南埼玉郡
南埼玉郡(みなみさいたまぐん)は、埼玉県の郡。
人口34,325人、面積15.95km²、人口密度2,152人/km²。(2018年10月1日、推計人口)
以下の1町を含む。
宮代町(みやしろまち)
目次
1 郡域
2 歴史
2.1 郡発足までの沿革
2.2 郡発足後の沿革
2.3 変遷表
3 脚注
4 参考文献
5 関連項目
郡域
上記の宮代町以外に、現在の行政区画のおおむね以下の区域に相当する。
越谷市(全域)
蓮田市(全域)
八潮市(全域)
白岡市(全域)
さいたま市(岩槻区の全域)
春日部市の一部(大落古利根川以西の全域)
草加市の一部(綾瀬川以東の全域)
久喜市の一部(八甫、西大輪、東大輪以北を除く全域)
上記のうち、草加市の区域は北足立郡に、久喜市の一部(大字鷲宮、上内、葛梅、中妻、久本寺および鷲宮一 - 六丁目、鷲宮中央一・二丁目、葛梅一 - 三丁目、栄一丁目)は北葛飾郡に編入されている。
歴史
郡発足までの沿革
- 「旧高旧領取調帳」に記載されている明治初年時点での、埼玉郡のうち後の当郡域の支配は以下の通り。●は村内に寺社領が存在。幕府領は大竹左馬太郎支配所、佐々井半十郎支配所、小笠原甫三郎支配所、松村忠四郎支配所、荒井清兵衛支配所が管轄。詳細不明は村数に含めない。(13町229村)
幕末の知行
知行 | 村数 | 村名 | |
---|---|---|---|
幕府領 | 幕府領(大竹) | 57村 | 小林村(小林村新田を含む)、●大房村、花田村、増林村、上間久里村、大林村、●四丁野村、粕壁宿、梅田村、内牧村、吉郎兵衛新田、爪田ヶ谷村、彦兵衛新田、日川新田、鹿室村、九人組新田(詳細不明)、相野原村、藤内新田、裏慈恩寺村、藤助新田、花積村、道口蛭田村、小溝村、徳力村、道順川戸村、上蛭田村、下蛭田村、中曽根村(現春日部市)、新方袋村、大枝村、大畑村、増田新田、大場村、中野村、一ノ割村、中曽根村(現久喜市)、金重村、●箕輪村、掛村、江ヶ崎村、上野村、新宿村、柏崎村、横根村、真福寺村、浮谷村、黒谷村、飯塚村、笹久保村、下新井村、高曽根村、野島方村、●船渡村[1]、●大杉村[1]、●川崎村(現越谷市)[1]、●向畑村[1]、大吉村[1] |
幕府領(佐々井) | 28村 | 上馬場村、八条村、伊原村、●二町目村、木曽根村、西袋村、柳之宮村、松之木村、伊草村、小作田村、川崎村(現八潮市)、鶴ヶ曽根村、立野堀村、後谷村(現八潮市)、●越ヶ谷町、大沢町、蒲生村、登戸村、大間野村、越巻村、下間久里村、●瓦曽根村、弥十郎村、長島村、中島村、増森村、袋山村、大里村 | |
幕府領(小笠原) | 3村 | 和戸村、国納村、青毛村 | |
幕府領(松村) | 1村 | 高虫村 | |
幕府領(不明) | 1村 | 下蓮田村[2] | |
旗本領 | 26村 | 古新田、大瀬村、西村、上内村、久本寺村、上早見村、下清久村、上清久村、六万部村、野牛村、寺塚村、●白岡村、篠津村、柴山村、柴山枝郷、荒井新田村、上大崎村、下大崎村、台村、●菖蒲町、●閏戸村、根金村、実ヶ谷村、城村、小曽川村、野島村 | |
一橋徳川家領 | 5村 | 太田新井村、西粂原村、●上平野村、上蓮田村[2]、川島村[2] | |
幕府領(大竹)・旗本領 | 20村 | 七左衛門村、神明下村、表慈恩寺村、備後村、百間中島村、百間中村、百間金谷原組、百間西原組、須賀村、久喜本町、久喜新町、野久喜村、古久喜村、所久喜村、●江面村、下早見村、小久喜村、古ヶ場村、笹久保新田、駒崎村 | |
