こまち (列車)
こまち | |
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E6系「こまち」 | |
概要 | |
国 | 日本 |
種類 | 特別急行列車(新幹線) |
現況 | 運行中 |
地域 | 東京都、埼玉県、茨城県[注 1]、栃木県、福島県、宮城県、岩手県、秋田県 |
前身 | 特急「たざわ」「秋田リレー」 |
運行開始 | 1997年3月22日 |
運営者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
路線 | |
起点 | 東京駅・仙台駅 |
終点 | 秋田駅 |
営業距離 | 623.8 km(東京 - 秋田間)[注 2] |
使用路線 | 東北新幹線 秋田新幹線(田沢湖線・奥羽本線) |
車内サービス | |
クラス | グリーン車・普通車 |
身障者対応 | 11・12号車 |
座席 | グリーン車(11号車) 普通車(12 - 17号車) (全車指定席) |
技術 | |
車両 | E6系電車 (秋田車両センター) |
軌間 | 1,435 mm |
電化 | 交流25,000 V・50 Hz(東北新幹線) 交流20,000 V・50 Hz(秋田新幹線) |
最高速度 | 320 km/h(東北新幹線) 130 km/h(秋田新幹線) |
こまちは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が主に東京駅 - 秋田駅間を東北新幹線・秋田新幹線(田沢湖線・奥羽本線)経由で運行している特別急行列車である。
本稿では、2013年3月16日から2014年3月15日にかけ運転された「スーパーこまち」についても記述する。
目次
1 概要
1.1 列車名の由来
2 運行概況
2.1 停車駅
2.2 使用車両・編成
2.2.1 臨時列車
2.3 特急料金
3 沿革
4 脚注
4.1 注釈
4.2 出典
5 関連項目
6 外部リンク
概要
「こまち」は、山形新幹線「つばさ」に次ぐ2番目のミニ新幹線方式の列車として、1997年3月に秋田新幹線の開業より運転を開始した。東京都と秋田県を結ぶ役割を担っている。
なお、営業上は在来線である盛岡駅 - 秋田駅間は在来線特急の扱いを受ける。
列車名の由来
列車名は、秋田県湯沢市小野出身とされる小野小町が由来とされている。運転開始までは「こまち」の名称は秋田支社のジョイフルトレインが使用していたが、こちらは「おばこ」に改名した。
なお、E6系電車が営業運転に投入された2013年3月16日から、秋田新幹線の全列車がE6系に統一となった2014年3月15日の間は、同系列を使用し東北新幹線内で最高速度300km/h運転を実施する列車を「スーパーこまち」として区別した[1][2][3]。
運行概況
2016年4月現在、定期列車は東京駅 - 秋田駅間に15往復、仙台駅 - 秋田駅間に1往復の計16往復が運転されている。東京駅 - 秋田駅間の所要時間は最短で3時間37分。東北新幹線上では最高320km/h、在来線となる田沢湖線・奥羽本線上では最高130km/hで走行する[1]。
定期列車は東京駅・仙台駅 - 盛岡駅間は東北・北海道新幹線を走行する「はやぶさ」と併結し、盛岡駅で増解結を実施する。一部の臨時列車には仙台で増解結を実施するものがある。これは併結相手の「はやぶさ」が仙台以北各駅停車となる便であるため、「こまち」を仙台から先行させ速達性を確保する措置である。
停車駅
号数 | 運行本数\駅 | 東京駅 | 上野駅 | 大宮駅 | 仙台駅 | 古川駅 | くりこま高原駅 | 一ノ関駅 | 水沢江刺駅 | 北上駅 | 新花巻駅 | 盛岡駅 | 雫石駅 | 田沢湖駅 | 角館駅 | 大曲駅 | 秋田駅 | 備考 |
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1 - 38号 [注 3] | 下り01本/上り01本 | ● | - | ● | ● | - | - | - | - | - | - | ● | - | - | - | ● | ● | |
下り10本/上り10本 | ● | ● | ● | ● | - | - | - | - | - | - | ● | - | ● | ● | ● | ● | ||
下り04本/上り04本 | ● | ● | ● | ● | - | - | - | - | - | - | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
95・96号 | 下り01本/上り01本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | ● | ● | ● | ● |
- ●:停車 -:通過
- 大宮駅 - 仙台駅間は全列車ノンストップである。
2002年(平成14年)12月1日のダイヤ改正までは宇都宮駅、郡山駅、福島駅の各駅にもそれぞれ1往復ずつ停車していた[注 4]。
2009年(平成21年)3月14日のダイヤ改正までは大宮駅を通過する列車も存在した。
使用車両・編成
こまち | ||||||||||||||
