東京都畜産試験場
東京都畜産試験場(とうきょうとちくさんしけんじょう)は、東京都青梅市にある東京都の畜産に関する試験研究機関である。島しょ部を除き、17年4月に東京都農業試験場、東京都林業試験場とともに東京都農林総合研究センター(財団法人東京都農林水産振興財団の運営)となった。また、種畜等の事業部門は、(財)東京都農林水産振興財団事業課の所管となった。
主な開発・研究品等
- エド(エドポーク)
- 昭和53年から研究が行われ、昭和61年に完成したブタ。エドポークのブランド名で販売された。
TOKYO X(トウキョウX)
- 平成9年に日本種豚登録協会で認定された初めての合成種である。北京黒豚、バークシャー種、デュロック種を三元交配して育成された。販売は東京都内の指定販売店(TOKYO X Associationの会員)であり、人気が高く入手しにくい。系統名は「トウキョウX」であるが、一般流通上の食肉としての販売名(ブランド名)はTOKYO Xである。
- 東京烏骨鶏
- 平成11年に造成された烏骨鶏で、産卵率を高めた系統である。産卵数は、原種烏骨鶏では平均で年間80個程度であったものが、東京烏骨鶏では年間190個程度にまでに高められている。
- 東京しゃも
- 昭和57年から特殊肉鶏として普及に移された軍鶏(しゃも)である。肉質は、堅く引き締まっており、脂肪分が少なくさっぱりとした味わいである。日本の伝統的な料理向きである。
関連項目
- 東京都庁
- 東京都産業労働局
- 東京都農林総合研究センター
- 東京都島しょ農林水産総合センター
- 東京都小笠原支庁
- 東京都農林水産振興財団
外部リンク
- (財)東京都農林水産振興財団青梅畜産センター
- 東京都農林総合研究センター