マールボロ (たばこ)










ポーランドのマールボロ・ソフト(2006年頃からのデザイン)。現在は日本と同様のデザイン変更が行われている。

ポーランドのマールボロ・ソフト(2006年頃からのデザイン)。現在は日本と同様のデザイン変更が行われている。

アメリカのマールボロ・ボックス。アメリカ国内では現在も従来通りのデザインで販売されている。

アメリカのマールボロ・ボックス。アメリカ国内では現在も従来通りのデザインで販売されている。

イギリスのマールボロ・ボックス(2009年からのデザイン)。現在のイギリスではプレーンパッケージ[1]が導入されている。

イギリスのマールボロ・ボックス(2009年からのデザイン)。現在のイギリスではプレーンパッケージ[1]が導入されている。

ポーランドのマールボロ・ボックス(2014年以降のデザイン)。現在は上部65%の警告写真が導入されている。

ポーランドのマールボロ・ボックス(2014年以降のデザイン)。現在は上部65%の警告写真が導入されている。

オランダのマールボロ・フレーバー・ミックス(日本のミディアムに相当)。現在は上部65%の警告写真が導入されている。

オランダのマールボロ・フレーバー・ミックス(日本のミディアムに相当)。現在は上部65%の警告写真が導入されている。

アイルランドのマールボロ・ライト(2006年頃からのデザイン)。「LIGHTS」の表記が無い。

アイルランドのマールボロ・ライト(2006年頃からのデザイン)。「LIGHTS」の表記が無い。

ハンガリーのマールボロ・ゴールド・オリジナル(2008年からのデザイン)。現在は日本と同様のデザイン変更が行われている。

ハンガリーのマールボロ・ゴールド・オリジナル(2008年からのデザイン)。現在は日本と同様のデザイン変更が行われている。

オランダのマールボロ・ゴールド(2014年以降のデザイン)。現在は日本と同様のデザイン変更が行われている。

オランダのマールボロ・ゴールド(2014年以降のデザイン)。現在は日本と同様のデザイン変更が行われている。

ドイツのマールボロ・メンソール。2011年にマールボロ・ブルー・フレッシュにリニューアルされたのち、日本と同様のデザインに変更されている。

ドイツのマールボロ・メンソール。2011年にマールボロ・ブルー・フレッシュにリニューアルされたのち、日本と同様のデザインに変更されている。

ベネズエラのマールボロ・ライト・メンソール(2006年以前のデザイン)。「LIGHTS」の表記が無い。

ベネズエラのマールボロ・ライト・メンソール(2006年以前のデザイン)。「LIGHTS」の表記が無い。

ポーランドのマールボロ・ホワイト・ミント(日本のメンソール8mgに相当/2014年前後の新旧デザイン)。現在はホワイト・グリーンに改名され、上部65%の警告写真が導入されている。

ポーランドのマールボロ・ホワイト・ミント(日本のメンソール8mgに相当/2014年前後の新旧デザイン)。現在はホワイト・グリーンに改名され、上部65%の警告写真が導入されている。

日本のマールボロ・ブラック・メンソール。現在はパッケージがリニューアルされている。

日本のマールボロ・ブラック・メンソール。現在はパッケージがリニューアルされている。

日本のマールボロ・アイス・ブラスト8mg。現在は下のパッケージデザインに変更されたのち、『アイス・ブラスト・メガ』にリニューアルされている。

日本のマールボロ・アイス・ブラスト8mg。現在は下のパッケージデザインに変更されたのち、『アイス・ブラスト・メガ』にリニューアルされている。

ポーランドのマールボロ・アイス・ブラスト。現在は上部65%の警告写真が導入されている。

ポーランドのマールボロ・アイス・ブラスト。現在は上部65%の警告写真が導入されている。



マールボロ (Marlboro) は、フィリップモリスが製造するたばこのブランド。現在世界でベストセラーのたばこのうちの1つ。マールボロ・マンのビルボード広告で有名。免税店など店舗によっては「マルボロ」の名称で販売されていることもある。




