斑鳩町
いかるがちょう 斑鳩町 | |||||
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世界遺産 法隆寺 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 奈良県 | ||||
郡 | 生駒郡 | ||||
団体コード | 29344-0 | ||||
法人番号 | 1000020293440 | ||||
面積 | 14.27km2 | ||||
総人口 | 27,411人 (推計人口、2018年11月1日) | ||||
人口密度 | 1,921人/km2 | ||||
隣接自治体 | 生駒市、大和郡山市、生駒郡三郷町、平群町、安堵町、北葛城郡王寺町、河合町 | ||||
町の木 | クロマツ | ||||
町の花 | サザンカ、ツバキ[1] | ||||
町の鳥 | イカル[1] | ||||
斑鳩町役場 | |||||
町長 | 中西和夫 | ||||
所在地 | 〒636-0198 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西三丁目7番12号 北緯34度36分31.8秒東経135度43分50.2秒座標: 北緯34度36分31.8秒 東経135度43分50.2秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||||
ウィキプロジェクト |
斑鳩町(いかるがちょう)は、奈良県北西部に位置し、生駒郡に属する町である。
目次
1 概要
2 地理
3 歴史
3.1 沿革
3.2 行政区画の変遷
3.3 合併問題
4 人口
5 地域
5.1 町名等
5.2 郵便
6 行政
7 経済
7.1 商業施設
7.2 金融機関
7.3 農業協同組合
7.4 日本郵政グループ
8 教育
8.1 高等学校
8.2 中学校
8.3 小学校
9 交通機関
9.1 鉄道
9.2 バス
9.3 道路
9.3.1 一般国道
9.3.2 県道
10 名所・旧跡・観光・祭事・催事
10.1 名所・旧跡
11 出身人物
12 その他
13 脚注
14 関連項目
15 外部リンク
概要
飛鳥時代に聖徳太子の手によって法隆寺が建立されたことなどでよく知られる、古い歴史を持つまちである。法隆寺のすぐ西に広がる西里の集落は、近世初期の日本で最も組織的な力をふるった大工棟梁中井正清の育った集落でもある。それ以外にも多くの古い町並みが存在するが、高度経済成長以降、大阪のベッドタウンとして都市化が進み、落ち着いた町並みも、もはや過去のものとなりつつある。また、古都保存法の指定都市でもある。
地理
南に大和川が流れ、北には法隆寺の裏山にあたる松尾山を中心とした矢田丘陵を仰ぐ。西部には在原業平の和歌で知られる紅葉の名所、竜田川が、東部には「富の小川」として詠われている富雄川が流れる。
歴史
古代の大和国平群郡夜麻(やま)郷、坂戸郷の地である。龍田川が大和川に合流する地点の北西にある神南備・三室山山頂に延喜式内・神岳(かむおか)神社が鎮座する。飛鳥時代には聖徳太子が斑鳩宮を営み、当時創建された法隆寺、法起寺、法輪寺、中宮寺は現在に伝わり法隆寺と法起寺が世界遺産に登録されている。
近年、藤ノ木古墳の発掘でも有名になった。
沿革
1947年(昭和22年)2月11日 - 竜田町・法隆寺村・富郷村が合併して発足。
行政区画の変遷
明治22年 | 明治24年 | 明治29年 | 昭和22年 | 現在 |
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奈良県 | ||||
平群郡 | 生駒郡 | |||
竜田村 | 竜田町 | 斑鳩町 | ||
法隆寺村 | ||||
富郷村 |
合併問題
生駒郡の安堵町、三郷町、平群町と北葛城郡の王寺町、上牧町、河合町(西和7町)との合併が審議されていたが、斑鳩町、王寺町、平群町で実施された住民投票の結果、財務状況が良好である斑鳩・王寺両町で反対票が多数となり、両町が合併協議会を離脱。協議会は解散され、合併は白紙となった。
また、新しい市の名前の候補は、西和市、法隆寺市などが候補に上がり、新市名「西和市」の決定まで行っていた。
人口
斑鳩町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 斑鳩町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 斑鳩町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
斑鳩町(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
