中山製鋼所

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株式会社中山製鋼所
NAKAYAMA STEEL WORKS, LTD.
 中山製鋼所本社
|
| 種類 |
株式会社
|
| 市場情報 |
東証1部 5408
|
| 本社所在地 |
日本 〒551-8551 大阪市大正区船町1-1-66 |
| 設立 |
1923年(大正12年)12月22日
|
| 業種 |
鉄鋼
|
| 法人番号 |
5120001027901
|
| 事業内容 |
鉄鋼事業 エンジニアリング事業 |
| 代表者 |
箱守一昭(代表取締役社長) |
| 資本金 |
連結:200億44百万円(2017年3月) |
| 売上高 |
連結:1,239億92百万円 (2017年3月期) |
| 純資産 |
連結:724億92百万円(2017年3月) |
| 総資産 |
連結:1,159億00百万円(2017年3月) |
| 従業員数 |
連結:1,110名、単体:470名 (2017年3月) |
| 決算期 |
3月 |
| 主要株主 |
新日鐵住金株式会社 16.97% 阪和興業株式会社 12.77% 日鉄住金物産株式会社 8.57% エア・ウォーター株式会社 7.49% (2017年3月) |
| 主要子会社 |
中山興産、中山三星建材 中山通商 |
| 外部リンク |
www.nakayama-steel.co.jp
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株式会社中山製鋼所(なかやませいこうじょ)は、大阪市大正区に本社を置く鉄鋼メーカーである。
目次
1 概要
2 沿革
3 製造拠点
4 トピック
5 関連企業
6 人材育成
7 参考文献
8 関連項目
9 脚注
10 外部リンク
概要
神戸製鋼所、日新製鋼と並ぶ三和グループの鉄鋼メーカー。環境を考えた都市型の製鉄所を所有している企業である。
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沿革
1919年に中山悦治が個人経営で兵庫県尼崎市で亜鉛鉄板製造業として創業した事が始まりとされる。1923年に株式会社中山悦治商店として法人化し現在の船町工場へ移転。1934年に現商号の株式会社中山製鋼所に改称した。1939年に高炉を設置し、銑鋼一貫製鉄所となる。
戦前からの日本有数の高炉メーカーであり、戦後は大証二部上場の尼崎製鈑を子会社として有していた。社会人野球クラブは戦前からの歴史を持つ名門である。1940年には中山報恩会を設立して教育援助を始め、学校法人中山学園(現:学校法人浪工学園)を設立した。
2001年には世界初の微細粒熱延鋼板(NFG)の製品化に成功。
その後、事業環境の変化により素材調達の外部への移行を進めることとし、2002年に高炉・転炉を休止。これらに代えてNSR(中山式冷鉄源溶解法)を導入するが2010年にNSRも休止し、以後の自社での素材生産は電気炉のみとした。素材の不足分については新日鐵住金や神戸製鋼所から鋼片の供給を受けている。その後も2012年に厚板工場を休止するなどリストラを進めている。
2013年2月、連結子会社であった南海化学の全株式(子会社保有分含む)を、同社経営陣が設立した特別目的会社南海グローバルケミ株式会社に譲渡[1]。
2010年3月期以降連続して営業赤字を計上し財務状況が悪化していたが、2013年3月28日、地域経済活性化支援機構に事業再生計画を提出し支援を申請。同日、機構による支援が決定し私的整理による再建をめざすこととなった。金融機関が債務総額の51%に相当する約602億円の債権放棄を行うこと、新日鐵住金、阪和興業、日鐵商事(現:日鉄住金物産)、エア・ウォーター、大阪瓦斯、大和PIパートナーズの6社に対し第三者割当増資を行い約90億円の資金調達を行うこと、連結子会社5社を完全子会社化することなどが予定されている。この第三者割当増資により、増資引受先の6社の議決権比率は合計で3分の2を超えることとなる。同日、2013年3月期決算で多額の減損損失を計上し債務超過に陥ることを発表したが、2013年8月27日に事業再生計画に基づく債権放棄及び第三者割当増資が実施され債務超過は解消された[2][3][4]。
製造拠点
トピック
- 工場の建物内が、ハリウッド映画「ブラック・レイン」のロケ地として使用された。
関連企業
新日鐵住金 - 1億708万株(16.97%)を保有する筆頭株主
三星海運 - 鉄板の輸送業務などを行う
人材育成
- 優秀な社員を兵庫県尼崎市の産業技術短期大学(1962年一般社団法人日本鉄鋼連盟が設立)に派遣して、人材育成を行っている。具体的には、「製造現場における知識創造と人材の多機能育成政策・綿密な能力開発策のひとつとして、企業内選抜を経て中堅技術者への昇進に結びつく産業技術短期大学への派遣を行う政策の実行」であり、このような人材育成形態(教育訓練形態)を「オフ・ザ・ジョブ・トレーニング・OFF-JT」という。
参考文献
- 『メイド・イン・ジャパン-日本製造業変革への指針-』(ダイヤモンド社、1994年)
- 『産業技術短期大学大学案内2011』(産業技術短期大学、2010年)
- 『産業技術短期大学五十年のあゆみ』(学校法人鉄鋼学園 産業技術短期大学、2012.4.25)
ほか
関連項目
日本鉄鋼連盟 - 鉄鋼メーカーの業界団体
産業技術短期大学 - 鉄鋼業界が設立した大学
脚注
^ 子会社の異動(株式の譲渡)に関するお知らせ
^ 地域経済活性化支援機構による中山製鋼所への再生支援決定のお知らせ
^ 業績予想の修正及び特別損失の発生に関するお知らせ
^ 平成26年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
外部リンク
三和グループ・みどり会
