特警ウインスペクター





メタルヒーローシリーズ > レスキューポリスシリーズ > 特警ウインスペクター


























メタルヒーローシリーズ

通番

題名

放映期間

第8作

機動刑事
ジバン
1989年1月
- 1990年1月

第9作

特警
ウインスペクター

1990年2月
- 1991年1月

第10作

特救指令
ソルブレイン
1991年1月
- 1992年1月












































































特警ウインスペクター
ジャンル
特撮テレビドラマ
原作
八手三郎
脚本
杉村升 他
監督
東條昭平 他
出演者
山下優
中西真美
宮内洋
小栗さちこ
大林勝
山本亮
佐藤信一 他
ナレーター
政宗一成
オープニング
「特警ウインスペクター」
歌:宮内タカユキ
エンディング
「今日のおれから明日のきみへ」
歌:宮内タカユキ
時代設定
1999年
製作
プロデューサー
宇都宮恭三(テレビ朝日)
堀長文(東映)
制作
テレビ朝日

放送
音声形式
モノラル放送 / シネテープ
放送国・地域
日本の旗 日本
放送期間
1990年2月4日 - 1991年1月13日
放送時間
日曜 8:00 - 8:30
放送分
30分
回数
全49



特記事項:
「メタルヒーローシリーズ」第9作及び「レスキューポリスシリーズ」第1作


特警ウインスペクター』(とっけいウインスペクター)は、1990年(平成2年)2月4日から1991年(平成3年)1月13日までテレビ朝日系列で、毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に全49話が放送された東映制作の特撮テレビドラマ、および作中に登場するヒーローチームの名称。




目次






  • 1 概要


    • 1.1 特徴


    • 1.2 評価




  • 2 あらすじ


  • 3 登場人物


    • 3.1 警視庁特別救急警察隊


    • 3.2 関係者




  • 4 メカニック・装備


    • 4.1 基本装備


      • 4.1.1 ファイヤー専用


      • 4.1.2 バイクル専用


      • 4.1.3 ウォルター専用




    • 4.2 その他の装備


    • 4.3 その他の装備


    • 4.4 車輌




  • 5 キャスト


    • 5.1 声の出演


    • 5.2 スーツアクター




  • 6 スタッフ


  • 7 主題歌


  • 8 放送日程


  • 9 放映ネット局


  • 10 他媒体展開


    • 10.1 映像ソフト化


    • 10.2 CS放送・ネット配信


    • 10.3 漫画作品


    • 10.4 アクションフィギュア




  • 11 脚注


    • 11.1 注釈


    • 11.2 参照話数


    • 11.3 出典




  • 12 参考文献


  • 13 関連項目





概要



特徴


「メタルヒーローシリーズ」の第9作。本作品の大きな特徴としては、従来のヒーロー作品のように怪人を率いる悪の組織が存在せず、犯罪や災害等から人々を救うというコンセプトが挙げられる[1][2][3]


当時、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の影響によって漫画・アニメはおろか特撮も批判の対象にされていた[4][注釈 1]。そのため、「悪を倒すだけが正義ではない」というメッセージを視聴者に伝えるためにいわゆる「怪人」キャラや「レギュラーとしての悪の組織」をあえて登場させず、犯人を倒さず逮捕するという内容や、人命救助を重点においた[1][5][6]。その結果として、設定面ではヒーロー番組らしいSF的要素を取り入れているが、ストーリーは一般向けの刑事ドラマに近い現実的かつハードな作風のものが非常に多くなっている[1][5]


ウインスペクターの装備の多くは武器ではなく救助用装備と設定されており、人命救助に重点を置いていることを強調している[2][3]。ただし、剣型のマックスキャリバーなど武器にしか見えないものも多く[注釈 2]、怪人が登場しないため生身の人間に使用するケースもあり、過剰な装備と言われることもあった[7][注釈 3]。強化服の着脱の描写もリアリティを志向しており、特にタイムリミットの設定は物語に緊迫感を持たせ、任務完了時にヘルメットを外して爽やかに汗を飛び散らせる描写は本作品を象徴するものとなっている[8][2][3]


このほか、メタルヒーローシリーズとしては初めてとなる、全篇を通しての集団ヒーロー体制が導入されている。それ以前にも途中参入による集団ヒーロー化はあったものの、当初から集団ヒーローとして登場したのは本作品が初となる。これ以降、メタルヒーローシリーズはこれまでの単独ヒーロー体制から、集団ヒーロー体制へと方向転換することとなる。元バンダイデザイナーの野中剛は、『ウインスペクター』では人間が1人であることから了承を得たと証言している[9]


ウインスペクターのデザインは、初期は前作『機動刑事ジバン』の登場メカ・レゾン、バイカン、スパイラスをイメージしており、完成デザインでも左右非対称な肩や星のエンブレムなどジバンと共通したディテールが多い[10]。玩具展開も、なりきり玩具とフィギュアおよびビークル玩具と前作を踏襲している[11]



評価


玩具面についてはレスキュー装備という設定を不安視する声もあったが[7]、バンダイの林田伸一は「厳しかった中でも大型武器のギガストリーマーのようなものは好調で新規需要を開拓・拡大できた」と述べている[12]。ギガストリーマーは前作から導入された大型武器を発展させて「1号武器との合体」という要素を加え、以後のシリーズでも恒例となった[13]。玩具開発を担当した野中剛は特警手帳なども好調であったと証言している[7]。野中は、総売上はアイテム数が少ないにも関わらず同年放送の『地球戦隊ファイブマン』に並んでいたと述べている[11]


またアクションフィギュア『スーパーリアルボイスDXファイヤーテクター』では日本のテレビキャラクター玩具として初めて音声合成チップを内蔵し、次作『特救指令ソルブレイン』をはじめ以後の様々な商品へと波及していった[14]



あらすじ


特警ウインスペクターとは、平和を愛し、友情を信じ、人の命を守るため犯罪に立ち向かう、「警視庁特別救急警察隊」のことである!(オープニングナレーションより)


1999年、発達した科学技術は人々の生活を豊かにしたが、それが犯罪に悪用されたり、制御不能に陥って暴走した時に起こる被害も大きくなっていた。そんな事態に対処するために設立されたのが「警視庁特別救急警察隊」特警ウインスペクター(略称WSP)である。彼等の目的は犯罪捜査と容疑者逮捕のみならず、犯罪や災害に巻き込まれた人々の命を救うことなのだ。



