スティーヴン・タイラー














































スティーヴン・タイラー
Steven Tyler

Steve-Tyler.jpg
2013年頃のフォト

基本情報
出生名
Steven Victor Tallarico
生誕
(1948-03-26) 1948年3月26日(70歳)
出身地
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク州ヨンカーズ
ジャンル
ロック
ブルース
ブルース・ロック
ハード・ロック
ヘヴィメタル
職業
シンガーソングライター
ミュージシャン
俳優
マルチプレイヤー
タレント
担当楽器
ボーカル
ハーモニカ
キーボード
ピアノ
バイオリン
ギター
ドラムス
サックス
パーカッション
メロトロン
トランペット
ダルシマー
フルート
マンドリン
マラカス
ベース
アコーディオン
活動期間
1961年 - 現在
レーベル
コロムビア・レコード
ゲフィン・レコード
共同作業者
エアロスミス

スティーヴン・タイラーSteven Tyler、本名: スティーヴン・ヴィクター・タラリーコ Steven Victor Tallarico、1948年3月26日 - )は、ロックバンド「エアロスミス」のボーカリスト。アメリカ・ニューヨーク出身。イタリア系アメリカ人である。イタリアとウクライナ系・ポーランド系ユダヤ人(当時はロシア)、ドイツ人とインディアンのチェロキー族の血筋[1]。大きな口が特徴。ジョー・ペリーと共にソングライティングを手掛けており、バンドのフロントマンである。身長177cm。血液型不明(2017年4月現在)


「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第99位[2]




目次






  • 1 経歴


  • 2 パフォーマンス


  • 3 その他


  • 4 日本との関わり


  • 5 出典


  • 6 外部リンク





経歴


1989年、アリス・クーパーのアルバム『トラッシュ』の収録曲「オンリー・マイ・ハート・トーキン」にゲスト参加。


リンゴ・スターのアルバム『ヴァーティカル・マン〜リンゴズ・リターン』(1998年)の「Drift Away」は、リンゴとトム・ペティとアラニス・モリセットがボーカルを取り、スティーヴン・タイラーはドラムスを担当しているが、スティーヴンがボーカルを担当している貴重音源のプロモーション・テイクが存在する。また、同作ではビートルズのセルフ・カヴァー「ラヴ・ミー・ドゥ」で、ハーモニカを演奏した。


2005年、サンタナのアルバム『オール・ザット・アイ・アム』、ジャズ・トランペット奏者クリス・ボッティのアルバム『To Love Again』にゲスト参加している。


2011年、全米視聴者数No.1の人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』において、シーズン10より審査員となる。


2011年5月25日に、シングル「フィール・ソー・グッド」をリリース。
2016年7月に、初のソロアルバム「サムバディ・フロム・サムウェア(We're All Somebody from Somewhere)」をリリース。
2017年4月には、ソロとして初のライブを日本で開催。



パフォーマンス


アメリカ人であるためか、元々のイギリスのハード・ロックにはないブルースやR&Bに対する独特の解釈があり、1stの『野獣生誕』(Aerosmith)では喉に力を込めた黒っぽさを感じさせる歌い方のせいか、同じくブラックミュージックから強い影響を受けたとされる、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーと容姿ともに比較されることが多かった。しかし、以降の『飛べ!エアロスミス』(Get Your Wings)、『闇夜のヘヴィ・ロック』(Toys in the Attic)、『ロックス』(Rocks)と続くに連れて、ロバート・プラントから影響を受けたとされる高音の鋭いシャウトや、独特なスキャットなどを用いるようになり、徐々に独自のスタイルを確立していった。


