HY (バンド)
HY | |
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2007年撮影 | |
基本情報 | |
出身地 | 日本 沖縄県うるま市 |
ジャンル | J-POP ミクスチャー・ロック |
活動期間 | 2000年 - |
レーベル | ASSE!! Records/UNIVERSAL J |
公式サイト | HY ROAD |
メンバー | 新里英之(ボーカル・ギター・三線) 仲宗根泉(キーボード・ボーカル) 宮里悠平(ギター) 許田信介(ベース) 名嘉俊(ドラムス) |
HY(エイチワイ)は、男性4人・女性1人の日本のミクスチャーバンド。メンバー全員沖縄県うるま市出身。
目次
1 メンバー
2 概要
3 来歴
4 ディスコグラフィ
4.1 アルバム
4.2 シングル
4.3 コンピレーション
4.4 未発売曲
4.5 DVD
4.6 参加作品
5 楽曲提供
6 NHK紅白歌合戦出場歴
7 書籍
8 その他の活動
9 脚注
10 外部リンク
メンバー
新里英之(しんざと ひでゆき、1983年4月12日 -)ギター、ボーカル、ラップ、三線、通称「ひーで」英語表記は「Hide」
名嘉俊(なか しゅん、1983年5月10日 -)ドラム、ラップ、通称「しゅん」英語表記は「Shun」、作詞・作曲時は「TUN」
許田信介(きょだ しんすけ、1983年7月17日 -)ベース、通称「しんちゃん」英語表記は「Shinsuke」
仲宗根泉(なかそね いずみ、1983年11月1日 -)キーボード、ボーカル。通称「いーず」英語表記は「Izu」
宮里悠平(みやざと ゆうへい、1984年1月2日 -)ギター、通称「ゆーへい」英語表記は「Yu-hei」
概要
2000年結成以来、インディーズシーンで活動している。2003年にリリースしたセカンドアルバム『Street Story』が発売と同時にオリコンチャート1位を獲得、更に4週連続の1位となり、インディーズとしては初の記録を作る。以降、ライブハウスからアリーナツアーまで、チケットを即日完売させるほどの人気を得る。2007年にはカナダ、アメリカツアーも敢行。地元沖縄を拠点にしながら海外にも活動を広げている。
日本のアーティストとしては珍しく、基本的にアルバム発売のみの活動(シングル盤リリースしない)が特徴。テレビ朝日ミュージック内の自主レーベル“東屋慶名建設”に所属(あくまでレーベル名であり、実際に建設関係の会社ではない)していたが、2013年4月23日をもってテレビ朝日ミュージックとのマネジメント契約が終了。同年8月からは、新レーベル「ASSE!! Records」を設立[1]。
「HY」というバンド名の由来は彼らの地元沖縄本島中部、うるま市の与那城にある「東屋慶名(ひがしやけな(Higashi-Yakena))」のイニシャルから来ている。[2]
来歴
2000年に高校の同級生である新里、名嘉、許田、宮里と名嘉の従兄妹である仲宗根で結成。
2001年、初のミニアルバム『Departure』でデビュー。当初は沖縄限定発売だったが、沖縄での人気からCDが全国発売に至る。
2003年、2枚目となるアルバム『Street Story』をリリース。インディーズでは異例の4週連続オリコンチャート1位を記録する。
2004年に発売された3枚目のアルバム『TRUNK』も前作に続いてオリコンチャートで1位を獲得。これらの記録はインディーズとしては史上初の記録となった。また、同年にはリンキン・パークの来日公演のオープニングアクトを務めた他、初のホールツアー「ITTA SOMUN'04 TOUR ~そこにあるべきもの~」を開催する。
2005年、『Departure』のリードトラック『ホワイトビーチ』がコカコーラのキャンペーンCMソングに採用。コカコーラのキャンペーンで「ANSHI COKE NONJOHNBAR RASSAI!! '05 TOUR」を開催する。
2006年には全47都道府県を巡るツアー、「WATTA SHINKER '06 TOUR ~mu-ruiinchu~」を開催。そして4枚目のアルバム『Confidence』をリリース。また、初回5万枚限定アルバムも発売。このアルバムも、オリコンチャートでは初登場1位を獲得。これにより、インディーズ3作連続初登場オリコンチャート1位の記録を更新した。その後「HY 2006 KUMAKARA AMAE TOUR」を開催。武道館、大阪城ホールでワンマンライブを開催し、クリスマスイヴには沖縄北谷のカーニバルパーク美浜にてストリートライブを行った。また、3月7日にはライブDVDが発売された。
2007年3月には、カナダ・アメリカツアーも決定。トロント、ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、オースティン、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルの計8都市を回った。