登場人物



警視庁特別救急警察隊




香川 竜馬かがわ りょうま / ファイヤー

ウインスペクター隊長。警視正の23歳。一人称は「僕」もしくは「私」、たまに「俺」。次作では一貫して「俺」。

スポーツ万能[注釈 4]で、5カ国語を操れる秀才。性格は熱血漢で向こう見ずだが、正義を愛し人命を大切にする優しさも兼ね備えている。またゴキブリを見ると驚くなど、虫は苦手なようである。幼い頃に火災で両親を亡くしている。

身長187センチメートル、体重70キログラム[15]

着化後はファイヤーと呼ばれ、パワーは生身の30倍、耐熱温度は4000℃、ジャンプ力は30m、走行速度は100mを2.8 - 3.6秒。身長197cm、体重150kg[15]


バイクル

荒地や難所での作業を得意とする重機動型パワータイプのサポートドロイド(ロボット)で、両肩を回しながら歩くのが特徴。

組み立てた西田のおやじさん[注釈 5]がしゃべる名古屋弁を聞きながら作られたため、名古屋弁で会話をする[ep 1]

性格は明朗で非常に人間臭く、第7世代コンピューター、及びタンパク質を原料としたバイオチップを内蔵し、「あいまい」の概念を理解できる。また事件の犯人である、一目惚れした女性に手錠をかけた際に涙を流したこともある[ep 2]。構造上、体をバラバラにされても意識はあり、頭部だけでも動き回ることができる[ep 3]

ジャンプ力は15m、走行速度は100m3.5秒。また、胸部に備えられたタイヤで自走することも可能だが、小回りが利きにくく自力で方向転換できないため前方の障害物を回避出来ずにそのまま突っ込んでしまうという欠陥がある。

脚本を担当した宮下隼一は、バイクルとウォルターのキャラクター性を刑事ものに多いデコボココンビの部下と捉えている[6]

ウォルター

空中からの捜査、救助活動を主に担当する機動性を重視したサポートドロイド(ロボット)で、両腕を大きく振り上げる独特の歩き方が特徴。沈着冷静で理論的な性格の持ち主。

バイクルと同様に第7世代のコンピューターが内蔵されている他、爆弾探査機能を持つ。

ジャンプ力は50m、走行速度は100mを1.8秒。

サポートドロイドたちの電子頭脳はセーフティシステムにより守られており、無理に解体しようとすると自爆するようになっている[ep 4]

ウォルターの撮影用スーツは、他のメンバーと同様に全身FRP製であることに加え、金属支柱の入ったディスライダーを装着する構造のため、胴体の重量バランスが悪かったという[7]

藤野 純子ふじの じゅんこ

美人情報捜査官、警部補の20歳。

性格は男勝りだが、困った人を放っておけない一面もあり、正木本部長から「お人好し純子」と呼ばれたこともある。神奈川県警にいた頃、射撃大会で優勝した経歴があり、その腕を見込まれて特別救急警察隊に配属された。愛銃はオートマグ。

小山 久子こやま ひさこ

秘密捜査官、警部補の22歳。

普段は、近所の喫茶店「チャコ」を経営している。亡き実父で刑事だった正信は正木の親友であり、彼の存在がウインスペクター設立の発端となった[ep 5]

野々山 真一ののやま しんいち

メカニック担当の警部補。主にバイクル・ウォルターのメンテナンスを担当する他、デミタスとウインチェイサーを製作した。


デミタス

偵察型ミニサポートドロイドで通常はシリンダーの形をしており、活動を始めるとロボットに変形する。

元々は野々山のチェスの相手として作成されたが、あまりに高性能だったためにウインスペクターのメンバー入りを果たす。主にバイクル、ウォルターの故障時の応急処理、秘密の捜査活動を務める。

体内にシークレットメダルを内蔵しており、これをバイクルが投擲して犯人を怯ませたこともある[ep 4]。気取り屋で口は悪いが憎めない性格である。

マドックス

ウインスペクター本部のスーパーコンピューター。あらゆる犯罪者のデータを保有し、与えられた情報を瞬時に分析することが可能。


正木 俊介まさき しゅんすけ

階級は警視監[注釈 6]。ウインスペクター本部長で、41歳。「特別救急警察隊」を創設した中心人物。

仕事には厳しいが隊員想いな面もあり、自ら駆けつけ現場指揮を執る他、時には自ら犯人制圧にもあたる。



関係者



六角 虎五郎ろっかく とらごろう

警視庁捜査一課刑事で警部の27歳。名前の通り強面の風貌で、ウインスペクターをライバル視しつつも協力する。厳格かつ堅物な面とは裏腹にドジな性格。趣味は昆虫採集。昭和48年6月5日生まれ。埼玉出身。

家族は兄の存在が語られており、第22話では、甥の徹が登場。

香川 優子かがわ ゆうこ

竜馬の妹で13歳。工場廃液で汚染された花園を蘇らせようと奮闘する。

小山 良太こやま りょうた

久子の弟で小学生。警視庁には、よく出前に訪れる。生意気なところもあるが、正義感が強く、久子とは互いに唯一の肉親ということもあり、姉弟の絆は強い。竜馬のことは慕っているが、「竜馬さん程度の警察官なら、なれる」と述べている。



メカニック・装備



基本装備



クラステクター

いかなる災害現場でも対処可能な特殊スーツ。人間の約30倍のパワーを出すことができ、高熱や有毒ガスにも耐えられるように設計されている。朝比奈博士率いる警視庁電子工学研究所の精鋭たちの手で作られた。

普段はウインスコードに搭載されており、竜馬が車内でスイッチを押すことで「着化ちゃっか」する。全てが竜馬に合わせて作られているため、他の人間では着化不可能。肉体強化は着用者に負担を掛けることもあって活動時間は5分に設定されており、それを過ぎると竜馬の身体が傷ついてしまう。「スパーク!」と叫ぶことで高速移動も可能だが、これを使用すると活動時間が大幅に減ってしまう。しかし、竜馬の意志の力で活動時間を1分以上伸ばしたりしたこともある[ep 6]

ヘルメット部分のロックを解除するとスーツの機能が停止する仕組みになっており、大抵は事件解決後に竜馬(事件によっては別の人間)が手動で解除してヘルメットを取るが、スーツもしくは着用者が多大なダメージを受けた時に自動で解除されたこともある。ヘルメットを取った時の竜馬は大抵の場合汗だくになっている[注釈 7]

物語の途中からウインスコードにSPカードを装填し、ウインスコードの変形と同時に着化するように描写が変化していた。

最終回の前話では自身の状態が悪いのもあってか倒れ、その結果20分近くもクラステクターを装着していたため、着化しないほうがいいと医師に言われるほどであった。

デイトリックM-2

WSP3人が右腰のホルスターに収納している、多用途に使用可能な特殊拳銃。竜馬は着化前には使用しない。レーザーガン(単発)、レーザーパルスガン(連射)、 ディジェスティブビーム(消火ビーム) シグナルナパーム(信号弾) ウエルドビーム(溶解ビーム)を発射する。銃形態のバスターモードから警棒形態のパイルモードに変形可能で、パイルモードではショックウェイブを発射可能。

