中川小学校
- 豊田小学校
- 中原小学校
- 豊地小学校
- 鵲小学校
- 小野江小学校
- 天白小学校
- 米ノ庄小学校
- 柿野小学校
- 粥見小学校
- 宮前小学校
- 香肌小学校
(休校中)
- 川俣小学校
- 波瀬小学校
- 仁柿小学校
- 有間野小学校
特別支援学校
- 三重県立松阪あゆみ特別支援学校
図書館
松阪市図書館(松阪図書館・嬉野図書館)
日本郵政グループ
(2012年12月現在)
日本郵便株式会社
松阪郵便局(南町)- 嬉野郵便局(嬉野須賀町)
- 大石郵便局(小片野町)
- 飯南郵便局(飯南町横野)
- 粥見郵便局(飯南町粥見)
- 宮前郵便局(飯高町宮前)
- 川俣郵便局(飯高町七日市)
- 波瀬郵便局(飯高町波瀬)
- 以上は集配局で、この他窓口業務のみを行う郵便局が33箇所(うち簡易郵便局が4箇所)ある。
ゆうちょ銀行
- 名古屋支店 松阪出張所(南町/松阪郵便局と併設。ATMはホリデーサービス実施。)
- 名古屋支店 メガマート松阪川井町店内出張所(川井町)(ATMのみ/ホリデーサービス実施)
- 名古屋支店 松阪市役所内出張所(殿町/市役所屋外)(ATMのみ/ホリデーサービス実施)
- その他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されており、松阪駅前・松阪久保・六軒・松阪徳和・松阪船江・嬉野・粥見・宮前の各郵便局ではホリデーサービスを実施。
※松阪市内の郵便番号は以下の通り。
- 「515-00xx」「515-01xx」「515-02xx」「515-08xx」「515-11xx」「515-21xx」=合併以前からの松阪市域(後述の地域を除く)および旧三雲町域。松阪郵便局の集配担当。
- 「515-12xx」=大石町、小片野町、茅原町、広瀬町、六呂木町。大石郵便局の集配担当。
- 「515-23xx」「515-24xx」=飯福田町(いふたちょう)、小野町(おおのちょう)、大阿坂町、小阿坂町、美濃田町、与原町、柚原町(ゆはらちょう)、後山町および旧嬉野町域。嬉野郵便局の集配担当。
- 「515-13xx」=飯南町深野、飯南町横野、飯南町下仁柿、飯南町上仁柿。飯南郵便局の集配担当。
- 「515-14xx」=飯南町粥見、飯南町向粥見、飯南町有間野。粥見郵便局の集配担当。
- 「515-15xx」=旧飯高町域東部。宮前郵便局の集配担当。
- 「515-16xx」=旧飯高町域中部。川俣郵便局の集配担当。
- 「515-17xx」=旧飯高町域西部。波瀬郵便局の集配担当。
- 「519-21xx」=上蛸路町、下蛸路町、中万町(ちゅうまちょう)、八太町、射和町(いざわちょう)、阿波曽町、庄町、御麻生薗町(みおぞのちょう)(および多気郡多気町の一部地域)。多気郵便局(多気町相可)の集配担当。
交通
鉄道
市の中心となる駅:松阪駅
東海旅客鉄道(JR東海
■紀勢本線:(津市) - 六軒駅 - 松阪駅 - 徳和駅 - (多気町)
■名松線:松阪駅 - 上ノ庄駅 - 権現前駅 - (津市)
近畿日本鉄道(近鉄)
■大阪線:(津市) - 伊勢中川駅
■名古屋線:(津市) - 伊勢中川駅
■山田線:伊勢中川駅 - 伊勢中原駅 - 松ヶ崎駅 - 松阪駅 - 東松阪駅 - 櫛田駅 - 漕代駅 - (明和町)
路線バス
高速バス
東京高速線: 大宮駅・池袋駅・新宿駅・立川駅・横浜駅 - 松阪駅前・伊勢市駅前・鳥羽BC (三重交通、三交伊勢志摩交通、西武観光バス) ※夜行
南紀特急バス: 松阪中央病院・松阪駅前 - 多気町 - 滝原宮前 - 紀伊長島 - 尾鷲市病院前 - 熊野古道センター (三重交通、三重急行自動車)
東京駅・横浜駅 - 名古屋駅・松阪市民文化会館前・近鉄松阪駅・宇治山田駅 (青木バス) ※夜行
一般路線バス
- 三重交通
- 三重急行自動車
- 鈴の音バス
- 大口線
- 三雲松阪線
- 宇気郷コミュニティバス
- 黒部・東地区コミュニティバス
飯南コミュニティバス「ほほえみ」(旧飯南町内)- 飯高波瀬森コミュニティバスたかみ
- 嬉野おおきんバス
道路
高速道路
伊勢自動車道
一志嬉野IC - 嬉野PA - 松阪IC
一般国道
国道23号、国道42号、国道166号、国道368号、国道422号
三重県道
主要地方道
20号松阪停車場線、24号松阪久居線、29号松阪青山線、30号嬉野美杉線、37号鳥羽松阪線、45号合ヶ野松阪線、58号松阪一志線、59号松阪第2環状線、60号伊勢松阪線
一般県道
119、147、509、568、569、580、697、698、699、700、701、702、704、705、706、710、745、756、757、783
