2009年の映画
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2009年の映画(2009ねんのえいが)では、2009年(平成21年)の映画分野の動向についてまとめる。
目次
1 できごと
2 日本の映画興行
3 各国ランキング
3.1 日本興行収入ランキング
3.2 全世界興行収入ランキング
3.3 北米興行収入ランキング
3.4 イギリス興行収入ランキング
3.5 オーストラリア興行収入ランキング
4 日本公開作品
5 受賞
6 死去
7 脚注
7.1 出典
8 外部リンク
できごと
- 1月13日 - 第66回ゴールデングローブ賞が行われ、『スラムドッグ$ミリオネア』が作品賞を受賞。
- 1月15日-25日 - 27回サンダンス映画祭が開催され、『プレシャス』が作品賞・観客賞を受賞。
- 1月22日 - 第81回アカデミー賞のノミネーションが発表。『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』が13部門のノミネート。
- 2月5日-15日 - 第59回ベルリン国際映画祭が開催。ペルー映画『La teta asustada』(The Milk of Sorrow)が金熊賞を受賞。
- 2月8日 - 第62回英国アカデミー賞受賞作品が発表された。最優秀賞は『スラムドッグ$ミリオネア』。
- 2月22日 - 第81回アカデミー賞授賞式が行われ、『スラムドッグ$ミリオネア』が作品賞、監督賞など8部門を受賞。また。日本映画『おくりびと』が外国語映画賞を、『つみきのいえ』短編アニメ映画賞が受賞した。
- 4月7日 - アトムの誕生日にあたるこの日、ハリウッド版『鉄腕アトム』となる『ATOM』の写真が初公開された。
- 4月29日 - 映画監督、俳優のクリント・イーストウッドに日本政府より旭日中綬章が贈られることが決まる。
- 5月13日-24日 - 第62回カンヌ国際映画祭が開催され、河瀬直美監督が功労章を受章。
- 6月20日 - 109シネマズ川崎・菖蒲・箕面の3館で日本初となるIMAXデジタルシアターが開館し、『トランスフォーマー/リベンジ』の上映がはじまる。
日本の映画興行
入場料金(大人)
- 1,800円 - 一般入場料金は18年間据え置かれている[1]。
- 1,800円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[2] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[3]
入場者数 1億6930万人[4]
興行収入 2060億3500万円[4]
配給会社 | 番組数 | 年間興行収入 | 前年対比 | 備考 |
---|---|---|---|---|
松竹 | 18 | 157億3149万円 | 098.2% | |
東宝 | 33 | 654億9331万円 | 088.6% | 東宝歴代2位の年間興行収入 |
東映 | 21 | 179億8025万円 | 150.1% | 『劒岳 点の記』が大きく貢献した。 |
*年間興行収入は万円未満四捨五入 |
- 出典:「2009年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」、『キネマ旬報』2010年(平成22年)2月下旬号、キネマ旬報社、2010年、 172 - 174頁。
各国ランキング
日本興行収入ランキング
「2009年日本週末興行成績1位の映画の一覧」も参照
順位 | 題名 | 製作国 | 配給 | 興行収入 |
---|---|---|---|---|
1 | ROOKIES -卒業- | 東宝 | 85.5億円 | |
2 | ハリー・ポッターと謎のプリンス | ワーナー・ブラザース | 80.0億円 | |
3 | レッドクリフ Part II -未来への最終決戦- | 東宝東和/エイベックス | 55.5億円 | |
4 | マイケル・ジャクソン THIS IS IT | ソニー | 52.0億円 | |
5 | 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ | 東宝 | 46.7億円 | |
6 | 20世紀少年 最終章 ぼくらの旗 | 東宝 | 44.1億円 | |
7 | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 | クロックワークス | 40.0億円 | |
7 | ウォーリー | ディズニー | 40.0億円 | |
9 | 2012 | ソニー | 38.0億円 | |
10 | アマルフィ 女神の報酬 | 東宝 | 36.5億円 |
- 出典:2009年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
