サウサンプトンFC
サウサンプトンFC | ||||
---|---|---|---|---|
原語表記 | Southampton Football Club | |||
愛称 | The Saints(セインツ) | |||
クラブカラー | 赤(レッド)・ 白(ホワイト) | |||
創設年 | 1885年 | |||
所属リーグ | プレミアリーグ | |||
ホームタウン | サウサンプトン | |||
ホームスタジアム | セント・メリーズ・スタジアム | |||
収容人数 | 32,505 | |||
代表者 | ラルフ・クルーガー | |||
監督 | ラルフ・ハーゼンヒュットル | |||
公式サイト | 公式サイト | |||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
サウサンプトン・フットボール・クラブ(英語:Southampton Football Club)は、イングランド南部のハンプシャー州サウサンプトンをホームタウンとする、イングランドプロサッカーリーグ(プレミアリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。ニックネームは "The Saints"(セインツ)[1]。
目次
1 概要
2 歴史
2.1 創成期
2.2 フットボールリーグへの参加
2.3 FAカップ優勝の栄光
2.4 トップフライトの時代
2.5 クラブ低迷期-運営会社の倒産、リーグ1への降格-
2.6 古豪復活へ-プレミアリーグ復帰-
3 クラブ名の変遷
4 タイトル
4.1 国内タイトル
4.2 国際タイトル
5 成績
6 現所属メンバー
6.1 ローン移籍
7 スタジアムとトレーニング施設
8 アンセム
9 エンブレム
10 サウスコースト・ダービー
11 クラブ各種記録
12 歴代監督
13 歴代所属選手
14 脚注
15 外部リンク
概要
主要なタイトル獲得は1976年のFAカップ優勝1回のみで、リーグ戦の最高順位は1983-84シーズンの2位(フットボールリーグ1部)である。
ホームグラウンドはセント・メリーズ・スタジアム。2001年に旧ホームグラウンドのザ・デルから移転した。
アカデミー(ユース組織)には定評があり、これまで、セオ・ウォルコット、アダム・ララーナ、アレックス・オックスレイド=チェンバレン(いずれもイングランド代表)、ガレス・ベイル(ウェールズ代表)、クリス・ベアード(北アイルランド代表)をはじめ、ウェイン・ブリッジ(元イングランド代表)、アンドリュー・サーマン(元U-21イングランド代表)、ネイサン・ダイアーなどといった有望な選手を輩出していることで知られる。また、ニューカッスル・ユナイテッドの英雄で元イングランド代表のアラン・シアラーもサウサンプトンのユース出身である。
歴史
[2]
創成期
1885年にセントメリーズ教会が設けた[1] "St. Mary's Young Men's Association F.C." (St. Mary's Y.M.A.) として創設。その後2回の改名を経て、1896-97シーズンにサザンリーグを制したのちに現在の名称となった。1898年、ホームスタジアムを、街の中心の北西に新たに建設したザ・デルに移転した。
フットボールリーグへの参加
1920年、新たに創設されたフットボールリーグ3部に参加。翌1921-22シーズン、フットボールリーグ3部は南北に分かれるが、サウス・ディビジョンで優勝し、フットボールリーグ2部に昇格した。その後、31年間フットボールリーグ2部に在籍したが、1952-53シーズンを22チーム中21位で終了し、フットボールリーグ3部に降格した。1959-60シーズン、フットボールリーグ3部で優勝し、フットボールリーグ2部に復帰した。そして、1965-66シーズン、シーズン30ゴールを挙げたマーティン・チヴァーズの活躍もあって、フットボールリーグ2部を2位で終了し、クラブ創設以来初のフットボールリーグ1部昇格を果たした。しかし、1973-74シーズン、22チーム中20位となって、フットボールリーグ2部に再び降格した。
FAカップ優勝の栄光
フットボールリーグ2部時代の1976年5月1日、大方の予想を覆して、ボビー・ストークスのゴールによりマンチェスター・ユナイテッドを1-0で下してFAカップに優勝した。これがクラブ唯一の主要タイトルである。翌1976-77シーズンにはUEFAカップウィナーズカップに出場し、準々決勝に進出した。
トップフライトの時代
1977-78シーズン、主将アラン・ボールを中心としたチームは2位でフットボールリーグ2部を終了、フットボールリーグ1部に再び昇格した。以来、1978-79シーズンから2004-05シーズンまでトップディビジョンに所属し、1983-84シーズンにはチーム史上最高順位である2位となった。
