アイムエンタープライズ
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | アイム |
本社所在地 | 日本 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-14-3松田ビル1F |
設立 | 1993年(平成5年)6月1日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 8011001038483 |
事業内容 | 俳優・声優のマネージメントおよび育成 イベントの企画・制作 作品のキャスティングコーディネイト ビデオソフトの制作・販売 など |
代表者 | 代表取締役会長 江崎加子男 代表取締役社長 松田陽一 |
資本金 | 1,300万円 |
外部リンク | http://www.imenterprise.jp/ (日本語) |
株式会社アイムエンタープライズ(英表記:I'm enterprise Co.,Ltd.)は日本の芸能事務所。主に声優のマネージメントを行っている。略称は「アイム」。
目次
1 歴史
2 所属声優
2.1 男性
2.2 女性
3 かつて所属していた声優
3.1 男性
3.2 女性
4 関連事務所
5 アイムエンタープライズから独立した声優事務所
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
歴史
アーツビジョン(以下、アーツ)のグループプロダクションとして1993年に設立され、当時アーツの社長でもあった松田咲實が兼任で代表取締役社長に就任した。
2002年6月には公式ファンクラブ「あい夢のおもちゃ箱」(名前はファンクラブ会員の一般公募により決定)を立ち上げたが、委託した会社による運営が行き届いていないことや、500円という低価格の会費、さらに後述する事件の影響で運営が困難になっていることなどから、関連事業として途中で立ち上げた個人別ファンクラブ[1]は別の会社[2]に委託して存続させ、「あい夢のおもちゃ箱」は2007年5月31日をもって解散となった。- この他、ヴィムスやクレイジーボックスといった特殊な事務所もグループプロダクションとして存在する。
2006年12月には代表取締役社長の松田咲實がオーディション受講者の16歳の少女に合格を条件にわいせつ行為を行った事件で、2007年4月4日に逮捕(持病により釈放)された。同年5月28日に書類送検されると共に、翌日報道されてこの事が公となった(アーツビジョン事件)。松田は「かわいいのでやった」と容疑を認めた。ちなみにこの少女は不合格となっていた[3][4][5]。この不祥事により、2007年5月30日にアーツやアイムなどの社長職などを辞任した。しかしこの事件は、最終的には不起訴処分となった[6]。
所属声優
()内は所属年度
男性
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女性
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かつて所属していた声優
男性
内埜則之(演劇集団 円へ移籍後、交通事故で死去)
岡崎雅紘(2007年にアーツビジョンへ移籍後退所)
小野徳己(2008年4月10日付退所)
木村亮俊(2013年12月27日付引退)
木村裕二(RMEへ移籍後、フリー)
白石稔(2007年1月1日付でプロ・フィットへ移籍後、ガジェットリンク所属)
鈴木千尋(2003年4月1日付でアーツビジョンへ移籍後、フリー(オフィスモノリスと業務提携))
高崎拓郎(2015年7月31日付退所後、劇団KPR/開幕ペナントレース所属)
鳴海和希(2018年2月28日付廃業)
畠山広信(2018年11月30日付退所)
早川隆之(2014年7月31日付退所)
樋口健太(2012年3月31日付退所)
藤原満(ネクシードへ移籍後、2013年3月1日付で同人舎(現:アル・シェア)所属)
三上哲(ビッグマザーへ移籍後、宝井プロジェクト/ネクシード所属)
村上和也(2008年9月1日付けでCARROT HOUSEへ移籍)
女性
浅野真澄(2003年4月1日付でアーツビジョンへ移籍後、青二プロダクション所属)
一ノ宮しずか(2016年8月31日付退所)
伊月ゆい(2008年10月31日付でフリーとなり、その1か月後にホーリーピークへ移籍)
上原さやか(2015年12月31日付退所)
榎本温子(2005年9月1日 - 2015年6月30日まで81プロデュース所属、フリー)
大沢つむぎ(2008年4月18日付退所、オフィスコットンキャンディー代表取締役)
おおらいやすこ(2008年6月30日付退所、プランダス所属)
菊池由起子(2015年12月31日付退所)
櫻井智(2014年12月1日付退所、フリーで活動し2016年9月1日引退)
佐藤奏美(2013年6月30日付でフリーとなり、アクロス エンタテインメントを経て再びフリー)
志村由美(2003年度所属、2016年6月30日付退所、廃業)
