飯能市
はんのうし 飯能市 | |||||
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ムーミンをモチーフにしたあけぼの子どもの森公園 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 埼玉県 | ||||
団体コード | 11209-7 | ||||
法人番号 | 9000020112097 | ||||
面積 | 193.05km2 | ||||
総人口 | 79,968人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) | ||||
人口密度 | 414人/km2 | ||||
隣接自治体 | 入間市、狭山市、日高市、秩父市、秩父郡横瀬町、比企郡ときがわ町、入間郡越生町、毛呂山町 東京都:青梅市、西多摩郡奥多摩町 | ||||
市の木 | 杉 | ||||
市の花 | ツツジ | ||||
市の鳥 | うぐいす | ||||
飯能市役所 | |||||
市長 | 大久保勝 | ||||
所在地 | 〒357-8501 埼玉県飯能市大字双柳1番地1 北緯35度51分20.4秒東経139度19分39.8秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村 | |||||
特記事項 | 日本初の帝王切開術成功の地 日本一巨大なカヌー 世界一巨大な(ロッキングする)木馬「夢馬(むーま)」 (ギネス世界記録認定) | ||||
ウィキプロジェクト |
飯能市(はんのうし)は、埼玉県の南西にある人口約8万人の市である。ムーミンのテーマパーク「メッツァ」が所在する。
目次
1 地理
1.1 気候
2 歴史
3 行政
3.1 市長
3.1.1 歴代首長
3.2 市議会
3.3 広域行政
3.4 公共施設
3.4.1 国の機関
3.4.2 裁判所
3.4.3 県の機関
3.4.4 市の機関
3.5 消防
3.6 警察
4 経済
4.1 産業
4.2 商業
4.3 金融
4.4 その他の企業
4.5 名物・特産品
5 姉妹都市・提携都市
5.1 日本国内
5.2 日本国外
6 地域
6.1 人口
6.2 郵便
6.3 電話番号
6.4 教育
6.5 地域情報
7 交通
7.1 鉄道路線
7.1.1 かつて通っていた鉄道
7.2 バス
7.3 タクシー
7.4 道路
8 文化
8.1 名所・旧跡・観光・祭事
8.2 飯能市を舞台とする作品
9 著名な出身者・在住者
10 脚注
11 関連項目
12 外部リンク
地理
- 山: 外秩父山地、天覧山、多峰主山、伊豆ヶ岳、天覚山、大高山、武川岳、棒ノ折山等
- 河川: 入間川、高麗川等
気候
市内の征矢町に設置された気象庁のアメダスによると、年平均降水量は1480.9mmである
[1]。
また、小久保地区にある消防本部では、1996年から気象観測を実施しており、
過去の最高気温は1997年と2001年に記録した39.7℃、最低気温は2001年に記録した-7.0℃である
[2]。
歴史
中世より林業で栄えた。
江戸時代 - 江戸での相次ぐ火事により木材の需要が増え、入間川や高麗川の水運により10日ほどで運ばれる飯能の材木は「西川材」と呼ばれ栄えた。
1852年 - 当地で医者の岡部均平と秩父市の医者伊古田純道により、日本初の帝王切開が行われる。
1868年4月 - 彰義隊を離脱した渋沢成一郎一派が当地で振武軍を結成。官軍に敗れ東北地方へ転戦。
1889年 - 町村制施行に伴い、高麗郡飯能町・中山村・久須美村・小瀬戸村・大河原村・小岩井村が合併、飯能町となる。
1896年3月29日 - 高麗郡が廃止され入間郡に編入、入間郡飯能町となる。
1943年4月1日 - 入間郡飯能町・精明村・南高麗村・加治村・元加治村が合併し、飯能町となる。
1954年1月1日 - 市制施行により飯能市となる。- 1954年4月1日 - 旧元加治村・新光の一部が分離し、東金子村に編入される。
1956年9月30日 - 入間郡吾野村・東吾野村・原市場村を編入する。
