舞曲
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舞曲(ぶきょく)は、舞踏のリズムを取りやすくするなどのために使われる伴奏の音楽、あるいは、舞踏のリズムを取り入れた小規模な楽曲。西洋音楽において、舞曲は単独の作品として作曲される場合と、大規模な作品の一部として使用される場合の2つのケースがある。なおバレエ音楽は舞踏のための伴奏音楽に違いないが、一般には舞曲に含めない。
目次
1 大規模な作品のなかにおける舞曲
2 舞曲の種類
3 主な作曲家と作品
4 関連項目
大規模な作品のなかにおける舞曲
バロック時代においては、複数の舞曲を組み合わせて組曲とし、それをもってひとつの作品とするケースが多かった。また古典派の交響曲では、第3楽章に舞曲(主にメヌエット)が使用されることが多かった。ロマン派以降の交響曲では、メヌエットはスケルツォに発展し、舞曲としての性格は弱まっていった。また、交響曲から舞曲を省略する例も多く見られるようになった。
舞曲の種類
- アルマンド
- エコセーズ
- ヴォルテ
- エスタンピ
- ガイヤルド
- ガヴォット
- クーラント
- クラコヴィアク
- クヤヴィアク
- サラバンド
- サルタレロ
- ジグ
- シチリアーナ
- シャコンヌ
- タランテラ
- タンゴ
チャールダーシュ(またはチャルダッシュ)
- ヴェルブンク
- ヴェルブンコシュ
- パスピエ
- パヴァーヌ
- バス・ダンス
- パッサカリア
- バレ
- フォリア
- ブランル
- ブレー
- ポルカ
- ポルスカ
- ボレロ
- ポロネーズ
- マズルカ
- ミュゼット
メヌエット
- (スケルツォ)
- リゴドン
ワルツ
- ウィンナワルツ
- レントラー
主な作曲家と作品
ブラームス - 『ハンガリー舞曲』
ドヴォルザーク - 『スラヴ舞曲』
コダーイ - 『ガランタ舞曲』、『マロシュセーク舞曲』
ヤナーチェク - 『ラシュスコ舞曲』
バルトーク - 『ルーマニア民俗舞曲』
吉松隆 - 『プレイアデス舞曲集』
関連項目
オルケゾグラフィ - トワノ・アルボの著した舞踊指南書(1588/89)
テルプシコーレ - ミヒャエル・プレトリウスの舞曲集(1612)