CoCo (アイドルグループ)








































CoCo
出身地
日本の旗 日本
ジャンル
アイドル歌謡曲
活動期間
1989年 - 1994年
レーベル
ポニーキャニオン
事務所
プロダクション尾木
メンバー
 宮前真樹(みやまえ まき) -  乙女塾1期生
 羽田惠理香(はねだ えりか) - 同1期生
 大野幹代(おおの みきよ) - 同1期生
 三浦理恵子(みうら りえこ) - 同2期生

旧メンバー
 瀬能あづさ(せのう あづさ) - 乙女塾2期生
 ※1992年5月脱退


CoCo(ココ)は、1989年、フジテレビのテレビ番組『パラダイスGoGo!!』内の乙女塾から誕生した、女性アイドルグループである。当初メンバーは5人だったが、1992年に瀬能あづさが脱退[1]し、その後は4人で活動を続け、1994年に解散。




目次






  • 1 メンバー


  • 2 来歴


  • 3 エピソード


  • 4 音楽


    • 4.1 シングル


    • 4.2 アルバム


    • 4.3 その他




  • 5 出演番組


    • 5.1 テレビ


    • 5.2 ラジオ




  • 6 コンサートツアー


  • 7 脚注


  • 8 関連項目





メンバー




  • 宮前真樹(みやまえ まき)-乙女塾1期メンバー


  • 羽田惠理香(はねだ えりか)-乙女塾1期メンバー


  • 大野幹代(おおの みきよ)-乙女塾1期メンバー


  • 三浦理恵子(みうら りえこ)-乙女塾2期メンバー


  • 瀬能あづさ(せのう あづさ)-乙女塾2期メンバー、1992年5月17日、日本武道館でのコンサートを最後に脱退。



来歴


1989年9月に「EQUALロマンス」でデビュー[1]して以降、「横浜Boy Style」まで、11曲連続ベスト10入り、3枚目のシングル「夏の友達」から「Newsな未来」まで、4曲連続ベスト3入りを果たしている。
乙女塾全体としてのレギュラー番組である『パラダイスGoGo!!』と『週刊スタミナ天国』を除くと、レギュラー番組を持たなかった。


中心メンバーだった瀬能あづさがソロ活動専念を理由に、1992年5月17日の日本武道館公演を最後に脱退[2]。その際、新メンバー補充の計画もあり、ファンクラブの会員に対し応募要項、応募用紙が送付されたりしたものの結局メンバー補充は白紙となり[3]、その後1994年9月30日に解散するまで4人での活動を継続した。なお、三浦理恵子は解散後から現在もプロダクション尾木に所属しており、残り3人はそれから数年後、事務所を移籍した[4]



エピソード



  • 5人時代の頃は、テレビで唄う時の衣装は色別ものの衣装が多かったが、特別、誰が必ずこの色を着るということははっきりと決まっていなかったらしい。そのため、メンバーは毎回、ローテーションで違う色を着るというケースも少なくなく、光GENJIやかつての音松くんを演じた時のSMAPなどのようなメンバーそれぞれのイメージカラーを定着することができなかった。しかしながら、宮前=赤羽田=緑瀬能=青三浦=ピンク大野=黄となるパターンが割合多く、特に「ささやかな誘惑」が発売された頃にはそのパターンがイメージカラーとして定着しつつあった[5]。しかし、次作「Live Version」では、3種類の衣装が用意されていたものの、最も使用頻度の高かった衣装では瀬能=黒三浦=青、となっており(他の3人は変更なし)、同一カラーを長期間定着することはなかった[6]

  • CoCoにはリーダーがいなかったが、年長者の宮前と羽田がそれぞれリーダー的役割を果たしていた。コンサート等での司会進行は主に2人が担当し、歌番組等でグループを代表して話す場面では羽田が、コンサートの段取り等をメンバーに説明する場面では宮前が、主にその役目を担っていた。雑誌のインタビューでも、最初に話すメンバーが宮前もしくは羽田であり[7]写真集では宮前が「切り込み隊長」とまで言われていた。[要出典]