芹亜希子(2008年度所属、2017年4月30日付退所、フリー)
竹達彩奈(2012年4月30日付でアセンブルハートへ移籍後、リンク・プラン所属)
竹田小春(ケンユウオフィスへ移籍後退所)
たなか久美(旧名:河合久美、2007年6月30日付でフリーとなり、改名しマウスプロモーションへ移籍後、ムーブマン所属)
田村ゆかり(2007年度所属、2016年7月31日付退所、2016年8月1日よりアミュレートへ移籍)
寺本來可(2009年度所属、2011年12月28日付退所後休業。その後女優として芸能界復帰し、エヴァーグリーン・エンタテイメント所属)
永山奈々(2014年11月30日付退所)
那須めぐみ(2004年3月1日付でフリーとなり、ぷろだくしょんバオバブ、ベルプロダクションを経て、フリー(アル・シェアと業務提携))
日永田麻衣(2008年7月31日付退所)
藤田麻美(2013年11月30日付でフリーとなり、2016年4月1日からケンユウオフィスの預かり)
古川小百合(旧名:茜さゆり、2008年5月30日付退所、改名しケイダッシュステージ所属)
本多陽子(2015年7月31日付でフリー)
牧ちひろ(2017年1月31日付でフリーとなり、同年4月1日よりアル・シェアに所属)
水野愛日(2003年12月1日付でヴァーサタイルエンタテインメントへ移籍後、カレイドスコープを経てEARLY WING所属)
宮川美保(2015年5月30日付退所、2016年6月20日付で青二プロダクションに所属)
森永理科(2007年7月1日付でフリーとなり、エクセレックスを経て、2015年1月1日付でマウスプロモーションに所属)
山口茜(2018年8月31日付退所)
山本麻里安(2008年9月1日付でフリーとなり、その1か月後に81プロデュースへ移籍)
若林直美(2008年3月31日付でフリーとなり、トリアスと業務提携後、同人舎(現:アル・シェア)を経て、2018年9月1日付でフォレストリンク所属)
渡邉由紀(引退)
関連事務所
- ヴィムス
- クレイジーボックス
アイムエンタープライズから独立した声優事務所
プロ・フィット(2003年)
クレアボイス(2014年)
脚注
^ 山本麻里安「まりあ牧場」、中原麻衣「マーブル*スコープ」、森久保祥太郎(ヴィムス)「Clap!プラス」の3つ。「あい夢のおもちゃ箱」と同じ会社に委託して運営されていた。なお、高橋美佳子公式ファンクラブ「ぱよまかせ」、田村ゆかり公式ファンクラブ「Mellow Pretty」は「あい夢のおもちゃ箱」とは無関係に設立されているため、ここには含まない。
^ アーツからフリーを経てヴィムスに移籍した堀江由衣の公式ファンクラブ「黒ネコ同盟」が以前より同一所在地となっている。また、「まりあ牧場」、「マーブル*スコープ」、「Clap!プラス」の携帯サイトのドメインは、2007年はアーツによる登録であったが、2008年6月現在はヴィムスによる登録へ変更されている。そして、ヴィムスの業務内容の1つに「ファンクラブ運営管理」とある。
^ “『合格させてやる』声優プロ社長が少女にわいせつ”. ZAKZAK (産業経済新聞社). (2007年5月29日). オリジナルの2007年6月2日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070602111602/http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007052904.html 2017年1月6日閲覧。
^ “声優オーディションの少女にいたずら 芸能プロ社長逮捕”. 朝日新聞((asahi.com). 時事通信社 (朝日新聞社). (2007年5月29日). オリジナルの2007年6月1日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070601161516/http://www.asahi.com/national/update/0529/JJT200705290002.html 2017年1月6日閲覧。
^ 崎山勝功 (2007年6月30日). “声優志望少女ワイセツ事件、真相求め署名活動、きょう午後4時から秋葉原で”. PJニュース. 2012年9月7日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年1月6日閲覧。
^ 添田哲郎「追及第3弾!アーツビジョングループの内部でいま何が… 大手事務所社長逮捕の顛末と声優養成システムの問題」『創』2007年12月号、106-111頁。
^ animate.tv日本ナレーション演技研究所
^ animate.tv日本ナレーション演技研究所
^ animate.tv日本ナレーション演技研究所
関連項目
- アーツビジョン
- 日本ナレーション演技研究所
- VOICE CREW
外部リンク
- 株式会社アイムエンタープライズ
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