1990年代には成績が低迷したが、その中で活躍したのが、クラブのレジェンド、マット・ル・ティシエであった。ル・ティシエは、1986年のデビュー以来、2002年の引退までサウサンプトン一筋で活躍して209ゴールを挙げ、"Le God"と呼ばれた[3]。
2000年代に入り、2001年8月、ホームスタジアムを103年間使用したザ・デルからセント・メリーズ・スタジアムに移転し、2002-03シーズンにはFAカップで準優勝して翌2003-04シーズンのUEFAカップに出場した。しかし、2004-05シーズンは成績が振るわず、2004年12月には、前月にライバルチームのポーツマスの監督を辞任したばかりのハリー・レドナップが監督に就任してチームのてこ入れを図ったが[4]、その甲斐もなく、2005年5月15日、セント・メリーズ・スタジアムで行われた最終節でマンチェスター・ユナイテッドに1-2で敗れ、20位(最下位)でシーズンを終了して、27年間所属したトップディビジョンからチャンピオンシップ(2部)に降格することとなった[5]。
クラブ低迷期-運営会社の倒産、リーグ1への降格-
チャンピオンシップ1年目の2005-06シーズンは、2005年8月29日のコヴェントリー・シティ戦から2006年3月28日のバーンリー戦まで35試合で5勝しかできず、プレミアリーグ昇格どころか残留も危ぶまれたが、最後の6試合で5勝してシーズンを12位で終了し、降格を免れた。なお、シーズン中の2005年12月、ハリー・レドナップは辞任して再びポーツマスの監督に復帰し、2006年1月、期待の若手のセオ・ウォルコット(当時16歳)が、報酬500万ポンドから1200万ポンドという条件でアーセナルに移籍した[6]。
2006-07シーズンはボーランド人ストライカーのグレゴーシュ・ラジアック、マレク・サガノフスキ、当時17歳のガレス・ベイルの活躍もあって、6位で終了して昇格プレーオフに出場するも、準決勝でPK戦の末、ダービー・カウンティに敗れて昇格を逃した。翌2007-08シーズンは、クラブの財政状況の悪化を防ぐためにガレス・ベイル、ケンウィン・ジョーンズなどの主力選手を売却せざるを得なくなったこともあり、一転して残留争いに巻き込まれ、最終節でシェフィールド・ユナイテッドに3-2で勝利してようやく残留を決めた。ところが、翌2008-09シーズンには運営会社が会社再建手続に入ったため勝ち点10を剥奪された結果、23位で終了してリーグ1(3部)に降格し、2009-10シーズンも勝ち点-10からスタートすることとなった。
古豪復活へ-プレミアリーグ復帰-
しかし、2009年7月8日、ドイツ生まれのスイス人ビジネスマンのマルクス・リーブヘルがクラブを買収したことからクラブは転機を迎える。翌9日、監督のマルク・ヴォッテが解任され、7月17日にはアラン・パーデューが監督に就任し、2009-10シーズン開幕直後の8月10日にはブリストル・ローヴァーズからストライカーのリッキー・ランバートを約100万ポンドで獲得した[7]。2009-10シーズンは、シーズン後半に追い上げを見せたものの、勝ち点-10の影響は大きく、プレーオフ圏内である6位と勝ち点差7の7位で終了した。ただ、カップ戦では、2010年3月28日にウェンブリー・スタジアムでカーライル・ユナイテッドを4-1で下して、フットボールリーグトロフィーで優勝し、1976年のFAカップ優勝以来のタイトルを獲得した[8]。
クラブ創設125周年となる2010-11シーズンは、2010年8月にオーナーのマルクス・リーブヘルが死去するという悲運に見舞われたが[9]、9月にナイジェル・アドキンスが3年契約で監督に就任してから調子を上げ、リーグ1を2位で終了してチャンピオンシップに昇格した。
翌2011-12シーズンは、U-21イングランド代表で前シーズン41試合に出場して10ゴールを挙げ、チャンピオンシップ昇格に貢献したアレックス・オックスレイド=チェンバレンが1500万ポンドでアーセナルに移籍したが[10]、開幕当初から快進撃を続けた。12月から1月にかけて一時調子を落とすが、その後再び勢いを取り戻し、シーズンを通じて一度も自動昇格圏の2位より下位に落ちることなく、2012年4月28日、最終節でコヴェントリー・シティに4-0で勝利したことで2位を確定させ、8年ぶりにプレミアリーグ復帰を決めた。なお、この試合、セント・メリーズ・スタジアムにはクラブ最多観客動員となる32,363人が詰めかけた。このシーズン、リッキー・ランバートは27ゴールを挙げて最近4シーズンで3度目の得点王となり、昇格の原動力となったほか、11ゴールを挙げ、最終節のコヴェントリー・シティ戦でも得点したアダム・ララーナ、チェルシーユース出身の新加入選手でチーム唯一のリーグ戦全試合出場を果たしたジャック・コーク[11]らも昇格に大きく貢献した。
