50メートル競走
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2011年10月) |
50メートル競走(ごじゅうメートルきょうそう, 英語: 50 metres)は、50メートルをいかに短い時間で走るかを競う陸上競技のトラック競技で、短距離走に分類されるが正式種目ではない。また、この種目は学校等において、授業や体力テスト、新体力テスト等にも頻繁に実施される種目である。陸上関係者の間では50m(50メートル)や50と略される場合がほとんどである。また、小学校・中学校・高等学校の運動会や体育祭、体力測定などでは50メートル走と呼ばれることもある。この種目は記録自体を重視するというよりも、計測時のコンディションを把握するという点で大きな指標となるものでもある。
目次
1 室内記録
2 屋外記録
3 参考
4 注釈
5 脚注
6 関連項目
7 リンク
室内記録
- タイムの横にある+は60メートル競走の途中計時、Aは標高1000メートル以上の地点において記録された高地記録を意味する
記録 | タイム | 名前 | 所属 | 場所 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|
世界 | 5秒56A | ドノバン・ベイリー | カナダ | リノ | 1996年2月9日 |
アフリカ | 5秒61 | デジ・アリウ | ナイジェリア | リエヴァン | 1999年2月21日 |
アジア | 5秒69+ | ゲンナジー・チェルノヴォル | カザフスタン | リエヴァン | 2002年2月24日 |
南米 | 5秒75+ | ビセンチ・デ・リマ | ブラジル | リエヴァン | 2009年2月10日 |
ヨーロッパ | 5秒61 | マンフレート・ココット | 東ドイツ | 東ベルリン | 1973年2月4日 |
5秒61+ [注 1] | ジェイソン・ガードナー | イギリス | マドリード | 2000年2月16日 | |
北中米カリブ | 5秒56A | ドノバン・ベイリー | カナダ | リノ | 1996年2月9日 |
5秒56 [注 2] | モーリス・グリーン | アメリカ合衆国 | ロサンゼルス | 1999年2月13日 | |
日本 | 5秒75[3] | 朝原宜治 | 日本 | 日本 | 2002年5月2日 |
記録 | タイム | 名前 | 所属 | 場所 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|
世界 | 5秒96+ | イリーナ・プリワロワ | ロシア | マドリード | 1995年2月9日 |
アフリカ | 6秒04+ | チオマ・アジュンワ | ナイジェリア | リエヴァン | 1998年2月22日 |
アジア | 6秒31+ | スサンティカ・ジャヤシンゲ | スリランカ | リエヴァン | 2001年2月25日 |
南米 | 6秒31 | ジェニファー・イニス | ガイアナ | デイリーシティ | 1983年2月11日 |
ヨーロッパ | 5秒96+ | イリーナ・プリワロワ | ロシア | マドリード | 1995年2月9日 |
北中米カリブ | 6秒00 | マリーン・オッティ | ジャマイカ | モスクワ | 1994年2月4日 |
オセアニア | 6秒3 | パム・キルボーン | オーストラリア | トロント | 1965年1月29日 |
日本 | 6秒47 | 小西恵美子 | 烏山女高教員 | 神戸 | 1985年3月9日 |
屋外記録
記録 | タイム | 名前 | 所属 | 場所 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|
世界最高 | 5秒47+[注 3] | ウサイン・ボルト | ジャマイカ | ベルリン | 2009年8月16日 |
記録 | タイム | 名前 | 所属 | 場所 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|
世界最高 | 5秒93+[注 4] | マリオン・ジョーンズ | アメリカ合衆国 | セビリア | 1999年8月22日 |
参考
日本における児童、生徒の標準的な記録は小学校(6歳)の男子で11.57秒、女子で11.94秒、高校生(15歳)の男子で7.51秒、女子で8.98秒であった。平均からして、年々タイムが遅くなっている。また、クラスまたは学年の1番速い人達のタイムは、小、中、高問わず、だいたい速くなっている傾向があるが、下位の人達は、遅くなっている場合が殆どで、上位と下位の記録の格差が大きくなっている[7]。
日本の他のスポーツ選手の中には陸上選手の記録と同等以上の記録が報道される選手が存在するが、これらは陸上競技のルールに則った適切な状況下での計測事例ではない。
注釈
^ ドーピング検査が不十分なため、ヨーロッパ記録として公認されていない[2]。
^ ドーピング検査が不十分なため、世界記録として公認されていない[2]。
^ 100メートル競走時の途中計時[5]。
^ 100メートル競走時の途中計時[6]。
脚注
^ 50m indoor men records by discipline - IAAF
- ^ abWORLD & CONTINENTAL INDOOR RECORDS SOPOT 2014 statistics e-book 2014年5月10日閲覧
^ “IAAF: Nobuharu ASAHARA | Profile”. iaaf.org. 2018年9月18日閲覧。
^ 50m indoor women records by discipline - IAAF
^ IAAF-World-Championships-Beijing-2015.pdf
^ IAAF-World-Championships-Beijing-2015.pdf
^ 文部省による「平成17年度体力・運動能力調査」(抽出)
関連項目
- 陸上競技の世界記録一覧
- 陸上競技のアフリカ記録一覧
- 陸上競技のアジア記録一覧
- 陸上競技の南アメリカ記録一覧
- 陸上競技のヨーロッパ記録一覧
- 陸上競技の北中米カリブ記録一覧
- 陸上競技のオセアニア記録一覧
リンク
日本記録 - 日本陸上競技連盟
MEN INDOOR 50 METRES RECORDS - 国際陸上競技連盟 (英語)
WOMEN INDOOR 50 METRES RECORDS - 国際陸上競技連盟 (英語)
|