ノーベル物理学賞






































ノーベル物理学賞
受賞対象
物理学
会場
ストックホルム

 スウェーデン
授与者
スウェーデン王立科学アカデミー
初回
1901年
最新回
2018年
最新受賞者
アーサー・アシュキン
ジェラール・ムル
ドナ・ストリックランド
公式サイト
http://www.nobelprize.org/

ノーベル物理学賞(ノーベルぶつりがくしょう、スウェーデン語: Nobelpriset i fysik)は、ノーベル賞の一部門。アルフレッド・ノーベルの遺言によって創設された6部門のうちの一つ。物理学の分野において重要な発見を行った人物に授与される。


ノーベル物理学賞のメダルは、表面にはアルフレッド・ノーベルの横顔(各賞共通)、裏面には宝箱を持ち雲の中から現れた自然の女神のベールを科学の神が持ち上げて素顔を眺めている姿(化学賞と共通)がデザインされている[1]




目次






  • 1 歴代受賞者


    • 1.1 1900年代


    • 1.2 1910年代


    • 1.3 1920年代


    • 1.4 1930年代


    • 1.5 1940年代


    • 1.6 1950年代


    • 1.7 1960年代


    • 1.8 1970年代


    • 1.9 1980年代


    • 1.10 1990年代


    • 1.11 2000年代


    • 1.12 2010年代




  • 2 脚注


  • 3 関連項目


  • 4 外部リンク





歴代受賞者



1900年代





























































































年度
受賞者名
国籍
受賞理由[2]・原著ないし関連論文

1901年

WilhelmRöntgen.JPG

ヴィルヘルム・レントゲン
Wilhelm Conrad Röntgen

ドイツの旗 ドイツ帝国
後に彼に因んで命名される[3]注目すべき放射線X線の発見
Nature: 53 (1896) 274-276

1902年

Hendrik Antoon Lorentz.jpg

ヘンドリック・ローレンツ
Hendrik Antoon Lorentz

オランダの旗 オランダ

放射現象に対する磁性の影響[4]の研究

Pieter Zeeman.jpg

ピーター・ゼーマン
Pieter Zeeman

オランダの旗 オランダ

1903年

Portrait of Antoine-Henri Becquerel.jpg

アンリ・ベクレル
Antoine Henri Becquerel

フランスの旗 フランス共和国
自発的放射能の発見

PierreCurie.jpg

ピエール・キュリー
Pierre Curie

フランスの旗 フランス共和国
ベクレルによって発見された放射現象に関する共同研究[5]

Mariecurie.jpg

マリ・キュリー
Marie Curie, née Sklodowska

フランスの旗 フランス共和国
Military ensign of Vistula Flotilla of Congress Poland.svg ポーランド立憲王国出身)

1904年

John William Strutt.jpg

ジョン・ウィリアム・ストラット
Lord Rayleigh (John William Strutt)

イギリスの旗 イギリス
重要な気体の密度に関する研究、およびこの研究により成されたアルゴンの発見

1905年

Phillipp Lenard in 1900.jpg

フィリップ・レーナルト
Philipp Eduard Anton von Lenard

ドイツの旗 ドイツ帝国
ハンガリー王国の旗 ハンガリー王国出身)

陰極線に関する研究

1906年

J.J Thomson.jpg

ジョセフ・ジョン・トムソン
Joseph John Thomson

イギリスの旗 イギリス
気体の電気伝導[6]に関する理論および実験的研究

1907年

Albert Abraham Michelson2.jpg

アルバート・マイケルソン
Albert Abraham Michelson

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
彼が考案した精密光学機器マイケルソン干渉計[7]とそれによる分光学および計量学の研究

1908年

Gabriel Lippmann2.jpg

ガブリエル・リップマン
Gabriel Lippmann

フランスの旗 フランス共和国
彼が考案した、光干渉に基づき鮮明に色を複製する手法[8]

1909年

Guglielmo Marconi.jpg

グリエルモ・マルコーニ
Guglielmo Marconi

イタリア王国の旗 イタリア王国

無線通信の進展への貢献

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フェルディナント・ブラウン
Karl Ferdinand Braun

ドイツの旗 ドイツ帝国


1910年代



















































































年度
受賞者名
国籍
受賞理由[2]・原著ないし関連論文

1910年

Johannes Diderik van der Waals.jpg

ヨハネス・ファン・デル・ワールス
Johannes Diderik van der Waals

オランダの旗 オランダ
気体および液体の状態方程式に関する研究[9]

1911年

Wilhelm Wien 1911.jpg

ヴィルヘルム・ヴィーン
Wilhelm Wien

ドイツの旗 ドイツ帝国

熱放射を支配する法則に関する発見[10]

Ann. Phys.: 58 (1896) 662-669
Philos. Mag. ser5: 43 (1897) 214-220



1912年

Nils Gustaf Dalén.jpg

ニルス・グスタフ・ダレーン
Nils Gustaf Dalén

 スウェーデン

灯台や灯浮標などの照明用ガス貯蔵器に取り付ける自動調節機の発明

1913年

Kamerlingh portret.jpg

ヘイケ・カメルリング・オネス
Heike Kamerlingh Onnes

オランダの旗 オランダ
低温における物性の研究[11]、特にその成果である液体ヘリウムの生成

1914年

Max von Laue.jpg

マックス・フォン・ラウエ
Max von Laue

ドイツの旗 ドイツ帝国

結晶によるX線回折現象の発見

1915年

Wh-bragg.jpg

ヘンリー・ブラッグ
Sir William Henry Bragg

イギリスの旗 イギリス

X線による結晶構造解析に関する研究[12]
Nature: 90 (1912) 219-219 (William Henry Bragg)
Nature: 90 (1912) 410-410 (William Lawrence Bragg)

Wl-bragg.jpg

ローレンス・ブラッグ
William Lawrence Bragg

イギリスの旗 イギリス

1916年
受賞者なし

賞金はノーベル物理学賞の基金に割り当てられた

1917年

Charles Glover Barkla 01.jpg

チャールズ・バークラ
Charles Glover Barkla

イギリスの旗 イギリス

元素の特性X線の発見

1918年

Max Planck (Nobel 1918).jpg

マックス・プランク
Max Karl Ernst Ludwig Planck

ドイツの旗 ドイツ帝国

エネルギー量子の発見による物理学の進展への貢献
Annalen der Physik: 1 (1900) 719
Annalen der Physik: 4 (1901) 553

1919年

Johannes Stark.jpg

ヨハネス・シュタルク
Johannes Stark

ドイツの旗 ドイツ国

カナル線のドップラー効果、および電場中でのスペクトル線の分裂[13]の発見


1920年代


























































































年度
受賞者名
国籍
受賞理由[2]・原著ないし関連論文

1920年

Guillaume 1920.jpg

シャルル・エドワール・ギヨーム
Charles Edouard Guillaume

スイスの旗 スイス

インバー合金の発見とそれによる精密測定の開発

1921年

Einstein1921 by F Schmutzer 4.jpg

アルベルト・アインシュタイン
Albert Einstein

スイスの旗 スイス

理論物理学に対する貢献、特に光電効果の法則の発見
Ann. Phys. (Berlin): 17 (1905) 132-148
Ann. Phys. (Berlin): 20 (1906) 199-206
Ann. Phys. (Berlin): 22 (1907) 180-190
Phys. Z.: 10 (1909) 185-193
Verh. der Deutschen Physikal. Gesellschaft: 18 (1916) 318-328
Phys. Z.: 18 (1917) 121-128

