AAA (プロレス)
AAA(トリプレア、Asistencia Asesoría y Administración)は、メキシコのプロレス団体。
目次
1 概要
2 タイトル
3 所属選手
3.1 男性レスラー
3.2 女性レスラー
3.3 ミニ
4 過去の日本人所属選手
5 AAA殿堂
6 日本との関係
7 関連項目
8 外部リンク
概要
1992年、CMLL(当時の団体名はEMLL)のブッカーを務めていたアントニオ・ペーニャが独立してメキシコシティに本拠地を設立。CMLLから引き連れたルチャドール達に加えてレイ・ミステリオやシコシスといった新世代のレスラー達が活躍してアメリカンプロレスを意識したエンターテイメント性の強いプロレスを推し進めてライバル団体のLLIを壊滅に追い込み、メキシコを基盤に南米やアメリカへの人気を獲得していく。
WWEのレッスルマニアに相当するトリプレマニアという興行が年間を通して最大の興行とされる。ストーリーには代表のペーニャ自身も深く関わっている(ビンス・マクマホンと違ってあくまでもリンピオ扱い)。なお、ヘキサゴンと呼ばれる六角形のリングを初めて考案しており、提携しているアメリカのインパクト・レスリング(旧:TNA)にも輸出された選手も多くが参戦している。
2014年9月、北米進出としてルチャ・アンダーグラウンドなるブランドを設立。AAAに所属しているレスラーのみにならず、元WWE所属のレスラーや飛び技を得意とするインディー団体で活動しているレスラーを参戦させて人気を獲得しようとした動きを見せている。また、カナダのIWSと業務提携を結んでいる。
タイトル
AAA世界ヘビー級王座 : フェニックス
AAA世界クルーザー級王座 : ダガ
AAA世界タッグ王座 : メキシカン・パワーズ(ジョー・ライダー & クレイジー・ボーイ)
AAA世界トリオ王座 : サイコ・サーカス(モンスター・クラウン & マーダー・クラウン & サイコ・クラウン)- AAA世界ミニ王座
AAA世界混合タッグ王座 : ハロウィン & マリー・アパッチェ
AAAレイナ・デ・レイナス王座 : ファビー・アパッチェ
- AAAフュージョン王座
- AAAマスコタタッグ王座
- AAAラテンアメリカンヘビー級王座
- AAAアメリカスヘビー級王座
- AAAアメリカストリオ王座
- レイ・デ・レイエス
- 第1回大会優勝 : ラテン・ラバー
- 第2回大会優勝 : オクタゴン
- 第3回大会優勝 : シベルネティコ
- 第4回大会優勝 : アビスモ・ネグロ
- 第5回大会優勝 : ラ・パルカ・ジュニア
- 第6回大会優勝 : カネック
- 第7回大会優勝 : ラ・パルカ・ジュニア
- 第8回大会優勝 : ラ・パルカ
- 第9回大会優勝 : バンピーロ・カナディエンセ
- 第10回大会優勝 : ラ・パルカ
- 第11回大会優勝 : エル・ソロ
- 第12回大会優勝 : エレクトロ・ショック
- 第13回大会優勝 : チェスマン
- レイナ・デ・レイナス
- 第1回大会優勝 : ソチ浜田
- 第2回大会優勝 : ロッシー・モレノ
- 第3回大会優勝 : レディ・アパッチェ
- 第4回大会優勝 : エステル・モレノ
- 第5回大会優勝 : ティファニー
- 第6回大会優勝 : ミス・ジャネス
- 第7回大会優勝 : ティファニー
- 第8回大会優勝 : ファビー・アパッチェ
- 第9回大会優勝 : セクシー・スター
- 第10回大会優勝 : セクシー・スター
- トリプレマニア
- ドクトル・ワグナー・ジュニア
- アラス・デ・オロ
- エアロスター
- コパ・アントニオ・ペーニャ
- エレクトロ・ショック
- ルチャ・リブレ・プレミア
- エル・メシアス
所属選手
男性レスラー
- Mr.450
アトミック・ボーイ(Atomic Boy)
アベルノ(Averno)
アルヘニス(Argenis)
アルゴス(Argos)
アンヘリコ(Angélico)
ヴェナム(Venum)
エアロスター(Aero Star)
エル・アパッチェ(El Apache)
エル・イホ・デ・ピラタ・モルガン(El Hijo de Pirata Morgan)
エル・イホ・デ・ドス・カラス(El Hijo de Dos Caras)
エル・イホ・デル・ファンタズマ(El Hijo del Fantasma)
エル・エレヒード(El Elegido)
エル・ソロ(El Zorro)
エル・テハノ・ジュニア(El Texano Jr.)
エル・メシアス(El Mesías)
エレクトロ・ショック(Electroshock)
オーストラリアン・スーサイド(Australian Suicide)
ガルサ・ジュニア(Garza Jr.)
カルタ・ブラバ・ジュニア(Carta Brava Jr.)