2013年1月18日、ナイジェル・アドキンスは解任され、エスパニョールの前監督であるマウリシオ・ポチェッティーノが監督に就任した[12]。移籍市場ではデヤン・ロブレン、ビクター・ワニアマ、パブロ・ダニエル・オスヴァルドを獲得。
2014年5月27日、ポチェッティーノが辞任しトッテナム・ホットスパーFCの監督に就任[13]。
2014年6月16日、オランダ人のロナルド・クーマンが監督に就任。契約期間は3年[14]。
2014年夏の移籍市場では、アダム・ララーナ、リッキー・ランバート、ルーク・ショー、デヤン・ロヴレンといった主力が退団した。一方でトビー・アルデルヴァイレルト、ライアン・バートランド、サディオ・マネ、ドゥシャン・タディッチ、グラツィアーノ・ペッレ、フレイザー・フォースター、シェーン・ロングら実力者を多く獲得し、冬の移籍市場ではエルイェロ・エリア、フィリップ・ジュリチッチを獲得。
2015-16シーズンはアルデルヴァイレルト、ナサニエル・クライン、モルガン・シュネデルランらが退団した。代わりにマールテン・ステケレンブルフ、オリオール・ロメウ、フィルジル・ファン・ダイク、セドリック・ソアレス、フアンミ、ヨルディ・クラーシらを獲得し、冬の移籍市場ではQPRからチャーリー・オースティンを獲得した。
2016-17シーズンよりクロード・ピュエルが監督に就任。夏の移籍市場では、ネイサン・レドモンドや、ピエール・エミール・ホイビュルク、ソフィアン・ブファルらを獲得し、冬の移籍市場ではイタリア代表FWのマノロ・ガッビアディーニを獲得した。フットボールリーグカップではファイナルまで進んだものの、マンチェスター・ユナイテッドに2-3で敗れた。
クラブ名の変遷
- 1885年 - 1887年 セント・メリーズ・ヤングメンズAFC
- 1887年 - 1894年 セント・メリーズFC
- 1894年 - 1897年 サウサンプトン・セント・メリーズFC
- 1897年 - サウサンプトンFC
タイトル
国内タイトル
- FAカップ: 1回
- 1975-76
- フットボールリーグトロフィー: 1回
- 2009-10
国際タイトル
なし
成績
シーズン | リーグ戦 | FA杯 | リーグ杯 | その他 | 監督 | ||||||||
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ディビジョン | 試 | 勝 | 引 | 負 | 得 | 失 | 点 | 順位 | |||||
1996–97 | プレミア | 38 | 10 | 11 | 17 | 50 | 56 | 41 | 16位 | 3回戦敗退 | 準々決勝敗退 | グレアム・スーネス | |
1997–98 | 38 | 14 | 6 | 18 | 50 | 55 | 48 | 12位 | 3回戦敗退 | 4回戦敗退 | デイブ・ジョーンズ | ||
1998–99 | 38 | 11 | 8 | 19 | 37 | 64 | 41 | 17位 | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | |||
1999–00 | 38 | 12 | 8 | 18 | 45 | 62 | 44 | 15位 | 4回戦敗退 | 4回戦敗退 | デイブ・ジョーンズ グレン・ホドル | ||
2000–01 | 38 | 14 | 10 | 14 | 40 | 48 | 52 | 10位 | 5回戦敗退 | 3回戦敗退 | グレン・ホドル | ||
2001–02 | 38 | 12 | 9 | 17 | 46 | 54 | 45 | 11位 | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | スチュアート・グレイ ゴードン・ストラカン | ||
2002–03 | 38 | 13 | 13 | 12 | 43 | 46 | 52 | 8位 | 準優勝 | 3回戦敗退 | ゴードン・ストラカン | ||
2003–04 | 38 | 12 | 11 | 15 | 44 | 45 | 47 | 12位 | 3回戦敗退 | 準々決勝敗退 | UEFA杯 1回戦敗退 | ゴードン・ストラカン ポール・スタロック | |
2004–05 | 38 | 6 | 14 | 18 | 45 | 66 | 32 | 20位 | 準々決勝敗退 | 4回戦敗退 | ポール・スタロック スティーブ・ウィグリー ハリー・レドナップ | ||
2005–06 | チャンピオンシップ | 46 | 13 | 19 | 14 | 49 | 50 | 58 | 12位 | 5回戦敗退 | 4回戦敗退 | ハリー・レドナップ ジョージ・バーリー | |
