アリシア・キーズ
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アリシア・キーズ | |
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2013年 | |
基本情報 | |
出生名 | Alicia J. Augello-Cook |
生誕 | (1981-01-25) 1981年1月25日(38歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州・ニューヨーク市 |
ジャンル | R&B、ポップ・ミュージック、ジャズ、クラシック |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | ボーカル、ピアノ、ギター |
活動期間 | 2001年 - |
レーベル | Jレコード |
公式サイト | 公式サイト |
アリシア・キーズ(英: Alicia Keys、本名:Alicia J. Augello-Cook、1981年1月25日 - )は、アメリカ合衆国の女性歌手、女優。
世界中でのアルバムの累計セールスは、3,000万枚以上。
目次
1 略歴
1.1 1981 - 2000年:生い立ちと初期の活動
1.2 2001 - 2006年:ソングス・イン・Aマイナー、ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ
1.3 2007 - 現在:アズ・アイ・アム、エレメント・オブ・フリーダム
2 慈善活動
3 私生活
4 ディスコグラフィー
4.1 アルバム
4.2 参加作品
5 フィルモグラフィ
6 ソフトウェア
7 受賞歴
8 脚注
9 外部リンク
略歴
1981 - 2000年:生い立ちと初期の活動
1981年1月25日、ニューヨーク市マンハッタンにて、法律関係の仕事に携わるアイルランド系イタリア人の母親Terri Augelloとジャマイカ人の父親Craig Cookとの間に生まれたアリシアは、2歳で両親が離婚し(現在は復縁)、母親の下、幼少期をヘルズ・キッチンで過ごす。7歳からピアノをはじめ、ベートーヴェン、モーツァルトやショパンといったクラシックからジャズまで幅広く音楽を学ぶ。14歳の時、デビューアルバムにも収録されている楽曲「バタフライズ(Butterlyz)」を作曲。ピアノだけでなく、学業と歌唱のレッスンをこなしていた。16歳で地元の芸術・演劇系の高校を首席で卒業しコロンビア大学に入学するも、音楽活動に専念するために4週間で中退。
最も初期にはジャーメイン・デュプリのSo So Defレーベルと契約し、1996年のクリスマス・アルバム『12 Soulful Nights of Christmas』や翌年の『メン・イン・ブラック』のサウンドトラックに楽曲が収録されたが、キャリアは大きく花開かずにレーベル契約を終えた。
2001 - 2006年:ソングス・イン・Aマイナー、ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ
2001年、デビュー・アルバム『ソングス・イン・Aマイナー』を発売、世界中で1,200万枚を売り上げ、2001年で最も売れている新人歌手と最も売れているR&B歌手になった。翌年のグラミー賞では、新人賞、最優秀楽曲賞、さらに収録曲「フォーリン」が最優秀楽曲賞 (Song of the Year)に輝くなど、5部門を独占した。2003年、セカンド・アルバム『ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ』をリリース。世界中で800万枚の大ヒットとなり、2005年にグラミー賞4部門を受賞。カニエ・ウェストプロデュースのファースト・シングル「ユー・ドント・ノウ・マイ・ネーム(You Don't Know My Name)」、セカンド・シングル「イフ・アイ・エイント・ガット・ユー(If I Ain't Got You)」を始め、多くの曲がアルバムからシングル・カットされる。2004年のMTV Video Music Awards 最優秀R&Bビデオ賞を受賞。2005年に、しばらく制作休止中だった『MTVアンプラグド』が、アリシアの強い希望で復活し、念願であった出演を果たした。この模様はライブ・アルバムにもなり、全米1位を獲得した。2006年からは、幾つかのテレビ番組シリーズにも出演する。
2007 - 現在:アズ・アイ・アム、エレメント・オブ・フリーダム
2007年1月に、ベン・アフレック出演の『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』で映画デビューをする。同年8月には、スカーレット・ヨハンソン主演の『私がクマにキレた理由』に出演。11月には、約4年振りとなるスタジオ・アルバム『アズ・アイ・アム』をリリース。デビュー以来4作連続アルバム・チャート1位を記録し、世界中で600万枚を売り上げ、グラミー賞の3部門を受賞した。また、ファースト・シングル「ノー・ワン(NO ONE)」も全米シングル・チャートの1位となり、アルバムとシングルの同時1位を達成。2008年には『リリィ、はちみつ色の秘密』に出演し、NAACPイメージ・アワードを受賞。2009年10月、ジェイ・Zにフィーチャーされたシングル「エンパイア・ステイト・オブ・マインド」が全米1位に。12月に発売の4thアルバム『エレメント・オブ・フリーダム』は、スーザン・ボイルのデビュー・アルバムに阻まれて初登場2位となった。
2013年、第47回スーパーボウルで国歌斉唱を務めることになった。
慈善活動
2005年に、U2のボノと共作『Keep A Child Alive』を無償で楽曲提供。この曲の収益は、全てチャリティー団体に寄付された。2007年には、自身がホストを務めたチャリティー・イベント『Black Ball concert for Keep a Child』で一夜にして150万ドル(約1億7,000万円)の寄付を集めた。
私生活
2010年5月27日に音楽プロデューサーのスウィズ・ビーツと婚約、妊娠していることを発表。かねてから交際は噂されていたが、当初は否定していた。また、交際が噂されていた当時、スウィズ側には妻マションダと子どもがおり、その後スウィズは離婚した。マションダ側は、離婚の原因を2人の不倫が原因であると主張している。2012年7月31日、二人は仏領コルシカ島で結婚式を挙げた。
ディスコグラフィー
アルバム
年 | タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | 認定 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