2008年4月、5枚目のアルバム『HeartY』をリリース。
同アルバム収録曲『366日』がフジテレビ系ドラマ・映画「赤い糸」主題歌に決定。
2010年1月、6枚目のアルバム『whistle』をリリース。オリコンチャート初登場1位を獲得。
2010年12月、第61回NHK紅白歌合戦初出場(白組)。
2012年3月、7枚目のアルバム、『PARADE』をリリース。
2012年12月、8枚目のアルバム、『Route29』をリリース。NHK・連続テレビ小説「純と愛」主題歌『いちばん近くに』や、同ドラマ挿入歌『二人で行こう』が同アルバムに収録される。第63回NHK紅白歌合戦出場(白組)。
2013年4月15日、同年4月23日をもって所属マネジメント会社であるテレビ朝日ミュージックとの契約解除、ならびに公式ホームページ・SNSサイト等の公式アカウントの閉鎖、ファンクラブの解散を発表[3]。
2013年4月25日、新オフィシャルサイト ”HY ROAD”、ならびに公式facebook[1]、公式Twitter[2]を新設。
2013年8月、新レーベル「ASSE!! Records」を設立。同時に、オフィシャルファンクラブ「HY HUB CLUB」およびスマホ向け有料サイト「HYクイナーズ」も開設[1]。
2014年2月、9枚目のアルバム、『GLOCAL』をリリース。
2014年12月に10thアルバム『LOVER』を発売。11月22日公開の映画「想いのこし」の主題歌となる「あなたを想う風」を収録[4]。同曲はゴールド認定(シングルトラック、日本レコード協会)[5]。
2015年12月24日、仲宗根泉が「クリスマスの約束」に出演[6]
。
ディスコグラフィ
各CD作品は通常盤の他、期間限定盤・枚数限定生産盤など複数バージョン制作されていることが多い。
アルバム
枚 | 発売日 | タイトル |
---|---|---|
1st | 2001年9月22日 | Departure |
2nd | 2003年4月16日 | Street Story |
3rd | 2004年7月14日 | TRUNK |
4th | 2006年4月12日 | Confidence |
5th | 2008年4月16日 | HeartY |
6th | 2010年1月27日 | Whistle |
7th | 2012年3月7日 | PARADE |
8th | 2012年12月5日 | Route29 |
9th | 2014年2月26日 | GLOCAL |
10th | 2014年12月3日 | LOVER |
11th | 2015年7月15日 | LIFE |
12th | 2017年3月1日 | CHANCE |
シングル
レール (2009年11月2日, HYRK-10001, レンタル専用)
コンピレーション
枚 | 発売日 | タイトル | 備考 |
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1st | 2010年8月11日 | ACHI SOUND 〜HY LOVE SUMMER〜 | 暑いをテーマにしたコンピ。ライブ曲や未発表曲「たった一言」「サヨナラ彼女」収録。 |
2nd | 2012年2月13日 | nice to meet you | レンタル限定アルバム。未発表曲「風」、及び「ガジュマルビート」を先行収録。また、PCで開けるビデオデータも入っている。 |
3rd | 2012年11月28日 | nice to meet you 2 | レンタル限定アルバム。DVD"Relation Ship"のみで聴けたアルバム未収録曲「アミーゴ」、及び「いちばん近くに」「バイバイDay」を先行収録。 |
4th | 2014年2月26日 | HY SUPER BEST | かつての委託先であったエイベックスがリリースしたもので、メンバー側は本作には全く関与していない。 |
5th | 2014年12月3日 | HY LOVERS BEST | かつての委託先であったエイベックスがリリースしたもので、メンバー側は本作には全く関与していない。仲宗根の詩集に付いていた楽曲「Fortune」「バイバイ」が何故か収録。 |
未発売曲
- フェイバリットソング(ライブでのみ歌われる)
DVD
- PV集『Street Story』(2003年12月3日)
- LIVE DVD 『ITTA SOMUN '04 TOUR 〜そこにあるべきもの〜』(2005年3月9日)
- LIVE DVD 『WATTA SHINKER '06 TOUR 〜mu-ruiinchu〜』(2006年11月1日)
- LIVE DVD 『HY 2006 KUMAKARA AMAE TOUR 〜ここから未来へ〜』(2007年3月7日)