港湾
津松阪港(重要港湾):松阪港
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡
松阪城跡(国史跡)
宝塚古墳(国の史跡)
阿坂城跡(国の史跡)- 大河内城跡(県指定史跡)
- 松ヶ島城跡(県指定史跡)
御城番屋敷(重要文化財)
本居宣長記念館及び本居宣長ノ宮の神社
三井家発祥地
- 松阪商人の館
松浦武四郎記念館- 松阪市立歴史民俗資料館
- 平家六代の墓
瑞巌寺庭園(松阪市指定文化財)
朝見遺跡:平安時代の遺跡[12]
中坪遺跡:奈良時代から室町時代の遺跡[13]
観光スポット
- 松阪市文化財センター・はにわ館
- うきさとむら
- 松阪木綿手織りセンター
- みえこどもの城
レジャー
- 赤目一志峡県立自然公園
- 道の駅飯高駅
- 香肌峡温泉いいたかの湯
- 松阪農業公園ベルファーム
- ウエストパーク松阪
- 松名瀬海水浴場
- 松阪競輪場
- 松阪森林公園
- リバーサイド茶倉
- 高須町公園オートキャンプ場
- 松阪市中部台運動公園
- 松ヶ崎公園
- 相津峠
祭り
- 粥だめし火だめし (1月14日、阿射加神社)
- 愛宕市 (1月24日、愛宕山竜泉寺)
- 星まつり (2月節分、善福寺)
- よいよい神事 (2月11日、和屋町・立田町・朝田町) (2月15日、大乗寺)
初午大祭(3月最初の午の日、岡寺)
宣長まつり(4月上旬の日曜日)- 奥香肌湖春まつり (4月上旬の日曜日)
伊勢山上山開き (4月の日曜日、飯福田寺)- 神御衣奉織始祭 (5月1日・10月1日、神麻績機殿・神服織機殿)
- 神御衣奉織鎮謝祭 (5月13日・10月13日、神麻績機殿・神服織機殿)
- 嬉野うきさと祭り (6月上旬の日曜、嬉野小原町)
- 古田重勝墓前祭 (6月16日、愛宕山竜泉寺)
- 堀坂大権現祭礼 (6月30日〜7月1日、堀坂山)
- 虫おくり (7月13日、和屋町)
- 湯たて神事(お湯神事) (7月15日、御厨神社)
祇園まつり(7月中旬の土・日曜日、八雲神社・松阪神社・御厨神社、射和寺 )- 嬉野おおきん祭り (7月中旬の土曜、松阪市嬉野地域振興局)
- 愛宕山の火渡り (7月24日、愛宕山竜泉寺)
- 輪越し(夏越し) (7月25日、松阪神社・御厨神社・八雲神社)
松阪みなとまつり(7月最終土曜、休止中)- 四万六千日 (8月9日、岡寺山継松寺)
- かんこ踊り (8月13日〜16日、猟師町・松崎浦町・8月16日 西野町)
- 宮前盆踊り (8月13日、花岡神社)
- ふるさと川俣夢まつり (8月13日、川俣小学校)
- 香肌峡もり夏祭り (8月14日、飯高町森)
- はぜ夏祭り (8月15日、飯高林業総合センター)
- 朝田地蔵会式(地蔵盆) (8月23日、朝田寺)
- 八朔祭 (8月31日〜9月1日、大石不動院)
- 炎の祭典 (9月28日、来迎寺(白粉町))
伊勢山上秋季大会式(閉山式) (10月、飯福田寺)- 宮前Festival(10月最終または11月第1日曜、飯高駅芝生広場)
氏郷まつり(11月3日)- 本居宣長墓前祭 (11月5日、妙楽寺)
- 飯南ふれあい祭 (11月中旬の土・日)
- ふるさと川俣いも祭り (11月23日、川俣小学校)
出身者とゆかりの有名人
蒲生氏郷(戦国武将。松阪城を築城し「松阪開府の祖」と称される)
星合八碩(江戸時代の囲碁棋士)
政治家
梅川文男(第6代市長、小津安二郎の後輩で田村元の先輩)
坂口力(元・公明党衆議院議員、元・厚生労働大臣、松阪北高(現・松阪工高)卒業)
田村憲久(現・自民党衆議院議員、田村元の甥)
田村元(元・衆議院議長、自民党最高顧問)
中川正春(衆議院議員、元・三重県議会議員)
野呂昭彦(元・三重県知事、元・松阪市長、元・衆議院議員、旧飯高町出身)
野呂恭一(元・衆議院議員、野呂昭彦三重県知事の父、旧飯高町出身)
濱口誠(現・国民民主党参議院議員、自動車総連特別中央執行委員)
森本哲生(元・民主党衆議院議員、元・三重県議会議員、旧飯南町出身)
山中光茂(前・松阪市長、元・三重県議会議員、松下政経塾出身、医師)
経済人
大谷嘉兵衛(明治の茶商。貴族院議員)
奥田碩(トヨタ自動車社長、日本経団連会長、松阪北高(現・松阪工高)卒業)
國分勘兵衛(国分グループ本社設立者、カルピス食品工業社長)
角屋七郎次郎(代々この名を名乗った商人。2代目から10代目まで松阪に住んだ[14])
角屋七郎兵衛(江戸時代の朱印船貿易家。鎖国令で帰れずホイアンで日本人街の長となった)
三井高利(現在の三井グループの始祖)