← 東京・仙台/秋田 大曲 → | ||||||||||||||
| ||||||||||||||
|
E6系(Z編成)により運転されている。在来線区間も走行することから車体は通常の新幹線より幅が小さい。秋田新幹線開業から2014年3月まではE3系(0番台)も使用されていた。
座席は、2002年(平成14年)以降自由席は設定されておらず、全列車全席指定席で運行されている[注 5]。なお、盛岡駅 - 秋田駅間の相互間では特定特急券で普通車の空いている席を利用できる。ただし、座席指定券を持っている乗客が来た場合は席を譲る必要があり、当然満席の場合には立席となる。
グリーン車は1両のみで、(東京駅 - 大曲駅間で)東京駅側の先頭車両となる11号車に連結されている。座席配置は1列あたり2+2の4席。フル規格の新幹線のグリーン席と違い横幅が狭いため、簡易スリッパがウェルカムドリンクとともにサービスされている。
その他の車両は普通車であり、座席配置はグリーン車と同様に2+2の4席構成であるが、座席幅やシートピッチは異なる。
「こまち」は大曲駅の構造上、東京駅 - 大曲駅間と大曲駅 - 秋田駅間とで進行方向が変わるため、秋田駅発の「こまち」の座席は予め進行方向逆向きにセットされている[注 6]。
E6系グリーン車
E6系普通車
臨時列車
毎年8月第4土曜日に秋田県大仙市で行われる全国花火競技大会では多数の臨時列車が運転されている。このとき、定期列車では運転されていない大曲駅始発・終着の列車も運転されることがある。全国花火競技大会の際には、以下のように大曲駅を発着する運転が行われる。
- 秋田駅 - 大曲駅間
- 停車駅は設定せず、通常の「こまち」と同様無停車となる。列車号数は2007年までは850 - 860番台が、2008年は350 - 360番台がつけられる(列車番号とは別につけられている)。
- 仙台駅・盛岡駅 - 大曲駅間
- 列車号数は、2007年まで主に270番台が、2008年は盛岡止が360 - 370(下りの一部が310)番台、仙台行きが220番台をつけられることが多い。上りは、田沢湖駅・角館駅を通過する列車が多い。盛岡駅始発・終着列車については、新幹線ホームではなく地上の田沢湖線ホームを使用する。また、大曲駅を深夜に発車する列車は、角館駅・田沢湖駅を通過する。
- 秋田駅‐上野駅間
2017年3月25日にE3系(0番台)による団体専用列車『秋田新幹線開業20周年記念号』が1往復運転され、R21編成が充当された[4][5]。
特急料金
東北新幹線内では併結相手の「はやぶさ」と同様、大宮 - 盛岡間の乗車に対しては、その他列車に比べて最大510円の加算料金が設定されている[2]。
なお秋田新幹線列車の併結相手が「はやぶさ」となる以前は加算料金の設定はなく、併結相手に加算料金のある「はやぶさ」、加算料金のない「はやて」が混在していた2013年3月16日から2014年3月15日の間は「こまち(旧)」が「はやて」に準じる従来の料金、「スーパーこまち」が「はやぶさ」に準じる加算料金が適用されていた[2]。
沿革
1997年(平成9年)3月22日:田沢湖線・奥羽本線盛岡駅 - 大曲駅 - 秋田駅間の改軌が完成し、秋田新幹線開業。「こまち」運転開始。
- 当初の運行形態は、従来の特急「たざわ」のダイヤを踏襲した形で設定され、東京駅 - 秋田駅間13往復、仙台駅 - 秋田駅間に1往復とされた。また、東京駅・仙台駅 - 盛岡駅間で「やまびこ」と併結していた。
- 当時は併結する「やまびこ」に最高速度240 km/hの200系を充当する列車があったため、3往復は盛岡駅ではなく仙台駅で分割併合を行ったが、「やまびこ」は仙台駅 - 盛岡駅間の各駅に停車する一方、「こまち」は仙台駅 - 盛岡駅間をノンストップで運転されたため、東京方面から盛岡までの客が「こまち」に集中し、混雑するという問題があった。
1998年(平成10年)
10月26日 - 12月7日:1両(14号車)増結し、順次6両編成化。この間、増結車両は自由席であった[6]。
12月8日:6両編成化が完了し、増結車両を指定席に変更。東京駅 - 秋田駅間に1往復増発[7]。仙台駅での分割併合を廃止し、全列車東京駅 - 盛岡駅間「やまびこ」併結となる。
1999年(平成11年)12月4日:併結車両の「やまびこ」を全列車E2系に統一、宇都宮駅 - 盛岡駅間は最高速度275km/h運転となる[8]。
2000年(平成12年)12月31日:秋田駅 - 東京駅間の最終列車「こまち28号」は列車名を「ミレナリオこまち28号」に変更して運転。
2001年(平成13年)12月1日:それまで半室禁煙としていたグリーン車を全面禁煙化[9][10]。
2002年(平成14年)12月1日:東北新幹線盛岡駅 - 八戸駅間開業に伴い、以下のように変更[11]。
- 定期列車の東京駅 - 盛岡駅間の併結相手を新設の「はやて」に変更。ただし、臨時列車の場合には「やまびこ」との併結もあった。
- 自由席が設定されなかった「はやて」に合わせ、2両あった自由席を廃止し全車座席指定席に変更[注 7]。
- 宇都宮駅・郡山駅・福島駅の各駅にそれぞれ1往復ずつ停車していたが、併結列車を「はやて」に変更したことにより、定期列車はすべて通過。