名称は、前作『機動刑事ジバン』に登場するマクシミリアンTYPE3の玩具売上が良かったことから、同じく外国人名から命名された[17][11]

特警手帳

ウインスペクターの身分証明書となる電子手帳。通信機能を持っており、本部やサポートドロイドとの連絡が可能。

玩具は前作『ジバン』の[DX電子ポリス手帳]が好調であったことから初期ラインナップに加えられ、シリーズでもトップクラスの売上を記録した[11]

ハンドワッパー

WSPが使用する手錠。エレベーターの切れたワイヤーを止めるために使用したこともある[ep 7]



ファイヤー専用



マックスキャリバー

ファイヤー専用装備。剣とガントレットを合体させたような武器で、クリスタルバイオファイバー製のエレクトロブレードと、厚さ70cmのコンクリートに直径60センチメートルの穴を空けるレーザーパルスガンで構成されている。

ブレードには、直径50センチメートルの鉄柱をも一撃で切り裂くソード機能、剣先から超エネルギーパルス弾を発射するレーザーパルス機能、超振動レーザーを用いた削岩機能の超振動レーザーソード機能がある。

下記のディスライダーとともに元々は前作『機動刑事ジバン』で未登場に終わったストロングジバンの武器として検討されていた[18]。当時バンダイの担当者であった野中剛は、『電脳警察サイバーコップ』のサンダーアームの影響により腕に装着するガントレット型アイテムが定着していったと証言している[19]

ギガストリーマー

第31話から登場するウインスペウター最強のレスキューツール。アメリカで開発された合金「ジルコナイト21」が軍需産業市場に出回り、これまでの装備が通用しなくなることを懸念した正木本部長が、警視庁電子工学研究所の朝比奈博士に依頼、開発された。

先端部のパーツを交換することでスピナーモードとマキシムモードに切り替えが可能。

一度犯罪者の手に奪われ、ファイヤーの制止を聞かずに犯罪者が使用したことがあった[ep 8]

スピナーモード

三本爪のマニピュレーター型のパーツを装着した形態。爪先に内蔵された触感センサーによりドリル、マニピュレーター、パワーアーム等の機能を持ち、超伝導モーターにより毎分最高5500回転[注釈 8]する。ブレード部には「ジルコナイト21」を、マニピュレーターの先端にはダイヤモンドの3倍の硬度を誇る「ジルコナイト32」を使用している。

マキシムモード

四門のガトリングガン型のパーツを装着した形態。マックスキャリバーをジョイントすることにより、1発で50センチメートル四方の鋼鉄の塊を蒸発させるプラズマ光波弾を毎秒60発発射することが可能となる。複合装甲を施したアメリカ陸軍のM1エイブラムスを5秒間で消滅させる程。しかし、発射時に生じる反動圧力は最大20Gにも及ぶため、マキシムモードの使用時はクラステクターの出力を最大にしなければならないが、生身で使用したこともある[ep 9]。主に強力な兵器の破壊や、犯人の車両の破壊などに使用される。





バイクル専用



バイスピア

バイクルの背中に2本収納されている、3段階に収縮可能な2本の特殊警棒。通常はスティックモード、伸ばした状態をロッドモード、2本を繋げた状態をランスモードと呼ぶ。ウインチェイサーの左右ハンドル兼始動キーも兼ねている。

玩具は当初吊り下げ式ブリスターパックの簡易版のみであったが、この売上が好調であったことからDX版も発売された[11]



ウォルター専用



ディスライダー

ウォルターの背中に装着される飛行用の翼。これにより時速750キロメートルで飛行可能。翼の部分はカッターにもなっているため、投擲武器として使用可能[ep 10][ep 11]。翼を閉じた状態で腕に装着し、盾としても使用される。



その他の装備



クラッパー

第15話から登場。右腕に装備するツール。液体窒素弾やアンカーユニットなどの特殊カセットを発射する。第17話ではセメント弾を発射。

スピンクロー

第16話から登場。右腕に装備するツール。通常のドリルモードから、先端が3つに分かれたマニピュレーターモードに変形する。ダイヤの2倍の硬度を誇るジルコナイト21で出来たブライアンの装甲には歯が立たず、先端部分が折れてしまった。

マルチパック ファイヤーバージョン

背中に装備するツール。消化剤を発射する。ノズル先端にカートリッジ式アタッチメントを装着することで液体窒素弾や粘着弾を発射するコーキングバージョンなどのバリエーションがある。

マルチパック エアーバージョン

救助用マルチパック。火災時に酸素供給する為の酸素マスクを装備したタイプ。マスクは6つ備えつけている。



その他の装備


以下の装備は作中には登場せず、書籍『特警ウインスペクター超全集』では、アンカーとスピックを開発中のメカと記載している[21]


多くはバンダイから発売された可動フィギュア「着化指令シリーズ」のためにデザインされたものである[11]



アンカー

腕に装備するツール。2本のワイヤーをあらゆる角度に発射可能。

パワーリフター

腕から背中にかけて装備するバイクル専用ツール[22]。怪力を発揮する大型マジックハンド。

スピック

腕に装備するツール。登坂用の鉤爪。

ガイガーカウンター

腕に装備する、放射線やガスの分析をするツール。

ピストンボンバー

両手で持って使用する、削岩用のツール。



車輌



ウインスコード

全長:515cm / 車幅:199.5cm / 車高:184.5cm / 最高速度:400km/h(パトロールスコード時)、850km/h(ファイヤースコード時)

ファイヤー専用のスーパーパトカー。クラステクターが搭載されており、竜馬は車内でクラステクターを装着して、ファイヤーになる。

第13話において、死神モスの手下のスーパーカーのミサイル攻撃により大破。修理後[注釈 9]、SPカードと呼ばれる専用カードを装填することで通常のパトロールスコードから赤いファイヤースコードに約10秒で変形する機能が追加された。

動力はジェネシスベルリネッタV8トライターボエンジンとメガチャージャータービンエンジンを併用。ボディはクラステクターと同じ素材を4枚圧縮プレスし、さらにクリスタルファイバーをダブルコーティングしたもの。ドアの開閉時に「プシュー」と音がすることから、ドアの固定に空気圧ロックが使用されている。

全方位探知レーダー、消火剤を噴射するケミカルディスチャージャー、障害物除却用レーザーレールガン4門、赤外線暗視カメラ、ウォーニングハイフラッシュパトライト、強制熱空冷放出フィンを装備。

