愛知県競馬組合
愛知県競馬組合(あいちけんけいばくみあい)とは、名古屋競馬場及び中京競馬場で地方競馬を主催(ただし、中京競馬場での開催は2002年1月以降休止)する一部事務組合である。愛知県、名古屋市、豊明市で構成される。調教施設として、弥富市に弥富トレーニングセンターを所有している。
目次
1 歴史
2 所属騎手
2.1 元所属騎手
3 主な活躍馬
4 脚注
5 外部リンク
歴史
「名古屋競馬場」および「中京競馬場#地方競馬での開催」を参照
所属騎手
騎手は愛知県騎手会(1963年設立[1])を組織している。2000年代には公式ウェブサイトを開設、運営していた[2]。
今井貴大(いまい たかひろ)
宇都英樹(うと ひでき)
大畑雅章(おおはた まさあき)
岡部誠(おかべ まこと)
尾崎章生(おざき あきお) - 2013年12月26日に一度引退したが、2015年8月1日付で騎手免許を再取得して復帰した[3]
柿原翔(かきはら しょう)
加藤誓二(かとう せいじ) - 2010年5月7日に一度引退したが、尾崎と同様2015年8月1日付で騎手免許を再取得して復帰した[3]。
加藤聡一(かとう そういち) - 2016年4月1日付で騎手免許取得[4]、同年4月19日にデビュー。2016年の第49回日本プロスポーツ大賞で新人賞[5]を、NARグランプリ2016で優秀新人騎手賞を獲得[6]。
加藤利征(かとう としゆき)
木之前葵(きのまえ あおい)
戸部尚実(とべ なおみ) - 2004年6月時点の騎手会長[1]。
友森翔太郎(とももり しょうたろう)
丹羽克輝(にわ かつき)
藤原良一(ふじはら りょういち)
丸野勝虎(まるの かつと)
丸山真一(まるやま しんいち)
宮下瞳(みやした ひとみ) - 現姓・小山(ただし登録名は旧姓をそのまま使用[7])。2011年8月16日に一度引退したが、2016年8月1日付で騎手免許を再取得して復帰した[8]。2017年7月に引退(後述)した小山信行は夫[7]。また2018年9月まで兵庫県競馬組合に騎手として所属していた宮下康一は実兄[9]。
村上弘樹(むらかみ ひろき)
山田祥雄(やまだ さちお) - 2013年3月24日に廃止となった福山競馬から同年4月1日付で移籍[10]。
横井将人(よこい まさと)
元所属騎手
坂本敏美(さかもと としみ) - 1985年7月19日に競走中の落馬事故で頸椎損傷の重傷を負い騎手生命を絶たれ[11][12]、その後福井県勝山市で療養生活を送っていたが[13]、2008年2月10日逝去[12]。
沢井守(さわい まもる) - 2002年2月19日引退。
清家義徳(せいけ よしのり) - 2009年10月1日引退。
倉地学(くらち まなぶ) - 2010年12月23日引退。2011年1月1日付で調教師に転身[14]。
福重正吾(ふくしげ しょうご) - 2010年12月23日引退。
竹田吉秀(たけだ よしひで) - 2011年3月25日引退。
柴田直樹(しばた なおき) - 2012年4月13日引退。
吉田稔(よしだ みのる) - 2012年9月30日引退。その後北海道日高町に移住して育成牧場を経営[15]。
阪野学(ばんの がく) - 2014年1月18日付でホッカイドウ競馬へ移籍[16]。
兒島真二(こじま しんじ) - 2015年2月15日付で佐賀競馬へ移籍[17]。
竹下太(たけした ふとし) - 2015年7月31日付で引退、翌8月1日付で調教師に転身[18]。
深見勇也(ふかみ ゆうや) - 2015年12月18日引退[19]。
山本茜(やまもと あかね) - 2015年12月31日、騎手免許失効により引退[20]。
持原大志(もちはら たいし) - 2016年3月31日引退[21]。
八木直也(やぎ なおや) - 2016年5月6日引退[22]。
安部幸夫(あべ ゆきお) - 2016年7月31日付で引退、翌8月1日付で調教師に転身[23]。
小山信行(おやま のぶゆき) - 妻は宮下瞳。2017年1月から韓国・釜山慶南競馬場において調教専門厩務員として活動していたが[7]、騎手免許満了日の同年7月31日付で引退[24]。
主な活躍馬
- ジュサブロー - 1986年にオールカマーを勝ち、ジャパンカップにも出走(結果は6着)。
- マルブツセカイオー - 交流元年の1995年にオグリキャップ記念を制覇。
ゴールデンチェリー - 2000年にクラスターカップを制覇。- ゴールドプルーフ - 2001年に全日本サラブレッドカップ(現在は廃止)を勝利した後、2003年には東海ステークスを制覇。
- ブラウンシャトレー - 2000年にサラブレッドチャレンジカップ(現在は廃止)を勝った。中央にも遠征し、好成績を収めた。
マルカセンリョウ - 中央では1勝しか挙げられなかったが、移籍後は2003年に名古屋大賞典、2004年にはかきつばた記念を制覇。
ヨシノイチバンボシ - 2005年にかきつばた記念を制覇。- タカラアジュディ - 2004年に名古屋優駿(当時は統一GII)を制覇。