  • CoCoがテレビで歌を披露する時には、基本的に瀬能がセンターを務めていて、CDジャケットにおいても彼女が中央に写ることが多かった。そのため、「CoCoのエースは瀬能あづさ」というイメージが多くのファンに浸透していった[6]

  • 『BOMB』では解散までに半年に1回ペースで巻頭を飾っていた。しかも7回で新記録である。ソロ活動が充実してきた1992年は、1年のうち5回がCoCo・メンバーであった。

  • 瀬能卒業後の「メンバー補充計画」はメンバーも驚いたという。メモリアル写真集「未来はCoCoから」の中でも、「4人で泣いて抗議した」という宮前の記述が見受けられる。また、後に瀬能はこのことに関して、「私を必要としてくれていたんだな、と思えて嬉しかった」と語っている[要出典]

  • 現在、宮前・大野・三浦には親交があることが確認されており、三浦と宮前はお互いのブログに度々写真を掲載している[8]


  • MEG-CDでも一部が復刻されているが、販売サイトでのアーティスト一覧では「アイドルグループ」が括弧書きで付記されている。これは、1983年に同名の男性フォークデュオ[9]が活動していて、同じく復刻されている同グループの唯一のアルバムが紹介されていることによる(日本コロムビアのオンデマンドCDのページにリンクしている。こちらにはアーティスト名に注釈がない)。



音楽


※最高位はオリコン調べ



シングル









































































































































No.
タイトル
発売日
最高位
楽曲制作
備考
1

EQUALロマンス
1989年9月6日
7位
作詞: 及川眠子
作曲: 山口美央子
編曲: 中村哲
テレビアニメ『らんま1/2』エンディングテーマ
フジテレビキャンペーンCMソング
1991年に『らんま1/2』にてDoCo、
2003年にPrièreがカヴァー

c/w 乙女のリハーサル
2

はんぶん不思議
1990年1月24日
4位
作詞: 及川眠子
作曲: 岩田雅之
編曲: 有賀啓雄
自己最大セールス作品
日本テレビ系『歌のトップテン』にもランクイン
2011年に中川翔子がカヴァー

c/w 天使のチャイム
3

夏の友達/思い出がいっぱい
1990年5月17日
3位
作詞: 和泉ゆかり
作曲: 山口美央子
編曲: 亀田誠治
「夏の友達」 フジテレビ系『鶴太郎のギャグハラスメント』エンディングテーマ
「思い出がいっぱい」 アニメ『らんま1/2 熱闘編』オープニングテーマ
デビュー曲同様1991年にDoCoがカヴァー
4

ささやかな誘惑
1990年9月5日
3位
作詞: 及川眠子
作曲: 都志見隆
編曲: 中村哲
フジテレビ系『鶴太郎のギャグハラスメント』エンディングテーマ

c/w メロディー
5

Live Version
1991年1月1日
3位
作詞: 田口俊
作曲: 都志見隆
編曲: 中村哲
ハウスミュージックを取り入れたダンスナンバー

c/w 神様はいじわるじゃない
6

Newsな未来
1991年4月10日
3位
作詞: 及川眠子
作曲: 羽田一郎
編曲: 羽田一郎
世界情勢をモチーフにした楽曲

c/w 幸せかもね
コンサートの定番
7

無敵のOnly You
1991年7月31日
4位
作詞: 及川眠子
作曲: 羽田一郎
編曲: 有賀啓雄

太陽石油CMソング

c/w キミがくれた宝石(ジュエル)
明星創刊40周年記念募集歌
8

夢だけ見てる
1991年12月4日
7位
作詞: 森本抄夜子
作曲: 朝倉紀幸
編曲: 十川知司
同名ビデオがコンサート会場限定で販売された

c/w お願いHOLD ME TIGHT
9

だから涙と呼ばないで
1992年4月17日
7位
作詞: 森本抄夜子
作曲: 羽田一郎
編曲: 亀田誠治
今作を最後に瀬能が脱退
5人のCoCoとして最後のシングル