幕府領(佐々井)・旗本領 | 10村 | 中馬場村、青柳村(現草加市)、大曽根村、伊勢野村、大原村、浮塚村、垳村、●西方村、荻島村、●平方村[1] | |
幕府領(小笠原)・旗本領 | 2村 | ●百間東村、青柳村(現久喜市) | |
幕府領(松村)・旗本領 | 2村 | 井沼村、●小林村 | |
幕府領(大竹)・一橋徳川家領 | 1村 | 除堀村 | |
幕府領(大竹)・旗本領・一橋徳川家領 | 1村 | 高岩村 | |
幕府領(小笠原)・一橋徳川家領 | 3村 | 上野田村、下野田村、栗原村 | |
幕府領(荒井)・旗本領 | 1村 | 吉羽村 | |
旗本領・一橋徳川家領 | 3村 | 太田袋村、河原井村、●三箇村 | |
藩領 | 武蔵岩槻藩 | 50村 | 谷中村、西谷原新田[3]、東谷原新田[4]、上大増新田、下大増新田、増富村、増戸村、平野村、長宮村、大野島村、増長村、大口村、大谷村、大戸村、新方須賀村、大森村、三野宮村、恩間新田、大道村、大竹村、恩間村、大泊村、薄谷村、市宿町、太右衛門分(詳細不明)、久保宿町、新町、横町、林道町、富士宿町、新曲輪町、渋江町、田中町、江川新田[2]、掛新田[2]、長左衛門新田[2]、佐太夫新田、斎藤新田(詳細不明)、辻村、笹山村、黒浜村、本宿村、平林寺村、馬込村、加倉村、谷下村、釣上新田、釣上村、尾ヶ崎新田、木曽良村、村国村、大竹村[1] |
武蔵忍藩 | 7村 | 四条村、東方村、見田方村、南百村、別府村、●柿木村、千疋村 | |
武蔵金沢藩 | 2村 | 後谷村(現越谷市)、砂原村 | |
上総久留里藩 | 1村 | 葛梅村 | |
幕府領・藩領 | 幕府領(大竹)・岩槻藩 | 4村 | 西新井村、岡泉村、千駄野村、孫十郎村 |
幕府領(大竹)・佐倉藩 | 1村 | 百間村 | |
幕府領(大竹)・旗本領・忍藩 | 2村 | 原村、貝塚村 | |
幕府領(大竹)・旗本領・下総佐倉藩 | 1村 | 東粂原村 | |
幕府領(佐々井)・忍藩 | 1村 | 麦塚村 | |
幕府領(佐々井)・佐倉藩 | 1村 | 蓮谷村 | |
幕府領(松村)・旗本領・下総古河藩 | 1村 | 新堀村 | |
旗本領・岩槻藩 | 1村 | 樋ノ口村 | |
旗本領・久留里藩 | 1村 | 中妻村 | |
その他 | 寺社領 | 5村 | 慈恩寺村、鷲宮村、栢間村、末田村、尾ヶ崎村 |
慶応4年
6月19日(1868年8月7日) - 忍藩士の山田政則が武蔵知県事に就任。下記を除く幕府領・旗本領を管轄。
7月10日(1868年8月27日) - 旧幕府代官の桑山効が武蔵知県事に就任。青柳村(現草加市)・荻島村を管轄。- 各藩の領地替えにより、以下の変更が行われる。
- 佐倉藩 → 武蔵知県事(山田) : 蓮谷村
- 久留里藩 → 武蔵知県事(山田) : 葛梅村、中妻村
- 岩槻藩 → 武蔵知県事(山田) : 樋ノ口村、千駄野村、加倉村、谷下村
- 麦塚村(忍藩、武蔵知県事の相給)の忍藩領が武蔵知県事領、武蔵知県事領が忍藩領に変更
- 明治元年
12月23日(1869年2月4日) - 桑山効知県事が河瀬秀治に交代。
- 明治2年
1月10日(1869年2月20日) - 山田政則知県事が宮原忠英に交代。
1月13日(1869年2月23日) - 武蔵知県事・宮原忠英、河瀬秀治の管轄区域にそれぞれ大宮県(県庁は東京府馬喰町)、小菅県を設置。
6月23日(1869年7月31日) - 金沢藩が任知藩事にともない六浦藩に改称。
9月29日(1869年11月2日) - 県庁が浦和に置かれ、大宮県が浦和県に改称。- このころ一橋徳川家領が浦和県の管轄となる。
