支笏湖いとう温泉
支笏湖いとう温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 北海道千歳市ポロピナイ番外地 |
座標 | 北緯42度46分56.1秒 東経141度18分46.3秒座標: 北緯42度46分56.1秒 東経141度18分46.3秒 |
交通 | 札幌から国道453号・北海道道730号丸駒線を経て約80分 |
泉質 | ナトリウム・カルシウム - 塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉 |
泉温(摂氏) | 45.4 ℃ |
湧出量 | 100L(毎分) |
pH | 6.77 |
宿泊施設数 | 0 |
総収容人員数 | 40(宿泊) 人/日 |
支笏湖いとう温泉(しこつこいとうおんせん)は、北海道千歳市の支笏湖北岸にあった温泉。
2017年現在施設は閉鎖、解体されている。本項で記載のデータ等は旧施設のものである。
目次
1 泉質
2 特徴
3 歴史
4 アクセス
5 脚注・出典
6 周辺
7 外部リンク
泉質
- ナトリウム・カルシウム - 塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
源泉温度45.4℃- 湧出量 - 毎分100L使用
- pH - 6.77
- 知覚試験 - 無色 透明 無味 無臭
- 密度 - 0.9995
- 蒸発残留物 - 1.336 g/kg
特徴
- ボーリングなどの強制採取を行わず、自然湧出しているもののみを使用していた。
- 源泉100%掛け流しであった。
- 季節限定(4月下 - 11月中)の温泉。自然湧出する温泉湯の水位は支笏湖の水位と同調していた。冬から春先にかけて降雪による湖内流入降水量の減少により支笏湖水位が下がるため、温泉水位も同調して減少。よって冬期間の一時的枯渇が期間営業の理由となっていた。
歴史
- 1955年 - 千歳市の木材会社伊藤木材が当温泉を創業する。
- 1996年 - 千歳市の旅館業「ティーアールエス」が当温泉を購入し、営業を継続する。
- 2013年 - 「ティーアールエス」が当温泉を栃木県日光市や鬼怒川温泉で旅館を運営する金谷ホテル観光グループに売却し、4月からグループ関連会社「KANAYA」が運営を引き継ぐ[1]。同グループは当温泉とともに、1983年頃に廃業した旧支笏湖プリンスホテル跡地の営業権も取得しており、いとう温泉と一体での活用を検討していると報じられた[2]。KANAYAでは、当初リニューアルの後7月のオープンを目指していたが、施設内部の老朽化が激しいことから、2014年4月に延期することを明らかにした[3]。
- 2014年 - 1月、金谷ホテル観光グループは、当温泉跡地に客室10室程度の温泉施設を建設し、同年秋にもオープンする予定を明らかにした。再活用を考えていた旧施設の基礎部分が利用に適さず解体が必要となり時期がずれこんだとしている。新施設は静かに自然と温泉を楽しみたい首都圏のシニア層をターゲットとしたものにする予定。また、10室程度のコテージ等の第2期オープンも検討されている[4]
- その後計画は延期されKANAYA RESORTSでは2017(平成29)年中の新規オープンを予定していたが[5]、2017年末現在、再建の目途はたっていない。
アクセス
- 住所:北海道千歳市幌美内(ポロピナイ)番外地
- マイカー : 新千歳空港から国道36号・北海道道16号支笏湖公園線・北海道道730号丸駒線を経て約60分。札幌から国道453号・北海道道730号丸駒線を経て約80分。
脚注・出典
^ “支笏湖のいとう温泉売却”. 苫小牧民報社 (2013年4月16日). 2013年6月18日閲覧。
^ “支笏湖プリンスホテル跡地、金谷ホテル観光グループ取得”. 苫小牧民報社 (2013年4月26日). 2014年11月12日閲覧。
^ “支笏湖いとう温泉オープンは2014年4月”. 苫小牧民報社 (2013年6月21日). 2014年11月12日閲覧。
^ “支笏湖の旧いとう温泉跡に新しい温泉施設 首都圏のシニアをターゲットに今秋オープン”. 苫小牧民報社 (2014年1月15日). 2014年11月12日閲覧。
^ 100年企業の実現 - 2015年金谷リゾート取締役統括本部長吉澤克祐(2018年2月13日アクセス)
周辺
- 支笏湖温泉
- 恵庭岳
- 樽前山
- 風不死岳
- オコタンペ湖
外部リンク
- 支笏湖温泉組合HP
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