全世界興行収入ランキング
順位 | 題名 | スタジオ | 興行収入 |
---|---|---|---|
1 | アバター | 20世紀FOX | $2,777,461,400 |
2 | ハリー・ポッターと謎のプリンス | ワーナー・ブラザース | $933,959,197 |
3 | アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの | 20世紀FOX | $886,686,817 |
4 | トランスフォーマー: リベンジ | パラマウント映画 | $836,297,228 |
5 | 2012 | SPE/コロンビア映画 | $769,679,473 |
6 | カールじいさんの空飛ぶ家 | ディズニー/ピクサー | $731,342,744 |
7 | ニュームーン/トワイライト・サーガ | Sum. | $709,827,462 |
8 | シャーロック・ホームズ | ワーナー・ブラザース | $523,029,864 |
9 | 天使と悪魔 | SPE/コロンビア映画 | $485,930,816 |
10 | ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い | ワーナー・ブラザース | $467,483,912 |
- 出典:“2009 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月27日閲覧。
北米興行収入ランキング
順位 | 題名 | スタジオ | 興行収入 |
---|---|---|---|
1 | アバター | 20世紀FOX | $749,766,139 |
2 | トランスフォーマー: リベンジ | パラマウント映画 | $402,111,870 |
3 | ハリー・ポッターと謎のプリンス | ワーナー・ブラザース | $301,959,197 |
4 | ニュームーン/トワイライト・サーガ | Sum. | $296,623,634 |
5 | カールじいさんの空飛ぶ家 | ディズニー/ピクサー | $293,004,164 |
6 | ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い | ワーナー・ブラザース | $277,322,503 |
7 | スター・トレック | パラマウント映画 | $257,730,019 |
8 | しあわせの隠れ場所 | ワーナー・ブラザース | $255,959,475 |
9 | アルビン2 シマリス3兄弟 vs. 3姉妹 | 20世紀FOX | $219,614,612 |
10 | シャーロック・ホームズ | ワーナー・ブラザース | $209,028,679 |
- 出典:“2009 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月27日閲覧。
イギリス興行収入ランキング
- アバター
- ハリー・ポッターと謎のプリンス
- アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの
- カールじいさんの空飛ぶ家
- スラムドッグ$ミリオネア
- トランスフォーマー: リベンジ
- ニュームーン/トワイライト・サーガ
- シャーロック・ホームズ
- ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
- アルビン2 シマリス3兄弟 vs. 3姉妹
- 出典:“2009 United Kingdom Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月1日閲覧。
オーストラリア興行収入ランキング
- アバター
- ニュームーン/トワイライト・サーガ
- ハリー・ポッターと謎のプリンス
- トランスフォーマー: リベンジ
- カールじいさんの空飛ぶ家
- アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの
- シャーロック・ホームズ
- アルビン2 シマリス3兄弟 vs. 3姉妹
- 2012
- ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
- 出典:“2009 Australia Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月1日閲覧。
日本公開作品
詳細は「2009年の日本公開映画」を参照
受賞
第82回アカデミー賞
作品賞 - 『ハート・ロッカー』
監督賞 - キャスリン・ビグロー(『ハート・ロッカー』)
主演男優賞 - ジェフ・ブリッジス(『クレイジー・ハート』)