1922年

Niels Bohr.jpg

ニールス・ボーア
Niels Henrik David Bohr

 デンマーク

原子構造と原子から放射に関する研究についての貢献

Philos. Mag. ser.6: 26 (1913) 1-24
Philos. Mag. ser.6: 26 (1913) 476-502
Philos. Mag. ser.6: 26 (1913) 857-875



1923年

Robert Andrews Millikan 1920s.jpg

ロバート・ミリカン
Robert Andrews Millikan

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

電気素量[14]および光電効果[15]に関する研究
Phys. Mag. XIX: 6 (1910), 209
Phys. Rev. 2 (1913), 109-143

1924年

1924 Karl Manne Siegbahn.jpg

マンネ・シーグバーン
Karl Manne Georg Siegbahn

 スウェーデン

X線分光学における研究および発見

1925年

James Franck 1925.jpg

ジェイムス・フランク
James Franck

ドイツの旗 ドイツ国

電子の原子に対する衝突を支配する法則の発見[16]

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グスタフ・ヘルツ
Gustav Ludwig Hertz

ドイツの旗 ドイツ国

1926年

Jean Perrin 1926.jpg

ジャン・ペラン
Jean Baptiste Perrin

フランスの旗 フランス共和国
物質の不連続的構造に関する研究、特に沈殿平衡についての発見[17]
Ann. de Chim. et de Phys. (VIII): 18 (1909) 5-114

1927年

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アーサー・コンプトン
Arthur Holly Compton

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
彼に因んで命名されたコンプトン効果の発見

Charles Thomson Rees Wilson at 1927 Solvay conference.jpg

チャールズ・ウィルソン
Charles Thomson Rees Wilson

イギリスの旗 イギリス

霧箱(蒸気の凝縮により荷電粒子の飛跡を観察できるようにする方法)の考案

1928年

Owen Richardson.jpg

オーエン・リチャードソン
Owen Willans Richardson

イギリスの旗 イギリス

熱電子効果の研究、特に彼に因んで命名されたリチャードソンの法則の発見

Proc. Cambridge Philos. Soc.: 11 (1901) 286-295
Philos. Mag. ser.6: 23 (1912) 263-278
Science: 38 (1913) 57-61



1929年

Broglie Big.jpg

ルイ・ド・ブロイ
Prince Louis-Victor Pierre Raymond de Broglie

フランスの旗 フランス共和国
電子の波動的特性[18]の発見


1930年代





























































































年度
受賞者名
国籍
受賞理由[2]・原著ないし関連論文

1930年

Sir CV Raman.JPG

チャンドラセカール・ラマン
Sir Chandrasekhara Venkata Raman

イギリス領インド帝国の旗 イギリス領インド帝国

光散乱に関する研究と彼に因んで命名されたラマン効果の発見
Nature: 121 (1928) 501

Indian J. Phys.: 2 (1928) 387



1931年
受賞者なし

賞金はノーベル物理学賞の基金に割り当てられた

1932年

Werner Heisenberg at 1927 Solvay Conference.JPG

ヴェルナー・ハイゼンベルク
Werner Karl Heisenberg

ドイツの旗 ドイツ国

量子力学の創始[19]ならびにその応用、特に同素異形の水素[20]の発見

1933年

Erwin Schrödinger (1933).jpg

エルヴィン・シュレーディンガー
Erwin Schrödinger

オーストリアの旗 オーストリア

原子論の新しく有効な形式の発見[21]Proc. R. Soc. Lond. A: 117 (1928) 610-624 (Dirac)

Proc. R. Soc. Lond. A: 118 (1928) 351-361 (Dirac)


Proc. R. Soc. Lond. A: 133 (1931) 60-72 (Dirac)



Dirac 4.jpg

ポール・ディラック
Paul Adrien Maurice Dirac

イギリスの旗 イギリス

1934年
受賞者なし

賞金の3分の1はノーベル財団の基金に、残り3分の2はノーベル物理学賞の基金に割り当てられた

1935年

James Chadwick.jpg

ジェームズ・チャドウィック
James Chadwick

イギリスの旗 イギリス

中性子の発見
Nature: 129 (1932) 312

1936年

Hess.jpg

ヴィクトール・フランツ・ヘス
Victor Franz Hess

オーストリアの旗 オーストリア

宇宙線の発見


カール・デイヴィッド・アンダーソン
Carl David Anderson

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

陽電子の発見

Phys. Rev.: 43 (1933) 491-498


Phys. Rev.: 44 (1933) 406-423



1937年

Clinton Davisson.jpg

クリントン・デイヴィソン
Clinton Joseph Davisson

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

結晶による電子線回折現象の発見

George Paget Thomson.jpg

ジョージ・パジェット・トムソン
George Paget Thomson

イギリスの旗 イギリス

1938年

Enrico Fermi 1943-49.jpg

エンリコ・フェルミ
Enrico Fermi

イタリア王国の旗 イタリア王国

中性子放射による新放射性元素の存在証明および関連して熱中性子による原子核反応の発見
Z. f. Phys.: 88 (1934) 161
Nuovo Cim.: 11 (1934) 1

1939年

Ernest Lawrence.jpg

アーネスト・ローレンス
Ernest Orlando Lawrence

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

サイクロトロンの発明・開発およびその成果、特に人工放射性元素


1940年代


































































年度
受賞者名
国籍
受賞理由[2]・原著ないし関連論文

1940年
受賞者なし

賞金の3分の1はノーベル財団の基金に、残り3分の2はノーベル物理学賞の基金に割り当てられた

1941年

1942年

1943年

Otto Stern.jpg

オットー・シュテルン
Otto Stern

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
分子線の手法の開発[22]への貢献と陽子の磁気モーメントの発見

1944年

II Rabi.jpg

イジドール・イザーク・ラービ
Isidor Isaac Rabi

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
彼が考案した、原子核の磁気的性質[23]を測定する共鳴法[24]
Phys. Rev.: 55 (1939) 526

1945年

Wolfgang Pauli ETH-Bib Portr 01042.jpg

ヴォルフガング・パウリ
Wolfgang Pauli

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

パウリ原理とも呼ばれる排他律の発見

Z. f. Phys.: 31 (1925) 765-783



1946年

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パーシー・ブリッジマン
Percy Williams Bridgman

