津幡町
つばたまち 津幡町 | |
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石川県森林公園 | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、北陸地方 |
都道府県 | 石川県 |
郡 | 河北郡 |
団体コード | 17361-4 |
法人番号 | 5000020173614 |
面積 | 110.59km2 |
総人口 | 36,799人 (推計人口、2018年10月1日) |
人口密度 | 333人/km2 |
隣接自治体 | 金沢市、かほく市、 河北郡内灘町、羽咋郡宝達志水町 富山県:小矢部市、高岡市 |
町の木 | マツ |
町の花 | ツツジ |
町の鳥 | ハクチョウ |
津幡町役場 | |
町長 | 矢田富郎 |
所在地 | 〒929-0393 石川県河北郡津幡町字加賀爪ニ3番地 北緯36度40分9秒東経136度43分43.6秒 |
外部リンク | 津幡町 |
■ ― 市 / ■ ― 町 | |
ウィキプロジェクト |
津幡町(つばたまち)は、石川県の中央部に位置する町。河北郡に所属する。
金沢市への通勤率は41.8%(平成27年国勢調査)[1]。
津幡の地名は、この地域が津幡川と河北潟を行き来する舟(船)の津(停泊地)の端であるのが由来とされる。
目次
1 地理
1.1 隣接している自治体
2 歴史
3 人口
4 行政
4.1 町長
5 経済
5.1 産業の概要
5.2 工業
5.3 商業
6 地域
6.1 警察
6.2 消防
6.3 医療
6.4 教育
7 交通
7.1 鉄道
7.2 道路
7.3 路線バス
8 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
8.1 名所・旧跡
8.2 神社
8.3 寺院
8.4 観光スポット
8.5 祭事・催事
9 出身人物
10 脚注
11 関連項目
12 外部リンク
地理
森林セラピー基地に認定されている。
- 山:三国山
- 河川:津幡川、大海川
隣接している自治体
石川県
- 金沢市
- かほく市
河北郡内灘町
羽咋郡宝達志水町
富山県
- 高岡市
- 小矢部市
歴史
古代から北陸道の能登国への分岐点として宿場町が栄えた。倶利伽羅峠で、木曾義仲が「火牛の計」を用いて平家を破ったという伝説が残っている。
- 市域は加賀国と能登国に跨っており、牛首・瓜生・上河合・下河合・上大田は能登の国域であった。
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、津幡・清水・加賀爪・庄の各村が合併して津幡町が発足する。
1954年(昭和29年)3月31日 - 津幡町、中条村、笠谷村、井上村、英田村が合併して、津幡町(新設合併)が発足する。- 1954年(昭和29年)5月16日 - 羽咋郡河合谷村を編入する。
- 1954年(昭和29年)10月1日 - 森本町の一部(浅谷)を編入する。
1957年(昭和32年)2月1日 - 倶利伽羅村を編入する。
1964年(昭和39年)7月17日 - 津幡川の氾濫による水害が発生し、3人が死亡、771戸が浸水する。
1983年(昭和58年)5月22日 - 町内で、第34回全国植樹祭が開催される。
1990年(平成2年)11月 - 国道8号くりからバイパスの供用を開始する。
1994年(平成6年)9月25日 - 町内で、第18回全国育樹祭が開催される。
1996年(平成8年)6月1日 - 金沢市との境界の一部を変更する。
人口
津幡町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 津幡町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 津幡町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
津幡町(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政
町長
代 | 人 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
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1 | 1 | 倉知与 | 1889年(明治22年)5月29日 | 1892年(明治25年)1月5日 | |
2 | 2 | 久世嘉左衛門 | 1892年(明治25年)6月21日 | 1896年(明治29年)2月12日 | |
3 | 3 | 浅川甚太郎 | 1896年(明治29年)11月21日 | 1899年(明治32年)3月27日 | |
4 | 4 | 橋安二郎 | 1899年(明治32年)4月11日 | 1899年(明治32年)7月9日 | |
5 | 5 | 矢田弥作 | 1903年(明治36年)7月9日 | 1907年(明治40年)7月8日 | |
6 | 1907年(明治40年)9月11日 | 1911年(明治44年)9月10日 | |||