2005年(平成17年)12月10日:臨時「やまびこ」併結列車を「はやて」との併結に変更し、1往復を定期列車に変更して増発[12]。
2006年(平成18年)
1月5日:大雪の影響で、終日運休する(秋田新幹線としては開業以来初めての終日運休)。
2月10日:志度内信号場 - 田沢湖駅間の第四生保内川橋梁で、「こまち」3号が雪崩の雪に乗り上げ、以降の列車が運休し、翌日も除雪と安全確認のため、終日運休した。
2007年(平成19年)
3月18日:全車両禁煙化。
4月30日・5月6日:「こまち」26号が全国花火競技大会以外では初となる、大曲駅始発で運転(大曲発15:50 → 東京着19:36)
2008年(平成20年)3月31日:13号車に設置されていた列車内飲料自動販売機の営業を終了(撤去)。
2009年(平成21年)3月14日:「(はやて)・こまち」2号が大宮駅停車開始。これにより「こまち」は全列車が大宮駅停車になる。
2010年(平成22年)12月4日:ダイヤ改正により、定期列車の仙台駅における「はやて」との分割併合が廃止される。
2011年(平成23年)
- 3月:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響により、東京 - 盛岡間が運休。盛岡 - 秋田間において、普通車全車自由席(グリーン車は指定席)で運転。
4月29日:東京 - 秋田間の全線で臨時ダイヤで運転再開。東京 - 秋田間13往復、仙台 - 秋田間1往復[13]。
11月19日:東北新幹線内の一部の併結車両がE5系になる[14]。
2013年(平成25年)
- 3月2日:神宮寺駅 - 刈和野駅間で、下り「こまち25号」の先頭車両が脱線。乗客130名には負傷なし。この事故の影響で盛岡駅 - 秋田駅間で4日まで運転見合わせ[15]。
- 3月16日:ダイヤ改正によりE6系が営業運転を開始。「こまち」は以下のように変更[1][2]。
- E6系を使用する4往復の愛称を「スーパーこまち」に変更。
- 「スーパーこまち」は東京駅 - 盛岡駅間で併結する列車を「はやて」から「はやぶさ」に変更し、宇都宮駅 - 盛岡駅間の最高速度を300km/hへ引き上げ。
6月1日・15日:「こまち」2往復をE6系に置き換え。運行ダイヤ・愛称はそのまま[16]。
7月20日:「こまち」1往復をE6系に置き換え。この日をもってE3系量産先行車(R1編成)の定期運用を終了。秋田駅にてラストランのセレモニーが実施された。他にも、6月から8月にかけてE6系で運転する「こまち」を複数設定[17]。
9月28日:「こまち」3往復にE6系を投入し、「スーパーこまち」に変更。同時に東北新幹線内の併結車両をE5系に統一[18]。
11月15日・16日:「こまち」の一部をE6系に置き換え。以後も、2014年(平成26年)2月にかけて、順次E3系の運用をE6系に置き換え[19]。
2014年(平成26年)3月15日:ダイヤ改正により、次の通りに変更[3]。
- 秋田新幹線全列車をE6系に置き換え、E3系の定期運用終了[注 8]。列車名を「こまち」に統一。
- 東北新幹線区間の併結列車を「はやぶさ」に統一。宇都宮駅 - 盛岡駅間の最高速度を320km/hへ引き上げ。
2015年(平成27年)3月14日:グリーンアテンダント・サービスを廃止[20]。
脚注
注釈
^ 設置駅なし
^ 東京 - 盛岡間を実キロとした場合。東京 - 秋田間をすべて営業キロにすると662.6 kmである。
^ 定期列車は下り1・3・7・9・13・17 - 35号/上り6・10 - 32・36・38号。下り15号/上り8号は臨時列車として運転される。
^ 宇都宮駅、郡山駅、福島駅のいずれかに停車する列車は上野駅を通過していた。
^ 区間列車や全国花火競技大会時に秋田駅 - 大曲駅間のみを運転する臨時列車のような場合でも例外はない。ただし、東日本大震災後に在来線区間でのみ運行再開した際にはグリーン車は締め切り扱いとし、その他の車両を全車自由席で運行した例もある。
^ 大曲までの運転となる全国花火競技大会臨時運転時は除く。
^ 全車指定席に変更した際に元自由席であった15・16号車の座席の交換を行わなかったため、シートピッチが異なる現象が発生した。2002年以降に落成した編成(R18 - R26編成)も同様。
^ 東北新幹線内の定期運用は2014年3月15日以降も継続され、「やまびこ」・「なすの」の増結用として使用される。
出典
- ^ abc“秋田新幹線の新しい列車名等の決定について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2012年11月5日), http://www.jreast.co.jp/press/2012/20121105.pdf 2012年11月6日閲覧。
- ^ abcd“2013年3月ダイヤ改正について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2012年12月21日), http://www.jreast.co.jp/press/2012/20121215.pdf 2013年7月6日閲覧。