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
超高圧装置の発明と、それによる高圧物理学に関する発見

1947年

Appleton.jpg

エドワード・アップルトン
Sir Edward Victor Appleton

イギリスの旗 イギリス
上層大気の物理的研究、特にアップルトン層の発見

1948年

Blackett-large.jpg

パトリック・ブラケット
Patrick Maynard Stuart Blackett

イギリスの旗 イギリス

ウィルソンの霧箱の手法の発展と、それによる原子核物理学および宇宙線の分野における発見

1949年

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湯川秀樹
Hideki Yukawa

日本の旗 日本

核力の理論的研究[25]に基づく中間子の存在の予想
Proc. Phys. Math. Soc. Jap.: 17 (1935) 48


1950年代



































































































































年度
受賞者名
国籍
受賞理由[2]・原著ないし関連論文

1950年

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セシル・パウエル
Cecil Frank Powell

イギリスの旗 イギリス
写真による原子核崩壊過程の研究方法の開発およびその方法による諸中間子の発見

1951年

Cockcroft.jpg

ジョン・コッククロフト
Sir John Douglas Cockcroft

イギリスの旗 イギリス
人工的に加速した[26]原子核粒子による原子核変換についての先駆的研究

Ernest Walton.jpg

アーネスト・ウォルトン
Ernest Thomas Sinton Walton

アイルランドの旗 アイルランド

1952年

Felix Bloch, Stanford University.jpg

フェリックス・ブロッホ
Felix Bloch

スイスの旗 スイス

核磁気の精密な測定における新しい方法[27]の開発とそれについての発見
Phys. Rev.: 69 (1946) 127 (Bloch)
Phys. Rev.: 70 (1946) 460-474 (Bloch)
Phys. Rev.: 69 (1946) 37-38 (Purcell)
Phys. Rev.: 73 (1948) 679-712 (Purcell)

Edward Mills Purcell.jpg

エドワード・ミルズ・パーセル
Edward Mills Purcell

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1953年

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フリッツ・ゼルニケ
Frits (Frederik) Zernike

オランダの旗 オランダ
位相差を用いた手法の実証、特に位相差顕微鏡の発明
Physica: 1 (1934) 689-704
Z. Tech. Phys.: 16 (1935) 454-457
Physica: 9 (1942) 686-698
Physica: 9 (1942) 974-986

1954年

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マックス・ボルン
Max Born

イギリスの旗 イギリス

量子力学に関する基礎研究、特に波動関数の確率解釈[28]

Bothe.jpg

ヴァルター・ボーテ
Walther Bothe

西ドイツの旗 西ドイツ
コインシデンス法による原子核反応とそれによる発見

1955年

Willis Lamb 1955.jpg

ウィリス・ラム
Willis Eugene Lamb

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

水素スペクトルの微細構造[29]に関する発見

Polykarp Kusch.jpg

ポリカプ・クッシュ
Polykarp Kusch

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
彼が考案した電子の磁気モーメントの正確な決定法

1956年

William Shockley, Stanford University.jpg

ウィリアム・ショックレー
William Bradford Shockley

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

半導体の研究およびトランジスタ効果の発見

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ジョン・バーディーン
John Bardeen

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

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ウォルター・ブラッテン
Walter Houser Brattain

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1957年

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楊振寧
Chen Ning Yang

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
中華民国の旗 中華民国(国民政府)出身)

素粒子物理学における重要な発見に導いた、いわゆるパリティについての洞察的な研究[30]
Phys. Rev.: 104 (1956) 254-258

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李政道
Tsung-Dao Lee

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
中華民国の旗 中華民国(国民政府)出身)

1958年

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パーヴェル・チェレンコフ
Pavel Alekseyevich Cherenkov

ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦

チェレンコフ効果の発見とその解釈
C.R. Acad. Sci. USSR: 2 (1934) 451 (Cherenkov)
C.R. Acad. Sci. USSR: 14 (1937) 107 (Frank and Tamm)

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イリヤ・フランク
Ilya Mikhailovich Frank

ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦

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イゴール・タム
Igor Yevgenyevich Tamm

ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦

1959年

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エミリオ・セグレ
Emilio Gino Segrè

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

反陽子の発見

Phys. Rev.: 100 (1955) 947-950 (Segrè and Chamberlain)



Owen Chamberlain.jpg

オーウェン・チェンバレン
Owen Chamberlain

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国


1960年代




















































































































年度
受賞者名
国籍
受賞理由[2]・原著ないし関連論文

1960年

Donald Glaser.jpg

ドナルド・グレーザー
Donald Arthur Glaser

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

泡箱の発明

Phys. Rev.: 87 (1952) 665-665



1961年

Robert Hofstadter.jpg

ロバート・ホフスタッター
Robert Hofstadter

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

原子核内での電子線散乱[31]とそれによる核子の構造の発見

Mossbauer.jpg

ルドルフ・メスバウアー
Rudolf Ludwig Mössbauer

西ドイツの旗 西ドイツ

ガンマ線の共鳴吸収についての研究および、それに関連する彼に因んで命名されたメスバウアー効果の発見

1962年

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レフ・ランダウ
Lev Davidovich Landau

ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
彼が確立した凝縮系物理の理論、特に液体ヘリウムについて

1963年

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ユージン・ウィグナー
Eugene Paul Wigner

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ハンガリー王国の旗 ハンガリー王国出身)

原子核および素粒子に関する理論への貢献、特に対称性の基本原理の発見とその応用

Maria Goeppert-Mayer.jpg

マリア・ゲッパート=メイヤー
Maria Goeppert-Mayer

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

原子核の殻構造に関する発見[32]
Phys. Rev.: 75 (1949) 1766–1766 (Jensen)
Phys. Rev.: 79 (1950) 1019–1019 (Jensen)

Johannes Hans Daniel Jensen (1907–1973).jpg

ヨハネス・ハンス・イェンゼン
J. Hans D. Jensen

西ドイツの旗 西ドイツ

1964年

Charles Hard Townes-Nibib-2007-retouched.jpg

チャールズ・タウンズ
Charles Hard Townes

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

量子エレクトロニクス分野の基礎研究および、メーザー・レーザー原理に基づく振動子・増幅器の構築

Basov.jpg

ニコライ・バソフ
Nikolay Gennadiyevich Basov

ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦

Aleksandr Prokhorov.jpg

アレクサンドル・プロホロフ
Aleksandr Mikhailovich Prokhorov

ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦

1965年

Tomonaga.jpg

朝永振一郎
Shin-ichiro Tomonaga

日本の旗 日本

量子電磁力学の分野における基礎研究と、素粒子物理学についての深い結論[33]
Prog. Theor. Phys.: 1 (1946) 27-42 (Tomonaga)
Phys. Rev.: 82 (1951) 664-679 (Schwinger)
Phys. Rev.: 80 (1950) 440-457(Feynman)
Phys. Rev.: 84 (1951) 108-128 (Feynman)

Schwinger.jpg

ジュリアン・シュウィンガー
Julian Schwinger

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

RichardFeynman-PaineMansionWoods1984 copyrightTamikoThiel bw.jpg

リチャード・P・ファインマン
Richard P. Feynman

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1966年

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アルフレッド・カストレル
Alfred Kastler

フランスの旗 フランス
原子のラジオ波共鳴を研究するための光学的手法の発見および開発[34]