コナン(Konnan)
サイコ・クラウン(Psycho Clown)
ジャック・エバンス(Jack Evans)
ジョー・ライダー(Joe Líder)
ジョニー・ムンド(Johnny Mundo)
スピードボール(Speedball)
スペル・ノヴァ(Super Nova)
スペル・フライ(Super Fly)
ソウル・ロッカー(Soul Rocker)
ダーク・エスコリア(Dark Escoria)
ダーク・オズ(Dark Ozz)
ダーク・クエルボ(Dark Cuervo)
タウルス(Taurus)
ダガ(Daga)
チェスマン(Chessman)
デーモン・ロッカー(Demon Rocker)
ドクトル・ワグナー・ジュニア(Dr. Wagner Jr.)
ドラゴ(Drago)
ニノ・ハンブルグエサ(Niño Hamburguesa)
ニチョ(Nicho)
バンピーロ・カナディエンセ(Vampiro Canadiense)
ビジャノ4号(Villano IV)
ピンピネーラ・エスカラータ(Pimpinela Escarlata)
ファイアボール(Fireball)
フェニックス(Fénix)
ブライアン・ケイジ(Brian Cage)
ブルー・デーモン・ジュニア(Blue Demon Jr.)
ベンガラ(Bengala)
ペンタゴン・ジュニア(Pentagón Jr.)
ポルボ・デ・エストレラス(Polvo de Estrellas)
マーダー・クラウン(Murder Clown)
マスカラ・アニョ・ドスミル・ジュニア(Máscara Año 2000 Jr.)
マンバ(Mamba)
モチョ・コタ・ジュニア(Mocho Cota Jr.)
モンステル・クラウン(Monster Clown)
ラ・パルカ(La Parka)
ラ・パルカ・ネグラ(La Parka Negra)
ラレド・キッド(Laredo Kid)
ルドクソール(Ludxor)
レイ・ミステリオ・ジュニア(Rey Mysterio Jr.)
女性レスラー
ゴーヤ・コング(Goya Kong)
ジェニファー・ブレイク(Jennifer Blake)
シンティア・モレノ(Cynthia Moreno)
セクシー・スター(Sexy Star)
タヤ(Taya)
マラビージャ(Maravilla)
マリー・アパッチェ(Mari Apache)
ファビー・アパッチェ(Faby Apache)
ラ・エチセラ(La Hechicera)
ラ・ハロチタ(La Jarochita)
ラ・ヒエドラ(La Hiedra)
レディ・シャーニ(Lady Shani)
ロリータ(Lolita)
ミニ
オクタゴンシート(Octagoncito)
ゴティータ・デ・プラタ(Gotita de Plata)
ディナスティア(Dinastía)
マスカリータ・サグラダ(Mascarita Sagrada)
ミニ・アビスモ・ネグロ(Mini Abismo Negro)
ミニ・イステリア(Mini Histeria)
ミニ・サイコ・クラウン(Mini Psycho Clown)
ミニ・シコシス(Mini Psicosis)
ミニ・チャーリー・マンソン(Mini Charly Manson)
ラ・パルキータ(La Parkita)
過去の日本人所属選手
- 磁雷矢
- ゴクウ
- リギラ
- 飛影
- SHIIBA
- 宮崎有妃
- ケンソー
- SUGI
- RONIN
- 紫雷美央
AAA殿堂
- 2007年 : アントニオ・ペーニャ、レイ・ミステリオ・ジュニア
- 2008年 : エディ・ゲレロ
- 2009年 : ペペ・カサス
- 2010年 : 該当者なし
- 2011年 : オクタゴン
- 2012年 : ペロ・アグアヨ
- 2013年 : アビスモ・ネグロ
日本との関係
2000年、年間最大イベント「トリプレマニア8」を後楽園ホールで開催して横浜、名古屋、神戸、大阪のJAPANツアーを開催。その後、2003年と2004年には単独来日興行を開催。
2007年9月3日、プロレスリング・ノアとの共催で「トリプレセム」をディファ有明で開催。
2008年5月25日、「レイナ・デ・レイナス」にOZアカデミー女子プロレスの選手が参戦。
2010年3月19日、メキシコでノアの森嶋猛&石森太二組がAAA世界タッグ王座を獲得。
2011年10月23日、全日本プロレス両国国技館大会でダーク・オズ&ダーク・クエルボ組が世界タッグ王座を獲得。
2012年11月27日、プロレスリングWAVEとのコラボレーション興行を後楽園ホールで開催して10回目となる「レイナ・デ・レイナス」も興行内に盛り込まれた。
2015年5月24日、メキシコシティのパラシオ・デ・ロス・デポルテスで開催した第1回「ルチャリブレ・ワールドカップ」に日本から石森(ノア)&小峠篤司(ノア)&高山善廣(高山堂)組とKENSO(全日本)&3代目タイガーマスク(フリー)&政宗(フリー)組が出場。
2016年5月24日、第2回「ルチャリブレ・ワールドカップ」に丸藤正道(ノア)&マイバッハ谷口(ノア)&石森(ノア)組と曙(王道)&田中将斗(プロレスリングZERO1)&日高郁人(ZERO1)組が出場。新設された女子の部にもアジャ・コング(OZアカデミー)&宮崎有妃(フリー)&夏すみれ(WAVE)組が出場。10月26日には後楽園ホールで「Star Battle Japan 2016」を単独来日興行を開催。
関連項目
- ルチャリブレ
外部リンク
- AAA公式サイト
- プロレス選手権変遷史 AAA