7 | 1911年(明治44年)10月7日 | 1915年(大正4年)10月6日 | |||
8 | 6 | 山名作太郎 | 1915年(大正4年)11月4日 | 1919年(大正8年)11月3日 | |
9 | 1919年(大正8年)11月8日 | 1923年(大正12年)11月7日 | |||
10 | 7 | 村覚太郎 | 1923年(大正12年)11月14日 | 1924年(大正13年)11月14日 | |
11 | 8 | 由雄正造 | 1924年(大正13年)11月24日 | 1928年(昭和3年)11月23日 | |
12 | 1928年(昭和3年)11月 | 1932年(昭和7年)11月 | |||
13 | 1932年(昭和7年)11月 | 1936年(昭和11年)11月 | |||
14 | 1936年(昭和11年)11月 | 1937年(昭和12年)1月7日 | |||
15 | 9 | 村弥一 | 1937年(昭和12年)1月8日 | 1941年(昭和16年)1月7日 | |
16 | 1941年(昭和16年)1月 | 1943年(昭和18年)9月29日 | |||
17 | 10 | 岡本良 | 1943年(昭和18年)9月30日 | 1946年(昭和21年)11月11日 | |
18 | 11 | 久世嘉與 | 1947年(昭和22年)4月5日 | 1951年(昭和26年)4月4日 | |
19 | 12 | 村佐一 | 1951年(昭和26年)4月23日 | 1954年(昭和29年)3月30日 |
代 | 人 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
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1 | 村佐一 | 1954年(昭和29年)3月31日 | 1954年(昭和29年)4月24日 | 町長職務執行者 | |
1 | 1954年(昭和29年)4月25日 | 1958年(昭和33年)4月24日 | |||
2 | 1958年(昭和33年)4月25日 | 1962年(昭和37年)4月24日 | |||
3 | 2 | 久世嘉與 | 1962年(昭和37年)4月25日 | 1966年(昭和41年)4月24日 | |
4 | 3 | 酒井長寿 | 1966年(昭和41年)4月25日 | 1970年(昭和45年)4月24日 | |
5 | 4 | 矢田剛 | 1970年(昭和45年)4月25日 | 1974年(昭和49年)4月24日 | |
6 | 1974年(昭和49年)4月25日 | 1978年(昭和53年)4月24日 | |||
7 | 1978年(昭和53年)4月25日 | 1982年(昭和57年)4月24日 | |||
8 | 1982年(昭和57年)4月25日 | 1986年(昭和61年)4月24日 | |||
9 | 1986年(昭和61年)4月25日 | 1990年(平成2年)4月24日 | |||
10 | 1990年(平成2年)4月25日 | 1994年(平成6年)4月24日 | |||
11 | 1994年(平成6年)4月25日 | 1998年(平成10年)4月24日 | |||
12 | 1998年(平成10年)4月25日 | 2002年(平成14年)4月24日 | |||
13 | 5 | 村隆一 | 2002年(平成14年)4月25日 | 2006年(平成18年)4月24日 | |
14 | 2006年(平成18年)4月25日 | 2010年(平成22年)4月24日 | |||
15 | 6 | 矢田富郎 | 2010年(平成22年)4月25日 | 2014年(平成26年)4月24日 | |
16 | 2014年(平成26年)4月25日 | 2018年(平成30年)4月24日 | |||
17 | 2018年(平成30年)4月25日 | 現職 |
- 町長 - 矢田 富郎(やた・とみろう)
経済
産業の概要
産業別の就業人口は以下のとおり(平成27年国勢調査)[2]。
第一次産業就業人口 : 473人
第二次産業就業人口 : 5,445人
第三次産業就業人口 : 12,990人
工業
- 主な事業所
タカラスタンダード北陸工場
シブヤマシナリー津幡工場
久世ベローズ工業所 - (ステンレス製パイプの製造)- 泉材木店
商業
- 大規模な商業施設
PLANT-3津幡店- アル・プラザ津幡
- その他の特徴的な商業施設
勝崎館 - 1889年(明治22年)創業の旅館・温浴施設。津幡温泉の開湯とともに開業したが、のちに源泉が枯渇した。
地域
警察
津幡警察署
- 津幡南交番
- 倶利伽羅駐在所
- 能瀬駐在所
消防
- 津幡町消防本部
医療
- 河北中央病院
教育
- 高等学校・高等専門学校(高専)
- 石川工業高等専門学校
- 石川県立津幡高等学校
- 中学校
- 津幡町立津幡中学校
- 津幡町立津幡南中学校
- 小学校
- 津幡町立津幡小学校
- 津幡町立中条小学校
- 津幡町立条南小学校
- 津幡町立太白台小学校
