水谷大輔
水谷 大輔(みずたに だいすけ、1962年10月3日 - )は、日本のアイドル歌手。2オクターブ3度の声域を持つ実力派歌手。長野県長野市出身。血液型O型。水谷大輔の名は芸名。名付け親は所属事務所「ボンド企画」の代表高杉敬二。
目次
1 プロフィール
2 エピソード
3 趣味・特技
4 主な曲
5 主な出演ドラマ
プロフィール
日本テレビ「スター誕生!」で合格、32回決戦大会グランプリ受賞。1981年6月21日「星屑海岸」で歌手デビュー。1982年までにCBSソニーよりシングルレコードを2作リリース。フォークギターを持ち湘南サウンドをイメージした曲。
エピソード
- スター誕生に応募したのは本人ではなく、その母親であるとされている。高校3年の1980年、岸田智史の「きみの朝」を歌い予選に臨む。信越放送にて一次審査・二次審査を通過。本選・決戦大会は共に会場は後楽園ホール。本選での点数は408点と同番組が始まって以来の最高得点を得た。初代採点方式時代では歴代1位の記録となる。(翌年採点方式の変更があり、審査員点数のみでは中森明菜が歴代1位。この時のゲストが水谷大輔だった)
趣味・特技
- ラジコン飛行機によるアクロバット飛行 スポーツでは水泳・スピードスケート・スキー 小学生の頃からジュニアスピード選手として活動していた、スキーは指導員資格を持つ。変わった所ではモーターボートのレーシングライセンスを所持、番組で出場した熱海オーシャンカップレースでは優勝した経歴がある。
主な曲
- 「星屑海岸」
- 「二人の世界」
- 「風よ急げ」
- 「ローズマリーの坂道」
いずれも作曲は都倉俊一、作詞は阿久悠。
エピソード:
デビュー曲の「星屑海岸」のジャケットは湘南七里ヶ浜で撮影。この時点でギターの腕前はプロレベルであったが何故かレコーディングには本人がギター参加していない。実際にレコーディング演奏したのはCBSソニー契約のミュージシャン。この曲はコード進行の難しい曲でミュージシャンが1箇所の演奏ミスをしていたが誰も気付かなかった。後日この録音を聴いた水谷が演奏ミスを指摘、かなりの音感の持ち主である事を改めてスタッフ一同知る事となるが、期日の関係から録り直しが出来ずそのままレコード化されている。
尚ステージでは同じ事務所の先輩である松崎しげるのギターを持って立つ。
80年代男性アイドル時代と言われる中、その歌唱を生かし60年代の曲を現代風にアレンジした「星屑海岸」で挑む。同期に近藤真彦・沖田浩之・竹本孝之・松村雄基らそうそうたるメンバーがいる、歌唱ではナンバー1と言われたがギンギンアイドル全盛の時代にその実力を生かす事は難しかった様であり、その後役者への転向を図る。バラード調の「ローズマリーの坂道」では当時10代の男性歌手には難しいとされた曲であるが、見事に歌い切っていた。
主な出演ドラマ
俳優活動も盛んに行い、TBSテレビドラマ「消防官物語・風に立て」の主役。同番組の主題歌「風よ急げ」も歌う。
他には「天まであがれ」「サラダ記念日」「積木くずし」 「火曜サスペンス」 「外科医 城戸修平」(1983年、TBS系)、「赤いこうもり傘」(1985年、フジテレビ系)、「迷犬ルパンは名探偵?」(1985年、テレビ朝日系)「ザ・ハングマンV」、「水戸黄門」「暁に斬る!」など。
映画では本田美奈子主演の「パッセンジャー/過ぎ去りし日々」にチームメイトとして出演
1990年頃に芸能界を引退したと伝えられているが事務所が事業拡大に失敗、倒産。所属していたタレントは散々になってしまった。その後を知る者がなく詳しい事は分かっていない。日本テレビ「スター誕生!」も番組終了以降、彼の履歴は残っておらず「不明」となっている。
当時「ボンド企画」に所属していた主なタレント(芸能部とモデル部があった)
- 松崎しげる
杏里(移籍)
岡田奈々(移籍)- 大場久美子
- 松本伊代
- 本田美奈子
- 高部知子
- 麻生真美子&キャプテン
- 少女隊
- 新田恵利
- 福永恵規
- 加藤幸子
- 高岡早紀
- 角松敏生