1967年

Hans Bethe.jpg

ハンス・ベーテ
Hans Albrecht Bethe

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

原子核反応理論への貢献、特に星の内部におけるエネルギー生成に関する発見
Phys. Rev.: 55 (1939) 434-456

1968年

Luis Alvarez ID badge.png

ルイ・アルヴァレ
Luis Walter Alvarez

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

素粒子物理学に対する決定的な貢献、特に彼がもたらした水素泡箱を用いた手法、およびデータ解析の発展により可能となった多数の共鳴状態の発見

1969年

Murray Gell-Mann.jpg

マレー・ゲルマン
Murray Gell-Mann

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

素粒子の分類[35]およびその相互作用に関する貢献と発見


1970年代






























































































































































年度
受賞者名
国籍
受賞理由[2]・原著ないし関連論文

1970年

YoungAlfven.jpg

ハンス・アルヴェーン
Hannes Olof Gösta Alfvén

 スウェーデン

プラズマ物理学の様々な部分への有意義な応用[36]を伴う、電磁流体力学における基礎的研究および発見

Louis Neel 1970.jpg

ルイ・ネール
Louis Eugène Félix Néel

フランスの旗 フランス

固体物理学における重要な応用をもたらした反強磁性[37]および
フェリ磁性に関する基礎的研究および発見

1971年

Dennis Gabor 1971b.jpg

ガーボル・デーネシュ
Dennis Gabor

イギリスの旗 イギリス
ハンガリー王国の旗 ハンガリー王国出身)

ホログラフィーの発明および発展
Nature: 161 (1948) 777-779
Proc. Roy. Soc.: A197 (1949) 454
Proc. Phys. Soc.: B64 (1951) 449

1972年

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ジョン・バーディーン
John Bardeen

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
一般にBCS理論[38]と呼ばれている、彼らが共同で発展させた超伝導についての理論
Phys. Rev.: 108 (1957) 1175-1204 (Bardeen, Cooper, and Schrieffer)

Nobel Laureate Leon Cooper in 2007.jpg

レオン・クーパー
Leon Neil Cooper

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

John Robert Schrieffer.jpg

ジョン・ロバート・シュリーファー
John Robert Schrieffer

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1973年

Leo Esaki 1959.jpg

江崎玲於奈
Leo Esaki

日本の旗 日本

半導体内および超伝導体内の各々におけるトンネル効果の実験的発見
Phys. Rev. Lett.: 5 (1960) 147-148 (Giaever)
Phys. Rev. Lett.: 5 (1960) 464-466 (Giaever)

Ivar Giaever.jpg

アイヴァー・ジェーバー
Ivar Giaever

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
 ノルウェー出身)

Brian Josephson, March 2004.jpg

ブライアン・ジョゼフソン
Brian David Josephson

イギリスの旗 イギリス

トンネル接合を通過する超電流の性質、特にジョセフソン効果としてよく知られる普遍的現象の理論的予測
Phys. Lett.: 1 (1962) 251-253
Adv. Phys.: 14 (1965) 419

1974年


マーティン・ライル
Sir Martin Ryle

イギリスの旗 イギリス

電波天文学における先駆的研究(観測および発明、特に開口合成技術に関して)


アントニー・ヒューイッシュ
Antony Hewish

イギリスの旗 イギリス
電波天文学における先駆的研究(パルサーの発見に果たした決定的な役割)

1975年

Aage Bohr.jpg

オーゲ・ニールス・ボーア
Aage Niels Bohr

 デンマーク

核子の集団運動と独立粒子運動との関係の発見、

およびこの関係に基づく原子核構造に関する理論の開発[39]



Mottelson,Ben 1963 Kopenhagen.jpg

ベン・ロイ・モッテルソン
Ben Roy Mottelson

 デンマーク

James Rainwater 2.jpg

レオ・ジェームス・レインウォーター
Leo James Rainwater

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1976年

Burton Richter - charm quark.jpg

バートン・リヒター
Burton Richter

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
新種の重い素粒子[40]の発見についての先駆的研究
Phys. Rev. Lett.: 33 (1974) 1404-1406 (S. C. C. Ting)
Phys. Rev. Lett.: 33 (1974) 1406-1408 (B. Richter)

Samuel ting 10-19-10.jpg

サミュエル・ティン(丁肇中)
Samuel Chao Chung Ting

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1977年

Andersonphoto.jpg

フィリップ・アンダーソン
Philip Warren Anderson

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

磁性体と無秩序系の電子構造の基礎理論的研究[41]
Phys. Rev.: 109 (1958) 1492-1505 (Anderson)
Proc. Roy. Soc.: A62 (1949) 416 (Mott)
Rev. Mod. Phys. 40 (1968) 677-683 (Mott)
Phys. Rev. Lett.: 35 (1975) 1293-1296 (Mott)

Mott,Nevill Francis 1952 London.jpg

ネヴィル・モット
Sir Nevill Francis Mott

イギリスの旗 イギリス

JH van Vleck 1974.jpg

ジョン・ヴァン・ヴレック
John Hasbrouck Van Vleck

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1978年

Pyotr L Kapitsa Russian physicist 1964.jpg

ピョートル・カピッツァ
Pyotr Leonidovich Kapitsa

ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦

低温物理学における基礎的発明および諸発見[42]

Arno Penzias.jpg

アーノ・ペンジアス
Arno Allan Penzias

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

宇宙マイクロ波背景放射の発見[43]
Astrophys.J.: 142 (1965) 419

Wilson penzias200.jpg

ロバート・W・ウィルソン
Robert Woodrow Wilson

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1979年

Sheldon Glashow at Harvard cropped.jpg

シェルドン・グラショー
Sheldon Lee Glashow

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
素粒子間に働く弱い相互作用と電磁相互作用を統一した
相互作用についての理論[44]への貢献、特に弱中性カレントの予想
Nucl. Phys.: 22 (1961) 579-588 (Glashow)
Phys. Lett.: 13 (1964) 168-171 (Salam)
Phys.Rev.Lett.: 19 (1967) 1264-1266 (Weinberg)

Abdus Salam 1987.jpg

アブドゥッサラーム
Abdus Salam

 パキスタン

Steven weinberg 2010.jpg

スティーヴン・ワインバーグ
Steven Weinberg

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国


1980年代















































































































































年度
受賞者名
国籍
受賞理由[2]・原著ないし関連論文

1980年

James-cronin.jpg

ジェイムズ・クローニン
James Cronin

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
中性K中間子崩壊における基礎的な対称性の破れの発見

Phys. Rev. Lett.: 13 (1964) 138-140 (Cronin, and Fitch)



Val Fitch.jpg

ヴァル・フィッチ
Val Logsdon Fitch

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1981年

Nicolaas Bloembergen 1981.jpg

ニコラス・ブルームバーゲン
Nicolaas Bloembergen

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

レーザー分光学への貢献
Phys. Rev.: 104 (1956) 324-327 (Bloembergen)
Phys. Rev.: 127 (1962) 1918-1939 (Bloembergen)

Artur Schawlow, Stanford University.jpg

アーサー・ショーロー
Arthur Leonard Schawlow

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

Kai Manne Börje Siegbahn 2.jpg

カイ・シーグバーン
Kai Manne Börje Siegbahn

 スウェーデン
高分解能光電子分光法の開発

1982年


ケネス・ウィルソン
Kenneth G. Wilson

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

相転移に関連した臨界現象に関する理論[45]

Phys. Rev. B: 4 (1971) 3184-3205

Phys. Rev. B: 4 (1971) 3174-3183

Phys. Rev. Lett.: 28 (1972) 240-243

Phys. Rep.: 12 (1974) 75-199

Rev. Mod. Phys.: 47 (1975) 773-840
Rev. Mod. Phys.: 55 (1983) 583-600



1983年


スブラマニアン・チャンドラセカール
Subrahmanyan Chandrasekhar

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
星の構造および進化にとって重要な物理的過程に関する理論的研究[46]
Philos. Mag.: 11 (1931) 592
Astrophys. J.: 74 (1931) 81
Astrophys. J.: 96 (1942) 161


