アイーダ (ミュージカル)
『アイーダ』 (伊: Aida) は、ジュゼッペ・ヴェルディが作曲したオペラ『アイーダ』を元にしたミュージカル。
ディズニー製作のミュージカル第3弾として2000年にブロードウェイで初演された。作曲:エルトン・ジョン、作詞:ティム・ライス。同年のトニー賞や翌年のグラミー賞で多くの部門を受賞している。
日本における上演
日本では劇団四季が2003年に大阪MBS劇場にてブロードウェイ版を初演した。以降、京都・福岡・名古屋とレパートリー演目として上演している。2009年10月3日から2010年9月6日まで電通四季劇場[海]で初の東京公演を行い、2011年3月21日から大阪で再演、2012年4月14日からJR東日本アートセンター四季劇場[秋]で東京アンコール公演が行われ、同年9月より名古屋にて再演した。
2003年12月21日 - 2005年2月20日:大阪MBS劇場(大阪初演)- 2005年6月7日 - 10月30日:京都劇場(京都初演)
2006年4月16日 - 2007年1月8日:福岡シティ劇場(福岡初演)- 2007年5月12日 - 2008年1月5日:新名古屋ミュージカル劇場(名古屋初演)
2009年10月3日 - 2010年9月5日:電通四季劇場[海](東京初演)
2011年3月21日 - 8月21日:大阪四季劇場(大阪凱旋)
2012年4月14日 - 8月12日:JR東日本アートセンター四季劇場[秋](東京凱旋)これより作品名が『アイーダ 愛に生きた王女』に変更された。- 2012年9月23日 - 2013年2月15日:新名古屋ミュージカル劇場(名古屋凱旋)
- 歴代主要キャスト(劇団四季)
- アイーダ:濱田めぐみ、樋口麻美、井上智恵、マルシア、秋夢子、今井美範、江畑晶慧、雅原慶
- ラダメス:阿久津陽一郎、福井晶一、友石竜也、渡辺正、金田俊秀、田邊真也
- アムネリス:佐渡寧子、森川美穂、五東由衣、シルビア・グラブ、江寿多知恵、金平真弥、光川愛、鈴木ほのか、大和貴恵
- メレブ:山添功、中嶋徹、有賀光一、吉賀陶馬ワイス、金田暢彦、大空卓鵬
- ゾーザー:飯野おさみ、大塚俊、、沢木順、川原洋一郎、田中廣臣、
- アモナスロ:川原洋一郎、石原義文、前田貞一郎、牧野公昭、高林幸兵
- ファラオ:岡本隆生、岩下浩、石原義文、勅使瓦武志、前田貞一郎、維田修二、田代隆秀
- ネヘブカ:石倉康子、今井美範、井上麻美、松本昌子、上條奈々、河内聡美、小笠真紀、桜野あら、勝間千明
- 2003年、宝塚歌劇団星組が、ブロードウェイ版とは別に『王家に捧ぐ歌』というタイトルで舞台化した。脚本・演出は木村信司、作曲は甲斐正人が担当。アメリカのイラク攻撃などの時事問題を絡めた反戦メッセージを全面に押し出し、オリジナルのオペラの筋書きに手を加えた形となった。また、湖月わたるのお披露目公演であり、凱旋シーンやフィナーレのデュエットの振り付けにロシアからマイヤ・プリセツカヤを招聘して話題となった。
- 2009年、安蘭けい主演で『The Musical AIDA』が上演。副題に「-宝塚歌劇「王家に捧ぐ歌」より-」とあるように、宝塚版の作品をアイーダが主役となるようにリメイクした。脚本・演出は「王家に捧ぐ歌」と同じく木村信司が担当。安蘭自身はこの作品が宝塚歌劇団退団後の初舞台となった。