村林聡(三菱UFJリサーチ&コンサルティング社長)
学者・文化人
石原壮一郎(コラムニスト。扶桑社刊「大人シリーズ」で有名)
植村政勝(江戸時代の本草学者、隠密)
宇田荻邨(日本画家)
大辻隆弘(歌人)
奥田三角(江戸時代の儒学者)
小津安二郎(映画監督、青春時代を松阪で過ごす)
梶井基次郎(松阪を舞台にした小説『城のある町にて』を執筆)
佐佐木信綱(歌人、国文学者、第1回文化勲章受章者、幼少の一時期を松阪で過ごす)
柴田昌弘(漫画家)
曾我蕭白(江戸時代の絵師。朝田寺への滞在時に多くの作品を残していった)
竹川竹斎(江戸時代の商人・国学者)
丹羽正伯(江戸時代の本草学者)
丹羽保次郎(NE式写真電送装置の開発者、東京電機大学初代学長)
根来龍之(経営情報学者。垣鼻町出身。)
東谷穎人(スペイン文学研究者。神戸市外国語大学元学長)
東畑精一(経済学者・農学者。旧嬉野町出身)
牧戸太郎(作曲家・編曲家)[15]
松浦武四郎(北海道の名付け親。旧三雲町出身)
松本駝堂(江戸時代の本草学者、外科医)
本居宣長(江戸時代の国学者。『古事記』の詳細な註釈書である『古事記伝』の著者)
柚月純(漫画家)
和田勉(演出家・映画監督。小学校中頃に鹿児島県鹿屋市へと転居)
芸能人
あべ静江(女優・歌手)
宇都美慶子(シンガーソングライター)
梅田悠(女優・元SDN48)
桂文我(落語家)
岸尾だいすけ(声優)
沢本忠雄(俳優)
田端義夫(歌手)
出口陽(SKE48の元メンバー)
西野カナ(歌手)
野田愛実(歌手・ミュージシャン)
松本華奈(女優・声優)
村田奈津実(タレント)
スポーツ選手
井口佳典(競艇選手)
大矢英俊(卓球選手)
海田和裕(元競輪選手)
斎藤育造(元レスリング選手、ロサンゼルスオリンピックグレコローマン48kg級銅メダル)
水谷新太郎 (元プロ野球・ヤクルトスワローズ内野手)
清水昭信(元プロ野球・中日ドラゴンズ投手)
土性沙羅(レスリング選手、リオデジャネイロオリンピック69kg級金メダル)
神谷英慶(プロレスラー、大日本プロレス所属[16])
新田雄史(競艇選手)
飛弾暁(サッカー選手、ヴィアティン桑名所属)
船谷圭祐(サッカー選手、水戸ホーリーホック所属)
古木克明(元プロ野球・横浜DeNAベイスターズ→オリックスバファローズ内外野手、元総合格闘家)
三重ノ海剛司(第57代横綱・元武蔵川親方→相撲博物館館長)
水本裕貴(サッカー選手、サンフレッチェ広島所属、三重高校卒業)
燁司大(元幕内力士・元二十山→若藤親方)
徳真鵬元久(十両力士)
その他
田村真子(田村憲久の長女でTBSアナウンサー)
一色克美(三重テレビアナウンサー)
多賀敏行(駐ラトビア特命全権大使)
中村元(水族館プロデューサー。旧嬉野町出身。)
山口みのり(MC、ナレーター)
松阪市を舞台とする作品
梶井基次郎『城のある町にて』
開高健『新しい天体』 - 「相対的景気調査官」なる役職に就いた主人公が、北海道から鹿児島県まで日本全国を巡り、予算消化のためにただひたすら食べまくるというストーリーである[17][18]。この中に和田金が登場し、主人公は和田金を絶賛するが、松阪市については「いくらか静かな、凡庸で、とりとめのない市」、「この市には顔がない」と評している[19]。
その他
- メディア等で「松阪」を「まつざか」と読まれることが頻繁にあるが、これは誤りであり、正確には「まつさか」である[20]。地元では「まっさか」あるいは「まっつぁか」のように発音されることも多い。
1953年、外櫛田橋 - 宇治山田市外度会橋までの道路(=参宮有料道路)が日本初の有料道路であった(現在の三重県道37号鳥羽松阪線、無料)。
脚注
- ^ ab“松阪市の市章の制定について” (2005年1月1日). 2014年1月26日閲覧。
^ 新政府を動かした「伊勢暴動」 http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/rekishi/kenshi/asp/arekore/detail.asp?record=24 三重県県史編纂グループ
- ^ abc“三重中京大学”. 2014年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月26日閲覧。
^ 「松阪」と「松坂」について|松阪市の概要|松阪市(2013年5月24日)2017年2月11日閲覧。
^ 「大坂」が「大阪」に変更されたこともあり、1889年(明治22年)に「松坂」から「松阪」に改められた。