- 明治4年
7月14日(1871年8月29日) - 廃藩置県により、藩領が岩槻県、忍県、六浦県、久留里県、佐倉県、古河県となる。
11月14日(1871年12月25日) - 第1次府県統合により、全域が埼玉県の管轄となる。
1873年(明治6年)(6町225村)
- 市宿町・久保宿町・新町・横町・林道町・富士宿町・新曲輪町・渋江町・田中町・江川新田・掛新田・長左衛門新田が合併して岩槻町となる。
- 岩槻城跡および士族屋敷の区域をもって太田町が起立。
- 佐太夫新田が平林寺村に編入。
1874年(明治7年)(6町218村)
- 小林村(現久喜市)・小林村新田が合併して西小林村となる。
- 西谷原新田・東谷腹新田が合併して谷原新田となる。
- 上蓮田村・下蓮田村が合併して蓮田村となる。
- 日川新田が分割され、岡泉村・実ヶ谷村・黒浜村・長崎村に編入。
- 吉郎兵衛新田が内牧村に、藤内新田が相野原村に、藤助新田が慈恩寺村にそれぞれ編入。
郡発足後の沿革
1879年(明治12年)3月17日 - 郡区町村編制法の埼玉県での施行により、埼玉郡のうち6町218村の区域に行政区画としての南埼玉郡が発足。郡役所は岩槻町に設置。
1879年(明治12年)
- 2ヶ所存在した青柳村、川崎村、後谷村、中曽根村がそれぞれ南青柳村(現草加市)、北青柳村(現久喜市)、南川崎村(現八潮市)、北川崎村(現越谷市)、南後谷村(現八潮市)、北後谷村(現越谷市)、南中曽根村(現春日部市)、北中曽根村(現久喜市)に改称。
- 荻島村・平野村・辻村・新宿村・下新井村が、のちの北埼玉郡域に同名の村が存在することから南荻島村・南平野村・南辻村・南新宿村・南下新井村にそれぞれ改称。
- 小林村(現越谷市)が東小林村に改称。
1881年(明治14年) - 栢間村が分村して上栢間村・下栢間村となる。(6町219村)
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行に伴い、以下の町村が発足。(6町44村)
町村制施行時の6町44村
岩槻町 ← 岩槻町、太田町(現さいたま市)
八条村 ← 八条村、鶴ヶ曽根村、松之木村、伊草村、小作田村(現八潮市)、立野堀村(現草加市)
新和村 ← 尾ヶ崎村、尾ヶ崎新田、釣上村、釣上新田、野島方村、孫十郎村、高曽根村、末田村(現さいたま市)
新方村 ← 北川崎村、大吉村、船渡村、大松村、大杉村、弥十郎村、向畑村(現越谷市)
豊春村 ← 道順川戸村、上蛭田村、下蛭田村、花積村、道口蛭田村、増戸村、増富村、南中曽根村、上大増新田、下大増新田、谷原新田、新方袋村(現春日部市)
大相模村 ← 東方村、西方村、見田方村、南百村、四条村、別府村、千疋村(現越谷市)
大袋村 ← 大竹村、大道村、大林村、大房村、袋山村、恩間村、恩間新田、三野宮村(現越谷市)
荻島村 ← 南荻島村、野島村、小曽川村、砂原村、北後谷村、西新井村、長島村(現越谷市)
大山村 ← 下大崎村、柴山村、荒井新田村(現白岡市)、上大崎村(現久喜市)
小林村(西小林村が単独村制。現久喜市)
太田村 ← 吉羽村、古久喜村、青毛村、栗原村、西村、野久喜村(現久喜市)
鷲宮村 ← 鷲宮村、上内村、葛梅村、中妻村、久本寺村(現久喜市)
和土村 ← 黒谷村、飯塚村、笹久保村、笹久保新田、木曽良村、村国村、南下新井村(現さいたま市)
川柳村 ← 柿木村、南青柳村(現草加市)、麦塚村、伊原村(現越谷市)
蒲生村 ← 瓦曽根村、登戸村、蒲生村(現越谷市)
川通村 ← 大口村、南平野村、長宮村、大野島村、増長村、大谷村、大戸村、大森村、新方須賀村(現さいたま市)