ベース車は3代目シボレー・カマロ[24]。撮影用車輌はパトロールスコードとファイヤースコードが1台ずつ用意された[25][24]。変形シーンでは板金製のミニチュアを用いている[24]。このミニチュアは、撮影後に自動変形ギミックを加えられ、商品プロモーションの一環として全国の玩具店を展示巡業した[24]

ウインスコードに採り入れられている「車両が別の形態に変形する」というギミックは、1980年代にポピーから発売されていた玩具シリーズ「チェンジマシン」をリバイバルしたものである[24]

ウインチェイサー

バイクル専用の白バイ。第13話から登場。現場への移動手段が不便なバイクルのために作られた高機動型オフロードバイクであり、バイスピアをハンドルとして取り付けることで起動する。フロントカウル内には特殊弾を打ち出すランチャーを装備。



キャスト


1970年代に幾多のヒーローを演じてきた宮内洋の起用は大きな話題となった[2][3]


主演の山下優は、本作品以前はスタントやキャラクターショーを中心に活動しており、演技経験はほとんどなかった[26]。山下は、オーディションの際にマネージャーから主役は決まっていて脇役刑事の募集だと聞かされて参加していたため、合格後の打ち合わせで自身が主演だと聞かされ驚いたという[26]


※各話のゲストは放映リストを参照。



  • 香川竜馬 / ファイヤー(声):山下優

  • 藤野純子:中西真美

  • 正木俊介:宮内洋

  • 小山久子:小栗さちこ

  • 香川優子:星川揺

  • 野々山真一:大林勝

  • 小山良太:山本亮

  • 六角虎五郎:佐藤信一



声の出演



  • バイクル:篠田薫

  • ウォルター:平井誠一

  • デミタス:二又一成

  • マドックス:岸野一彦

  • ナレーター:政宗一成



スーツアクター



  • ファイヤー:横山一敏(アップ・アクション兼任)[27][7][28]、野中博之[27][28]

  • バイクル:金田憲明[27][28]、菊地寿幸[27][28]

  • ウォルター:岩田時男[27][28]



スタッフ


第4話は監督陣の間で誰が担当するか取り合いになったといい、脚本を執筆した宮下隼一はそれを嬉しく思い後年のインタビューでも記憶に残ったエピソードとして挙げている[6]



  • プロデューサー:宇都宮恭三(テレビ朝日)、堀長文(東映)

  • 原作:八手三郎

  • 連載:テレビマガジン、たのしい幼稚園、てれびくん、テレビランド

  • 脚本:杉村升、宮下隼一、高久進、扇沢延男、藤井邦夫、鷺山京子、山田隆司、荒木憲一、増田貴彦、新藤義親

  • 監督:東條昭平、小笠原猛、三ツ村鐵治、小西通雄、新井清

  • アクション監督:山岡淳二、村上潤(ジャパン・アクション・クラブ)

  • 音楽:横山菁児

  • 撮影:瀬尾脩、小泉貴一

  • 照明:吉岡伝吉

  • 美術:宮国登、西條実、稲野実

  • 造型:前澤範

  • 録音:太田克己

  • 編集:菅野順吉

  • 選曲:金成謙二

  • 効果:大泉音映

  • 計測:岡部正治、小泉貴一、田中正博、山本英夫、野沢善夫、臼木敏博

  • 操演:羽鳥博幸

  • 記録:深沢いづみ、高津省子、渡辺由香

  • キャラクターデザイン:雨宮慶太

  • 助監督:石田秀範

  • 進行主任:東正信、竹内洪太、阿部文仁

  • 製作担当:沼尾和典

  • 製作管理:須田啓一

  • 企画協力:企画者104

  • 装置:東映美術センター、紀和美建

  • 美粧:サン・メイク

  • 衣裳:東京衣裳

  • キャラクター製作:レインボー造型企画

  • 装飾:大晃商会

  • 合成→視覚効果:チャンネル16→映画工房

  • 現像:東映化学

  • 車輌協力:MAZDA、スズキ株式会社

  • (株)特撮研究所(以下24話からノンクレジット)

    • 操演:鈴木昶、尾上克郎

    • 撮影:高橋政千

    • 照明:林方谷

    • 美術:佛田洋



  • 特撮監督:矢島信男

  • 制作:テレビ朝日、東映、ASATSU



主題歌



オープニングテーマ



「特警ウインスペクター」

作詞:山川啓介 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:矢野立美 / 歌:宮内タカユキ




エンディングテーマ



「今日のおれからあしたの君へ」

作詞:山川啓介 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:矢野立美 / 歌:宮内タカユキ / コーラス:森の木児童合唱団




挿入歌


本作品からCDアルバムの「ヒット曲集」が2枚リリースされるようになり、挿入歌も前作までの倍近くに増えた。



「太陽の勇者ファイヤー」(第9、11話)

作詞:杉村升 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:宮内タカユキ

第12話ではインストゥルメンタル版、第20話では前後奏のみが使用された。

「ヒーローはやってくる」(第17話)

作詞:鷺山京子 / 作曲・編曲:金森隆 / 歌:水木一郎

第12、14話では前後奏のみが使用された。

「燃やせ瞳を!」(第7、15話)

作詞:宇都宮恭三 / 作曲:横山菁児 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:宮内洋、中西真美

第5、8、11、20、24、25、42話ではカラオケ版、第9、13、32、最終話ではインストゥルメンタル版、

第14、17、21、28、31、33、38、39、43~45、48話では前後奏、第23話では前奏のみが使用された。

「激走!レスキューマシン」(第8、13話)

作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:金森隆 / 歌:水木一郎

「君が幸せなら」(第16、19話)

作詞:山川啓介 / 作曲:矢野立美 / 編曲:安西史孝 / 歌:山下優

第16話ではインストゥルメンタル版と併用された。

「ファイヤーハリケーン」(第7話)

作詞:宮下隼一 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:水木一郎

「この命 永遠に」

作詞:八手三郎 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:宮内タカユキ

第16話では前後奏のみが使用された。

「愛する大地、愛する海よ」

作詞:杉村升 / 作曲:西木英二 / 編曲:有澤孝紀 / 歌:宮内タカユキ、森の木児童合唱団

「夢もひとつの仲間たち」(第48話)

作詞:山川啓介 / 作曲:矢野立美 / 編曲:安西史孝 / 歌:水木一郎

第14話ではインストゥルメンタル版、第15話では前後奏、第20話ではカラオケ版が使用された。

「炎は未来へ」(第48話)

作詞:松本一起 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:有澤孝紀 / 歌:宮内タカユキ

「レッツゴー!ファイヤースコード」(第38、43話)

作詞:八手三郎 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:宮内タカユキ

第37話ではインストゥルメンタル版が使用された。

「勇者ウインスペクター」(第37、40話)

作詞:鷺山京子 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:水木一郎

「ジャスト・ギガストリーマー」

作詞:杉村升 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:水木一郎

第38、42、46、最終話では前後奏、第45話では前奏のみが使用された。



放送日程


月刊ニュータイプ誌上のコーナー「ANIME LAND」では当時特撮番組(スーパー戦隊、メタルヒーロー)の枠が存在し、各エピソードのサブタイトルが紹介された。しかし月刊誌の発行サイクルの関係上一部のエピソードについては紹介し切れなかったり、仮タイトルで紹介されるといったこともあった。39、40、41、43、44、45話がこれに該当する。



















































































































































































































































































































































































放送日 放送回 サブタイトル ゲスト登場人物、メカなど 脚本 監督
1990年02月04日 1 赤ちゃん暴走!