2001年1月26日 - 防災行政無線運用開始。
2004年 - 環境省エコツーリズムモデル事業地区に選定される。
2005年1月1日 - 入間郡名栗村を編入する。- 2005年4月1日 - 「森林文化都市」を宣言する。
行政
市長
大久保勝(おおくぼ まさる、無所属(元飯能市議会議長)、2013年8月8日就任、2期目)
歴代首長
- 飯能町
双木八郎(1889年5月 - 1910年3月)
小山八郎平(1910年3月 - 1913年3月)- 双木八郎(1913年3月 - 1922年5月)
金子忠五郎(1922年5月 - 1926年5月)
双木利一(1926年6月 - 1932年1月)
井上太平(1932年2月 - 1942年10月)
大江八郎(1942年10月 - 1943年3月)
平岡良蔵(1943年5月 - 1946年11月)
細田栄蔵(1946年1月 - 1948年1月)
増島徳(1949年2月 - 1952年4月)
小林貞治(1952年4月 - 1953年12月)
- 飯能市
- 小林貞治(1954年1月 - 同年4月)
町田右之亮(1954年4月 - 1962年3月)- 増島徳(1962年3月 - 1965年8月)
市川宗貞(1965年8月 - 1989年8月)
小山誠三(1989年8月 - 2001年8月)
沢辺瀞壱(2001年8月 - 2013年8月)- 大久保勝(2013年8月 - 現職)
市議会
- 定数 19(欠員1)
- 議長 加藤由貴夫
- 副議長 内田健次
会派 ( )内数字は当選回数。
日本共産党(4議席)
- 金子敏江(6)、山田利子(5)、新井巧(5)、滝沢修(4)
公明党(3議席)
- 松橋律子(5)、栗原義幸(1)、中元太(1)
- 緑の会1(3議席)
- 武藤文夫(9)、加藤由貴夫(4)、野田直人(6)
- 緑の会2(2議席)
- 砂長恒夫(4)、加涌弘貴(5)
- 緑の会3(2議席)
- 椙田博之(5)、平沼弘(2)
- 無所属(4議席)
- 大津力(1)、野口和彦(1)、内田健次(2)、鳥居誠明(4)、
広域行政
広域飯能斎場組合 - 当市、狭山市、日高市で構成し、火葬場・葬祭場・霊柩車の設置・維持管理事務を行なっている。(2013年4月、消防広域化により埼玉西部消防組合を設立したことに伴い、組合事務が斎場業務のみとなり埼玉西部広域事務組合から組合名を変更。)
埼玉西部消防組合 -所沢市、入間市、狭山市、飯能市、日高市の5市により組織された消防組合。
埼玉県都市競艇組合 -加須市、本庄市、東松山市、狭山市、春日部市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、草加市、入間市、朝霞市、さいたま市、越谷市)と共に戸田競艇の主催など事務を行っている。
公共施設
国の機関
さいたま地方検察庁飯能区検察庁
- 所沢公共職業安定所飯能出張所
- さいたま地方法務局飯能出張所
裁判所
さいたま家庭裁判所飯能出張所- 飯能簡易裁判所
県の機関
- 飯能合同庁舎
- 飯能県税事務所
- 川越農林振興センター林業部
- 飯能県土整備事務所
有間ダム管理所- 県立名栗げんきプラザ
市の機関
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消防
埼玉西部消防局
- 飯能日高消防署
- 稲荷分署
- 名栗分署
- 吾野分署
- 飯能日高消防署
- 飯能消防団
警察
- 飯能警察署
経済
産業
大塚製薬(研修センター)
サイタ工業(飯能昇降機本部)
JFEミネラル(武蔵野鉱業所・武蔵白岩鉱山)(2015年閉山)[3]
新電元工業(飯能工場)
大鵬薬品工業(飯能研究センター)
椿本チエイン(埼玉工場)
東京計器(飯能事業所)(旧社名:トキメック)
ニットー冷熱製作所(本社)
白山(飯能支店)- 飯能生コン工業
商業
丸広百貨店飯能店(当市が創業の地)
西武飯能ペペ(飯能駅ビル)
金融
みずほ銀行飯能支店
埼玉りそな銀行飯能支店
武蔵野銀行飯能支店
東和銀行飯能支店
エイチ・エス証券飯能支店
飯能信用金庫
- 本店営業部、飯能中央支店、東飯能支店、飯能南支店、加治支店、東部出張所