粕壁町(粕壁宿が単独町制。現春日部市)
柏崎村 ← 柏崎村、横根村、加倉村、谷下村、浮谷村、真福寺村(現さいたま市)
河合村 ← 掛村、金重村、本宿村、箕輪村、平林寺村(現さいたま市)、馬込村(現さいたま市・蓮田市)、川島村(現蓮田市)
栢間村 ← 下栢間村、上栢間村、柴山枝郷(現久喜市)
武里村 ← 備後村、一ノ割村、大場村、大枝村、中野村、薄谷村、増田新田、大畑村(現春日部市)
内牧村 ← 内牧村、梅田村(現春日部市)
黒浜村 ← 黒浜村、城村、南新宿村、笹山村、江ヶ崎村(現蓮田市)
八幡村 ← 上馬場村、中馬場村、大原村、大曽根村、浮塚村、西袋村、柳之宮村、南後谷村(現八潮市)
増林村 ← 増林村、増森村、中島村、東小林村、花田村(現越谷市)
久喜町 ← 久喜本町、久喜新町、上早見村(現久喜市)
越ヶ谷町(単独町制。現越谷市)
大沢町(単独町制。現越谷市)
江面村 ← 江面村、下早見村、太田袋村、北青柳村、樋ノ口村、原村、除堀村(現久喜市)
出羽村 ← 四丁野村、七左衛門村、越巻村、大間野村、谷中村、神明下村(現越谷市)
三箇村 ← 三箇村、河原井村、台村(現久喜市)
桜井村 ← 上間久里村、下間久里村、大里村、大泊村、平方村(現越谷市)
清久村 ← 上清久村、下清久村、六万部村、北中曽根村、所久喜村(現久喜市)
菖蒲町 ← 菖蒲町、新堀村(現久喜市)
篠津村 ← 篠津村、野牛村、白岡村、寺塚村、高岩村(現白岡市)
慈恩寺村 ← 慈恩寺村、裏慈恩寺村、表慈恩寺村、古ヶ場村、徳力村、鹿室村、上野村、南辻村、小溝村、相原野村(現さいたま市)
潮止村 ← 伊勢野村、二町目村、木曽根村、南川崎村、大瀬村、垳村、古新田(現八潮市)
岡泉村、実ケ谷村、千駄野村、小久喜村、上野田村、下野田村、爪田ケ谷村、太田新井村(それぞれ単独村制。現白岡市)
彦兵衛村(彦兵衛新田が単独町制。現白岡市)
平野村 ← 上平野村、高虫村、駒崎村、井沼村、根金村(現蓮田市)
百間村 ← 百間村、百間東村、百間中村、百間金屋原組、百間西原村、百間中島村、蓮谷村(現宮代町)
須賀村 ← 須賀村、和戸村、西粂原村、東粂原村、国納村(現宮代町)
綾瀬村 ← 閏戸村、貝塚村、蓮田村(現蓮田市)
1895年(明治27年)3月15日 - 日勝組合村(岡泉村・実ヶ谷村・千駄野村・小久喜村・上野田村・下野田村・爪田ヶ谷村・太田新井村・彦兵衛村)が合併して日勝村が発足。(6町36村)
1896年(明治29年)8月1日 - 郡制を施行。
1923年(大正12年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
1926年(大正15年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
1933年(昭和10年)4月17日 - 鷲宮村が町制施行して鷲宮町となる。(7町35村)
1934年(昭和9年)10月1日 - 綾瀬村が改称・町制施行して蓮田町となる。(8町34村)
1944年(昭和19年)4月1日 - 粕壁町・内牧村が合併して春日部町が発足〔粕壁という同音異字で使われていた漢字表記を春日部に変更〕。(8町33村)
1954年(昭和29年)
5月3日(8町25村)
- 岩槻町・川通村・柏崎村・新和・和土村・河合村・慈恩寺村が合併し、改めて岩槻町が発足。
- 蓮田町・黒浜村・平野村が合併し、改めて蓮田町が発足。
- 7月1日(7町20村)
- 春日部町・豊春村・武里村が北葛飾郡幸松村・豊野村と合併して春日部市が発足、郡より離脱。