US [1] | AUS [2] | CAN [3] | GER [4] | IRL [5] | NLD [6] | NZ [7] | SWI [8] | UK [9] | ||||
2001 | Songs in A Minor |
| 1 | 3 | 2 | 2 | 5 | 1 | 4 | 3 | 6 |
|
2003 | The Diary of Alicia Keys |
| 1 | 22 | 15 | 10 | 37 | 2 | 25 | 1 | 13 |
|
2007 | As I Am |
| 1 | 3 | 2 | 6 | 15 | 2 | 5 | 1 | 11 |
|
2009 | The Element of Freedom |
| 2 | 19 | 5 | 10 | 9 | 2 | 22 | 1 | 1 |
|
2012 | Girl on Fire |
| 1 | 12 | 8 | 6 | 27 | 7 | 22 | 3 | 15 |
|
2016 | Here |
| 2 | 14 | 10 | 14 | 27 | 12 | 24 | 5 | 21 |
参加作品
- ストリップト-"stripped"- (2002年) ※クリスティーナ・アギレラのアルバム 『Impossible』プロデュース・ソングライティング
- コンフェッションズ - Confessions (2004年)※アッシャーのアルバム。デュエット曲『マイ・ブー』収録
- 100万ドルの恋 - Million Dollar Bill(2009年)※ホイットニー・ヒューストンに楽曲提供
エンパイア・ステイト・オブ・マインド - Empire State of Mind(2009年)※ジェイ・Zとの共演曲
他多数
フィルモグラフィ
スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい - Smokin' Aces (2006)
私がクマにキレた理由 - The Nanny Diaries (2007)
リリィ、はちみつ色の秘密 - The Secret Life Of Bees (2008)
ソフトウェア
- Alicia's Keys - アリシアが所有するヤマハC3 Neoグランドピアノをアリシア自身の演奏によってサンプリングしたソフトウェア・ピアノ音源。ドイツのNative Instruments社によって2010年に製作された。アリシアのアルバムの中でも使用されている。
受賞歴
グラミー賞
- 2002年度 Song of the Year ("Fallin'")
- 2002年度 Best New Artist
- 2002年度 Best Female R&B Vocal Performance ("Fallin'")
- 2002年度 Best R&B Song ("Fallin'")
- 2002年度 Best R&B Album ("Songs in A Minor")
- 2005年度 Best Female R&B Vocal Performance ("If I Ain't Got You")
- 2005年度 Best R&B Song ("You Don't Know My Name")
- 2005年度 Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocals ("My Boo" with Usher)
- 2005年度 Best R&B Album ("The Diary of Alicia Keys")
- 2007年度 Best Female R&B Vocal Performance ("No One")
脚注
^ “Alicia Keys – Chart History: Billboard 200”. Billboard. Prometheus Global Media. 2013年2月23日閲覧。
^ “Discography Alicia Keys”. 'australian-charts.com'. Hung Medien. 2013年2月23日閲覧。
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^ “Discography Alicia Keys”. 'irish-charts.com'. Hung Medien. 2013年2月23日閲覧。
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^ Brown, Marisa. “As I Am – Alicia Keys > Overview”. AllMusic. Rovi Corporation. 2013年2月23日閲覧。
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^ “Latest Gold / Platinum Albums”. RadioScope. 2011年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月29日閲覧。
^ “The Element of Freedom – Alicia Keys > Overview”. AllMusic. Rovi Corporation. 2013年2月23日閲覧。
- ^ abHalperin, Shirley (2014年7月18日). “Alicia Keys Signs with Guy Oseary and Ron Laffitte”. Billboard. New York: Prometheus Global Media. 2014年7月21日閲覧。
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^ “Alicia Keys Announces New Album Here, Shares A$AP Rocky Collab "Blended Family (What You Do For Love)": Listen”. Pitchfork (2016年10月7日). 2016年10月7日閲覧。
^ Caulfield, Keith (2016年11月13日). “Bon Jovi Earns Sixth No. 1 Album on Billboard 200 Chart”. Billboard. 2016年11月14日閲覧。
外部リンク
The Alicia Keys Official Fan Club(英語)
ソニー・ミュージックによる公式サイト(日本語)
Alicia Keys - Facebook
Alicia Keys (@aliciakeys) - Twitter
Alicia Keys - インターネット・ムービー・データベース(英語)