ウィリアム・ファウラー
William Alfred Fowler

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

宇宙における化学元素の生成にとって重要な原子核反応に関する理論的および実験的研究
Rev. Mod. Phys.: 29 (1957) 547-650

1984年

Carlo Rubbia W and Z bosons.jpg

カルロ・ルビア
Carlo Rubbia

イタリアの旗 イタリア

弱い相互作用を媒介する場であるW粒子およびZ粒子の発見を導いた巨大プロジェクトへの決定的貢献
Phys. Lett. B: 122 (1983) 103-116
Phys. Lett. B: 126 (1983) 398-410


シモン・ファンデルメール
Simon van der Meer

オランダの旗 オランダ

1985年

Klausvonklitzing.jpg

クラウス・フォン・クリッツィング
Klaus von Klitzing

西ドイツの旗 西ドイツ

量子ホール効果の発見[47]
Phys. Rev. Lett.: 45 (1980) 494-497
Metrologia: 21 (1985) 11-19

1986年


エルンスト・ルスカ
Ernst Ruska

西ドイツの旗 西ドイツ

電子を用いた光学に関する基礎研究、特に最初の電子顕微鏡の設計

Gerd Binnig sw.jpg

ゲルト・ビーニッヒ
Gerd Binnig

西ドイツの旗 西ドイツ

走査型トンネル電子顕微鏡の設計

Phys. Rev. Lett.: 49 (1982) 57-61 (Binnig, and Rohrer)



Rohrer.jpg

ハインリッヒ・ローラー
Heinrich Rohrer

スイスの旗 スイス

1987年

Georg Bednorz speaking at the groundbreaking of the new IBM and ETH Zurich Nanotech Exploratory Technology Lab.jpg

ヨハネス・ベドノルツ
J. Georg Bednorz

西ドイツの旗 西ドイツ

セラミックスの超伝導体[48]を発見したことによる重要なブレイクスルー
Zeitschrift für Physik B 64 (1986) 189-193 (Bednorz, and Muller)

Karl Alexander Mueller.jpg

カール・アレクサンダー・ミュラー
Karl Alexander Müller

スイスの旗 スイス

1988年

Leon M. Lederman.jpg

レオン・レーダーマン
Leon M. Lederman

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

ニュートリノビーム法、およびミューニュートリノの発見によるレプトンの二重構造の実証
Phys. Rev. Lett.: 9 (1962) 36–44 (Lederman, Schwartz, and Steinberger)


メルヴィン・シュワーツ
Melvin Schwartz

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

Jack-Steinberger-2008.JPG

ジャック・シュタインバーガー
Jack Steinberger

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1989年


ノーマン・ラムゼー
Norman F. Ramsey

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
分離振動場法[49]の開発、およびその水素メーザーや原子時計への応用
Phys. Rev.: 76 (1949) 996
Phys. Rev.: 78 (1950) 695-699
Phys. Rev.: 78 (1950) 699–703
Phys. Rev.: 126 (1962) 603–615
J. Res. Nat. Bur. Stand.: 88 (1983) 301-320
Rev. Mod. Phys.: 62 (1990) 541–552


ハンス・デーメルト
Hans G. Dehmelt

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

イオントラップ法の開発
Phys. Rev. Lett.: 41 (1978) 233-236
Phys. Rev. A: 22 (1980) 1137-1140
Phys. Rev. Lett.: 55 (1985) 67-70
Phys. Rev. Lett.: 56 (1986) 2797-2799
Phys. Rev. Lett.: 59 (1987) 26-29 (Dehmelt)


ヴォルフガング・パウル
Wolfgang Paul

西ドイツの旗 西ドイツ


1990年代













































































































































年度
受賞者名
国籍
受賞理由[2]・原著ないし関連論文

1990年

Physics Nobel laureate Jerry Friedman, 2016.jpg

ジェローム・アイザック・フリードマン
Jerome I. Friedman

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

素粒子物理学におけるクォーク模型の展開に決定的な重要性[50]を持った、陽子および束縛中性子標的による電子の深非弾性散乱に関する先駆的研究
Phys. Rev. Lett.: 23 (1969) 930-934
Phys. Rev. Lett.: 23 (1969) 935-939

Henry Kendall by Tom Frost.jpg

ヘンリー・ケンドール
Henry W. Kendall

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国


リチャード・E・テイラー
Richard E. Taylor

カナダの旗 カナダ

1991年

Pierre-Gilles crop.jpg

ピエール=ジル・ド・ジェンヌ
Pierre-Gilles de Gennes

フランスの旗 フランス
単純な系の秩序現象を研究するために開発された手法が、より複雑な物質、特に液晶や高分子[51]の研究にも一般化できることの発見
Phys. Lett. A: 38 (1972) 339-340
Macromolecules: 8 (1975) 80
J. Physique: 39 (1978) 77
Rev. Mod. Phys.: 57 (1985) 827-863
Adv. Colloid Interface Sci.: 27 (1987) 189
Mater. Res. Soc. Bull.: 16 (1991) 20

1992年

CHARPAK Georges-24x50-2005 cropped.JPG

ジョルジュ・シャルパク
Georges Charpak

フランスの旗 フランス
粒子検知器、特に多線式比例計数管の発明および発展[52]
Nucl. Instrum. Methods: 62 (1968) 262-268
Nucl. Instrum. Methods: 80 (1970) 13-34

1993年

Russell Alan Hulse.jpg

ラッセル・ハルス
Russell A. Hulse

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

重力研究の新しい可能性を開いた新型連星パルサーの発見[53]
Astrophys. J. Lett.: 195 (1975) L51
Astrophys. J. Lett.: 206 (1976) L53
Philos. Trans. R. Soc. London Ser. A: 341 (1992) 117

2008JosephTaylor.jpg

ジョゼフ・テイラー
Joseph Hooton Taylor, Jr.

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1994年

Bertram Brockhouse.jpg

バートラム・ブロックハウス
Bertram N. Brockhouse

カナダの旗 カナダ
凝縮体の研究に用いる中性子散乱技術の開発についての先駆的貢献(中性子分光法の開発)
Phys. Rev.: 111 (1958) 747-754
Phys. Rev. Lett.: 2 (1959) 256-258


クリフォード・シャル
Clifford G. Shull

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
凝縮体の研究に用いる中性子散乱技術の開発についての先駆的貢献(中性子回折技術の開発)
Phys. Rev.: 76 (1949) 1256-1257
Phys. Rev.: 81 (1951) 527-535
Phys. Rev.: 83 (1951) 333-345
Phys. Rev.: 97 (1955) 304-310

1995年

Martin Perl - tau.jpg

マーチン・パール
Martin L. Perl

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

レプトン物理学の先駆的実験(タウ粒子の発見)
Phys. Rev. Lett.: 35 (1975) 1489-1492

Frederick Reines.jpg

フレデリック・ライネス
Frederick Reines

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
レプトン物理学の先駆的実験(ニュートリノの検出)
Science: 124 (1956) 103-104