- 久喜町・太田村・江面村・清久村が合併し、改めて久喜町が発足。
9月1日(8町14村)
- 菖蒲町・小林村・栢間村・三箇村および大山村の一部(大字上大崎)が合併し、改めて菖蒲町が発足。
- 日勝村・篠津村・大山村の残部(大字下大崎、柴山、新井新田)が合併して白岡町が発足。
11月3日(6町6村)
- 岩槻町が市制施行して岩槻市となり、郡より離脱。
- 越ヶ谷町・大沢町・新方村・蒲生村・増林村・出羽村・桜井村・大相模村・大袋村・荻島村が合併して越谷町が発足。
1955年(昭和30年)
1月1日 - 鷲宮町(わしのみやまち)が北葛飾郡桜田村の一部(大字八甫、西大輪、東大輪、外野、上川崎)と合併して北葛飾郡鷲宮町(わしみやまち)が発足し、郡より離脱。(5町6村)
7月20日 - 百間村・須賀村が合併して宮代町が発足。(6町4村)
8月1日 - 川柳村が北足立郡草加町に編入。郡より離脱。(6町3村)- 11月3日 - 北足立郡草加町の一部(旧川柳村のうち大字井原、上谷、麦塚)が越谷町に編入。
1956年(昭和31年)
- 1月1日 - 岩槻市の一部(大字川島および馬込の一部)が蓮田町に編入。
9月28日
- 八幡村・潮止村および八条村の一部(大字八条、鶴ヶ曽根、松之木、伊草、小作田)が合併して八潮村が発足。
- 八条村の残部(大字立野堀)が北足立郡草加町に編入。(6町1村)
1958年(昭和33年)11月3日 - 越谷町が市制施行して越谷市となり、郡より離脱。(5町1村)
1964年(昭和39年)10月1日 - 八潮村が町制施行して八潮町となる。(6町)
1971年(昭和46年)10月1日 - 久喜町が市制施行して久喜市となり、郡より離脱。(5町)
1972年(昭和47年)
1月15日 - 八潮町が市制施行して八潮市となり、郡より離脱。(4町)- 10月1日 - 蓮田町が市制施行して蓮田市となり、郡より離脱。(3町)
2010年(平成22年)3月23日 - 菖蒲町が久喜市および北葛飾郡鷲宮町、栗橋町と合併し、改めて久喜市が発足、郡より離脱。(2町)
2012年(平成24年)10月1日 - 白岡町が市制施行して白岡市となり、郡より離脱。(1町)
変遷表
自治体の変遷
明治22年以前 | 明治22年4月1日 | 明治22年 - 大正15年 | 昭和元年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
岩槻町 太田町 | 岩槻町 | 岩槻町 | 岩槻町 | 昭和29年 5月3日 岩槻町 | 昭和29年 11月3日 市制 | 岩槻市 | 平成17年4月1日 さいたま市に編入 岩槻区設置 | さいたま市 | ||||
大口村 南平野村 長宮村 大野島村 増長村 大谷村 大戸村 大森村 新方須賀村 | 川通村 | 川通村 | 川通村 | |||||||||
柏崎村 横根村 加倉村 谷下村 浮谷村 真福寺村 | 柏崎村 | 柏崎村 | 柏崎村 | |||||||||
尾ヶ崎村 釣上村 野島方村 孫十郎村 高曽根村 末田村 尾ヶ崎新田 釣上新田 | 新和村 | 新和村 | 新和村 | |||||||||
黒谷村 飯塚村 笹久保村 木曽良村 村国村 南下新井村 笹久保新田 | 和土村 | 和土村 | 和土村 | |||||||||
慈恩寺村 裏慈恩寺村 表慈恩寺村 古ヶ場村 徳力村 鹿室村 上野村 南辻村 小溝村 相原野村 | 慈恩寺村 | 慈恩寺村 | 慈恩寺村 | |||||||||