^ 「若者定住策示せるか 進む中山間地域の人口減 未来への課題 上 〜松阪市長選を前に〜」井上喜博「事故撲滅の啓発 県境越えて協力 紀宝署と新宮署」中日新聞2015年9月23日付朝刊、三重版 三広域12ページ
^ 松阪市ホームページ 平成20年度 松阪市統計書.2015年2月21日閲覧。
^ 衆議院小選挙区図 (PDF) 三重県選挙管理委員会
^ 県議会議員の選挙区と定数 Archived 2011年4月21日, at the Wayback Machine. 三重県選挙管理委員会
^ 亀井千歩子 『47都道府県和菓子/郷土菓子百科』 丸善出版、2016年1月25日、185, 187。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit}.mw-parser-output .citation q{quotes:"""""""'""'"}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/65/Lock-green.svg/9px-Lock-green.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg/9px-Lock-gray-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Lock-red-alt-2.svg/9px-Lock-red-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration{color:#555}.mw-parser-output .cs1-subscription span,.mw-parser-output .cs1-registration span{border-bottom:1px dotted;cursor:help}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4c/Wikisource-logo.svg/12px-Wikisource-logo.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output code.cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:inherit;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-visible-error{font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#33aa33;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration,.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-right{padding-right:0.2em}
ISBN 978-4-621-08975-0。
^ “絶品!さわ餅”. ヒーリングツアー (2011年4月30日). 2018年3月5日閲覧。
^ 松阪市和屋町朝見遺跡で発掘調査現地説明会を開催します
^ 中坪遺跡で中世の屋敷地が見つかりました
^ 『伊勢国比佐古文庫旧蔵文書』国文学研究資料館.2014年8月15日閲覧。
^ “牧戸太郎”. 有限会社オフィスビッグバン. 2014年8月6日閲覧。
^ “神谷 英慶<大神>”. 大日本プロレス. 2017年4月6日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年4月7日閲覧。
^ “新しい天体 開高健”. 光文社文庫. 光文社. 2019年1月1日閲覧。
^ “開高健 新しい天体”. 新潮社. 2019年1月1日閲覧。
^ 開高健 『開高健全集 第6巻』 新潮社、1992年5月10日、410-433頁。
ISBN 4-10-645206-5。
^ 「松阪」の読み方について|松阪市の概要|松阪市(2013年5月24日)2015年2月14日閲覧。
関連項目
- 日本の地方公共団体一覧
- 伊勢国
- 飯高町蓮
外部リンク
- 松阪市ホームページ
松阪市 - Facebook
松阪市 (@Matsusaka_city) - Twitter
- 松阪市議会
- 松阪市観光協会
- かんこ踊り
オープンストリートマップには、松阪市に関連する地理データがあります。
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