主演女優賞 - サンドラ・ブロック(『しあわせの隠れ場所』)
助演男優賞 - クリストフ・ヴァルツ(『イングロリアス・バスターズ』)
助演女優賞 - モニーク (『プレシャス』)
第67回ゴールデングローブ賞
作品賞 (ドラマ部門) - 『アバター』
主演女優賞 (ドラマ部門) - サンドラ・ブロック (『しあわせの隠れ場所』)
主演男優賞 (ドラマ部門) - ジェフ・ブリッジス (『クレイジー・ハート』)
作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) - 『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - メリル・ストリープ(『ジュリー&ジュリア』)
主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ロバート・ダウニー・Jr(『シャーロック・ホームズ』)
外国語映画賞 - 『白いリボン』
監督賞 - ジェームズ・キャメロン(『アバター』)
第75回ニューヨーク映画批評家協会賞
- 作品賞 - 『ハート・ロッカー』
第66回ヴェネツィア国際映画祭
金獅子賞 - 『レバノン』 (サミュエル・マオズ)- 銀獅子賞(監督賞):シリン・ネシャット(『Women Without Men』)
- 男優賞:コリン・ファース(『シングルマン』)
- 女優賞:クセニア・ラポポート(『La Doppia Ora』)
第62回カンヌ国際映画祭
パルム・ドール:『白いリボン』:ミヒャエル・ハネケ
グランプリ:『Un prophète』:ジャック・オーディアール
審査員賞:『Fish Tank』:アンドレア・アーノルド、『渇き』:パク・チャヌク
- 審査員特別賞:アラン・レネ
男優賞:クリストフ・ヴァルツ 『イングロリアス・バスターズ』
女優賞:シャルロット・ゲンズブール 『アンチクライスト』
監督賞:ブリラント・メンドーザ 『Kinatay』
脚本賞:メイ・フェン 『Spring Fever』
第59回ベルリン国際映画祭
金熊賞 - 『悲しみのミルク』(クラウディア・リョサ)
銀熊賞(審査員グランプリ):『Alle Anderen』(マレン・アデ)、『Gigante』(アドリアン・ビニーツ)
銀熊賞(監督賞):アスガル・ファルハーディー(『彼女が消えた浜辺』)
銀熊賞(男優賞):ソティギ・クヤテ(『London River』)
銀熊賞(女優賞):ビルギット・ミニヒマイアー(『Alle Anderen』)
第33回日本アカデミー賞
- 最優秀作品賞 - 『沈まぬ太陽』
- 最優秀監督賞 - 木村大作(『劒岳 点の記』)
- 最優秀主演男優賞 - 渡辺謙(『沈まぬ太陽』)
- 最優秀主演女優賞 - 松たか子(『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』)
第52回ブルーリボン賞
- 作品賞 - 『劔岳 点の記』
- 主演男優賞 - 笑福亭鶴瓶(『ディア・ドクター』)
- 主演女優賞 - 綾瀬はるか(『おっぱいバレー』)
- 監督賞 - 木村大作(『劒岳 点の記』)
第83回キネマ旬報ベスト・テン
- 外国映画第1位 - 『グラン・トリノ』
- 日本映画第1位 - 『ディア・ドクター』
- 外国映画第1位 - 『グラン・トリノ』
第64回毎日映画コンクール
- 日本映画大賞 - 『沈まぬ太陽』
死去
日付 | 名前 | 国籍 | 年齢 | 職業 | |
1月 | 1日 | エドマンド・パードム | 84 | 俳優 | |
2日 | 市川治 | 72 | 声優 | ||
3日 | パット・ヒングル | 84 | 俳優 | ||
8日 | ドン・ギャロウェイ | 71 | 俳優 | ||
12日 | クロード・ベリ | 74 | 映画監督・プロデューサー・脚本家 | ||
13日 | パトリック・マクグーハン | 80 | 俳優・脚本家 | ||
14日 | リカルド・モンタルバン | 88 | 俳優・監督 | ||
17日 | スザンナ・フォスター | 87 | 女優・歌手 | ||
18日 | キャスリーン・バイロン | 88 | 女優 | ||
19日 | ボブ・ブロートン | 91 | 撮影監督 | ||
21日 | チャールズ・H・シニア | 88 | プロデューサー | ||
28日 | 青山孝史 | 57 | 歌手・俳優 | ||
29日 | フランソワ・ヴィリエ | 88 | 映画監督・脚本家 | ||
2月 | 3日 | 泡坂妻夫 | 75 | 推理作家 | |
5日 | 渥美国泰 | 76 | 俳優 | ||
6日 | ジェームズ・ホイットモア | 87 | 俳優 | ||
フィリップ・キャリー | 83 | 俳優 | |||
22日 | ハワード・ジーフ | 81 | 映画監督 | ||
26日 | 佐竹明夫 | 83 | 俳優 | ||
