鎮国寺

















































鎮国寺

Chinkokuji Temple 20150502.JPG
境内遠景
所在地
福岡県宗像市吉田966
山号
屏風山
宗派
真言宗御室派
寺格
別格本山
宗像大社の神宮寺・別当寺
本尊
大日如来
創建年
大同元年(806年)
開山
空海(弘法大師)
正式名
屏風山鎮国寺
屛風山鎭國寺
札所等
九州西国霊場第三十一番札所
九州八十八箇所霊場第八十八番
九州三十六不動霊場第三十四番札所
九州三十三観音霊場第一番札所


法人番号
7290005005819
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鎮国寺(ちんこくじ)は、福岡県宗像市吉田に所在する寺院。宗派は真言宗御室派で別格本山。山号は屏風山。本尊は大日如来。九州西国霊場第三十一番札所、九州八十八箇所霊場第八十八番、九州三十六不動霊場第三十四番札所、九州三十三観音霊場第一番札所。昔は宗像大社の神宮寺であった。




目次






  • 1 概要


  • 2 境内


  • 3 土産


  • 4 関連項目


  • 5 外部リンク





概要


寺伝によれば、空海(弘法大師)が第16次遣唐使船で唐に渡航中に大暴風雨に遭遇した際に、海の守護神・宗像三神などに祈誓を込めたところ、波間に不動明王が現れ、右手に持っていた利剣で波を左右に振り払い、暴風雨を静め、空海は無事に入唐することが出来た。


その後、長安(現在の西安)に於いて青龍寺の恵果和尚より真言の秘法を授かり、806年に博多に到着し帰国すると、まず宗像大社に礼参した。その時、屏風山の瑞雲が棚引くのを見て、奥の院岩窟に於いて修法を始めたところ、「この地こそは鎮護国家の根本道場たるべき霊地」というお告げを聞き、一宇を建立して屏風山鎮国寺と号した。このころ空海は大宰府に数年間滞在している。


現在の御室派仁和寺第50世門跡、立部祐道同派管長の自坊である。なお父の立部瑞祐氏も御室派第43世門跡であった。



境内




本堂の前に咲くウメの花、2014年2月


宗像大社のすぐ東、釣川を渡った小高い丘の上に鎮座する。鎮国寺は下記HPにもあるように多様な花木が多く植えられており、『花の寺』とも呼ばれている。


本堂は慶安3年(1650年)、福岡藩二代藩主黒田忠之の再建。4月28日のみ開帳される秘仏の木造不動明王立像は、国指定重要文化財。五仏堂の仏像群は福岡県指定文化財。



土産


宗像市の名物、饅頭の「ちんこく」は鎮国寺ゆかりの饅頭。菓子店、鎮国饅頭の鼓家の商品。



関連項目



  • 宗像大社

  • 九州西国霊場





外部リンク



  • 別格本山鎮国寺 



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