目次






  • 1 歴史


  • 2 商品名の由来


  • 3 日本における販売


  • 4 製品一覧


    • 4.1 国内現行販売製品(フィリップモリス製造)


    • 4.2 数量限定販売製品(フィリップモリス製造)


    • 4.3 国内販売終了製品(フィリップモリス製造)


    • 4.4 国内販売終了製品(日本たばこ産業製造)




  • 5 著名な愛煙者


  • 6 モータースポーツ


    • 6.1 F1 / F3000


    • 6.2 その他


    • 6.3 MWCT




  • 7 脚注


  • 8 関連項目


  • 9 外部リンク





歴史


ロンドンのフィリップ・モリス社はマールボロ、ケンブリッジ、ダービーといったたばこをアメリカ国内で販売するために1902年にニューヨークに子会社を設立した。


1924年に同社はマールボロを「女性向けたばこ」として展開した。「Mild as May」(5月のようにまろやか)のキャッチフレーズと共に売り出したものの、苦戦を強いられた。広告で使われた当時のポスターなどから女性向けにキャンペーンをしていたことが確認出来る。パッケージ上部のデザインは、女性の魅力的な部分である唇をイメージしたもの[2]。当時のマールボロは吸い口が赤く着色されており、これは口紅が付いても目立たないようにとの配慮であった。


第二次世界大戦中まで売り上げは伸びず、一時期市場から姿を消した。戦争の終わりまでにキャメル、ラッキーストライク、チェスターフィールドといった三銘柄がたばこ市場における確固たる地位を確保していた。


1950年代にリーダーズ・ダイジェスト誌が、喫煙と肺癌の因果関係に関する一連の記事を公表し、フィリップモリスを始めとする多くのたばこ会社はパッケージへの注意書きとフィルター付きたばこの販売を始めた。フィルター付きの新しいマールボロは1954年に発売され、1955年に三角形の傘のデザイン(マールボロ・シェブロンやルーフトップなどと呼ばれる)と世界初のフリップトップ・ボックスを導入した。


1960年代の初めに男性向けのたばことしてマーケティング戦略の大転換を行い、「マールボロ・カントリー」のキャッチフレーズとともに「マールボロ・メン」として知られている男性像を象徴したカウボーイを作り出した。これが、現在に続くマールボロ・ブランドの原点である。本来の仕事上、一日中、馬に跨って動物を相手にするカウボーイにとっては、火を使わない噛みたばこの方が人気なのだが、この宣伝効果によりカウボーイのたばこの代名詞になった。


マールボロの市場占有率は急上昇し、広告キャンペーン開始から8か月で5,000パーセント増加した。マールボロは大成功したカウボーイの広告表現を、1960年代以来現在まで継続している。


アメリカ合衆国の人種差別や迫害の歴史がタイトルの中に隠されているという説があり、パッケージを逆さまにしロゴの上半分を隠すとそれを印象付ける絵が浮かび上がるとされているが、このような話はたばこのパッケージにはつきもので、一種の都市伝説である。


1987年に発生した、大韓航空機爆破事件の実行犯である金勝一と金賢姫は、任務の最中に正体が暴露された場合、服毒自殺する事で秘密を守るよう指示を受けていた。実際、バーレーンで、2人はマールボロに仕掛けられたアンプルを噛み自殺を図る。金勝一は自殺に成功するが、金賢姫は一命を取り留める結果となる。