2006–07 | 46 | 21 | 12 | 13 | 77 | 53 | 75 | 6位 | 4回戦敗退 | 3回戦敗退 | ジョージ・バーリー | ||
2007–08 | 46 | 13 | 15 | 18 | 56 | 72 | 54 | 20位 | 5回戦敗退 | 1回戦敗退 | ジョージ・バーリー ナイジェル・ピアソン | ||
2008–09 | 46 | 10 | 15 | 21 | 46 | 69 | 45 | 23位 | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | ヤン・ポールトフリート マルク・ヴォッテ | ||
2009–10 | リーグ1 | 46 | 23 | 14 | 9 | 85 | 47 | 73 | 7位 | 5回戦敗退 | 2回戦敗退 | FLT 優勝 | アラン・パーデュー |
2010–11 | 46 | 28 | 8 | 10 | 86 | 38 | 92 | 2位 | 4回戦敗退 | 2回戦敗退 | FLT 1回戦敗退 | アラン・パーデュー ディーン・ウィルキンス ナイジェル・アドキンス | |
2011–12 | チャンピオンシップ | 46 | 26 | 10 | 10 | 85 | 46 | 88 | 2位 | 4回戦敗退 | 4回戦敗退 | ナイジェル・アドキンス | |
2012–13 | プレミア | 38 | 9 | 14 | 15 | 49 | 60 | 41 | 14位 | 3回戦敗退 | 4回戦敗退 | ナイジェル・アドキンス マウリシオ・ポチェッティーノ | |
2013–14 | 38 | 15 | 11 | 12 | 54 | 46 | 56 | 8位 | 5回戦敗退 | 4回戦敗退 | マウリシオ・ポチェッティーノ | ||
2014–15 | 38 | 18 | 6 | 14 | 54 | 33 | 60 | 7位 | 4回戦敗退 | 準々決勝敗退 | ロナルド・クーマン | ||
2015–16 | 38 | 18 | 9 | 11 | 59 | 41 | 63 | 6位 | 3回戦敗退 | 5回戦敗退 | |||
2016-17 | 38 | 12 | 10 | 16 | 41 | 48 | 46 | 8位 | 4回戦敗退 | 準優勝 | UEFA EL GL敗退 | クロード・ピュエル | |
2017-18 | 38 | 7 | 15 | 16 | 37 | 56 | 36 | 17位 | 準決勝敗退 | 2回戦敗退 | マウリシオ・ペジェグリーノ マーク・ヒューズ | ||
2018-19 | 38 | 位 | 4回戦敗退 | マーク・ヒューズ ラルフ・ハーゼンヒュットル |
優勝 | 準優勝 | 昇格 | 降格 |
- FLT = フットボールリーグトロフィー
現所属メンバー
- 2018-19シーズン 基本フォーメーション
# 1
# 2
# 4
# 6
# 21
# 11
# 18
# 23
# 22
# 10
# 9
2019年1月6日現在
|
|
※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。
- 監督
ラルフ・ハーゼンヒュットル
ローン移籍
- in
|
- out
|
|
スタジアムとトレーニング施設
クラブは1898年から103年間、ザ・デルをホームスタジアムにしていたが、2001年8月、最大収容人数32,505人のセント・メリーズ・スタジアムに移転した。
最多観客動員数は、前述のとおり、2012年4月28日、チャンピオンシップ・コヴェントリー・シティ戦の32,363人である。
セント・メリーズ・スタジアムでは、国際試合も行われており、2002年には、イングランド代表対マケドニア代表の試合が行われ、デヴィッド・ベッカム、スティーヴン・ジェラードのゴールにより、2-2で引き分けた。
「ステープルウッド」として知られるクラブのトレーニング施設はサウサンプトン近郊のマーチウッドにある。トレーニング施設は、ここ10年で多大な設備投資がされ、現在、国内でも有数の施設となっているが、2009年12月8日、2階建ての最新鋭の建物に建て替えることが発表された[15]。
アンセム
クラブのアンセムは、スポーツの応援歌としてもポピュラーな「聖者の行進」(When the Saints Go Marching In)であるが、サウサンプトンはニックネームが"The Saints"であるため、オリジナルの歌詞を変えずに使用している数少ないチームの一つである。
エンブレム