掛村 金重村 本宿村 箕輪村 平林寺村 馬込村(一部) | 河合村 | 河合村 | 河合村 | |||||||||
馬込村(一部) 川島村 | 昭和31年1月1日 蓮田町に編入 | 昭和47年10月1日 市制 | 蓮田市 | 蓮田市 | ||||||||
蓮田村 貝塚村 閏戸村 | 綾瀬村 | 綾瀬村 | 昭和9年10月1日 町制改称 蓮田町 | 昭和29年5月3日 蓮田町 | 蓮田町 | |||||||
黒浜村 城村 南新宿村 笹山村 江ヶ崎村 | 黒浜村 | 黒浜村 | 黒浜村 | |||||||||
上平野村 高虫村 駒崎村 井沼村 根金村 | 平野村 | 平野村 | 平野村 | |||||||||
篠津村 野牛村 白岡村 寺塚村 高岩村 | 篠津村 | 篠津村 | 篠津村 | 昭和29年9月1日 白岡町 | 白岡町 | 平成24年10月1日 市制 | 白岡市 | |||||
岡泉村 | 岡泉村 | 明治27年3月15日 日勝村 | 日勝村 | |||||||||
実ヶ谷村 | 実ヶ谷村 | |||||||||||
千駄野村 | 千駄野村 | |||||||||||
小久喜村 | 小久喜村 | |||||||||||
上野田村 | 上野田村 | |||||||||||
下野田村 | 下野田村 | |||||||||||
爪田ヶ谷村 | 爪田ヶ谷村 | |||||||||||
太田新井村 | 太田新井村 | |||||||||||
彦兵衛新田 | 彦兵衛村 | |||||||||||
下大崎村 柴山村 新井新田 | 大山村 | 大山村 | 大山村 | |||||||||
上大崎村 | 昭和29年9月1日 菖蒲町 | 菖蒲町 | 平成22年3月23日 久喜市の一部 | 久喜市 | ||||||||
菖蒲町 | 菖蒲町 | 菖蒲町 | 菖蒲町 | |||||||||
新堀村 | ||||||||||||
西小林村 | 小林村 | 小林村 | 小林村 | |||||||||
下栢間村 上栢間村 柴山枝郷 | 栢間村 | 栢間村 | 栢間村 | |||||||||
三箇村 河原井村 台(䑓)村 | 三箇村 | 三箇村 | 三箇村 | |||||||||
久喜本町 久喜新町 | 久喜町 | 久喜町 | 久喜町 | 昭和29年7月1日 久喜町 | 昭和46年10月1日 市制 | |||||||
上早見村 | ||||||||||||
栗原村 青毛村 古久喜村 野久喜村 西村 吉羽村 | 太田村 | 太田村 | 太田村 | |||||||||
江面村 下早見村 北青柳村 太田袋村 樋ノ口村 原村 除堀村 | 江面村 | 江面村 | 江面村 | |||||||||
上清久村 下清久村 六万部村 北中曽根村 所久喜村 | 清久村 | 清久村 | 清久村 | |||||||||
鷲宮村 上内村 葛梅村 中妻村 久本寺村 | 鷲宮(わしのみや)村 | 鷲宮村 | 昭和10年4月17日 町制 | 鷲宮町 | 昭和30年1月1日 北葛飾郡鷲宮(わしみや)町の一部 | |||||||
百間村 百間東村 百間中村 百間金屋原組 百間西原村 百間中島村 蓮谷村 | 百間村 | 百間村 | 百間村 | 百間村 | 昭和30年7月20日 宮代町 | 宮代町 | 宮代町 | |||||
須賀村 和戸村 西粂原村 東粂原村 国納村 | 須賀村 | 須賀村 | 須賀村 | 須賀村 | ||||||||
粕壁宿 | 粕壁町 | 粕壁町 | 昭和19年4月1日 春日部町 | 昭和29年7月1日 春日部市の一部 | 春日部市 | 春日部市 | 春日部市 | |||||