平成22年国勢調査(速報値)より前回調査からの人口増減をみると、0.31%減の27,731人であり、増減率は県内39市町村中7位。
奈良県統計
- 2007年10月1日現在 : 27,602人
- 人口増加率(2002年→2007年) : -2.7%
地域
町名等
斑鳩町では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。
町名 | 町名の読み | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施直前の町名 | 備考 |
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大字阿波 | あわ | 未実施 | ||
阿波一〜三丁目 | あわ | 1977年8月1日 | 大字阿波の一部 | |
1986年11月4日、大字阿波の一部を阿波一丁目に編入。 | ||||
大字五百井 | いおい | 未実施 | ||
五百井一丁目 | いおい | 1977年8月1日 | 大字五百井、大字龍田、大字稲葉車瀬の各一部 | |
大字稲葉車瀬 | いなばくるませ | 未実施 | ||
稲葉車瀬一・二丁目 | いなばくるませ | 1979年11月1日 | 大字稲葉車瀬、大字龍田、大字小吉田の各一部 | |
稲葉西一・二丁目 | いなばにし | 1983年11月7日 | 大字稲葉車瀬、大字龍田、大字神南の各一部 | |
岡本 | おかもと | 未実施 | ||
興留一〜十丁目 | おきどめ | 1977年8月1日(一〜九) | 大字興留、大字阿波、大字法隆寺、大字五百井の各一部 | |
1996年11月5日(八(編入)・十) | 大字興留、大字阿波、大字目安の各一部 | |||
興留東一丁目 | おきどめひがし | 1977年8月1日 | 大字興留、大字阿波の各一部 | |
大字幸前 | こうぜん | 未実施 | ||
幸前一・二丁目 | こうぜん | 1986年11月4日 | 大字幸前、大字法隆寺、大字東福寺の各一部 | |
大字小吉田 | こよしだ | 未実施 | ||
小吉田一・二丁目 | こよしだ | 1979年11月1日 | 大字小吉田、大字五百井、大字龍田、大字稲葉車瀬の各一部 | |
大字神南 | じんなん | 未実施 | ||
神南一〜五丁目 | じんなん | 1979年11月1日(一) | 大字神南の一部 | |
1983年11月7日(二〜五) | 大字神南、大字稲葉車瀬の各一部 | |||
大字高安 | たかやす | 未実施 | ||
高安一・二丁目 | たかやす | 1986年11月4日 | 大字高安の一部 | |
高安西一丁目 | たかやすにし | 1986年11月4日 | 大字高安、大字法隆寺の各一部 | |
大字龍田 | たつた | 未実施 | 大字目安内飛地 | |
龍田一〜四丁目 | たつた | 1979年11月1日 | 大字龍田、大字法隆寺、大字稲葉車瀬の各一部 | |
龍田北一〜六丁目 | たつたきた | 1979年11月1日(一〜五) | 大字龍田、大字法隆寺の各一部 | |
1983年11月7日(六) | 大字龍田の一部 | |||
龍田西一〜八丁目 | たつたにし | 1983年11月7日 | 大字龍田、大字稲葉車瀬の各一部 | |
龍田南一〜六丁目 | たつたみなみ | 1979年11月1日 | 大字龍田、大字法隆寺、大字小吉田、大字稲葉車瀬、大字五百井の各一部 | |
東福寺一丁目 | とうふくじ | 1986年11月4日 | 大字東福寺、大字法隆寺の各一部 | |
大字服部 | はっとり | 未実施 | ||
服部一・二丁目 | はっとり | 1977年8月1日 | 大字服部、大字五百井、大字興留、大字法隆寺の各一部 | |
大字法隆寺 | ほうりゅうじ | 未実施 | ||
法隆寺一・二丁目 | ほうりゅうじ | 1986年11月4日 | 大字法隆寺の一部 | |
法隆寺北一・二丁目 | ほうりゅうじきた | 1986年11月4日 | 大字法隆寺、大字三井の各一部 | |
法隆寺山内 | ほうりゅうじさんない | 1986年11月4日 | 大字法隆寺の一部 | 法隆寺 |
法隆寺西一〜三丁目 | ほうりゅうじにし | 1986年11月4日 | 大字法隆寺の一部 | |
法隆寺東一・二丁目 | ほうりゅうじひがし | 1986年11月4日 | 大字法隆寺、大字東福寺の各一部 | |
法隆寺南一〜三丁目 | ほうりゅうじみなみ | 1986年11月4日 | 大字法隆寺、大字東福寺、大字阿波、大字五百井、大字高安、大字興留、大字龍田の各一部 | |
大字三井 | みい | 未実施 | ||
大字目安 | めやす | 未実施 | ||
