金沢医科大学
金沢医科大学 | |
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金沢医科大学 | |
大学設置/創立 | 1972年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人金沢医科大学 |
本部所在地 | 石川県河北郡内灘町大学1-1 |
学部 | 医学部 看護学部 |
研究科 | 医学研究科 |
ウェブサイト | 金沢医科大学公式サイト |
金沢医科大学(かなざわいかだいがく、英語: Kanazawa Medical University)は、石川県河北郡内灘町大学1-1に本部を置く日本の私立大学である。1972年に設置された。大学の略称は金医(かない)。
目次
1 概観
1.1 大学全体
1.2 建学の精神
2 沿革
3 基礎データ
3.1 所在地
3.2 象徴
4 教育および研究
4.1 組織
4.1.1 学部
4.1.2 大学院
4.1.3 附属施設
5 学生生活
5.1 部活動
5.2 学園祭
6 大学関係者と組織
6.1 大学関係者組織
6.2 大学関係者一覧
7 施設
7.1 キャンパス
8 対外関係
8.1 他大学との協定
8.2 海外協定校・機関
8.3 メディア
9 不祥事
10 脚注
11 関連項目
12 公式サイト
概観
大学全体
金沢市のベッドタウンである、石川県河北郡内灘町にある私立新設医科大学。金沢大学医学部出身の教授が多いが、最近は自校出身の教授も増えてきている。当初は歯学部の設置も予定され[1]金沢医科歯科大学の名前で設立準備がされていたが認可が下りず医学部医学科のみの単科大学となった。
日本海側唯一の私立医科大学である。2007年度より附属看護専門学校を改組、昇格させ、看護学部看護学科が設立された。
建学の精神
- 良医を育てる
- 知識と技術をきわめる
- 社会に貢献する
沿革
1972年 金沢医科大学開学
1973年 金沢医科大学附属看護学校開校
1974年 金沢医科大学病院開院
1974年 大学院医学研究科開設
1987年 金沢医科大学病院別館増築
1989年 総合医学研究所開設
1994年 特定機能病院診療開始
1995年 英国医学協議会 (General Medical Council) 審査・承認
1996年 金沢医科大学統合情報ネットワーク(KMUnet) 運用開始
1998年 ハイテクリサーチセンター開設
2000年 電子カルテシステム完全稼動
2003年 病院新館建設・開院、診療組織再編、大学院医学研究科改組、学生クラブハウス建設、大学基準協会正会員登録
2004年 医学部講座制再編
2007年 附属看護専門学校が、4年制の看護学部看護学科へ昇格。
2008年 金沢医科大学を指定管理者として、金沢医科大学氷見市民病院(旧 氷見市民病院)の運営を開始。
基礎データ
所在地
- 本部キャンパス(〒920-0293 石川県河北郡内灘町大学1-1)
象徴
- 校章は橘の葉と実を図案化したもの。由来は神仙伝巻九蘇仙公の故事による。
- 校歌は永守良治が作詞、岩河三郎が作曲した。
- エンブレムはヨーロッパ盾をデザインの基本とし、校章を中央に、その下に橘の葉、左肩に医業を象徴するケーリュケイオン、右肩に学問を意味する書物をあしらっている。上部にラテン語で「生命への畏敬」と記している。1991年に大学のシンボルマークとして制定された。
教育および研究
組織
学部
医学部
- 医学科
看護学部
- 看護学科
大学院
医学研究科(博士課程)
- 生命医科学専攻
附属施設
- 金沢医科大学病院
- 金沢医科大学氷見市民病院
- 能登北部地域医療研究所
- 総合医学研究所
- 研究推進センター
- クリニカルシミュレーションセンター
- 国際交流センター
- 図書館
- 出版局
学生生活
部活動
金沢医科大学では、学友会、16の体育会、5つの文化会、10の同好会サークルが活動している。学友会で船・トラックを所有しており、学生の利用が可能となっている。立地上、海に隣接しているためヨット部などの活動も盛んである。また、付近に内灘町屋内温水プールがあるため、水泳部も盛んに活動している。
学園祭
大学祭は「内灘祭」と呼ばれ、学友会内灘祭実行委員会が企画・運営を行っている。
大学関係者と組織
大学関係者組織
- 北辰同窓会(医学部の同窓会)
- 看護同窓会(看護学部の同窓会)