  • 黒田鬼吉(演:黒部進)

  • アンドロイドR24(演:関根大学)

  • 高沢俊夫(演:大木史朗)


杉村升
東條昭平
2月11日
2 笑うラジコン弾!


  • 安達徹(演:粟津號)

  • ラジコン爆弾

  • 毒虫


2月18日
3 友情に乾杯!


  • ヘンリー野口(演:大谷朗)

  • ツルカメ・コンビ

    • 鶴田秀範(演:越川大介)

    • 亀田誠(演:藤井一男)



  • 毒蛇、鉄男


宮下隼一
小笠原猛
2月25日
4 命を運ぶドロボウ


  • 田島京平(演:松井哲也)

  • 川辺美穂(演:加藤福貴)

  • 川辺夫妻(演:小寺大介、沢柳廸子)


3月04日
5 襲う!巨大怪鳥


  • 田宮和夫(演:多賀啓史)

  • 権藤博士(演:秋間登)

  • 巨大怪鳥 / ハヤテ


高久進
三ツ村鐵治
3月11日
6 子供に戻った両親


  • 日留川一郎(演:頭師佳孝)

  • 中島邦男(演:脇田茂)

  • 中島麻子(演:吉佐美聖子)

  • 中島祐一(演:赤沢大介)

  • 田辺(演:森篤夫)

  • 特殊音波装置


扇澤延男
3月18日
7 幸せ祈る聖少女


  • 村田建造(演:中田譲治)

  • 村田美由紀(演:湯原弘美)

  • 影山錠二(演:堀田真三)


藤井邦夫
東條昭平
3月25日
8 脱線!親子救急隊


  • 大曲大造(演:二瓶正也)

  • 大曲マリ子(演:柴田時江)

  • 大曲長一郎(演:水橋智)

  • 米倉源一(演:二瓶正也〈二役〉)

  • 武藤(演:友金敏雄)

  • 西脇(演:竜咲隼人)

  • 新型ジェット燃料


扇澤延男
4月01日
9 爆弾じかけの犬


  • 小山正信(演:伴直弥)

  • 唐沢吾郎 / 北見次郎(演:高橋利道)

  • アレック

  • 春男(演:大城誠晃)

  • 春男の母(演:麻ミナ)

  • 首輪爆弾


高久進
小西通雄
4月08日
10 大人をやっつけろ


  • 田村達夫(演:川端槇二)

  • 田村次郎(演:田村円)

  • 超振動波発生装置


杉村升
4月15日
11 良太の初恋急行便


  • 神崎茂(演:野口貴史)

  • 吉村茜(演:中川彩)

  • 神崎の手下(演:竹田巧、音周作)

  • 実験用濃縮ウラン


宮下隼一
小笠原猛
4月22日
12 僕の友達ロボット


  • ロボオ(声:溝口綾)

  • 川口アキオ(演:中島安名)

  • 川口大使(演:内田修二)※写真のみでの登場

  • 久野(演:町田政則)

  • 田原(演:上野山絵基)


鷺山京子
4月29日
13 竜馬が死んだ!?


  • 死神モス(演:アイデン・ヤマンラール、声:丸山詠二)

  • 死神モスの手下(演:益田哲夫、吉田真弓、長門美由樹)

  • 里村博士(演:横光克彦)

  • 竹田(演:寺杣昌紀)

  • 七万種の種子

  • スーパーカー


高久進
三ツ村鐵治
5月06日
14 死神モスの逆襲!!
5月13日
15 竜馬!正木を射て


  • 八神巌(演:伊藤高)

  • 勝田祐次(演:志村要)


宮下隼一
小西通雄
5月20日
16 大好きウォルター


  • 宏美(演:塙紀子)

  • 小峰孝(演:ピース)

  • 大木春男(演:川井康弘)

  • 超電磁波増幅器

  • 磁場変換回路

  • レポーター(演:かないみか)


杉村升
5月27日
17 怖い宇宙の贈り物


  • ファルコン2

  • 宇宙生命体

  • 高岡(演:田中洋介)

  • 高岡美紀(演:本名陽子)


小笠原猛
6月03日
18 超能力!孝行少女


  • 江藤五郎(演:上野山功一)

  • 村川正(演:甲斐道夫)

  • 三田博士(演:堀越大史)

  • 三田ひとみ(演:守屋利恵)

  • ひとみの母(演:宇佐美多恵子)

  • 超能力開発装置


鷺山京子
6月10日
19 愛と勇気の父子(おやこ)橋


  • 森田英夫(演:赤塚真人)

  • 森田幹夫(演:青戸昭憲)

  • 大塚竜次(演:柳田吉功)


宮下隼一
三ツ村鐵治
6月17日
20 熱いKOパンチ!


  • 相沢圭二(演:筒井巧)

  • 成田敦(演:松井工)

  • 兵藤乙彦(演:加地健太郎)

  • 電磁バリアー装置


扇澤延男
6月24日
21 涙に散った銃弾!


