ワイド番組
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2012年12月) |
ワイド番組(ワイドばんぐみ)は、長時間放送のテレビ番組・ラジオ番組を表す総称である。
かつては放送時間が1時間程度の番組もワイド番組と呼んでいたが[1]、2018年現在では90分以上の番組を指す。
また録音・録画番組と区別する為に「生ワイド番組」とも言われる[2]。「ブロックワイド」と言う概念もある。また番組の性質や時間帯によって、ニュースワイド・朝ワイドなどという呼ばれ方もある。
目次
1 ラジオにおけるワイド番組
2 テレビにおけるワイド番組
3 脚注
3.1 注釈
3.2 出典
4 関連項目
ラジオにおけるワイド番組
- 日本では、太平洋戦争後からアメリカのラジオ局にならって15分番組・30分番組を基本として編成していたが、1950年代にテレビが普及しはじめたことによりラジオの聴取率・広告収入が減少したことから、1950年代末から番組制作費の抑制策として1時間以上のワイド番組の放送を開始した。また東京放送(現 TBSラジオ)では生ワイド番組の先駆けとして、1974年に報道ワイド番組「東京ダイヤル」を放送開始し、各局追随。これらの対策は1960年代半ばから各局で採用されたオーディエンス セグメンテーション理論にもかなっていたこともあり、現在のラジオでは生ワイド番組を中心とした編成になっている。[1]
- 前述の経緯からワイド番組には、15分以下のフロート番組が内包されることが多い。
日本民間放送連盟の日本民間放送連盟賞には「番組部門 ラジオ生ワイド番組」という表彰枠が設けられている。
テレビにおけるワイド番組
- テレビ番組では番組ジャンルが細分化されているので、上記にもあるようにテレビ番組でワイド番組という総称が使用される頻度は少ない。
- 生放送番組においては、「ローカルワイド番組」「夕方ワイド番組」という総称も使用されている。
- トーク番組
脚注
注釈
出典
- ^ abNHK放送文化研究所メディア研究部 東山一郎「テレビが登場した時代のラジオ~その議論と戦略をめぐって~」『放送研究と調査 2015年4月号』、NHK出版、2015年
^ 高橋みなみ:卒業後初の冠レギュラー ラジオ生ワイド番組パーソナリティーに まんたんウェブ(毎日新聞) 2016年3月24日。
関連項目
フロート番組 - 上記ブロックワイドに内包される番組のことを指す。