c/w 黄昏通信〜たそがれどきに想ってる〜
10

夏空のDreamer
1992年8月5日
9位
作詞: 森本抄夜子
作曲: 朝倉紀幸
編曲: 亀田誠治
瀬能脱退後初のシングル

c/w やさしさの法則
11

横浜Boy Style
1992年11月20日
10位
作詞: 及川眠子
作曲: 後藤次利
編曲: 後藤次利

プロ野球横浜ベイスターズイメージソング

c/w WINNING
同球団の応援歌
現在でも応援歌として球場で歌われている
12

ちいさな一歩で
1993年4月21日
20位
作詞: 森本抄夜子
作曲: 朝倉紀幸
編曲: 澤近泰輔
「夢だけ見てる」に次ぐ前向きなメッセージソング

c/w みんな大丈夫
13

恋のジャンクション
1993年11月3日
37位
作詞: 及川眠子
作曲: 川上明彦
編曲: 亀田誠治
1970年代ムード歌謡を取り入れた楽曲

c/w Sweet Energy〜未来は味方〜
14

You're my treasure〜遠い約束
1994年7月6日
17位
作詞: 森本抄夜子
作曲: 羽田一郎
編曲: 亀田誠治
ラストシングル

c/w あなただから好きなの


アルバム


  • オリジナルアルバムは "s" から始まる単語で統一されている。





















































































































タイトル
発売日
最高位
収録曲
1st

Strawberry
1990年3月14日
2位

2nd

Snow Garden
1990年11月7日
5位

3rd

STRAIGHT
1991年3月21日
9位

Best

CoCo1番!
1991年7月10日
12位
「Newsな未来」までのシングル曲を全て収録のベスト盤
4th

Share
1992年3月25日
13位

5th

Sylph
1992年12月16日
29位

Best

CoCoパーソナルベスト
1993年8月20日
22位
各メンバーのソロシングル集
企画

モダンどうよう(featuring CoCo)
1993年8月20日
46位
フジテレビ『ウゴウゴルーガ』より
6th

Sweet & Bitter
1994年7月21日
28位
ラスト・オリジナルアルバム
Best

Singles
1994年8月3日
29位
全シングルを収録したベスト盤
Best

MYこれ!クション CoCo BEST
2001年11月21日

リマスタリング音源のベスト盤
企画

STRAIGHT+シングルコレクション
2008年7月16日

3rdアルバムにシングル8曲をプラスした復刻企画盤
Best

CoCo☆うたの大百科その1
2008年9月3日
293位
CoCoの全楽曲(53曲)を、五十音順で収録した3枚組
デジタル・リマスター盤(DSD Mastering&SNS)
72ページ豪華ブックレット封入
Best

CoCo☆うたの大百科その2
2008年9月3日
300位
アルバム収録のソロ楽曲とバージョン違いを17曲収録
全シングルのコンサート映像とPV3曲を収録したDVD付き
デジタル・リマスター盤(DSD Mastering&SNS)
48ページ豪華ブックレット封入
オールカラー32ページ・ジャケットギャラリーブック付き
Best

MYこれ! Lite CoCo
2010年4月21日




その他


シングル化やアルバム収録はされていないが、コンサートでたびたび歌われた曲が2曲が存在する。2曲とも谷山浩子の、NHK『みんなのうた』で使用された楽曲である。



  • 恋するニワトリ(原曲は谷山浩子のアルバム『空飛ぶ日曜日』に収録)


  • しっぽのきもち(原曲は谷山浩子のアルバム『しっぽのきもち』に収録)



出演番組



テレビ




  • パラダイスGoGo!!(フジテレビ) 1989年4月 - 1990年3月


  • 週刊スタミナ天国(フジテレビ) 1990年4月 -


  • アイドルオンステージ(第1期)(NHK) 1993年10月 - 1994年9月

  • 乙女塾専科(フジテレビ) 1990年7月 - 1991年3月

  • THE HOP(フジテレビ) 1991年4月 - 1992年3月


  • オールスター感謝祭(TBS) 1992年10月 - 1994年3月


  • 突然バラエティー速報!!COUNT DOWN100(TBS) 1992年10月 - 12月



ラジオ




  • CoCoのドリームパレット(文化放送)