パッケージの基本デザインは60年にわたって変更されていなかったが、マイナーチェンジは数回行われ、ヨーロッパを中心とした多くの国では2006年頃より『Marlboro』を立体的にし、全体のバランスを修正するマイナーチェンジを行った(日本ではそれ以降の新製品を除き未導入)。2008年よりライトをゴールド・オリジナルとしてリニューアル(日本では2010年8月頃にデザインを、2011年3月頃に販売名を変更し、ウルトラライトをゴールド・ウルトラにリニューアル)を行い、2009年よりほかの銘柄でも『FILTER CIGARETTES』などの書体を変更し、パッケージにエンボス加工を行うなどのリニューアルを行った(日本では2010年から2011年にかけて順次導入)。2014年より60年ぶりのフルリニューアルを行い、マールボロ・シェブロンやルーフトップなどと呼ばれるマークを大きくデザインし、『Marlboro』のロゴやPM社章は薄いグレーで印刷してエンボス加工した新パッケージにリニューアルしている(日本では2015年2月より順次導入)。



商品名の由来


マールボロというブランド名の由来については諸説ある。



  • 日本語公式サイトでは、イングランド南部のウィルトシャーにある町モールブラ(en:Marlborough)が由来とされている[3]

  • フィリップモリスの工場があった、ロンドンのグレート・マールバラ・ストリートに由来するとの説。この通りの名称はマールバラ公ジョン・チャーチルを記念している。


  • 米墨戦争の英雄、マールボロ将軍にちなむという説[2]


  • "Man Always Remember Love Because Of Romance Only" の頭文字と言う説[2]



日本における販売


日本での製造・販売は、日本専売公社時代の1973年から。日本たばこ産業 (JT) 発足2年後の1987年からブランド展開がスタートした(新商品は平成になってからの商品が多かった)。2005年4月末をもってライセンス契約を終了し、以後はフィリップモリスからの輸入販売となり、大韓民国の工場のみで製造されている。また、JTが生産していたものと風味をあわせてあるため、パッケージに「FOR SALE IN JAPAN」の記載がある。


日本では縮めて「マルボロ」と呼ばれる場合が多い。メンソールのものはマルメンと略称される。地方の年配のたばこ店などでは「マルボーロ」と、佐賀県の菓子である丸ぼうろと同一発音で呼称する場合がある。他にもパッケージの色から「金マル(マル金)」(マールボロ・ライト→マールボロ・ゴールド・オリジナル)、「赤マル」(マールボロ)、「緑(りょく)マル」「マルメン」(マールボロ・メンソール)、「黒マル」「ブラメン」(マールボロ・ブラック・メンソール)、「アイブラ」(マールボロ・アイス・ブラスト)などと稀に呼ばれる。また「マールボロ・ライト・メンソール」はマルメンライト(さらに縮めてマルメラ)と呼ばれることが多い。


マールボロ・ライト・メンソールは、日本たばこ協会の発表した平成20年度紙巻たばこ販売実績で、外国たばこでは首位である(全体では7位)[4]。またブランド全体では、日本市場で第2位の販売量を誇るブランドであり、2008年には250億本を超える売上を記録し、フィリップ モリス インターナショナル(アメリカ合衆国と中華人民共和国を除く)において、最もマールボロの販売本数が多い国家である[5]


現在、日本で販売されているマールボロは、全て大韓民国製となっている。



製品一覧



国内現行販売製品(フィリップモリス製造)





































































































































































































































































































製品名
価格
本数
発売年月日
タール
ニコチン
販売地域
備考
マールボロ
470円
20本

2005年5月1日
12mg
1.0mg
全国
韓国製
マールボロ・ボックス
470円
20本
2005年5月1日
12mg
1.0mg
全国
韓国製
マールボロ・ミディアム・ボックス
470円
20本
2005年5月1日
8mg
0.7mg
全国
韓国製
マールボロ・ゴールド・オリジナル
470円
20本
2005年5月1日
6mg
0.5mg
全国
韓国製[6]
マールボロ・ゴールド・オリジナル・ボックス
470円
20本
2005年5月1日
6mg
0.5mg
全国
韓国製[6]
マールボロ・ゴールド・オリジナル・100's・ボックス
470円
20本