チームカラーの赤・白はサウサンプトン市の色である。当初エンブレムは町の紋章を使っていたが、1974-75シーズンの際にサポーターの投票でオリジナルのエンブレムが決まり、若干の変更以外基本デザインは変わっていない。サッカーボール上の金の輪はチームの愛称"The Saints"から。ボール下のリボンはチームカラーそして選手とサポーターを示す。木はサウサンプトン近郊のニューフォレスト公園を示し、二本の波線は川と海が繋がるサウサンプトンの地を象徴する。白バラは町の紋章から受け継がれた[1]。
サウスコースト・ダービー
サウサンプトンからわずか17マイル(約27キロメートル)の位置に本拠地を構えるポーツマスFCとは、その距離の近さと、いずれも港町であるということから、ライバル関係にある[16]。ポーツマスFCとの一戦は、「サウスコースト・ダービー」 (South Coast derby) と呼ばれ(「ハンプシャー・ダービー」と呼ばれることもある)、過去70回の対戦でサウサンプトンの34勝21敗15引き分け(2012年現在)となっている。直近の対戦は、2012年4月にセント・メリーズ・スタジアムで行われたホームゲームで、2-2の引き分けであった。
クラブ各種記録
[17]
一試合最多得点勝利試合
- 14-0 vs ニューベリータウン 1894年10月13日(FAカップ予選ラウンド)
一試合最多失点敗戦試合
- 0-8 vs クリスタル・パレス 1913年11月16日 (サザンリーグ)
- 0-8 vs トッテナム・ホットスパー 1936年3月28日(フットボールリーグ2部)
- 0-8 vs エヴァートン 1971年11月20日(フットボールリーグ1部)
最多出場試合数
テリー・ペイン – 809試合(1956-74)
最多得点
ミック・シャノン – 227ゴール(1966-77、1979-82)
1シーズン最多得点
デレク・リーヴス – 44ゴール (1959-60)
最も若い出場選手
セオ・ウォルコット – 16歳143日 vs ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ, 2005年8月6日
最高額移籍選手(他チームへの移籍)
アレックス・オックスレイド=チェンバレン(2011年8月 →アーセナル)
ホーム最多観客動員試合
- 32,363人 vs コヴェントリー・シティ 2012年4月28日
連勝記録(リーグ戦)
- 10試合(2011年4月16日 – 2011年8月20日)
連続無敗記録
- 19試合(1921年9月5日 – 1921年12月31日)
歴代監督
Cecil Knight 1894-1895
Charles Robson 1895-1897
Ernest Arnfield 1897-1911
George Swift 1911-1912
Ernest Arnfield 1912-1919
Jimmy McIntyre 1919-1925
Arthur Chadwick 1925-1931
George Kay 1931-1936
George Goss 1936-1937
Tom Parker 1937-1943
Arthur Dominy 1943-1946
Bill Dodgin Senior 1946-1949
Sid Cann 1949-1951
George Roughton 1952-1955
Ted Bates 1955-1973
Lawrie McMenemy 1973-1985
Chris Nicholl 1985-1991
Ian Branfoot 1991-1994
アラン・ボール 1994-1995
David Merrington 1995-1996
グレアム・スーネス 1996-1997
Dave Jones 1997-2000
グレン・ホドル 2000-2001
スチュアート・グレイ 2001
ゴードン・ストラカン 2001-2004
ポール・スタロック 2004
スティーブ・ウィグリー 2004
ハリー・レドナップ 2004-2005
ジョージ・バーリー 2005-2008
ナイジェル・ピアソン 2008
ヤン・ポールトフリート 2008-2009
マルク・ヴォッテ 2009
アラン・パーデュー 2009-2010
ディーン・ウィルキンス 2010-2011
ナイジェル・アドキンス 2011-2013
マウリシオ・ポチェッティーノ 2013-2014
ロナルド・クーマン 2014-2016
クロード・ピュエル 2016-2017
マウリシオ・ペジェグリーノ 2017-2018
マーク・ヒューズ 2018
ラルフ・ハーゼンヒュットル 2018-
歴代所属選手
GK
ピーター・シルトン 1982-1987
ブルース・グロベラー 1994-1996
ポール・ジョーンズ 1997-2004
アンティ・ニエミ 2002-2006
アルトゥール・ボルツ 2012-
DF
ウェイン・ブリッジ 1997-2003
ガレス・ベイル 2005-2007
ポール・テルファー 2001-2005
ヨス・ホーイフェルト 2011-