- キングスゾーン - 2007年にサマーチャンピオンを制覇。
脚注
- ^ ab“第2回「名古屋競馬のあり方懇談会」議事録 (PDF)” (日本語). 愛知県. p. 3 (2004年6月10日). 2012年2月24日閲覧。
^ “愛知県騎手会ホームページ”. 2007年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月12日閲覧。
- ^ ab“NAR 調教師・騎手試験合格者を発表”. スポーツニッポン新聞社. (2015年7月15日). https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2015/07/15/kiji/K20150715010736450.html 2018年2月17日閲覧。
^ “NAR新規合格者発表 調教師3人、騎手は7人”. スポーツニッポン新聞社. (2016年3月16日). https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2016/03/16/kiji/K20160316012220530.html 2018年2月17日閲覧。
^ “2016年 第49回日本プロスポーツ大賞 地方競馬の受賞者が決定”. 地方競馬全国協会 (2016年12月20日). 2016年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月17日閲覧。
^ 『NARグランプリ2016』に愛知から表彰馬2頭・表彰者4名が受賞!! - 名古屋競馬オフィシャルサイト、2017年1月11日掲載、2017年2月14日閲覧
- ^ abc“名古屋競馬所属・宮下瞳の復帰支えた夫・小山信行の新たな挑戦”. スポーツニッポン新聞社 (2016年12月16日). 2016年12月16日閲覧。
^ 名古屋競馬の宮下瞳が騎手復帰、女性最多626勝 - 日刊スポーツ、2016年7月13日掲載、2016年7月14日閲覧
^ “園田の宮下康一騎手が引退”. netkeiba.com. (2018年9月26日). http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=143333 2018年9月26日閲覧。
^ 福山競馬の山田祥雄騎手が名古屋競馬に移籍 - スポーツニッポン新聞社、2013年3月27日掲載、2016年10月12日閲覧
^ 『新版競馬歴史新聞』 p163「坂本敏美騎手 落馬事故で再起不能」(競馬歴史新聞編集委員会編、日本文芸社、2004年4月、ISBN 4-537-25205-7。)
- ^ ab“アンカツでもかなわなかった伝説のジョッキー/トレセン発秘話”. netkeiba.com (2018年2月9日). 2018年9月25日閲覧。
^ “高知競馬という仕事【9】 第4部・神様を追いかけて”. 高知新聞社 (2003年3月24日). 2007年5月15日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年6月19日閲覧。
^ 斉藤正弘ら現役騎手3人、調教師試験に合格 - スポーツニッポン新聞社、2010年12月17日掲載、2016年10月18日閲覧
^ 吉田稔さん 名古屋の名手から“子育てパパ”に - スポーツニッポン新聞社、2013年5月31日掲載、2016年10月18日閲覧
^ 阪野 学 騎手がホッカイドウ競馬に移籍 - 名古屋競馬オフィシャルサイト、2014年1月14日掲載、2016年6月23日閲覧
^ 兒島 真二 騎手が佐賀競馬に移籍 - 名古屋競馬オフィシャルサイト、2015年2月5日掲載、2015年2月16日閲覧
^ “平成27年度 第1回調教師・騎手免許試験新規合格者について”. 地方競馬全国協会 (2015年7月14日). 2018年2月17日閲覧。
^ 深見 勇也騎手の引退について - 名古屋競馬オフィシャルサイト、2015年12月18日掲載、2016年2月4日閲覧
^ 名古屋競馬の【山本 茜】騎手について - 名古屋競馬オフィシャルサイト、2015年12月31日掲載、2016年2月4日閲覧
^ 持原大志騎手の引退について - 名古屋競馬オフィシャルサイト、2016年3月30日掲載、2016年4月2日閲覧
^ 名古屋競馬騎手の動向について - 名古屋競馬オフィシャルサイト、2016年5月6日掲載、2016年5月11日閲覧
^ “平成28年度 第1回調教師・騎手免許試験新規合格者について”. 地方競馬全国協会 (2016年7月13日). 2018年2月17日閲覧。
^ 名古屋競馬の小山信行騎手・山内和明調教師の引退について - 名古屋競馬オフィシャルサイト、2017年7月28日掲載、2017年7月31日閲覧
外部リンク
- 名古屋競馬オフィシャルサイト
愛知県競馬組合規約 - 名古屋市例規類集(名古屋市)