目安一〜四丁目 | めやす | 1996年11月5日 | 大字目安、大字阿波の各一部 | |
目安北一〜三丁目 | めやすきた | 1996年11月5日 | 大字目安、大字興留、大字服部の各一部 |
郵便
郵便の集配は斑鳩町全域とも王寺郵便局が担当している。なお、郵政事業の民営化以前は竜田郵便局(竜田南)が集配特定郵便局として「636-01xx」区域(斑鳩町全域)の集配業務を担当していたが、2007年2月5日付で王寺郵便局に移管、現在は窓口業務のみとなっている。[2]
行政
この節の加筆が望まれています。 |
経済
この節の加筆が望まれています。 |
商業施設
イオンいかるが店(龍田西)
Joshin 斑鳩店(龍田西)
万代 法隆寺店(興留)
業務スーパー 法隆寺店(龍田南)
金融機関
南都銀行 法隆寺支店(龍田南)、法隆寺駅前出張所(興留)
- ※その他、斑鳩町役場内に同行の ATM を設置。
奈良中央信用金庫 法隆寺支店(興留)
2015年までは、近畿大阪銀行 いかるが出張所(有人出張所)も営業していた。
農業協同組合
奈良県農業協同組合(JAならけん)
- 総括斑鳩支店(龍田南)
- ※郡山・生駒地区(生駒市・大和郡山市・平群町・斑鳩町・安堵町・三郷町・王寺町・河合町・上牧町)の総括支店。
- 斑鳩支店(小吉田)
- 総括斑鳩支店(龍田南)
日本郵政グループ
(2014年6月現在)
日本郵便株式会社
- 法隆寺郵便局(法隆寺)
- 竜田郵便局(龍田南) - 元集配局。ゆうちょ銀行ATMのホリデーサービス実施局。
- 斑鳩興留郵便局(興留)
- イオンいかるが内簡易郵便局(龍田西)
前述のとおり、斑鳩町全域(「636-01xx」区域)の集配業務は王寺郵便局が担当している。
教育
高等学校
県立法隆寺国際高等学校(旧:県立斑鳩高等学校)(高安) ※2005年度(平成17年度)入学生徒より県立片桐高等学校(大和郡山市)を吸収合併して現校名に。
中学校
- 斑鳩町立斑鳩中学校(龍田北)
- 斑鳩町立斑鳩南中学校(目安北)
小学校
斑鳩町立斑鳩小学校(法隆寺南)- 斑鳩町立斑鳩東小学校(法隆寺南)
- 斑鳩町立斑鳩西小学校(神南)
交通機関
鉄道
西日本旅客鉄道(JR西日本)
関西本線(大和路線):(王寺町) - 法隆寺駅 - (大和郡山市)
バス
奈良交通(三室山下~中宮寺前、中宮寺前~法起寺前、中宮寺前~幸前口)- 夜行高速バスやまと号(京成バスと共同運行)
法隆寺バスセンター⇔本厚木駅・横浜駅・京成上野駅・西船橋駅・海浜幕張駅
- 斑鳩町コミュニティバス
道路
一般国道
国道25号
- いかるがパークウェイ
- 国道168号
県道
主要地方道
- 奈良県道5号大和高田斑鳩線
- 奈良県道9号奈良大和郡山斑鳩線
一般県道
- 奈良県道108号大和郡山広陵線
- 奈良県道109号天理斑鳩線
- 奈良県道146号法隆寺線
- 奈良県道195号王寺三郷斑鳩線
- 奈良県道236号信貴山線
- 奈良県道266号奈良西の京斑鳩自転車道線
名所・旧跡・観光・祭事・催事
名所・旧跡
法隆寺地域の仏教建造物(世界遺産)
- 法隆寺
- 法起寺
- 中宮寺
- 法輪寺
- 吉田寺
- 融念寺
- 斑鳩神社
- 龍田神社
- 神岳神社
- 三室山
- 竜田川
- 上宮遺跡公園
世界遺産 法起寺
龍田神社
奈良県立竜田公園
古墳
藤ノ木古墳(国史跡)
仏塚古墳(県史跡)
駒塚古墳(町史跡)
調子丸古墳(町史跡)- 瓦塚古墳群
- 斑鳩大塚古墳
- 舟塚古墳
- 春日古墳
竜田御坊山古墳群(消滅)- 神代古墳
- 甲塚古墳
- 岡原古墳(富郷陵墓参考地)
など多数。
出身人物
桜花昇ぼる(元OSK日本歌劇団)
鍵本輝(Lead)
じょーじ(HIGH-D4 キーボード)
高田聖子(女優)
東樋口徹(画家)
その他
- 衆議院議員選挙の選挙区は「奈良県第2区」、奈良県議会議員選挙の選挙区は「生駒郡選挙区」(定数:3)となっている[3]。
1977年9月、歌手・布施明が斑鳩町付近をテーマにした「旅愁〜斑鳩にて〜」をシングル発売。同年末の『第28回NHK紅白歌合戦』でも歌唱披露した。
脚注
- ^ ab“町の鳥に「いかる」、町の花に「つばき」を制定”. 斑鳩町 (2017年6月22日). 2017年11月28日閲覧。
^ 「集配拠点等の再編」実施局(旧日本郵政公社近畿支社・2007年1月31日発表分)
^ 選挙区と定数 奈良県選挙管理委員会
関連項目
- 全国市町村一覧
- 高安 (斑鳩町)
外部リンク
- 斑鳩町公式サイト
- 斑鳩の記憶データベース「Chienowa Ikaru」
オープンストリートマップには、斑鳩町に関連する地理データがあります。
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