2006年2月1日
6mg
0.5mg
全国
韓国製[6]
マールボロ・フィルタープラス・ワン・ボックス
470円
20本

2008年11月17日
1mg
0.1mg
全国
韓国製
マールボロ・クリア・ハイブリッド・エイト・ボックス
470円
20本

2014年8月4日
8mg
0.8mg
全国
メンソールボール内蔵/韓国製
マールボロ・クリア・ハイブリッド・シックス・ボックス
470円
20本

2014年8月4日
6mg
0.6mg
全国
メンソールボール内蔵/韓国製
マールボロ・クリア・ハイブリッド・スリー・ボックス
470円
20本

2014年8月4日
3mg
0.3mg
全国
メンソールボール内蔵/韓国製
マールボロ・クリア・ハイブリッド・ワン・100's・ボックス
470円
20本

2014年8月4日
1mg
0.1mg
全国
メンソールボール内蔵/韓国製
マールボロ・メンソール
470円
20本
2005年5月1日
12mg
0.8mg
全国
韓国製
マールボロ・メンソール・ボックス
470円
20本
2005年5月1日
12mg
0.8mg
全国
韓国製
マールボロ・ライト・メンソール
470円
20本
2005年5月1日
8mg
0.6mg
全国
韓国製
マールボロ・ライト・メンソール・ボックス
470円
20本
2005年5月1日
8mg
0.6mg
全国
韓国製
マールボロ・ライト・メンソール・100's・ボックス
470円
20本
2005年5月1日
8mg
0.7mg
全国
韓国製
マールボロ・ウルトラライト・メンソール・ボックス
470円
20本
2005年7月25日
4mg
0.3mg
全国
韓国製
マールボロ・ブラック・メンソール・ボックス
470円
20本
2008年8月4日
8mg
0.6mg
全国
韓国製
マールボロ・ブラック・メンソール・ワン・ボックス
470円
20本
2009年6月1日
1mg
0.1mg
全国
韓国製
マールボロ・アイス・ブラスト・KS・ボックス
470円
20本

2010年7月12日
8mg
0.6mg
全国
メンソールボール内蔵/韓国製
マールボロ・アイス・ブラスト・ファイブ・KS・ボックス
470円
20本

2012年7月17日
5mg
0.4mg
全国
メンソールボール内蔵/韓国製
マールボロ・アイス・ブラスト・ワン・KS・ボックス
470円
20本

2012年7月17日
1mg
0.1mg
全国
メンソールボール内蔵/韓国製
マールボロ・ダブル・バースト・ファイブ・ボックス
470円
20本

2013年5月20日
5mg
0.4mg
全国
メンソールボール・スペアミントボール内蔵/韓国製
マールボロ・フュージョン・ブラスト・エイト・KS・ボックス
470円
20本

2014年12月22日
8mg
0.7mg
全国
メンソールボール・ミックスボール内蔵/韓国製
マールボロ・フュージョン・ブラスト・ファイブ・KS・ボックス
470円
20本

2014年12月22日
5mg
0.4mg
全国
メンソールボール・ミックスボール内蔵/韓国製
マールボロ・フュージョン・ブラスト・ワン・100・ボックス
470円
20本

2014年12月22日
1mg
0.1mg
全国
メンソールボール・ミックスボール内蔵/韓国製
マールボロ・ブラック・メンソール・エッジ・8・100's
460円
20本

2014年8月
8mg
0.6mg
全国
スーパースリム/韓国製
マールボロ・ブラック・メンソール・エッジ・1・100's
460円
20本

2014年8月
1mg
0.1mg
全国
スーパースリム/韓国製

※マールボロ・ライト・メンソールとマールボロ・ウルトラライト・メンソールは、2010年のパッケージリニューアルでパッケージ側面・底面及びカートンの英語表記がそれぞれMENTHOL LIGHTS、MENTHOL ULTRA LIGHTSとなった。このため日本語表記と英語表記に違いが生じている。



数量限定販売製品(フィリップモリス製造)

