- ^ ab“2014年3月ダイヤ改正について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2013年12月20日), http://www.jreast.co.jp/press/2013/20131217.pdf 2014年11月1日閲覧。
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^ “E3系による「秋田新幹線開業20周年記念号」運転”. 交友社 鉄道ファン railf.jp (2017年3月26日). 2017年5月20日閲覧。
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^ “2002年12月 ダイヤ改正について” (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2002年9月20日), http://www.jreast.co.jp/press/2002_1/20020911/index.html 2014年11月2日閲覧。
^ “2005年12月ダイヤ改正について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2005年9月30日), http://www.jreast.co.jp/press/2005_1/20050915.pdf 2014年11月2日閲覧。
^ “4月29日以降の運転計画について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道秋田支社, (2011年4月29日), http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20110429.pdf 2011年5月9日閲覧。
^ “東北新幹線「はやぶさ」に投入しているE5系車両を「はやて」「やまびこ」に導入!” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2011年9月12日), http://www.jreast.co.jp/press/2011/20110912.pdf 2014年11月2日閲覧。
^ “秋田新幹線こまちが脱線 乗客130人にけがなし”. MSN産経ニュース (産業経済新聞社). (2013年3月2日). オリジナルの2013年3月2日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130302135701/http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130302/dst13030218500007-n1.htm 2013年3月2日閲覧。
^ “「こまち」編成変更のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道秋田支社, (2013年3月18日), http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20130318.pdf 2013年7月6日閲覧。
^ “新型車両E6系「こまち」の運転について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道秋田支社, (2013年5月16日), http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20130516-5.pdf 2013年8月9日閲覧。
^ “2013年9月ダイヤ改正について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2013年7月5日), http://www.jreast.co.jp/press/2013/20130709.pdf 2013年8月3日閲覧。
^ “新型車両E6系「こまち」の運転について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道秋田支社, (2013年11月13日), http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20131113-1.pdf 2013年11月16日閲覧。
^ “一部の新幹線・在来線特急列車の車内販売サービスと新幹線「グリーンアテンダント」によるサービスの終了について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2015年1月16日), http://www.jreast.co.jp/press/2014/20150110.pdf 2015年1月16日閲覧。
関連項目
- 日本の列車愛称一覧
- 多層建て列車
外部リンク
東日本旅客鉄道
- 列車案内
- 新幹線>E6系
- meets新幹線
- E6系について
- 列車案内
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