1996年

Nobel Laureate David Morris Lee in 2007.jpg

デビッド・リー
David M. Lee

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

ヘリウム3の超流動の発見[54]
Phys. Rev. Lett.: 28 (1972) 885-888 (Osheroff, Richardson, and Lee)
Phys. Rev. Lett.: 29 (1972) 920-923 (Osheroff, Richardson, and Lee)
Phys. Rev. A: 8 (1973) 1633–1637 (Osheroff, Richardson, and Lee)

Douglas Osheroff 2011-08-08 cropped.JPG

ダグラス・D・オシェロフ
Douglas D. Osheroff

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

Robert Coleman Richardson.jpg

ロバート・リチャードソン
Robert C. Richardson

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1997年

Steven Chu official portrait headshot.jpg

スティーブン・チュー
Steven Chu

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

レーザー光を用いて原子を冷却[55]および捕捉[56]する手法の開発
Phys. Rev. Lett.: 55 (1985) 48-51 (Chu)
Phys. Rev. Lett.: 57 (1986) 314-317 (Chu)
Phys. Rev. Lett.: 61 (1988) 169-172 (Phillips)
Phys. Rev. Lett.: 57 (1986) 1688-1691 (Cohen-Tannoudji)
Phys. Rev. Lett.: 59 (1987) 1659-1662 (Cohen-Tannoudji)
Phys. Rev. Lett.: 61 (1988) 826-829 (Cohen-Tannoudji)
J. Opt. Soc. Am. B.: 6 (1989) 2023-2045 (Cohen-Tannoudji)

Claude Cohen-Tannoudji.JPG

クロード・コーエン=タヌージ
Claude Cohen-Tannoudji

フランスの旗 フランス

William D. Phillips.jpg

ウィリアム・ダニエル・フィリップス
William D. Phillips

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

1998年

Robert Laughlin, Stanford University.jpg

ロバート・B・ラフリン
Robert B. Laughlin

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
分数電荷の励起状態を持つ新たな量子流体の形態[57]の発見
Phys. Rev. Lett.: 48 (1982) 1559-1562 (Tsui and Störmer)
Phys. Rev. Lett.: 50 (1983) 1395-1398 (Laughlin)

Horst Störmer cropped.jpg

ホルスト・ルートヴィヒ・シュテルマー
Horst L. Störmer

ドイツの旗 ドイツ


ダニエル・ツイ(崔琦)
Daniel C. Tsui

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
中華民国の旗 中華民国出身)

1999年

Gerard 't Hooft.jpg

ゲラルド・トフーフト
Gerardus 't Hooft

オランダの旗 オランダ
物理学における電弱相互作用の量子構造の解明[58]
Nucl. Phys.: B7 (1968) 637-650 (Veltman)
Nucl. Phys.: B33 (1971) 173-199 ('t Hooft)
Nucl. Phys.: B35 (1971) 167-188 ('t Hooft)
Nucl. Phys.: B44 (1972) 189-213 ('t Hooft and Veltman)
Nucl. Phys.: B50 (1972) 318-353 ('t Hooft and Veltman)

Martinus Veltman.jpg

マルティヌス・フェルトマン
Martinus J. G. Veltman

オランダの旗 オランダ


2000年代














































































































































































年度
受賞者名
国籍
受賞理由[2]・原著ないし関連論文

2000年

Zhores Alferov.jpg

ジョレス・アルフョーロフ
Zhores I. Alferov

ロシアの旗 ロシア
情報通信技術における基礎研究(高速エレクトロニクスおよび光エレクトロニクスに利用される半導体ヘテロ構造の開発[59]

Herbert Kroemer.jpg

ハーバート・クレーマー
Herbert Kroemer

ドイツの旗 ドイツ


ジャック・キルビー
Jack S. Kilby

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
情報通信技術における基礎研究(集積回路の発明)

2001年

Physics Nobel Laureate Eric Allin Cornell, in June of 2015.jpg

エリック・コーネル
Eric A. Cornell

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

アルカリ金属原子[60]の希薄気体でのボース=アインシュタイン凝縮の実現、および凝縮体の性質に関する基礎的研究
Science 269 (1995) 198–201 (Cornell and Wieman)
Phys. Rev. Lett.: 77 (1996) 420-423 (Cornell and Wieman)
Phys. Rev. Lett.: 75 (1995) 3969-3973 (Ketterle)

Ketterle.jpg

ヴォルフガング・ケターレ
Wolfgang Ketterle

ドイツの旗 ドイツ

Carl Wieman.jpg

カール・ワイマン
Carl E. Wieman

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

2002年

Raymond Davis, Jr 2001.jpg

レイモンド・デービス
Raymond Davis Jr.

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

天体物理学への先駆的貢献、特に宇宙ニュートリノの検出[61]
Phys. Rev. Lett.: 12 (1964) 303-305 (Davis)
Phys. Rev. Lett.: 20 (1968) 1205-1209 (Davis)
Phys. Rev. Lett.: 58 (1987) 1490-1493 (Koshiba)
Phys. Rev. D: 38(1988) 448-458 (Koshiba)
Phys. Rev. Lett.: 77(1996) 1683-1686 (Koshiba)
Phys. Rev. Lett.: 81 (1998) 1562-1567 (Koshiba)

Masatoshi Koshiba 2002.jpg

小柴昌俊
Masatoshi Koshiba

日本の旗 日本

RiccardoGiacconi.jpg

リカルド・ジャコーニ
Riccardo Giacconi

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
宇宙X線源[62]の発見を導いた天体物理学への先駆的貢献
Phys. Rev. Lett.: 9 (1962) 439-443
Phys. Rev. Lett.: 11 (1963) 530-535

2003年

AA Abrikosov ANL1.jpg

アレクセイ・アブリコソフ
Alexei A. Abrikosov

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ロシアの旗 ロシア

超伝導と超流動の理論に関する先駆的貢献[63]
Sov. Phys. JETP: 5 (1957) 1174-1182 (Abrikosov)
Zh. Eksp. Teor. Fiz. 32 (1957) 1442-1452 (Abrikosov)
Zh. Eksp. Teor. Fiz.: 20 (1950) 1064-1082 (Ginzburg)
Phys. Rev.: 140 (1965) A1869-A1888 (Leggett)
Phys. Rev.: 147 (1966) 119-130 (Leggett)
Phys. Rev. Lett.: 29 (1972) 1227-1230 (Leggett)
Phys. Rev. Lett.: 31 (1973) 352-355 (Leggett)
Rev. Mod. Phys.: 47 (1975) 331-414 (Leggett)
Phys. Rev. Lett. 46 (1981) 211-214 (Leggett)

Ginzburg in MSU opaque.jpg

ヴィタリー・ギンツブルク
Vitaly L. Ginzburg

ロシアの旗 ロシア

Nobel Laureate Sir Anthony James Leggett in 2007.jpg

アンソニー・レゲット
Anthony J. Leggett

イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

2004年

David Gross cropped.JPG

デイビッド・グロス
David J. Gross

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

強い相互作用における漸近的自由性の理論的発見
Phys. Rev. Lett.: 30 (1973) 1343–1346 (Gross and Wilczek)
Phys. Rev. D: 8 (1973) 3633-3652 (Gross and Wilczek)
Phys. Rev. D: 9 (1974) 980-993 (Gross and Wilczek)
Phys. Rev. Lett.: 30 (1973) 1346-1349 (Politzer)
Phys. Rep.: 14 (1974) 129-180 (Politzer)