製品名
価格
本数
発売年月日
タール
ニコチン
販売地域
備考
マールボロ・フュージョン・ブラスト・エイト・10's・ボックス
230円
10本

2014年12月22日
8mg
0.7mg
全国(一部店舗)
メンソールボール・ミックスボール内蔵/チェコ製
マールボロ・フュージョン・ブラスト・ファイブ・10's・ボックス
230円
10本

2014年12月22日
5mg
0.4mg
全国(一部店舗)
メンソールボール・ミックスボール内蔵/チェコ製


国内販売終了製品(フィリップモリス製造)































































































































































































































製品名
価格
本数
発売年
販売終了年
タール
ニコチン
販売地域
備考
マールボロ・FSK

20本


12mg
1.0mg
全国

マールボロ・ボックス・14's
210円
14本

1996年

12mg
1.0mg
全国

マールボロ・ブレンド・No.27
320円
20本
2007年3月1日
2007年11月
13mg
1.0mg
全国

セブンスター対抗銘柄
マールボロ・ミディアム
440円
20本
2005年5月1日
2012年7月
8mg
0.7mg
全国
スイス製
マールボロ・ブラック・ゴールド・ボックス
440円
20本

2009年7月13日
2013年9月
8mg
0.6mg
全国
オランダ製/後継:マールボロ・クリア・エイト
マールボロ・ゴールド・ウルトラ・ボックス
440円
20本
2006年8月1日
2013年8月
4mg
0.4mg
全国
オランダ製/後継:マールボロ・クリア・スリー[7]
マールボロ・ホワイト・ゴールド・ボックス
320円
20本
2009年7月13日
2010年5月
5mg
0.4mg
静岡県
オランダ製
マールボロ・ゴールド・ワン・100's・ボックス
440円
20本

2010年4月1日
2010年12月
1mg
0.1mg
宮城県

マールボロ・クリア・エイト・ボックス
460円
20本

2013年9月2日
2014年8月
8mg
0.7mg
全国

メビウス対抗銘柄/オランダ製[8]、2014年8月よりハイブリッドに変更した上に450円に
マールボロ・クリア・シックス・ボックス
460円
20本

2013年9月2日
2014年8月
6mg
0.6mg
全国

メビウス対抗銘柄/オランダ製[8]、2014年8月よりハイブリッドに変更した上に450円に
マールボロ・クリア・スリー・ボックス
460円
20本

2013年9月2日
2014年8月
3mg
0.3mg
全国

メビウス対抗銘柄/オランダ製[8]、2014年8月よりハイブリッドに変更した上に450円に
マールボロ・クリア・ワン・100's・ボックス
460円
20本

2014年2月3日
2014年8月
1mg
0.1mg
全国

メビウス対抗銘柄/オランダ製[8]、2014年8月よりハイブリッドに変更した上に450円に
マールボロ・アイス・ミント・ボックス
440円
20本
2007年7月9日
2012年7月
6mg
0.5mg
全国
ドイツ製
マールボロ・ブラック・メンソール・エッジ・8
450円
20本

2012年5月14日
2014年8月
8mg
0.6mg
全国
スーパースリム/ポーランド製・ウクライナ製、2014年8月より100'sに変更
マールボロ・ブラック・メンソール・エッジ・1
450円
20本

2012年5月14日
2014年8月
1mg
0.1mg
全国
スーパースリム/ポーランド製・ウクライナ製、2014年8月より100'sに変更
マールボロ・ミント・ストリーム・KS・ボックス
440円
20本

2013年7月22日
2014年3月
5mg
0.4mg
福岡県
マイクロミント内蔵フィルター/オランダ製
マールボロ・ミント・ストリーム・ワン・KS・ボックス
440円
20本

2012年7月22日
2014年3月
1mg
0.1mg
福岡県
マイクロミント内蔵フィルター/オランダ製
マールボロ・ワイド・ボックス
330円
20本
2007年
2008年6月
10mg
0.8mg
全国

