メイクアップアーティスト
メイクアップアーティスト(Make-up artist)とは、テレビ、映画、CM、雑誌、舞台、ファッションショーなどで、タレントや出演者にメイクを施す技術者のこと。
目次
1 概要
2 歴史
3 マネージメント
4 関連項目
5 参考サイト
6 参照元
概要
テレビや舞台、映画のほか、化粧品やブライダル専門の会社などで活躍することが多い。
メイクといっても、単に美しいメイクをするだけでなく、状況・役柄・服装といったさまざまな条件に合わせて、メイクを施す。
そのためメイクに関する知識・技術にとどまらず、肌や骨格、トータル美容などの幅広い知識、ファッションセンス、流行をとらえる感性、想像力などが要求される。仕事に合わせてさまざまな知識をとりいれ、絶えず研究する姿勢も必要で、メイクと同時にヘアを担当することも多いので、ヘアスタイリングの技術も身につけている技術者もいる。
歴史
1970年代以前のテレビや映画、ファッションショーなどの出演者、モデル等のメイクアップは主に美容師が担っていた。
当時テレビ局内にはメイクアップアーティストが出演者にヘアメイクをする美粧室が設けられていたことから「美粧さん」と呼ばれていた。
また、日本舞踊の白塗りなど日本の古典的な化粧師を顔師と呼ぶ。
日本では1960年9月10日、白黒だったテレビ放送から色の付いたカラー放送が開始され、1964年の東京オリンピック開催を期にカラーテレビの普及が進み、カラー放送が増えたことでメイクアップアーティストの仕事が急増した。
1972年には、日本で初めてプロのメイクアップアーティストを養成する専門校メークアップアーチスト学院[1]が東京の渋谷に誕生し、メイクアップアーティストという職業名も認知されるようになった。
現在テレビ局では「美粧室」から「メイクアップルーム」、「美粧さん」から「メイクさん」と呼ばれるようになった。
マネージメント
メイクアップアーティスト等のマネージメントオフィスをアーティストレップ(rep: representative agencyの略)と言い、メイクアップアーティスト等のクリエイターのスケジューリング、交渉、営業などを行う。レップに所属する事によって、アーティストはアーティスト活動に専念でき、信頼性、営業力等を得る事が出来る。特に、国際的に活動するアーティストは本国にマザーエージェンシーが必要となるので、レップに所属するアーティストが多い。
関連項目
- 化粧
- 美容師
- スタイリスト
- ヘアメイクアーティスト
参考サイト
- apache
WILHELMINA JAPAN[リンク切れ]
- + Commerce
- Root
参照元
^ メークアップアーチスト学院