ソト語
ソト語 | |
---|---|
Sesotho | |
話される国 | レソト 南アフリカ共和国 |
地域 | 南部アフリカ |
話者数 | 母語として:500万人以上 |
言語系統 | ニジェール・コンゴ語族
|
表記体系 | ラテン文字 |
公的地位 | |
公用語 | レソト 南アフリカ共和国 |
統制機関 | Pan South African Language Board |
言語コード | |
ISO 639-1 | st |
ISO 639-2 | sot |
ISO 639-3 | sot |
ソト語(英: Sotho, Sesotho)は、バントゥー語群に属する言語。南アフリカ共和国・レソト両国の公用語である。北ソト語[1]との区別のため、「南ソト語」と称される場合もある。
目次
1 概要
2 方言
3 音韻
4 文法
5 脚注
6 関連項目
7 外部リンク
概要
アフリカ中南部で話されているバントゥー語群の南東グループ(Nguni)に属しており、ツワナ語、北ソト語、ロズィ語に近い。
レソトでは英語と並ぶ公用語であり、1993年のレソト政府による国勢調査によると、人口の約85%に相当する約149万3000人が話していることが分かっている。
南アフリカ共和国ではアパルトヘイト政策が撤廃された1994年に公用語に加わり、11の公用語の一つとなっている。2001年の国勢調査によると、人口の約8%に相当する約400万人が母語としている。また、国勢調査の対象とはなっていないが、多言語使用が進んでいるヨハネスブルグやソウェト、ツワネなどを中心に、少なくとも500万人以上がソト語を第二言語、または第三言語としている。
方言
この言語には他の言語には見られない、独特の方言が用いられている。レソトでは語彙の変化がはっきりと分かる。この方言は様々な表現に使用されている。19世紀には本格的な国家が誕生し、それに伴って氏族の間で用いられた。現在、方言はあまり用いられていない。
音韻
9つの母音があり、母音・子音・ふるえ音・破擦音は非常に高く、鼻音化している。
文法
この節の加筆が望まれています。 |
脚注
^ ペディ語は北ソト語の方言であり、北ソト語全体を指して「ペディ語」と呼ぶのは誤り。
関連項目
- 南アフリカ共和国
- レソト
- バントゥー語群
外部リンク
Ethnologue report for language code sot (英語) - エスノローグ