  • 戸川弓子(演:丸山真歩)

  • 森川昭夫(演:渡部篤)


山田隆司
小西通雄
7月01日
22 殺人犯は二度死ぬ


  • 三島晃一 / サイボーグ(演:大友龍三郎)

  • 堺博士(演:戸井田稔)

  • 徹(演:菅原有吾)


杉村升
7月08日
23 父のマンガはがき


  • 石野所長(演:入江正徳)

  • 奥田(演:岡本美登)

  • 相川優樹(演:大西良和)

  • 相川(優樹の父)(演:新富重夫)

  • 異常植物[注釈 10]


鷺山京子
小笠原猛
7月15日
24 私のピーコちゃん


  • 黒岩哲(演:吉野泰右)

  • 湯浅久夫(演:岩淵俊宣)

  • 小池めぐみ(演:宮岡弥生)

  • 村井公次(演:長瀬敏彦)

  • 西本竜二(演:那波憂也)

  • ピーコ


高久進
7月22日
25 雨に泣くロボット


  • 桐本真弓(演:吉川理恵子)

  • 桐本光男(演:成瀬善之)

  • 高山所長(演:柳沢紀夫)


扇澤延男
三ツ村鐵治
7月29日
26 薄幸少女の旅立ち


  • 長浜修三(演:中村孝雄)

  • 横川道夫(演:川口啓史)

  • 横川幸子(演:田京恵)

  • 陳(演:辰馬伸)

  • 孫(演:岡田祐一)


山田隆司
8月05日
27 星を呼ぶ百歳美女


  • カルラ / 深野ミユキ(演:高畑淳子)

  • 春野草堂(演:相沢治夫)

  • 秘密結社Q、ミジー彗星


鷺山京子
小西通雄
8月12日
28 飛べ!優子号


  • 香川善一郎(演:早川雄三)

  • 香川晴子(演:松浪志保)

  • 新田誠一(演:早坂直家)

  • 老人ホームの老人達(演:岩城力也、相馬剛三、河合弦司、谷本小夜子)

  • 素粒子エネルギー


杉村升
8月19日
29 昆虫採集の妖!?怪


  • 吸血人面コウモリ(声:京田尚子)

  • 巨大怪鳥

  • 宮部徹(演:押切英樹)


高久進
小笠原猛
8月26日
30 ママ…ママ助けて


  • 村野正夫(演:広瀬匠)

  • 佐々木等(演:大野雅之)

  • 立花美津子(演:要田禎子)

  • 恵美子(演:船田めぐみ、多田葵、小瀬田あゆみ、酒井理華)

  • 榊原所長(演:吉水慶)

  • 電磁細胞活性装置


荒木憲一
9月02日
31 哀しみの最強ロボ


  • 朝比奈博士(演:荒木しげる)

  • 広崎雄一(演:阿川藤太)

  • ブライアン(声:森篤夫)

  • 広崎ゆかり(演:中條雅美)

  • 朝比奈夏実(演:村山真夏)


杉村升
三ツ村鐵治
9月09日
32 警視庁を占拠せよ

  • 広崎雄一

9月16日
33 目覚めた浦島太郎


  • 古沢淳吉(演:伊東達広)

  • 秋吉誠(演:小峯裕一)

  • 溶解液


扇澤延男
新井清
9月23日
34 逆転ばあちゃん


  • 桃山銀子(演:たうみあきこ)

  • 桃山武彦(演:岸本功)

  • 桃山夫人(演:池田のり子)

  • 湯川(演:根岸一正)

  • 松山(演:小山力也)

  • 迷子の少女 ユカ(演:小出由華)


山田隆司
9月30日
35 母と子のSOS!


  • 柴田達彦(演:田中佑二)

  • 柴田依子(演:檜よしえ)

  • 関口隆(演:古原鉄平)

  • 関口君枝(演:麻志奈純子)


宮下隼一
小笠原猛
10月07日
36 バイクルのパパ


  • 西田のおやじさん(演:篠田薫)

  • 新井博士(演:原田清人)


鷺山京子
10月14日
37 アマゾネス来襲


  • 平田忠雄(演:きくち英一)

  • 平田明子(演:高橋美樹)

  • ナビア(演:高野槇じゅん)

  • アマゾネス軍団

  • 神谷(演:下坂泰雄)

  • 的場(演:藤岡大樹)

  • ビラコチャの黄金像


増田貴彦
三ツ村鐵治
10月21日
38 選ばれた男


  • 松下昭一(演:吉田淳)

  • 青木東洋(演:村上幹夫)

  • 南部(演:五野上力)


扇澤延男
10月28日
39 悲しい老怪盗


  • 赤井六助/怪盗赤六(演:近藤宏)

  • 稲垣剛介(演:松本朝夫)

  • 稲垣清(演:野口賀光)


新藤義親
宮下隼一
新井清

[注釈 11]11月11日
40 瀬戸大橋の怪人I


  • 村田三郎(演:福田健次)

  • 大谷真吾(演:神崎允)

  • 木下専務(演:穂高稔)

  • 高山工場長

  • 村田のクローン軍団

  • TX-3

  • バイオ溶液


杉村升
小西通雄
11月18日
41 瀬戸大橋の怪人II


  • 村田三郎

  • 大谷真吾

  • 村田のクローン軍団

  • 木下専務

  • 大谷一郎(演:森一)

  • TX-3

  • バイオ溶液


11月25日
42 裏切りの捜査官


  • 影沢一郎(演:小宮健吾)

  • 影沢千鶴(演:東丘いずひ)

  • 影沢カズヤ(演:布施優一郎)

  • 矢田(演:小池雄介)

  • 浦上(演:加納健次)

  • ヘンリー(演:ジャン・ピエール)

  • 新型原爆の設計図


高久進
小笠原猛
12月02日
43 爆弾になった少年


  • 今泉文彦(演:井上豪)

  • 今泉茂(演:志賀圭二郎)

  • 今泉和枝(演:麻生瑛子)

  • 町田刑事(演:園岡新太郎)

  • 岩城剛(演:新海丈夫)[注釈 12]

  • 北見(演:青柳鉄夫)

  • 田口(演:岡山和之)


宮下隼一
12月09日
44 一日だけの晴舞台


  • 米山米吉(演:ばってん荒川)

  • 藤原勇(演:石川武)


扇澤延男
新井清
12月16日
45 爆破0秒前の愛


  • 芦川俊一(演:片桐順一郎)

  • 中富淳子(演:岡田雅子)

  • 中津川修(演:篠原大作)

  • ミサイル爆弾


山田隆司
12月23日
46 一日一悪の少年


  • 太田黒勝造(演:多々良純)

  • 太田黒彦一(演:大城誠晃)

  • ブラック団

    • 家川靖(演:長谷川恒之)

    • 浅井三郎(演:金丸和久)

    • 広沢留吉(演:倉島一也)



  • 超磁力装置


扇澤延男
小西通雄
12月30日
47 億ションの甘い罠


  • 手塚専務(演:清水幹雄)

  • 手塚葉子(演:吉田愛歩)

  • 手塚律子(演:五十嵐美鈴)

  • 里中(演:土手内潤)

  • ネオ・マンション管理人(演:木村修)

  • 管理センサー(声:高坂真琴)

  • 犯罪組織の男(演:向精七)

  • タイガー自動車重役(演:森富士夫)

  • 催眠ガス、新型エンジンの設計図、緊急コードダブルX


鷺山京子
1991年01月06日 48 特警を壊滅せよ!