青梅信用金庫飯能支店
中央労働金庫飯能支店
いるま野農業協同組合
- 飯能支店、吾野支店、名栗原市場支店、本町支店、加治支店
その他の企業
NTT東日本飯能緑町ビル- 西武ガス
東京電力川越支社飯能営業センター- 飯能ケーブルテレビ
名物・特産品
- 狭山茶
- 四里餅
地酒 (五十嵐酒造、銘柄 天覧山)- 西川材
- 飯能焼
姉妹都市・提携都市
日本国内
高萩市(茨城県)
日本国外
ブレア市(アメリカ合衆国カリフォルニア州) - 1981年1月5日姉妹都市協定締結
地域
人口
飯能市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 飯能市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 飯能市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
飯能市(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
郵便
郵便番号は市内全域が「357-xxxx」(飯能郵便局が集配を担当)である。
飯能郵便局
- 飯能双柳郵便局
- 飯能下畑郵便局
- 飯能岩沢郵便局
- 飯能八幡郵便局
- 飯能サビア内郵便局
- 名栗郵便局
- 原市場郵便局
- 東吾野郵便局
- 吾野郵便局
電話番号
市外局番は市内全域が「042」。市内局番が「91X」「97X」「98X」の地域との通話は市内通話料金で利用可能(飯能MA)。収容局は飯能緑町局、原市場局、吾野局、都幾川局、名栗局。
教育
- 大学
- 駿河台大学
- 高等学校
- 埼玉県立飯能高等学校
- 埼玉県立飯能南高等学校
- 自由の森学園高等学校
- 聖望学園高等学校
- 大川学園高等学校
- 中学校
- 市立
- 飯能市立飯能第一中学校
- 飯能市立飯能西中学校
- 飯能市立加治中学校
- 飯能市立美杉台中学校
- 飯能市立南高麗中学校
- 飯能市立原市場中学校
- 飯能市立名栗中学校
- 飯能市立吾野中学校
- 私立
- 自由の森学園中学校
- 聖望学園中学校
- 市立
- 小学校
- 飯能市立飯能第一小学校
- 飯能市立飯能第二小学校
- 飯能市立加治小学校
- 飯能市立加治東小学校
- 飯能市立双柳小学校
- 飯能市立富士見小学校
- 飯能市立精明小学校
- 飯能市立美杉台小学校
- 飯能市立南高麗小学校
- 飯能市立原市場小学校
- 飯能市立名栗小学校
- 飯能市立吾野小学校
- 飯能市立東吾野小学校
- 飯能市立西川小学校
- 専修学校
- 大川学園医療福祉専門学校
- 大川学園高等専修学校
- 飯能看護専門学校
- 教育訓練施設
埼玉県立川越高等技術専門校飯能分校(2009年に廃止)[4]
地域情報
文化新聞:当市ならびに入間市、日高市の情報を掲載し発行している。
飯能ケーブルテレビ(飯能日高テレビ):当市ならびに日高市にテレビ放送(コミュニティチャンネル)とインターネット通信サービスを提供している。
交通
市内を運行する交通事業者(飯能市公式サイト)も参照[5]
鉄道路線
東日本旅客鉄道(JR東日本)
八高線
- 東飯能駅
西武鉄道
西武池袋線
飯能駅 - 東飯能駅 - (日高市内2駅) - 東吾野駅 - 吾野駅
西武秩父線
- 吾野駅 - 西吾野駅 - 正丸駅
- 吾野駅 - 西吾野駅 - 正丸駅
- 中心となる駅:飯能駅
かつて通っていた鉄道
- 入間馬車鉄道
バス
西武バス
- 市内に飯能営業所が設置されているほか、狭山営業所(狭山市に設置)管轄路線が運行されている
国際興業バス
- 市内に飯能営業所が設置されている
- イーグルバス
都営バス青梅支所(東京都青梅市に設置されている)
タクシー
タクシーの営業区域は県南西部交通圏で、川越市・所沢市・東松山市・和光市などと同じエリアとなっている。
埼玉第一交通(飯能営業所配車室)
西武ハイヤー(飯能配車センター)- 近郊タクシー
- 原市場タクシー
- 松葉交通
道路
- 一般国道
国道299号
- 飯能狭山バイパス
- 県道