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| あ行 |
アートコーポレーション - あいおいニッセイ同和損害保険 - 朝日ウッドテック - 旭屋書店 - 天辻鋼球製作所 - 新家工業 - ECC - 一冨士フードサービス - イトキン - 岩崎通信機 - 岩谷産業 - 上村工業 - 宇部興産 - エクセディ - 江崎グリコ - SBSホールディングス - エヌオーイー - NTN - OSJBホールディングス - オークラヤ住宅 - オートバックスセブン - 大阪ソーダ - 大西 - 大林組(注4) - 大林道路 - 奥村組土木興業 - オリックス
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| か行 |
カサタニ - 関西ペイント(注6) - KISCO - 牛乳石鹸共進社 - 京セラ - クリナップ - 栗原工業 - グリーンスタンプ - くろがね工作所 - 京成電鉄 - 建設技術研究所 - 神戸製鋼所(注3) - 国際興業 - コスモエネルギーホールディングス - コニカミノルタ - コニシ - 小林クリエイト - 小林製薬
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| さ行 |
堺化学工業 - サクラクレパス - ザ・パック - 三桜工業 - サンスター- サンセイテクノス - サントリーホールディングス - ジェーシービー - CBC - 島精機製作所 - 島田商事 - シマノ(注4) - シュナイダーエレクトリックホールディングス - 昭和丸筒 - 新関西製鐵 - 神鋼環境ソリューション - 新明和工業 - 鈴乃屋 - 積水化学工業 - 積水化成品工業 - 積水樹脂 - 積水ハウス(注4) - 錢高組 - 錢屋アルミニウム製作所 - センコーグループホールディングス - 全日警 - 双日(注3)(注4)(注6) - 象印マホービン - 損害保険ジャパン日本興亜(注2)(注3)(注5)
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| た行 |
大栄電気 - 大王製紙 - 大京 - 大光電機 - 大正銀行 - 大末建設 - ダイダン(注4) - 大同生命保険 - 大日本除虫菊 - ダイハツ工業 - ダイハツディーゼル - 太陽生命保険 - ダイワボウホールディングス - 高島屋 - タキロンシーアイ - 辰馬本家酒造 - 田辺三菱製薬(注1) - 田村駒 - 中央自動車工業 - 月島機械 - TIS - TOA - 帝人 - トーア紡コーポレーション(注6) - 東畑建築事務所 - 東宝 - 東洋カーマックス - 東洋建設 - 東洋ゴム工業 - 東洋紙業 - 東洋電機製造 - 東リ - トクヤマ(注6)
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| な行 |
中山製鋼所 - ナブテスコ - 名村造船所 - 南海電気鉄道 - ニチイ学館 - 日新 - 日新製鋼(注6) - 日東電工 - 日本瓦斯 - 日本コンクリート工業 - 野村ホールディングス - ノーリツ鋼機
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| は行 |
パイロットコーポレーション - ハウス食品 - 原田産業 - パレスホテル(注2) - 阪急電鉄 - 阪急阪神百貨店 - 阪急阪神ホテルズ - 阪急阪神不動産 - 阪九フェリー - ビジネスコンサルタント - 日立製作所(注2)(注3) - 日立金属 - 日立コンシューマ・マーケティング - 日立造船 - 非破壊検査(注4) - 藤田観光 - フランスベッド - ぺんてる - HOYA
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| ま行 |
松本油脂製薬 - 丸善石油化学 - 味覚糖 - 三菱UFJ銀行(注1) - 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(注1) - 三菱UFJ信託銀行(注1) - 三菱UFJニコス(注1) - 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(注1) - 三菱UFJリース(注1) - 三菱ロジスネクスト(注1) - 三ツ星ベルト - モリ工業 - 森下仁丹
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| や行 |
ヤマトインターナショナル - UCC上島珈琲 – ユニオン - ユニチカ - ユニ・チャーム - 寄神建設
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| ら行 |
ロックペイント - 六甲バター - ロッテ
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| わ行 |
ワキタ
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| 関連項目 |
三水会 - 三和銀行 - 鴻池財閥 - 山口財閥 - 岩井財閥 - 鈴木商店 - 日産コンツェルン - 日窒コンツェルン
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注釈
- (注1)は三菱グループでもある。
- (注2)は芙蓉グループでもある。
- (注3)は第一勧銀グループでもある。
- (注4)は大輪会でもある。
- (注5)は古河グループでもある。
- (注6)は最勝会グループでもある。
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