早川 (神奈川県)
早川 | |
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強羅駅付近を流れる早川 | |
水系 | 二級水系 早川 |
種別 | 二級河川 |
延長 | 20.65 km |
流域面積 | 80.59 km² |
水源 | 箱根外輪山・芦ノ湖 (神奈川県足柄下郡箱根町) |
水源の標高 | 723 m |
河口・合流先 | 相模湾(小田原市) |
流域 | 日本 神奈川県 |
水源の標高は芦ノ湖水面標高 |
早川(はやかわ)は、神奈川県足柄下郡箱根町および小田原市を流れる河川。二級水系早川の本流。
目次
1 地理
2 早川水系の主要河川・湖沼
2.1 二級河川
2.2 準用河川
3 流域の自治体
4 脚注
5 関連項目
地理
神奈川県足柄下郡箱根町の芦ノ湖に源を発し東に流れ、小田原市南町と小田原市早川の境界から相模湾に注ぐ。
箱根外輪山からの水が芦ノ湖に集まり、芦ノ湖北端の湖尻より流下する川が本流の早川と呼ばれる。
早川水系の主要河川・湖沼
早川水系は、源流域の芦ノ湖に注ぐ大涌谷ほか多くの沢と、芦ノ湖から流れる早川および須雲川などの支流から成る。
各支流は河床勾配が大変急で、概ね1/15 - 1/150となっているが、芦ノ湖が自然の調整池の役割を果たしている。
二級河川
- 早川
- 早川水系の中では比較的河床勾配が緩く、概ね1/30 - 1/100程度であるが、支流・須雲川と合流する箱根湯本付近の峡谷がもっとも急峻になっている。芦ノ湖より下流でも幾つもの沢を集め、箱根湯本付近で須雲川と合流した後は、小田原市内の谷底平野を比較的緩い勾配で流下して相模湾に注ぐ。
- 芦ノ湖
- 早川の水源となる湖であり、神奈川県南西部の静岡県境付近にある。
「芦ノ湖」を参照
- 須雲川(すくもがわ)
- 大観山(たいかんざん、標高1015.2m、かつての箱根外輪山のひとつ)を水源とし、箱根湯本で早川に合流する本流と、二子山を源流とする支流などからなる、早川水系の二級河川。延長3.97km、流域面積22.54km2。ほぼ流路に沿って箱根新道が通っている。旧東海道(県道732号)も畑宿付近までは須雲川に沿って造られており、須雲川が流れる谷は箱根越えの要衝となっている。飛龍ノ滝(神奈川県最大級の滝)は、須雲川の支流に属する。
準用河川
いずれも小田原市で早川に合流する。
- 吾性沢(ごしょうざわ) - 延長750m、流域面積0.8km2
- 宮沢川 - 延長700m、流域面積0.73km2
- 万松院川(ばんしょういんがわ) - 延長2,000m、流域面積1.28km2
- 山谷川 - 延長600m、流域面積0.33km2
流域の自治体
- 神奈川県
足柄下郡箱根町、小田原市
脚注
関連項目
藤原範茂: 1221年、移送途中に斬首を忌避して早川で入水した。