高音に達するとのどを嗄らすかのように振るわせ、叫び声のような歌い方も特徴である。若い頃よりも声の出が良くなっており、特に「Back in the Saddle」などでのシャウトは40~50代になってからの方が迫力がある。母国のアメリカでは、セックスシンボルおよび、ロックアイコンとして今なお多くのボーカリストから尊敬を集めており、モトリー・クルーのヴィンス・ニール、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズ、日本でもB'zの稲葉浩志など、後のロック・シンガーにも強く影響を与えた。しゃがれた声でシャウトするようなイメージが強い反面、「Angel」などのバラードでは綺麗なハスキーボイスで歌いこなす。その独特の歌唱法から「絶叫悪魔」(The Demon of Screamin)と称される時も。


派手派手しいステージ衣装とマイクに巻きつけたスカーフがトレードマーク。初期にはジャックダニエルの酒瓶を持って登場していた。



その他




トキシック・ツインズ


ボストン・レッドソックスのファン。頻繁に観戦に訪れ、2010年の開幕戦では7回表終了後に登場し、「God Bless America」を独唱した[3]。レッドソックスのTシャツを着て歌うこともあり、カート・シリングなど選手との親交もある。またNFLのニューイングランド・ペイトリオッツも応援しており、2012年ペイトリオッツの本拠地ジレット・スタジアムで行われたAFCチャンピオンシップゲームでアメリカ国歌斉唱を行っている[4]


ジョー・ペリーとのコンビは'ザ・トキシック・ツインズ'(The Toxic Twins)と呼ばれる。


少年時代は、ドラムスを演奏していて、ドラマーを志望していた。主に、ザ・ベンチャーズなどを演奏していたようで、現在も、ベンチャーズからの影響を公言しているほどの熱烈なファンである。ベンチャーズのメンバーを東京ドームでのライブに招待したり、楽屋への表敬訪問を度々行っている。


映画『アルマゲドン』で有名なハリウッド女優、リヴ・タイラーの実父である。リヴ本人は、物心付く前に両親が別れていたために、スティーヴンの顔を覚えておらず、成長してエアロスミスのファンとなった頃に、スティーヴンが自分の実父であることを知り、非常に驚いたという。



日本との関わり



  • 日本通として知られており、たい焼きとポンジュースを愛好する。スティーヴンだけでなくエアロスミスのメンバー全員たい焼き好きで、日本公演終了後、大量に購入して帰国したことがあったが、誰かが機内で全て食べてしまい、それを知ったスティーヴンが大激怒し、バンドが解散の危機に瀕したというエピソードがある。この話を聞いた日本のたい焼き機メーカーが、スティーヴンにたい焼き機をプレゼントした[5]

  • 「貧乏暇無し」ということわざを気に入っており、来日の際には「我々がこの年齢まで活動する理由さ。その通りだろう?」とジョークを飛ばす事がある。

  • 2013年のジャパンツアーファイナルのため、来阪した際には、大阪十三のドンキホーテへの来店や路上ライブを行っていたイーゼル芸術工房へ飛び入りセッションを行い、翌日の公演にバンドメンバーを招待し、楽屋に招き入れ、話題となった[6]

  • 2010年公開の映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の主題歌「LOVE LIVES」を歌った[5]



出典





  1. ^ Liv Tyler liv tyler, hot, american, actress, armageddon, grace ...


  2. ^ Rolling Stone. “100 Greatest Singers: Steven Tyler”. 2013年5月26日閲覧。


  3. ^ エアロスミスのS・タイラー、MLB開幕戦で熱唱 -ロイター芸能ニュース- 映画・音楽・芸能(asahi.com 2010年4月5日閲覧)


  4. ^ “エアロスミスのタイラー氏、国歌斉唱の騒動に理解できず”. NFL JAPAN (2012年2月4日). 2012年2月6日閲覧。

  5. ^ abサイゾーウーマン「たい焼きでバンドが解散!? 愛すべき親日家セレブベスト5を発表!|サイゾーウーマン」2010年10月11日


  6. ^ “エアロスミス、タイラーが梅田の街に突如降臨―夢を追いかける若者に素敵なプレゼント”. otakuma.net (2013年8月19日). 2015年1月19日閲覧。




外部リンク



  • 日本公式サイト

  • Steven Tyler















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