英国アカデミー賞
British Academy Film Awards | |
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第70回英国アカデミー賞 | |
受賞対象 | 優れた映画 |
国 | イギリス |
授与者 | 英国映画テレビ芸術アカデミー |
初回 | 1947年 |
公式サイト | http://www.bafta.org/ |
英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)はその年の映画に関連した業績に対して授与される賞で、主にイギリスの映画産業従事者らの団体、BAFTAが授与を行っている。英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)はBAFTA Awards (バフタ賞)とも呼ばれている。
現在、英国の映画産業に大きな影響を与えている賞の一つであるとともに、その年のアメリカのアカデミー賞の前哨戦とも言える事例が近年多く見受けられる[1][2][3](同年の英国アカデミー賞作品賞受賞作とアメリカのアカデミー賞作品賞受賞作は同一の場合も異なる場合もある)。
目次
1 概要
2 部門
3 過去の賞
4 歴代作品賞
5 脚注
6 関連項目
7 外部リンク
概要
2006年現在、授賞式が5つあり、またこの中にある数多くのカテゴリーの中で受賞した作品をBAFTA賞またはBAFTA作品と呼ぶ場合があり、組織の略称とよく混同されて日本で紹介されることがある。2000年以降、正式名称はオレンジ英国アカデミー映画賞(The Orange British Academy Film Awards)となっている。日本映画では、新藤兼人監督の『原爆の子』が国連平和賞、小林正樹監督『からみ合い』が国連平和賞、市川崑監督『東京オリンピック』がドキュメンタリー映画賞と国連平和賞、黒澤明監督の『影武者』が監督賞と衣装デザイン賞、『乱』が外国語映画賞とメイクアップ賞、坂本龍一が『戦場のメリークリスマス』で作曲賞を受賞している。2013年から
Orange と T-Mobile のオーナーであるEEがスポンサーになり、EE British Academy Film Awardsとなっている。
部門
- 作品賞
- 監督賞
- 主演男優賞
- 主演女優賞
- 助演男優賞
- 助演女優賞
- オリジナル脚本賞
- 脚色賞
- 英国作品賞
- 外国語作品賞
- アニメ映画賞
- コンピューターゲーム賞
- 短編アニメ映画賞(BAFTA Award for Best Short Animation)
- 短編映画賞(BAFTA Award for Best Short Film)
- ドキュメンタリー賞(BAFTA Award for Best Documentary)
- 作曲賞
- 撮影賞
- 編集賞
- プロダクションデザイン賞(BAFTA Award for Best Production Design)
- 衣装デザイン賞(BAFTA Award for Best Costume Design)
- メイクアップ&ヘア賞(BAFTA Award for Best Makeup and Hair)
- 音響賞(BAFTA Award for Best Sound)
- 視覚効果賞(BAFTA Award for Best Special Visual Effects)
- 新人賞(BAFTA Award for Best Newcomer)
- ライジング・スター賞
過去の賞
BAFTA Film Award for Newcomer to Leading Film Roles (1952-1984)
脚本賞 (1968-1982)
BAFTA Award for Best British Screenplay (1954-1967)
BAFTA Award for Best British Actor (1952-1967)
BAFTA Award for Best Foreign Actor (1952-1967)
BAFTA Award for Best British Actress (1952-1967)
BAFTA Award for Best Foreign Actress (1952–1967)
歴代作品賞
- 1947年(第1回)「我等の生涯の最良の年」
- 1948年(第2回)「ハムレット」
- 1949年(第3回)「自転車泥棒」
- 1950年(第4回)「イヴの総て」
- 1951年(第5回)「輪舞」
- 1952年(第6回)「超音ジェット機」
- 1953年(第7回)「禁じられた遊び」
- 1954年(第8回)「恐怖の報酬」
- 1955年(第9回)「リチャード三世」
- 1956年(第10回)「居酒屋」
- 1957年(第11回)「戦場にかける橋」
- 1958年(第12回)「年上の女」
- 1959年(第13回)「ベン・ハー」
- 1960年(第14回)「アパートの鍵貸します」
- 1961年(第15回)「ハスラー」、「誓いの休暇」
- 1962年(第16回)「アラビアのロレンス」
- 1963年(第17回)「トム・ジョーンズの華麗な冒険」
- 1964年(第18回)「博士の異常な愛情」
- 1965年(第19回)「マイ・フェア・レディ」
- 1966年(第20回)「バージニア・ウルフなんかこわくない」
- 1967年(第21回)「わが命つきるとも」
- 1968年(第22回)「卒業」
- 1969年(第23回)「真夜中のカーボーイ」
- 1970年(第24回)「明日に向って撃て!」
- 1971年(第25回)「日曜日は別れの時」
- 1972年(第26回)「キャバレー」
- 1973年(第27回)「映画に愛をこめて アメリカの夜」
- 1974年(第28回)「ルシアンの青春」
- 1975年(第29回)「アリスの恋」
- 1976年(第30回)「カッコーの巣の上で」
- 1977年(第31回)「アニー・ホール」
- 1978年(第32回)「ジュリア」
- 1979年(第33回)「マンハッタン」
- 1980年(第34回)「エレファント・マン」
- 1981年(第35回)「炎のランナー」
- 1982年(第36回)「ガンジー」
- 1983年(第37回)「リタと大学教授」
- 1984年(第38回)「キリング・フィールド」
- 1985年(第39回)「カイロの紫のバラ」
- 1986年(第40回)「眺めのいい部屋」
- 1987年(第41回)「愛と宿命の泉 PARTI/フロレット家のジャン」
- 1988年(第42回)「ラストエンペラー」
- 1989年(第43回)「いまを生きる」
- 1990年(第44回)「グッドフェローズ」
- 1991年(第45回)「ザ・コミットメンツ」
- 1992年(第46回)「ハワーズ・エンド」
- 1993年(第47回)「シンドラーのリスト」
- 1994年(第48回)「フォー・ウェディング」
- 1995年(第49回)「ユージュアル・サスペクツ」、「いつか晴れた日に」
- 1996年(第50回)「イングリッシュ・ペイシェント」
- 1997年(第51回)「フル・モンティ」
- 1998年(第52回)「恋におちたシェイクスピア」
- 1999年(第53回)「アメリカン・ビューティー」
- 2000年(第54回)「グラディエーター」
- 2001年(第55回)「ロード・オブ・ザ・リング」
- 2002年(第56回)「戦場のピアニスト」
- 2003年(第57回)「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
- 2004年(第58回)「アビエイター」
- 2005年(第59回)「ブロークバック・マウンテン」
- 2006年(第60回)「クィーン」
- 2007年(第61回)「つぐない」
- 2008年(第62回)「スラムドッグ$ミリオネア」
2009年(第63回)「ハート・ロッカー」
2010年(第64回)「英国王のスピーチ」
2011年(第65回)「アーティスト」
2012年(第66回)「アルゴ」
2013年(第67回)「それでも夜は明ける」
2014年(第68回)「6才のボクが、大人になるまで。」
2015年(第69回)「レヴェナント: 蘇えりし者」
2016年(第70回)「ラ・ラ・ランド」
2017年(第71回)「スリー・ビルボード」
脚注
^ BBC News | ENTERTAINMENT | Baftas fuel Oscars race
^ British Academy of Film and Television Awards — Infoplease.com
^ Bafta Awards: Keira Knightley And Atonement Enjoy Mixed Luck As Daniel Day-Lewis Wins Best Actor | Media | Sky News
関連項目
- アカデミー賞
- 映画の賞
- アカデミー
外部リンク
- British Academy of Film and Television Arts
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