セブンイレブン限定/ドイツ製
マールボロ・ワイド・メンソール・ボックス
330円
20本
2007年
2008年6月
8mg
0.7mg
全国

セブンイレブン限定/ドイツ製


国内販売終了製品(日本たばこ産業製造)

























































































































































製品名
価格
本数
発売年月日
タール
ニコチン
販売終了年月
備考
マールボロ
300円
20本

1973年9月15日
12mg
1.0mg

2004年4月30日
[9]
マールボロ ボックス
300円
20本

1989年5月15日
12mg
1.0mg
2005年4月30日
[9]
マールボロ 100's
280円
20本
1986年5月1日
12mg
1.0mg

1990年5月

マールボロ 100's ボックス
280円
20本

1992年6月2日
12mg
1.0mg
1995年12月

マールボロ ミディアム
300円
20本

2001年4月2日
8mg
0.7mg
2005年4月30日
[9]
マールボロ ミディアム ボックス
300円
20本

2000年4月3日
8mg
0.7mg
2005年4月30日
[9]
マールボロ ライト
320円
20本

1987年11月1日
6mg
0.5mg
2005年4月30日
[9]
マールボロ ライト ボックス
300円
20本
1989年10月1日
6mg
0.5mg
2005年4月30日
[9]
マールボロ ライト 100's ボックス
300円
20本

1994年6月2日
6mg
0.5mg
1997年4月
[10]
マールボロ メンソール
300円
20本

1997年7月1日
12mg
0.8mg
2005年4月30日
[9]
マールボロ メンソール ボックス
300円
20本

1995年11月1日
12mg
0.8mg
2005年4月30日
[9]
マールボロ ライト メンソール
300円
20本

1998年4月1日
8mg
0.6mg
2005年4月30日
[9]
マールボロ ライト メンソール ボックス
300円
20本

1993年11月1日
8mg
0.6mg
2005年4月30日
[9]
マールボロ ライト メンソール 100's ボックス
300円
20本
2001年10月1日
8mg
0.7mg
2005年4月30日
[9]


著名な愛煙者






マールボロ


  • 長瀬智也

  • 赤西仁

  • 持田香織

  • CHARA

  • 松井稼頭央

  • 炭谷銀仁朗

  • 北條史也

  • 森友哉

  • 倉田大誠


ゴールド


  • 三村マサカズ

  • 北村一輝

  • 大倉忠義


メンソール・12


  • 布袋寅泰

  • 浜崎あゆみ

  • 中村紀洋


メンソール・8

  • 田中美保

ダブル・バースト・5

  • てんちむ

不明


  • 吉井和哉

  • 木村拓哉

  • 村上信五

  • 渋谷すばる

  • 安田章大



モータースポーツ




マールボロカラーに塗られたマクラーレンの歴代F1マシン(ドニントン・グランプリ・コレクション展示)。

マールボロカラーに塗られたマクラーレンの歴代F1マシン(ドニントン・グランプリ・コレクション展示)。

フェラーリにおけるマールボロ広告。マシンだけでなく、チームスタッフのウェアにもロゴが入る(2006年バーレーンGP)。

フェラーリにおけるマールボロ広告。マシンだけでなく、チームスタッフのウェアにもロゴが入る(2006年バーレーンGP)。



マールボロは4輪のフォーミュラ1 (F1) やフォーミュラ3000(全日本F3000選手権) (F3000) 、世界ラリー選手権 (WRC) 、2輪のロードレース世界選手権 (WGP,MotoGP) といったモータースポーツに参戦するチームのスポンサーとして有名である。



F1 / F3000


F1にはジョー・シフェールの個人スポンサーとして参入し、1970年代初頭よりBRM、マクラーレン、アルファロメオ、スクーデリア・フェラーリといったチームのメインスポンサーを務めてきた。マクラーレンとはロン・デニス率いるプロジェクト4の参画を仲介するなど長年にわたり密接な関係を築いていたが、1996年に撤退した。以降はフェラーリと密接な関係にあり、2006年にたばこ広告の規制を受けてブリティッシュ・アメリカン・タバコ (BAT) と日本たばこ産業 (JT) がF1から撤退した後も、両社との紳士協定を破って支援活動を継続した[11]