ダニエル・フォックス 2011-2014
ルーク・ショー 2012-2014
ナサニエル・クライン 2012-
吉田麻也 2012-
カラム・チャンバース 2013-2014
デヤン・ロヴレン 2013-2014
ライアン・バートランド 2014-
フィルジル・ファン・ダイク 2015-2017
ヴェスレイ・フート 2017-
MF
マット・ル・ティシエ 1988-2002
マット・オークリー 1994-2006
アンデシュ・スヴェンソン 2001-2005
ジェイミー・レドナップ 2005
アダム・ララーナ 2006-2014
モルガン・シュネデルラン 2008-2014
ジャック・コーク 2011-
スティーヴン・デイヴィス 2012-
サフィル・タイデル 2014.8
FW
ミック・シャノン 1965-1977, 1979-1982
ピーター・オスグッド 1974-1977
ケビン・キーガン 1980-1982
アラン・シアラー 1988-1992
マーク・ヒューズ 1998-2000
ジェームズ・ビーティー 1998-2004
マリアン・パハース 1998-2006
アグスティン・デルガド 2001-2004
ピーター・クラウチ 2004-2005
セオ・ウォルコット 2004-2006
リッキー・ランバート 2009-2014
アレックス・オックスレイド=チェンバレン 2010-2011
李忠成 2012-2014
ガストン・ラミレス 2012-2016
パブロ・オスヴァルド 2013-2015
サディオ・マネ 2014-2016
脚注
- ^ abcエンブレムの世界 サウサンプトン『サッカーマガジン』2012年1月31日号、ベースボール・マガジン社、2012年、雑誌23885-1/31, 053頁。
^ HISTORY SOUTHAMPTON FC OFFICIAL WEBSITE(2012年8月22日閲覧)
^ "Premier League heroes: Matt Le Tissier" ESPNFC(2012年8月26日閲覧)
^ "Saints name Redknapp as boss" BBC Sport(2012年9月1日閲覧)
^ "Southampton 1-2 Man Utd" BBC Sport(2012年9月1日閲覧)
^ "Arsenal complete Walcott transfer" BBC Sport(2012年9月1日閲覧)
^ "Bristol Rovers striker Rickie Lambert seals £1m move to Southampton" thisisbristol.co.uk(2012年8月22日閲覧)
^ "Carlisle 1 – 4 Southampton" BBC Sport(2012年8月22日閲覧)
^ "Saints owner passes away" Sky Sports(2012年8月22日閲覧)
^ "Arsenal sign Alex Oxlade-Chamberlain from Southampton" BBC Sport(2012年8月27日閲覧)
^ Southampton FC Player Appearances Soccer Base(2012年9月17日閲覧)
^ "Southampton: Nigel Adkins sacked, Mauricio Pochettino in" BBC Sport(2013年1月18日閲覧)
^ “トッテナム新監督はポチェッティーノに決定” (日本語). Goal.com. http://www.goal.com/jp/news/74/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/2014/05/28/4844441/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0%E6%96%B0%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%81%AF%E3%83%9D%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%81%AB%E6%B1%BA%E5%AE%9A
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^ "Chimes could be a-changing" BBC Sport(2012年8月24日閲覧)
^ Club Records SOUTHAMPTON FC OFFICIAL WEBSITE(2012年8月31日閲覧)
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