主要地方道
- 埼玉県道28号青梅飯能線
埼玉県道30号飯能寄居線(相模街道)- 埼玉県道53号青梅秩父線
- 埼玉県道61号越生長沢線
埼玉県道70号飯能下名栗線(名栗街道)- 埼玉県道73号秩父上名栗線
一般県道
- 埼玉県道185号東飯能停車場線
- 埼玉県道193号下畑軍畑線
- 埼玉県道195号富岡入間線
- 埼玉県道218号二本木飯能線
- 埼玉県道221号原市場下成木線
- 埼玉県道228号飯能停車場線
- 埼玉県道230号東吾野停車場線
- 埼玉県道262号日高狭山線
- 埼玉県道347号馬引沢飯能線
- 埼玉県道350号南飯能線
- 埼玉県道395号南川上名栗線
文化
名所・旧跡・観光・祭事
飯能まつり - 11月の第1土曜日・日曜日に行われる。
奥むさし駅伝競走大会 - 1月最終日曜日開催- 飯能新緑ツーデーマーチ - 5月開催
- 天覧山
多峰主山(多峯主山) - 江戸幕府老中黒田直邦の墓がある。
ユガテ - 集落- 顔振峠
関八州見晴台 - 関東八州が見晴らせる標高770mの高台。- 苅場坂峠
- 正丸峠
- 伊豆ヶ岳
- 蕨山
棒ノ折山(棒ノ嶺)- 飯能河原 - 川遊び、バーベキュー
- 吾妻峡 - 渓谷遊び
- 名栗川 - 渓谷遊び、バーベキュー、初夏にホタル観賞
名栗湖(有間ダム)
さわらびの湯 - 名栗湖の天然温泉
宮沢湖 - 人造湖。西武グループによるレクリエーション施設が整備されていた。
メッツァ - メッツァビレッジは2018年秋に開業予定。ムーミンバレーパークは2019年春に開業予定。
あけぼの子どもの森公園 - ムーミン谷をモチーフにした公園。- 店蔵絹甚 - 1904年建立の店蔵、市指定文化財。
- 石灰焼場跡 - 県指定史跡
- 武蔵野七福神
観音寺 - 鐘突堂の白象が有名。- 能仁寺
- 心応寺
- 智観寺
- 萬福寺
- 浄心寺 - だるま市・くまで市
- 岩井堂観音
- 長光寺 - 国の重要文化財の「雲版」を所蔵
- 福徳寺 - 阿弥陀堂は国の重要文化財
- 法光寺
秩父御嶽神社(東郷公園)
高山不動尊 - 火渡式
子ノ権現(天龍寺) - 足腰守護の寺院
竹寺(八王寺)- 関東唯一の神仏習合寺社- 正覚寺
- 鳥居観音 - 高さ33mの大観音像
- 龍泉寺
- 楞厳寺
飯能市を舞台とする作品
- 小説
- 美しい星
- 漫画
- ヤマノススメ
- アニメ
- ヤマノススメ、ヤマノススメ セカンドシーズン、ヤマノススメ サードシーズン(上記漫画のアニメ化)
著名な出身者・在住者
中山家範(戦国大名後北条氏家臣)
中山照守(江戸幕府旗本)
中山信吉(水戸藩家老)
黒田直邦(旗本中山氏一族。沼田藩藩主、寺社奉行等)
大河原亀文(文人・風刺小説家)
平沼専蔵(実業家)
山川義太郎(電気工学者)
蔵原伸二郎(詩人)
大久保竹治(丸広百貨店グループ創業者)
石井道子(元参議院議員)
松原誠(元プロ野球選手)
小林浩二(地理学者)
萩尾望都 (漫画家)
高澤等(家紋研究家)
成井豊(演出家、劇作家)
小川安三(俳優、映画プロデューサー)
秋沢淳子(TBSアナウンサー)
かわむら拓央 (声優)
ツバメスケッチ(音楽バンド)
遠藤純平(声優)
細田智也(入間市議会議員)
東香名子(コラムニスト)
脚注
^ 飯能の平年値 - 気象庁
^ 気象データ - 埼玉西部広域事務組合
^ JFEミネラル鉱産品事業部「武蔵野鉱業所 「武蔵白岩鉱山の閉山について」」(PDF文書)
^ 埼玉県総務部管財課「埼玉県庁舎・公の施設マネジメント方針」(PDF文書)
^ 2017年08月16日公開・同年11月30日閲覧
関連項目
- 奥武蔵
- 外秩父
外部リンク
- 行政
- 公式ウェブサイト
- 観光
- 奥むさし飯能観光協会
秩父郡横瀬町 | 比企郡ときがわ町 | 入間郡越生町・毛呂山町 | ||
秩父市 | 日高市 狭山市 | |||
飯能市 | ||||
東京都西多摩郡奥多摩町 | 東京都青梅市 | 入間市 |
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飯能町に関するカテゴリ:
- 高麗郡
- 入間郡