  • CoCo5カラットのロマンス(文化放送)


  • CoCo Stay with Dream(文化放送)


  • 斉藤一美のとんカツワイド(文化放送)


  • CoCo恋は大騒ぎ(ニッポン放送)


  • ピンクワンダーランドCoCo一番(ニッポン放送)

  • CoCoのオールナイトニッポン(ニッポン放送)


  • Radio THIS(MBSラジオ)



コンサートツアー


※単発イベント等は除く

























































































タイトル
期間
公演数
備考
CoCoファーストコンサート
1990年1月26日

渋谷公会堂
1公演

ribbonがゲスト出演
1990年3月21日
-4月7日

中野サンプラザ
他関東6ヶ所7公演
追加公演
渋谷公会堂の公演とは別構成
CoCo夏'90
1990年7月28日
-8月25日
中野サンプラザ
他全国14ヶ所16公演

CoCoコンサート'91
春はCoCoから
1991年1月10日
-1月20日
中野サンプラザ
他全国4ヶ所5公演

1991年3月23日
-5月5日
中野サンプラザ
他全国15ヶ所16公演
追加公演
CoCo夏'91
1991年7月22日
-8月31日

東京ベイNKホール
他全国15ヶ所15公演
NKホール公演サブタイトル「TOKYO BAY N.K. SPECIAL」
CoCoコンサート'92
春はCoCoから
1992年1月5日
-1月19日
東京ベイNKホール
他全国4ヶ所5公演

1992年3月20日
-5月17日

日本武道館
他全国22ヶ所22公演
追加公演
ツアー最終公演「武道館SPECIAL」をもって瀬能が卒業
CoCo夏'92
1992年7月22日
-8月31日
中野サンプラザ
他全国10ヶ所10公演
全日程の前日昼公演が三浦、夜公演が瀬能のソロコンサート
CoCoコンサート'93
春はCoCoから
1993年1月7日
-1月24日

府中の森芸術劇場
他全国5ヶ所6公演

1993年3月23日
-5月8日

東京厚生年金会館
他全国14ヶ所15公演
追加公演
CoCo夏'93
1993年7月24日
-8月27日
東京厚生年金会館
他全国7ヶ所8公演
東京公演に瀬能がゲスト出演
CoCoコンサート'94
春はCoCoから
1994年1月6日
-1月23日
中野サンプラザ
他全国6ヶ所6公演

CoCo夏'94
CoCo was CoCo made
1994年7月25日
-8月21日
東京ベイNKホール
他全国13ヶ所17公演
ファイナルコンサート、最終日に瀬能がゲスト出演


脚注



  1. ^ ab岡島紳士、岡田康宏『グループアイドル進化論: 「アイドル戦国時代」がやってきた!』2011年、198ページ


  2. ^ サンケイスポーツ 1992年5月18日芸能面など


  3. ^ メモリアル写真集「未来はCoCoから」における記述より


  4. ^ 宝島社『NIPPONアイドル探偵団2000』p.122、p.179、p.209、p.215


  5. ^ BOMB 1991年3月号「巻末コンサート特集コーナー CoCo夏'90」など

  6. ^ abBOMB 1991年3月号「"春はCoCoから"コンサートin名古屋 追跡レポート」など


  7. ^ BOMB 1990年2月号「CoCoへおいでよ!5人の個々を徹底チェック!」など


  8. ^ “プチ同窓会”. 宮前真樹オフィシャルブログ「foodays note」 (2011年9月11日). 2015年12月1日閲覧。など


  9. ^ 元とんぼちゃんの伊藤豊昇と、シンガーソングライターとして活動してた谷口雅洋(現:谷口守)の2人。シングル曲では『1973年のキャサリン』がある。この曲の歌詞を改めた『いとしのキャサリン』が、新潟テレビ21のイメージソングとして使われた。



関連項目



  • ribbon

  • DoCo

  • 伊集院光

  • 斉藤一美





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