- 北斗会(役員・職員などにより構成される、「会員相互の親睦と金沢医科大学を支援しその発展に寄与する」ことを目的とした会)
- 金沢医大後援会橘会(在校生・卒業生の保護者会)
- 後援協力会(金沢医科大学と取引関係にある業者により構成される会)
大学関係者一覧
「金沢医科大学の人物一覧」を参照
施設
キャンパス
- 交通アクセス:北陸鉄道浅野川線内灘駅で下車、内灘駅からで北陸鉄道バス(金沢医大病院行または白帆台ニュータウン行)に乗り換え大学前で下車。
- 本部棟・教養棟・看護学部棟・基礎研究棟・臨床研究棟
- 職員宿舎・看護師宿舎
- 旧看護専門学校
- 橘会館
- エネルギーセンター
- 学生食堂
- 定期試験1週間前と毎週金曜日は学生に24時間開放されている。
- 図書館
- 受付時間は、平日9:00~21:00、土9:00~17:00。
- 病院本館・別館・新館・第2新館
- 球技用グランド・テニスコート・体育館・クラブハウス
- 福井銀行
- 大学敷地内にある銀行
対外関係
他大学との協定
- 大学コンソーシアム石川
放送大学[2]
海外協定校・機関
中国
- 中国医科大学
- 中日友好病院
華中科技大学同済医学院
アメリカ合衆国
- マーサ大学
- ハワイ大学
- バーモント大学
- ソノマ州立大学
- テキサスA&M大学
ベトナム
- ベトナム軍医大学
ドイツ
- マクデブルク大学
ロシア
- ヤロスラブリ医科大学
パラオ
パラオ共和国保健省
メディア
金沢医科大学では、様々な形で石川県内などのメディアに医療や健康に関する情報を協力している。
- テレビ
- カラダ大辞典(テレビ金沢、びービーみつばち→となりのテレ金ちゃん)
- ラジオ
- ヘルスガイダンス(エフエム石川・Dream Friday FROM K!)
- ラジオで医学(ラジオななお・ラジオかなざわ・ラジオたかおか)
- 電話健康相談(FMかほく)
- おしえて!ドクター(ラジオNIKKEI) - 終了
不祥事
2018年における医学部不正入試問題 - 2018年12月8日、医学部で不適切な入試を行っていたことを公表した[3]。一般入試の補欠合格者を決定する時に年齢を考慮し、AO入試では「北陸3県(石川・福井・富山)の高校出身者」「卒業生の子弟・子女」「現役・1浪の受験生」の項目を設け、同窓生の子は10点、石川の高校出身者には5点、富山、福井については3点、現役・一浪生には5点を加えていた[4][3][5][6]。項目は加算され、同窓生の子で石川県の高校出身かつ現役・1浪生は20点加算されていた[3][5][6]。編入学試験の書類審査でも受験生が北陸3県の高校出身者、25歳以下の受験生に加点、27歳以上の受験生は減点の調整をしていた[3][7]。
脚注
^ 『松雲学園十年史』 松雲学園(現北陸大学)、1985年。
^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内
- ^ abcd“医学部で不適切入試、3大学公表 特定の受験生優遇など”. 朝日新聞. (2018年12月8日). https://www.asahi.com/articles/ASLD76F5LLD7UTIL05T.html 2018年12月8日閲覧。
^ “医学部不正、3大学で同時会見…福大副学長「びっくり」:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2018年12月8日閲覧。
- ^ ab“岩手医科大、編入試験で同大出身者優遇 3私大医学部が不適切入試会見” (日本語). 毎日新聞. 2018年12月8日閲覧。
- ^ ab“金沢医科大、AO入試で北陸の高校出身者に加点措置 - 社会 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. 2018年12月8日閲覧。
^ “北陸の高校出身者らに加点 金沢医科大、AO入試で” (日本語). CHUNICHI Web. 2018年12月8日閲覧。
関連項目
- 西日本の大学一覧
公式サイト
- 金沢医科大学
- 金沢医科大学病院
- 金沢医科大学氷見市民病院
- 能登北部総合医療研究所
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座標: 北緯36度39分22.2秒 東経136度38分48.6秒