- Document DVD 『HY 2007 AMAKUMA A'CHA document TOUR 〜from OKINAWA to the WORLD〜』(2007年6月27日)
- LIVE DVD 『HY PACHINAI×5 MAGGY HAKODE TOUR'08&Nartyche』(2009年1月21日)
- LIVE DVD 『HY MACHIKANTY SO-TANDOH TOUR 2010@沖縄宜野湾海浜公園屋外劇場 〜時をこえ〜』(2010年7月7日)
- DVD BOX 『Relation Ship』(DVD6枚+CD+BOOK, 2011年9月22日)
- LIVE DVD 『HY TI-CHI TA-CHI MI-CHI PARADE TOUR 2012』(2012年7月4日)
- LIVE & Document DVD 『HY CHIMDONDON』(2014年12月24日)
参加作品
アーティスト名 | 楽曲名 | 収録先 | |
---|---|---|---|
発売日 | タイトル | ||
仲宗根 泉 | |||
青山テルマ | あなたの側に feat. 仲宗根泉(HY) | 2016年4月27日 | ミニアルバム『PINK TEARS』[7] |
楽曲提供
- Shun Naka(名嘉俊)名義
高橋みなみ「いつか」(作詞・作曲) アルバム『愛してもいいですか?』(2016年10月12日)収録 [8]
NHK紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 |
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2010年(平成22年)/第61回 | 初 | 時をこえ | 09/22 | クミコ |
2012年(平成24年)/第63回 | 2 | いちばん近くに | 06/25 | 水森かおり |
* 出演順は「出演順/出場者数」を表す。白組として出場。 |
書籍
仲宗根泉は詩集を2冊出版している。それぞれに自身が書き下ろした楽曲(『Fortune』『バイバイ』)を収録したCDがついている。
- 『あなたへ』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2006年11月1日、128頁。ISBN 4887595069。
- 『バイバイ』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2008年8月1日。ISBN 978-4887596436。
その他の活動
- 携帯電話向けSNSサイト「ログとも」と連動して、2008年2月9日よりラジオ風コミュニケーション番組(ケーラジ)というイベントを行っている。
脚注
- ^ ab“HYがレーベル設立「アッセと驚く音楽を届けていきたい」”. ナタリー. 2014年4月20日閲覧。
^ https://www.navitime.co.jp/poi?node=00281819
^ ファンの皆様、ならびに関係者の皆様へ大切なお知らせ HY Mode 2013年4月15日
^ “HY、初のラブソングアルバム&2015年のプレミアムツアーの詳細が明らかに!”. EMTG MUSIC. (2014年10月14日). http://music.emtg.jp/news/201410044834607f7 2014年10月23日閲覧。
^ RIAJ 2015年3月度
^ “小田和正「クリスマスの約束」は赤レンガ倉庫から、HY仲宗根が初登場”. ナタリー. (2015年11月28日). http://natalie.mu/music/news/167398 2015年12月25日閲覧。
^ “「この曲の意味が増した」青山テルマ、新曲MVで親友・木下優樹菜と再共演”. 音楽ナタリー. (2016年4月21日). http://natalie.mu/music/news/184368 2016年4月21日閲覧。
^ “高橋みなみソロ作にOKAMOTO'S、真島昌利、カーリー・レイ・ジェプセンら参加”. 音楽ナタリー. (2016年8月26日). http://natalie.mu/music/news/199502 2016年8月26日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- HY - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
HY (@hy_road) - Twitter
HY - Facebook
- HY mixiページ
HY Official Channel - 公式YouTubeチャンネル- “時をこえ” HYインタビュー
- HYオフィシャルブログ - Powered by LINE
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