3月 | 4日 | ホートン・フート | 92 | 脚本家 | |
15日 | ロン・シルヴァー | 62 | 俳優・監督 | ||
18日 | ナターシャ・リチャードソン | 45 | 女優 | ||
29日 | モーリス・ジャール | 84 | 作曲家 | ||
30日 | 大木実 | 85 | 俳優 | ||
31日 | 金田龍之介 | 80 | 俳優 | ||
4月 | 1日 | ミゲル・アンヘル・スアレス | 69 | 俳優 | |
12日 | 田中文雄 | 67 | 小説家・元映画プロデューサー | ||
20日 | 清水由貴子 | 49 | 歌手・女優・タレント | ||
22日 | ケン・アナキン | 94 | 映画監督 | ||
ジャック・カーディフ | 94 | 撮影監督 | |||
23日 | 中丸忠雄 | 76 | 俳優 | ||
25日 | ベアトリス・アーサー | 86 | 女優 | ||
5月 | 4日 | ドム・デルイーズ | 75 | 俳優 | |
17日 | 頼近美津子 | 53 | 元・NHKアナウンサー | ||
18日 | ウェイン・オルウィン | 62 | 声優 | ||
20日 | ルーシー・ゴードン | 28 | 女優 | ||
26日 | 栗本薫 | 56 | 小説家 | ||
6月 | 3日 | デビッド・キャラダイン | 72 | 俳優 | |
シー・キエン | 96 | 俳優 | |||
23日 | エド・マクマホン | 86 | 俳優 | ||
25日 | ファラ・フォーセット | 62 | 女優 | ||
25日 | マイケル・ジャクソン | 51 | 俳優・歌手 | ||
7月 | 1日 | カール・マルデン | 97 | 俳優 | |
4日 | ブレンダ・ジョイス | 92 | 女優 | ||
10日 | ゼナ・マーシャル | 82 | 女優 | ||
21日 | 金田伊功 | 57 | アニメーター | ||
26日 | 山田辰夫 | 53 | 俳優 | ||
8月 | 3日 | 大原麗子 | 62 | 女優 | |
5日 | バッド・シュールバーグ | 95 | 脚本家、プロデューサー | ||
6日 | ジョン・ヒューズ | 59 | 映画監督 | ||
12日 | 山城新伍 | 70 | 俳優 | ||
15日 | 松林宗惠 | 89 | 映画監督 | ||
9月 | 日 | ラリー・ギルバート | 81 | 脚本家 | |
10日 | 田島義文 | 91 | 俳優 | ||
11日 | 臼井儀人 | 51 | 漫画家 | ||
14日 | パトリック・スウェイジ | 57 | 俳優 | ||
ヘンリー・ギブソン | 73 | 俳優 | |||
21日 | ロバート・ギンティ | 60 | 俳優 | ||
10月 | 2日 | クリスチャン・ポヴェダ | 53 | 写真家・撮影監督・映画監督 | |
15日 | 浜田寅彦 | 90 | 俳優 | ||
21日 | 南田洋子 | 76 | 女優 | ||
24日 | 岩田安生 | 67 | 声優 | ||
26日 | 村木与四郎 | 85 | 美術監督 | ||
27日 | 大久保圭介 | 42 | 劇作家・演出家・俳優 | ||
11月 | 10日 | 森繁久彌 | 96 | 俳優 | |
16日 | エドワード・ウッドワード | 79 | 俳優 | ||
20日 | 大木正司 | 73 | 俳優・声優 | ||
24日 | 石井歓 | 88 | 作曲家 | ||
12月 | 3日 | リチャード・トッド | 90 | 俳優 | |
17日 | ダン・オバノン | 63 | 映画監督、脚本家 | ||
ジェニファー・ジョーンズ | 90 | 女優 | |||
20日 | ブリタニー・マーフィー | 32 | 女優 |
脚注
出典
^ 「2009年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」、『キネマ旬報』2010年(平成22年)2月下旬号、キネマ旬報社、2010年、 174頁。
^ “小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
^ “主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年) (Excel)”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ ab“過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
外部リンク
- 2009 release schedule at Box Office Mojo
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