モーゼル川
モーゼル川 | |
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フランス エピナル市街 | |
延長 | 545 km |
平均の流量 | 150 m³/s |
流域面積 | 35,000 km² |
水源 | ヴォージュ山脈(フランス) |
水源の標高 | 731 m |
河口・合流先 | ライン川 |
流域 | フランス ルクセンブルク ドイツ |
モーゼル川(ドイツ語:Mosel、フランス語:Moselle - モゼル)は、ヨーロッパのフランス、ルクセンブルクおよびドイツを流れる全長545キロメートルの国際河川である[1]。
目次
1 流路
2 産業
3 歴史
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
流路
フランス東北部のヴォージュ山脈に源を発し、ナンシー、メスなどを北へ流れる。ルクセンブルクで北東に転じ、ドイツ国境を流れたのち、ドイツのラインラント=プファルツ州を横切り、コブレンツでライン川に合流する。ライン川との合流点は「ドイチェス・エック(Deutsches Eck)と称され、コブレンツの観光名所の一つともなっている。
産業
フランス国内においては、地下資源の豊富なロレーヌ地方を流れるため、その沿岸に工業都市が発展した。ドイツ国内においては、ヨーロッパ有数のワイン生産地域として知られ、モーゼル・ワインは世界各国へと輸出されている。
歴史
古代より河谷を利用した交通路が発展していた。モーゼル川沿いの都市であるトリーアには、ローマ帝国時代の浴場や、「ポルタ・ニグラ」と称される城門が残されている。かつては水量が安定しなかったため航行が困難であったが、19世紀末より河川の整備が進んだ結果、中規模の船舶の航行が可能になった。
脚注
^ “ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説”. コトバンク. 2018年4月21日閲覧。
関連項目
モーゼルワイン - 流域で生産されるワイン。ドイツのワイン、ワイン産地としてのモーゼル、ルクセンブルクのワインも参照。
外部リンク
Das online Magazin für die Mosel(ドイツ語)
モーゼル川(モーゼルがわ)とは - コトバンク