H. デビッド・ポリツァー
H. David Politzer

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

FrankStockholm2004.jpg

フランク・ウィルチェック
Frank Wilczek

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

2005年

Roy Glauber Dec 10 2005.jpg

ロイ・グラウバー
Roy J. Glauber

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

光学コヒーレンス[64]の量子論への貢献[65]
Phys. Rev. Lett.: 10 (1963) 84-86
Phys. Rev.: 130 (1963) 2529-2539
Phys. Rev.: 131 (1963) 2766-2788

John L. Hall.jpg

ジョン・ホール
John L. Hall

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

光周波数コム技術[66]を含む、レーザーに基づく精密分光法の開発への貢献
Science: 288 (2000) 635-639 (Hall)

Rev. Sci. Instrum.: 72 (2001) 3749-3771 (Hall)
Phys. Rev. Lett.: 87 (2001) 270801 [4-pages] (Hall)
Phys. Rev. Lett.: 82 (1999) 3568-3571 (Hansch)
Phys. Rev. Lett.: 84 (2000) 5102-5105 (Hall and Hansch)
Phys. Rev. Lett.: 84 (2000) 5496-5499 (Hansch)
Phys. Rev. Lett.: 85 (2000) 2264-2267 (Hansch)



Theodor Haensch.jpg

テオドール・ヘンシュ
Theodor W. Hänsch

ドイツの旗 ドイツ

2006年

John-C-Mather.jpg

ジョン・C・マザー
John C. Mather

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

宇宙マイクロ波背景放射が黒体放射の形をとることおよびその非等方性の発見[67]
Astrophys. J.: 420 (1994) 439-444, Astrophys. J.: 464 (1996) L1-L4

George Smoot cropped.jpg

ジョージ・スムート
George F. Smoot

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

2007年

Albert fert 15 janvier 2009 Spintronique Paris Descartes.JPG

アルベール・フェール
Albert Fert

フランスの旗 フランス

巨大磁気抵抗の発見[68]
Phys. Rev. Lett.: 61 (1988) 2472-2475 (Fert)
Phys. Rev. B: 39 (1989) 4828-4830 (Grünberg)

Peter Gruenberg 01.jpg

ペーター・グリューンベルク
Peter Grünberg

ドイツの旗 ドイツ

2008年

YoichiroNambu.jpg

南部陽一郎
Yoichiro Nambu

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
日本の旗 日本出身)

素粒子物理学および原子核物理学における自発的対称性の破れの機構の発見
Phys. Rev.: 117 (1960) 648
Phys. Rev.: 122 (1961) 345-358
Phys. Rev.: 124 (1961) 246-254

Makoto Kobayashi-press conference Dec 07th, 2008-2b.jpg

小林誠
Makoto Kobayashi

日本の旗 日本
自然界においてクォークが少なくとも3世代以上存在することを予言する、対称性の破れ[69]の起源の発見[70]
Progress of Theoretical Physics Vol. 49 No. 2 (1973) pp. 652-657

Toshihide Masukawa-press conference Dec 07th, 2008-3.jpg

益川敏英
Toshihide Maskawa

日本の旗 日本

2009年

Charles K. Kao cropped 2.jpg

チャールズ・K・カオ(高錕)
Charles K. Kao

イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
中華民国の旗 中華民国出身、1948年香港移住)

光通信を目的としたファイバー内光伝達に関する画期的業績

Proc. IEE: 113 (1966) 1151-1158



Nobel Prize 2009-Press Conference KVA-23.jpg

ウィラード・ボイル
Willard Boyle

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カナダの旗 カナダ
撮像半導体回路であるCCDセンサーの発明

Bell System Tech. J.: 49 (1970) 587-593



Nobel Prize 2009-Press Conference KVA-27.jpg

ジョージ・E・スミス
George E. Smith

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国


2010年代















































































































































年度
受賞者名
国籍
受賞理由[2]・原著ないし関連論文

2010年

Geim.jpg

アンドレ・ガイム
Andre Geim

オランダの旗 オランダ
ロシアの旗 ロシア出身)
二次元物質グラフェンに関する革新的実験[71]

Konstantin Novoselov at MIPT.jpg

コンスタンチン・ノボセロフ
Konstantin Novoselov

ロシアの旗 ロシア
イギリスの旗 イギリス

2011年

Nobel Prize 2011-Press Conference KVA-DSC 7744.jpg

ソール・パールマッター
Saul Perlmutter

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
遠方の超新星の観測を通した宇宙の加速膨張の発見
Astrophys. J.: 517 (1999) 565-586 (Perlmutter)
Astrophys. J.: 507 (1998) 46-63 (Schmidt)
Astron. J.: 116 (1998) 1009-1038 (Riess)

Brian Schmidt.jpg

ブライアン・P・シュミット
Brian Schmidt

オーストラリアの旗 オーストラリア
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

Adam Riess Agr cover.jpg

アダム・リース
Adam Riess

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

2012年

Serge Haroche - Théâtre de la Commune d'Aubervilliers - 4 mai 2009.jpg

セルジュ・アロシュ
Serge Haroche

フランスの旗 フランス
モロッコの旗 モロッコ出身)
個別の量子系に対する計測および制御[72]を可能にする画期的な実験的手法に関する業績[73][74][75][76]

David Wineland 2008crop.jpg

デービッド・ワインランド
David J. Wineland

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

2013年

Francois Englert.jpg

フランソワ・アングレール
François Englert

ベルギーの旗 ベルギー

欧州原子核研究機構 (CERN) によって存在が確認された素粒子(ヒッグス粒子)に基づく、質量の起源を説明するメカニズムの理論的発見[77]

Higgs, Peter (1929)3.jpg

ピーター・ヒッグス
Peter Higgs

イギリスの旗 イギリス

2014年

Isamu Akasaki 20141211.jpg

赤崎勇
Isamu Akasaki

日本の旗 日本
高輝度で省電力の白色光源を実現可能にした青色発光ダイオードの発明[78]

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天野浩
Hiroshi Amano

日本の旗 日本

Professor Shuji Nakamura (Cropped).jpg

中村修二
Shuji Nakamura

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
日本の旗 日本出身)

2015年

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梶田隆章
Takaaki Kajita

日本の旗 日本
素粒子「ニュートリノ」が質量を持つことを示すニュートリノ振動の発見[79]

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アーサー・B・マクドナルド
Arthur B. McDonald

カナダの旗 カナダ

2016年

DavidThouless 1995 UW.jpg

デイヴィッド・J・サウレス
David J. Thouless

イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
物質のトポロジカル相とトポロジカル相転移の理論的発見[80][81]

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ダンカン・ホールデン
Duncan Haldane

イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

Jkosterl.jpg

ジョン・M・コステリッツ
Michael Kosterlitz

イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

2017年

Rainer Weiss - December 2006.jpg

レイナー・ワイス
Rainer Weiss

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ドイツの旗 ドイツ出身)

