原野
原野(げんや)とは、耕作の方法によらないで雑草、かん木類の生育する土地。野原(のはら)とも言う。
目次
1 分類・調査
2 利用
2.1 世界の原野
2.2 日本の原野
3 共通または類似する土地、土地利用
4 関連項目
分類・調査
日本では、不動産登記事務取扱手続準則第68条12項にて地目として分類されている。世界的な原野の定義、面積の調査は、世界農林業センサスにて取りまとめが行われている。
利用
気象や水資源、地質条件など、何らかの理由で人間が耕作に利用しない台地、平野部のため土地利用の強度は低いが、世界的に見れば放牧地等として利用されている場所も存在する(各項目参照のこと)。
世界の原野
- サバナ
- ステップ
- パンパ
- ヒース
- ムーア
日本の原野
根釧原野(北海道)
サロベツ原野(北海道)
勇払原野(北海道)
猿払原野(北海道)
熊牛原野(北海道)
万畳敷原野(北海道)
安積原野(福島県)- 明治期以降開拓が進み、既に原野としての面影をとどめていない。
共通または類似する土地、土地利用
湿地 - 池沼
- 草原
- 荒地
空地 - 公開空地
- 耕作放棄地
- カルスト台地
- サーモカルスト
関連項目
- 地形
- 原野商法
- 開墾
- 灌漑
- 塩類集積