  • 竜馬の父(演:千葉茂)

  • 竜馬の母(演:榎本郁代)

  • 幼少時代の竜馬(演:島田聡)

  • 幼少時代の優子(演:矢島亜由美)


杉村升
小笠原猛
1月13日
49 翔べ希望の空へ!


  • 黒田鬼吉

  • アンドロイドR24

  • 獣化電波発生装置




放映ネット局

















































































































































































放送対象地域
放送局
系列
備考

関東広域圏

テレビ朝日

テレビ朝日系列

制作局

北海道

北海道テレビ


青森県

青森放送

日本テレビ系列
[注釈 13]

岩手県

岩手放送

TBS系列


宮城県

東日本放送
テレビ朝日系列


秋田県

秋田放送
日本テレビ系列


山形県

山形放送


福島県

福島放送
テレビ朝日系列


新潟県

新潟テレビ21


長野県

テレビ信州
日本テレビ系列
[注釈 14]

山梨県

テレビ山梨
TBS系列


静岡県

静岡けんみんテレビ
テレビ朝日系列
[注釈 15]

石川県

石川テレビ

フジテレビ系列


福井県

福井放送
日本テレビ系列
テレビ朝日系列


中京広域圏

名古屋テレビ
テレビ朝日系列


近畿広域圏

朝日放送


島根県
鳥取県

山陰放送
TBS系列


広島県

広島ホームテレビ
テレビ朝日系列
[注釈 16]

山口県

山口放送
日本テレビ系列


香川県
岡山県

瀬戸内海放送
テレビ朝日系列


愛媛県

テレビ愛媛
フジテレビ系列


高知県

テレビ高知
TBS系列


徳島県

四国放送
日本テレビ系列


福岡県

九州朝日放送
テレビ朝日系列


長崎県

長崎文化放送
1990年4月開局から

熊本県

熊本朝日放送


大分県

テレビ大分
フジテレビ系列
日本テレビ系列


宮崎県

テレビ宮崎
フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列


鹿児島県

鹿児島放送
テレビ朝日系列



他媒体展開



映像ソフト化


いずれも発売元は東映ビデオ。




  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は傑作選として、1994年4月 - 9月にかけて6巻・24話分を収録したものがリリースされている。

  • テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオ(全3巻)がリリースされている。またHEROクラブからは本作品の第1・2話と前作ジバンの第51・52話を再編集した『ウインスペクター&ジバン!緊急出動・スーパー刑事!』もリリースされており、内容はジバンからウインスペクターへの引き継ぎを兼ねたものとなっている。


  • DVDは2010年5月21日 - 9月21日にかけて全5巻がリリースされた。テレビシリーズの初となる全話ソフト化であり、各巻10話(最終巻のみ9話)収録。また最終巻には、次回作であるソルブレインの新番組予告も収録されている。



CS放送・ネット配信


CS放送


  • 東映チャンネル…2005年11月 - 2006年5月(「GO!GO!ヒーローズ」枠)、2008年5月 -10月(「アンコールアワー」枠)、2012年12月 - 2013年5月、2015年4月 - 9月(いずれも「メタルヒーロータイム」枠)

ネット配信

  • 東映特撮 YouTube Official…2012年1月30日 - 7月15日、2013年12月23日 - 2014年6月8日、2018年5月6日 - 10月21日


漫画作品



せいの秀一

『てれびくん』連載。せいの秀一は次作『ソルブレイン』の漫画作品も執筆している。

相原和典

『テレビランド』連載。相原和典はレスキューポリスシリーズ3作品全ての漫画作品を執筆している。

こいしさとし

次々作『特捜エクシードラフト』の『てれびくん』版の最終決戦に、ソルブレインとともに登場。詳しくは特捜エクシードラフト#漫画作品を参照。



アクションフィギュア



ACTION WORKS 特警ウインスペクター

2008年8月30日発売。先行して発売された宇宙刑事シリーズの各商品とは異なり、主人公たち3人のフィギュアと、各種装備のセット商品として発売された。

S.H.Figuartsシリーズ


S.H.Figuarts ファイヤー

2016年1月16日発売。

S.H.Figuarts バイクル

2016年6月に魂ウェブ商店にて発送。

S.H.Figuarts ウォルター

2016年8月に魂ウェブ商店にて発送。

S.H.Figuarts 特警フルパッケージオプションセット

2016年10月に魂ウェブ商店にて発送。



脚注



注釈





  1. ^ バンダイで玩具開発を担当していた野中剛は、新聞への投書が直接的な要因であったことを証言している[5]


  2. ^ ファイヤーのスーツアクターを務めた横山一敏は、マックスキャリバーを見て武器にしか見えないことに疑問を感じたという[7]


  3. ^ バンダイの野中剛は、怪人の登場しないヒーロー番組のあり方にスタッフは苦心していたと証言している[7]


  4. ^ 放送当時、元オリンピック強化選手だったとの紹介記事あり[要文献特定詳細情報]


  5. ^ バイクルの声を演じた篠田自身が西田の役も演じた。


  6. ^ 書籍『全怪獣怪人大事典』では、警視正と記載している[16]


  7. ^ この演出は後のレスキューポリスでも共通である。


  8. ^ 書籍『特警ウインスペクター超全集』では55000回転と表記している[20]


  9. ^ 書籍『特警ウインスペクター超全集』では、新型と記載している[23]


  10. ^ 書籍によっては、名称をバイオ植物と記載している[29][30]


  11. ^ 11月4日は「第22回全日本大学駅伝」中継のため放送休止。


  12. ^ オープニングクレジットでは「文夫」と誤って表記されている。


  13. ^ 日曜9:30からの遅れネットだった。


  14. ^ 日曜18:30からの遅れネットだった。


  15. ^ 当該時間帯に自社制作DIY番組「住まいの110番」を放送していた関係で遅れネットだった。


  16. ^ 当該時間帯で放送していた自社制作ドキュメンタリー番組「新・ふれあいシリーズ」の終了に伴い、本作品より同時ネットとなった。




参照話数





  1. ^ 第36話。


  2. ^ 第25話。


  3. ^ 第14話。

  4. ^ ab第16話。


  5. ^ 第9話。


  6. ^ 第10話。


  7. ^ 第2話。


  8. ^ 第46話。


  9. ^ 第32話。


  10. ^ 第3話。


  11. ^ 第7話。




出典




  1. ^ abc最強戦士列伝 2014, p. 114, 「総論『ウインスペクター』とは何だったのか?」

  2. ^ abcd宇宙船147 2014, pp. 112-113, 「宇宙船Archives 特警ウインスペクター」

  3. ^ abcd野中剛 2018, pp. 4-5, 「作品紹介 特警ウインスペクター」


  4. ^ 『スーパーヒロイン画報』 竹書房、1998年8月。ISBN 4-8124-0388-X。

  5. ^ abc宇宙船147 2014, pp. 110-111, 「特別対談 堀長文×野中剛」

  6. ^ abc宇宙船152 2016, pp. 102-103, 「特別対談 宮下隼一×野中剛」

  7. ^ abcdefg宇宙船148 2015, pp. 110-111, 「特別対談 横山一敏×野中剛」


  8. ^ 最強戦士列伝 2014, pp. 110、114.