マールボロの実際のパッケージカラーは赤であるが、テレビ・写真などを通した際、重みを持った色調に変わってしまう(特にテレビでは赤が、黒っぽくつぶれてしまう)ため、かつては、三角形の傘のデザイン(マールボロ・シェブロン)に「蛍光がかった朱色」に近い赤が塗色されていた(これはたばこに限らず、どのようなスポンサーでも同様)。また、1980年代以降イギリスやドイツ、フランスなどではたばこ広告が禁止されており、各国で行われるレースやイベントの際は、マールボロ・シェブロンをし、"Marlboro"のロゴをバーコード風に処理したり、ロゴそのものを消して白地にしてしまう、チーム名を代わりに記載(マクラーレンの場合は「McLAREN」)する等、イメージ広告的な方法を採っていた。


2010年4月、フェラーリのバーコード風デザインがマールボロのロゴを連想させるサブリミナル効果の疑いがあると報道されると[12]、バーコードの代わりに赤ベタに白枠のデザインへと変更した[13]。2011年のシーズン途中にはチーム名からも「マールボロ」が外されたが、ブランド名を出さずとも広告効果が望めることから、スポンサー契約は2015年まで延長されている[14]。フェラーリのマシンの全広告スペースはフィリップモリスが取得しており、その一部分を他のスポンサーに貸し出すという、特殊なスポンサーの仕方を行っている。2012年度にはF1スポンサー中最高の推定63億円を拠出したとされ[15]、この額はHRTチームの年間総予算に匹敵する[15]


現在フェラーリF1のチーム代表を務めているマウリツィオ・アリバベーネはフィリップモリスの出身であり、両者のパートナーシップの密接さを物語っているといえる。


フィリップモリスは電子たばこの一種であるiQOSならたばこ広告の規制に抵触しないと考えており、実際に特別仕様のiQOSをフェラーリF1のVIPエリアで配布したり、iQOSのイベントのゲストにF1ドライバーを招くといったことを行っている。また、実現はしていないもののiQOSのロゴをF1マシンに掲出することも検討しているとされている。2018年10月には、フィリップモリスが新たに発足させた「MISSION WINNOW」プロジェクトのロゴがフェラーリのマシンに掲げられたが、同社では「"MISSION WINNOW"はタバコとは全く関係ないプロジェクトのため、マシンに掲げることが可能になった」と説明している[16]


F1の直下に位置するカテゴリであるF3000も1980年代から1990年代前半にかけてDAMS(国際F3000選手権、フランスのレーシングチーム)、ノバエンジニアリング(全日本F3000選手権、日本のレーシングチーム)もメインスポンサーとして務めていた。それ以前にヨーロッパF2のチーム・スピリット・レーシングもメインスポンサーだった。



その他


インディカー・シリーズではCART時代の1990年から2009年まで、ペンスキー・レーシングのスポンサーを務めていた[17]
ロードレース世界選手権ではヤマハ系ワークスチームを支援していた時期が長く、過去にジャコモ・アゴスチーニ率いる「チーム・アゴスチーニ」やケニー・ロバーツ率いる「チーム・ロバーツ」のメインスポンサーを務め、1999年 - 2002年にかけてはヤマハ・モーター・レーシングのメインスポンサーだった[18]。2003年からはドゥカティのメインスポンサーとなり[19]、2018年現在も関係継続中である。こちらもフェラーリと同様に2011年シーズンからカウルのバーコードが排除されている。