- 津幡町立英田小学校
- 津幡町立井上小学校
- 津幡町立笠野小学校
- 津幡町立刈安小学校
- 津幡町立萩野台小学校
交通
鉄道
西日本旅客鉄道(JR西日本)
七尾線:津幡駅 - 中津幡駅 - 本津幡駅 - 能瀬駅
IRいしかわ鉄道
IRいしかわ鉄道線:津幡駅 - 倶利伽羅駅
あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道線:倶利伽羅駅
- 倶利伽羅駅及び町内の路線はIRいしかわ鉄道の管理下であるが、営業上の境界は倶利伽羅駅である。
道路
地域高規格道路
月浦白尾IC連絡道路
- 町内では全区間、津幡バイパスの名称で供用されている。
一般国道
国道8号
- くりからバイパス
- 津幡北バイパス
国道159号(町内では全区間、国道249号と重複)
- 津幡バイパス
- 国道471号
県道
主要地方道
- 石川県道59号高松津幡線
- 富山県道・石川県道74号小矢部津幡線
- 石川県道・富山県道75号押水福岡線
一般県道
- 石川県道124号本津幡停車場線
- 石川県道206号津幡宮島峡公園線
- 石川県道212号中尾津幡線
- 石川県道213号仮生堅田線
- 石川県道214号仮生末友線
- 石川県道215号森本津幡線
- 石川県道216号南中条津幡停車場線
- 石川県道217号川尻津幡線
- 石川県道218号莇谷津幡線
- 石川県道219号興津刈安線
- 石川県道221号瓜生能瀬線
- 石川県道223号種七窪線
- 石川県道286号刈安安楽寺線
道の駅
- 倶利伽羅 源平の郷
路線バス
- 北陸鉄道
- 子会社の北鉄金沢バスがかつての国道8号や国道159号であったルート(現在の石川県道215号森本津幡線、石川県道59号高松津幡線)およびその旧道を中心に路線バス(津幡線:兼六園下・野町駅 - 本津幡駅)を運行している。
- 津幡町営バス[3][4]
- かつて北陸鉄道や加越能鉄道が運行していた路線を継承したものを中心に、津幡町域全般に路線網を展開している。
- 8路線が運行されており、全ての路線が津幡駅に乗り入れるほか、4路線が中津幡駅および近隣を経由する。また、各路線とも複数の経由ルートが設定されているほか、複数の路線をあわせた「津幡駅循環線」が構成されている。運賃は、区間によって150円から430円の7段階が定められているほか、回数券や定期券が発行されている。
- 路線 : 相窪線、九折線、池ヶ原線、河合谷線、井上線、緑が丘線、潟端線、旭山線
- かほく市営バス
- かつて国鉄バスが運行していた路線を継承したものをかほく市が運営している路線バス。このうち、木窪線および瓜生線が津幡町域(河合谷地区)に乗り入れている。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡
津幡城跡
冷泉為広塚- 倶利伽羅峠
- 倶利迦羅不動尊-成田不動尊(千葉県)、大山不動尊(神奈川県)と並び、日本三不動尊の一つ[5]。
- 石川県森林公園
- 倶利伽羅公園
神社
- 白鳥神社
- 三輪神社
- 加賀神社
寺院
倶利迦羅不動寺-倶利迦羅不動尊が本尊、西之坊鳳凰殿がある[5]。- 祐閑寺-ツバキの名木「祐閑寺名月(ゆうかんじめいげつ)」がある[6]。
観光スポット
- ひまわり村
- アサザビオトープ
- 津幡ふるさと歴史館れきしる
祭事・催事
- 倶利迦羅さん八重桜まつり - 毎年4月下旬から5月初旬にかけて、倶利伽羅源平合戦の舞台となった倶利伽羅峠で開催
- 能瀬四町獅子舞頭合せ - 毎年9月下旬に、津幡町能瀬地区で、秋祭りに行われる
- 津幡四町獅子舞頭合わせ - 毎年9月第3日曜日に執り行われる秋祭りで、清水地区 加賀爪地区 庄地区 津幡地区の獅子舞が四ツ角交差点において披露される。
出身人物
川井梨紗子 - レスリング選手、リオデジャネイロオリンピック金メダリスト
中川了滋 - 弁護士、元最高裁判所判事
村田喜一 - 水産学者、水産食品化学の第一人者、元函館大学学長
重原佐千子 - フリーキャスター、電卓名人
勝崎正夫 - 経営者、勝崎館先代社長- 奈田哮治 - 経営者、貨物なだサービス社長、元おやどタクシー社長
脚注
^ “津幡町導入促進基本計画 (PDF)”. 津幡町 (2018年7月4日). 2018年9月30日閲覧。
^ “津幡町統計書(人口) (PDF)”. 津幡町 (2017年12月7日). 2018年9月30日閲覧。
^ 時刻表・料金表 (PDF) - 津幡町(2012年2月1日改正、同年5月12日閲覧)
^ 津幡町営バス時刻表 (PDF) - 津幡町(2012年2月1日改正、同年5月12日閲覧)
- ^ ab“倶利迦羅不動寺 ”. 津幡町. 2016年8月14日閲覧。
^ “祐閑寺名月 ”. 津幡町. 2016年8月14日閲覧。
関連項目
- 「津幡町」で始まるページの一覧
外部リンク
- 津幡町ホームページ
津幡町役場 - Facebook
津幡町動画チャンネル - 公式YouTubeチャンネル
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