  9. ^ 宇宙船161 2018, pp. 100-101, 「[対談]日笠淳×野中剛」.


  10. ^ 村上克司 2017, pp. 177-179, 「特警ウインスペクター」

  11. ^ abcdef野中剛 2018, pp. 38-44, 「TOY COLLECTIONS レスキューポリスシリーズ玩具大全 特警ウインスペクター」


  12. ^ 『トイジャーナル1991年2月号』、トイジャーナル編集局、1991年10月。


  13. ^ 宇宙船156 2017, pp. 134-135, 「RPSF RESCUE POLICE SECRET FILES 第10回」.


  14. ^ 宇宙船147 2014, p. 118, 「名作SF3Dモデル・ワールド BUILT.28 特警ウインスペクター スーパーリアルボイスDXファイヤーテクター」.

  15. ^ ab超全集 1991, p. 10


  16. ^ 全怪獣怪人 中 2003, p. 155.


  17. ^ 宇宙船153 2016, pp. 122-123, 野中剛「RPSF RESCUE POLICE SECRET FILES 第7回」.


  18. ^ 機動刑事ジバン.DVD第4巻の同梱パンフレット


  19. ^ 「[インタビュー]野中剛」、『宇宙船』vol.158(AUTUMN 2017.秋)、ホビージャパン、2017年9月30日、 pp.112-113、 ISBN 978-4-7986-1548-6。


  20. ^ 超全集 1991, p. 12.


  21. ^ 超全集 1991, p. 57.


  22. ^ 超全集 1991, p. 58.


  23. ^ 超全集 1991, p. 19.

  24. ^ abcde宇宙船155 2016, pp. 132-133, 「特別対談 佛田洋×野中剛」


  25. ^ 宇宙船149 2015, pp. 124-125, 「特別対談 小松義人×前澤範×野中剛」.

  26. ^ ab宇宙船162 2018, pp. 102-103, 「[対談]山下優×野中剛 特別出演:坂本浩一」

  27. ^ abcde超全集 1991, p. 63

  28. ^ abcde“特選!!思い出の名場面「第二回 株式会社バンダイ キャラクタートイ事業部 野中剛のチョイス」”. 東映ヒーローネット. 2011年4月27日閲覧。


  29. ^ 超全集 1991, p. 41.


  30. ^ 全怪獣怪人 中 2003, p. 157.




参考文献



  • 『特警ウインスペクター超全集』 小学館〈てれびくんデラックス 愛蔵版〉、1991年1月10日。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit}.mw-parser-output .citation q{quotes:"""""""'""'"}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/65/Lock-green.svg/9px-Lock-green.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg/9px-Lock-gray-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Lock-red-alt-2.svg/9px-Lock-red-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration{color:#555}.mw-parser-output .cs1-subscription span,.mw-parser-output .cs1-registration span{border-bottom:1px dotted;cursor:help}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4c/Wikisource-logo.svg/12px-Wikisource-logo.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output code.cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:inherit;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-visible-error{font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#33aa33;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration,.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-right{padding-right:0.2em}
    ISBN 4-09-101425-9。

  • 『全怪獣怪人大事典』中巻、英知出版、2003年4月20日。
    ISBN 4-7542-2017-X。

  • 『メタルヒーロー最強戦士列伝』 [監修]東映、双葉社、2014年11月9日。
    ISBN 978-4-575-30779-5。

  • 村上克司 『オール・アバウト村上克司 スーパーヒーロー工業デザインアート集』 パイ インターナショナル、2017年2月19日。
    ISBN 978-4-7562-4865-7。

  • 野中剛 『野中剛presents レスキューポリス・シークレットファイル』 ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2018年9月29日。
    ISBN 978-4-7986-1784-8。


  • 宇宙船(ホビージャパン)

    • 『宇宙船』Vol.147(WINTER 2015.冬)、ホビージャパン、2014年12月29日、 ISBN 978-4-7986-0942-3。

    • 『宇宙船』Vol.148(SPRING 2015.春)、ホビージャパン、2015年4月1日、 ISBN 978-4-7986-1002-3。

    • 『宇宙船』Vol.149(SUMMER 2015.夏)、ホビージャパン、2015年7月1日、 ISBN 978-4-7986-1049-8。

    • 『宇宙船』vol.152(SPRING 2016.春)、ホビージャパン、2016年4月1日、 ISBN 978-4-7986-1218-8。

    • 『宇宙船』vol.153(SUMMER 2016.夏)、ホビージャパン、2016年7月1日、 ISBN 978-4-7986-1261-4。

    • 『宇宙船』vol.155(WINTER 2017.冬)、ホビージャパン、2016年12月29日、 ISBN 978-4-7986-1360-4。

    • 『宇宙船』vol.156(SPRING 2017.春)、ホビージャパン、2017年4月1日、 ISBN 978-4-7986-1434-2。

    • 『宇宙船』vol.161(SUMMER 2018.夏)、ホビージャパン、2018年6月30日、 ISBN 978-4-7986-1719-0。

    • 『宇宙船』vol.162(AUTUMN 2018.秋)、ホビージャパン、2018年10月1日、 ISBN 978-4-7986-1786-2。





関連項目




  • 写研 - オープニング・エンディングのクレジットテロップにて、本作品より同社開発の「石井明朝体」を、前作まで用いられていた「石井ゴシック体」に代わり使用。


  • 小林靖子 - 脚本家。脚本家を目指したきっかけとして、また特撮業界に興味を持ったきっかけとして、本作品の第25話「雨に泣くロボット」を見たことを挙げている。


  • てれびくん - 小学館より刊行されている雑誌。本作品よりメタルヒーローシリーズ関連の記事の掲載を再開した。






















テレビ朝日系 日曜8:00 - 8:30
前番組 番組名 次番組


機動刑事ジバン
(1989年4月2日 - 1990年1月28日)


特警ウインスペクター
(1990年2月4日 - 1991年1月13日)



特救指令ソルブレイン
(1991年1月20日 - 1992年1月26日)





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