MWCT


この他にも過去にはチームだけでなく、ドライバー/ライダー個人をパーソナルスポンサーとして支援する「Marlboro World Championship Team」(MWCT)と呼ばれるプログラムを展開していた。支援ドライバーはレーシングスーツとヘルメットに「Marlboro」のロゴを着けた。[20]また、F3のメジャーイベントであるマスターズF3の大会スポンサーとなったり、フランスのミニテルにおいて「Marlboro Racing Service」(MRS)と呼ばれるモータースポーツ情報の提供サービスを行っていたこともあり[21]、マールボロのモータースポーツ界における高い貢献度は業界関係者の多く[誰?]が認めるところである。




脚注





  1. ^ デザインをなくし、上部に警告写真を、下部に濃い緑地に白で名称のみが表記されたパッケージ

  2. ^ abczippo Marlboro Adventure Team 1996 (GET THE GEAR 1996) 1995年製造(2013年4月30日時点のアーカイブ) - 商品解説(2012年5月22日閲覧)


  3. ^ marlboro.jp内のPRODUCT(2009.12.19閲覧)


  4. ^ 年度別上位20銘柄推移 (PDF)” (日本語). 2009年8月21日閲覧。(社)日本たばこ協会-たばこに関するデータ-紙巻たばこ統計データ


  5. ^ 資料 - フィリップモリス ジャパンの組織 (PDF)” (日本語). 2012年12月15日閲覧。プレスキット<PMJ Corporate Overview>

  6. ^ abc2011年3月頃まで「マールボロ・ライト(ボックス/100's・ボックス)」
    デザイン変更は2010年8月頃だが、当初は販売名がライトのままで、側面に「Marlboro LIGHTS」の表記があった。
    (宮城県では2009年10月頃より現行デザインに先行切り替え)



  7. ^ 2011年3月23日まで「マールボロ・ウルトラライト・KS・ボックス」

  8. ^ abcdマールボロ・クリア・シリーズの価格は、(免税店限定のメビウス・インターナショナルを除く)メビウス全銘柄より30円高い。

  9. ^ abcdefghijk2005年5月1日からPM社より製造・販売。


  10. ^ 1997年4月一時販売終了。2006年2月1日からPM社より製造・販売。


  11. ^ 柴田久仁夫 「F1ロゴの値段」『F1速報PLUS』Vol.26、イデア、2012年、41頁。


  12. ^ [1]


  13. ^ [2]


  14. ^ フェラーリ、フィリップモリスとの契約を2015年末まで延長 - F1-Gate.com(2011年6月11日)

  15. ^ ab「F1 Team Budgets 2012」『F1速報PLUS』Vol.26、イデア、2012年、50.58頁。


  16. ^ フェラーリ、新カラーを鈴鹿で発表。フィリップモリスの白いロゴが追加 - motorsport.com日本語版 2018年10月4日


  17. ^ PENSKE LOSES PHILIP MORRIS SPONSORSHIP - AUTOWEEK・2010年2月23日


  18. ^ The end of Marlboro Yamaha. - crash.net 2002年11月3日


  19. ^ Marlboro Ducati breaks cover! - crash.net 2003年2月14日


  20. ^ 代表的なドライバーとして、アンドレア・デ・チェザリスが居るが、彼の父親がフィリップモリス重役であったことから特に重厚な支援がされていた為、レースにおける成績が悪くてもレースシート喪失という事態には一切縁がなかった。但し、1993年にティレルチーム在籍時に片山右京がスポンサーとして持ってきたJTとバッティングしてしまったため、この時はチェザリス側が譲歩し、ヘルメットにも「CABIN」ブランドのロゴが着けられた。


  21. ^ ちなみにMRSには日本からもすがやみつるが記事を提供していたことで知られる




関連項目




  • 大韓航空機爆破事件 - 実行犯(北朝鮮の工作員)は、マールボロのパッケージに自殺用のアンプル(青酸性毒薬)を仕込んでいた。


  • ハーレーダビッドソン&マルボロマン - 1991年公開の映画。



外部リンク







  • marlboro.jp

  • The Marlboro Man: The Making of an American Image




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