内牧村 梅田村 | 内牧村 | 内牧村 | ||||||||||
道順川戸村 上蛭田村 下蛭田村 花積村 道口蛭田村 南中曽根村 新方袋村 増戸村 増富村 上大増新田 下大増新田 谷原新田 | 豊春村 | 豊春村 | 豊春村 | |||||||||
備後村 一ノ割村 薄谷村 中野村 大場村 大畑村 大枝村 増田新田 | 武里村 | 武里村 | 武里村 | |||||||||
越ヶ谷宿 | 越ヶ谷町 | 越ヶ谷町 | 越ヶ谷町 | 昭和29年11月3日 越谷町 | 越谷町 | 昭和33年11月3日 市制 | 越谷市 | 越谷市 | ||||
大沢町 | 大沢町 | 大沢町 | 大沢町 | |||||||||
北川崎村 船渡村 大吉村 大松村 大杉村 弥十郎村 向畑村 | 新方村 | 新方村 | 新方村 | |||||||||
上間久里村 下間久里村 大里村 大泊村 平方村 | 桜井村 | 桜井村 | 桜井村 | |||||||||
大竹村 大道村 大林村 大房村 袋山村 恩間村 恩間新田 三野宮村 | 大袋村 | 大袋村 | 大袋村 | |||||||||
南荻島村 小曽川村 野島村 砂原村 北後谷村 西新井村 長島村 | 荻島村 | 荻島村 | 荻島村 | |||||||||
四丁野村 七左衛門村 越巻村 谷中村 神明下村 大間野村 | 出羽村 | 出羽村 | 出羽村 | |||||||||
蒲生村 登戸村 瓦曽根村 | 蒲生村 | 蒲生村 | 蒲生村 | |||||||||
東方村 西方村 南百村 四条村 見田方村 別府村 千疋村 | 大相模村 | 大相模村 | 大相模村 | |||||||||
増林村 増森村 中島村 花田村 東小林村 | 増林村 | 増林村 | 増林村 | |||||||||
伊原村 麦塚村 | 川柳村 | 川柳村 | 川柳村 | 川柳村 | 昭和30年8月1日 北足立郡 草加町に編入 | 昭和30年11月3日 越谷町に編入 | ||||||
柿木村 南青柳村 | 北足立郡 草加町 | 昭和33年11月1日 市制 | 草加市 | 草加市 | ||||||||
立野堀村 | 八条村 | 八条村 | 八条村 | 八条村 | 八条村 | 昭和31年9月28日 北足立郡 草加町に編入 | ||||||
八条村 鶴ヶ曽根村 松之木村 伊草村 小作田村 | 昭和31年 9月28日 八潮村 | 昭和39年 10月1日 町制 | 昭和47年 1月15日 市制 | 八潮市 | 八潮市 | |||||||
上馬場村 中馬場村 大原村 大曽根村 浮塚村 西袋村 柳之宮村 南後谷村 | 八幡村 | 八幡村 | 八幡村 | 八幡村 | 八幡村 | |||||||
伊勢野村 二町目村 木曽根村 南川崎村 大瀬村 垳村 古新田 | 潮止村 | 潮止村 | 潮止村 | 潮止村 | 潮止村 |
脚注
- ^ abcdefg「旧高旧領取調帳」では葛飾郡と記載。
- ^ abcdef「旧高旧領取調帳」には記載なし。
^ 記載は元西谷原村(西谷原新田)。
^ 記載は元東谷原村(東谷原新田)。
参考文献
角川日本地名大辞典 11 埼玉県- 旧高旧領取調帳データベース
- 南埼玉郡制誌(埼玉県立図書館・春日部市立図書館蔵)
- 北葛飾郡制誌(埼玉県立図書館・春日部市立図書館蔵)
- 埼玉県市町村合併史 上巻・下巻及び付図
- 岩槻市史
- 春日部市史
- 越谷市史
- 久喜市史
- 八潮市史
- 草加市史
- 鷲宮町史
- 杉戸町史
関連項目
- 北埼玉郡
先代: 埼玉郡 | 行政区の変遷 1879年 - | 次代: (現存) |
|