LIGO検出器および重力波の観測への決定的な貢献

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バリー・バリッシュ
Barry Barish

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

Kip Thorne at Caltech.jpg

キップ・ソーン
Kip Thorne

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

2018年

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アーサー・アシュキン
Arthur Ashkin

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

光ピンセットの開発と生体システムへの応用

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ジェラール・ムル
Gérard Mourou

フランスの旗 フランス
超高出力・超短パルスレーザーの生成方法の開発

Donna Strickland, OSA Holiday Party 2012.jpg

ドナ・ストリックランド
Donna Strickland

カナダの旗 カナダ


脚注


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  1. ^ “ノーベル賞のメダル”. アワードプレス. 2017年10月4日閲覧。

  2. ^ abcdefghijklNobel Web AB 2011. “All Nobel Laureates” (英語). ノーベル財団. 2011年10月4日閲覧。


  3. ^ X線の別名として「レントゲン線」(Röntgen ray) というものがある。


  4. ^ ゼーマン効果として知られている。


  5. ^ 実際にはラジウムの研究に対して授与された。


  6. ^ 即ち陰極線である。


  7. ^ マイケルソン・モーリーの実験にも用いられた。


  8. ^ カラー写真を世界で初めて実現し、これに対しノーベル賞が授与されている。


  9. ^ ファンデルワールスの状態方程式が彼に帰せられる。


  10. ^ ヴィーンの変位則・ヴィーンの放射法則が彼に帰せられる。


  11. ^ 特に水銀において超伝導を発見している。


  12. ^ ブラッグの法則が彼らに帰せられる。


  13. ^ この現象はシュタルク効果として知られている。


  14. ^ ミリカンの油滴実験にて電気素量を決定した。


  15. ^ これによりプランク定数を決定した。


  16. ^ 原子のエネルギー準位が離散的であることを示したフランク=ヘルツの実験による授与である。


  17. ^ 3種の異なる手法で求めたアヴォガドロ数が一致することを示し、分子が実在であることを確立した。


  18. ^ これは物質波またはド・ブロイ波として知られている。


  19. ^ ハイゼンベルクの運動方程式は彼に帰せられる。


  20. ^ オルト水素・パラ水素として知られている。


  21. ^ シュレーディンガー方程式・ディラック方程式は彼らに帰せられる。


  22. ^ これによりシュテルン=ゲルラッハの実験が行われた。


  23. ^ 実際には磁気モーメントである。


  24. ^ この方法はNMRに応用される。


  25. ^ 湯川ポテンシャルは彼に帰せられる。


  26. ^ これに用いた回路がコッククロフト・ウォルトン回路として知られている。


  27. ^ 核磁気共鳴として知られている。


  28. ^ ボルンの確率解釈と呼ばれている。


  29. ^ ラムシフトと呼ばれている。


  30. ^ パリティ対称性の破れについてである。


  31. ^ 線形加速器が用いられた。


  32. ^ 殻模型と呼ばれている。


  33. ^ 朝永・シュウィンガー方程式・ファインマンダイアグラムは彼らに帰せられる。


  34. ^ 光ポンピング法を開発した。


  35. ^ クォーク模型を提唱した。


  36. ^ アルヴェーン波が彼に帰せられる。


  37. ^ ネール温度が彼に帰せられる。


  38. ^ 受賞者3人の頭文字である。特にクーパーにはクーパー対が帰せられる。


  39. ^ 集団運動模型を提唱した。


  40. ^ ジェイプサイ中間子である。


  41. ^ アンダーソン局在、モット絶縁体、ヴァン・ヴレック常磁性などがそれぞれ彼らに帰せられる。


  42. ^ ヘリウム4の超流動を発見した。


  43. ^ この放射は約3ケルビンに相当するため、検出するには相当の低温技術が必要となる。


  44. ^ ワインバーグ・サラム理論として知られている。


  45. ^ ウィルソンのくりこみ群として知られている。


  46. ^ チャンドラセカール限界が彼に帰せられる。


  47. ^ フォン・クリッツィング定数が彼に帰せられる。


  48. ^ LBCOとして知られる高温超伝導体である。


  49. ^ ラムゼー共鳴法として知られている。


  50. ^ 陽子および中性子が内部構造をもつことを示唆する実験結果を得た。


  51. ^ ノーベル賞受賞講演の論文タイトルが"Soft Matter"であったことから、これらの研究分野がソフトマターと呼ばれるようになった。


  52. ^ 荷電粒子に対する優れた位置敏感型検出器である多線式比例計数管を開発、これと電算機とを組み合わせることにより素粒子反応の検出から解析までを極めて迅速にかつ一挙に行えるシステムを構築した。


  53. ^ ハルス・テイラー連星パルサーと呼ばれるこの連星系は公転周期が少しずつ減少しており、周期の減少率は一般相対性理論が予言する重力波の放射を支持している。


  54. ^ フェルミ粒子であるヘリウム3の超流動状態を実験的に確認した。


  55. ^ レーザー冷却として知られる。


  56. ^ 磁気光学トラップとして知られる。


  57. ^ 分数量子ホール効果として知られる。


  58. ^ ヤン=ミルズ理論が繰り込み可能であることを数学的に証明した。


  59. ^ クレーマーはヘテロ接合を採用した半導体の優位性を初めて指摘し、アルフョーロフはヘテロ接合に基づく半導体レーザーの作成に成功した。


  60. ^ コーネルとワイマンはルビジウムを、ケターレはナトリウムを用いた。


  61. ^ デービスは太陽ニュートリノの観測により太陽ニュートリノ問題を提起し、小柴は超新星SN 1987Aから飛来したニュートリノの観測により恒星の重力崩壊の機構を明らかにした。


  62. ^ さそり座X-1を指す。


  63. ^ ギンツブルグ-ランダウ理論がギンツブルグ(および1962年受賞のランダウ)に帰せられる。アブリコソフはこれを出発点に第二種超伝導体の挙動を理論的に説明した。レゲットはヘリウム3の超流動に理論的説明を与えている。


  64. ^ コヒーレント状態にある光の一例としてレーザーが挙げられる。


  65. ^ 量子光学においてこの業績が広く用いられている。


  66. ^ 秒を規定する原子時計の周波数帯と光の周波数帯とを測定精度を損なわずに直接リンクすることを可能にし、レーザーの周波数測定精度を飛躍的に向上させた。


  67. ^ これはビッグバンを支持する強い観測的証拠である。


  68. ^ スピントロニクスの端緒を開いた発見である。この業績がハードディスクの容量増加に大きく貢献している。


  69. ^ ここではCP対称性の破れを指している。


  70. ^ 小林・益川理論が彼らに帰せられる。


  71. ^ 単層のグラフェンを初めて作成した。


  72. ^ この技術の応用による量子コンピュータの実現が期待される。


  73. ^ Serge Haroche, Jean-Michel Raimond & Michel Brune ; Le chat de Schrödinger se prête à l'expérience - Voir en direct le passage du monde quantique au monde classique, La Recherche 301 (Septembre 1997) 50 (disponible en ligne)


  74. ^ Serge Haroche ; Une exploration au cœur du monde quantique, dans : Qu'est-ce que l'Univers ?, Vol. 4 de l'Université de Tous les Savoirs (sous la direction d'Yves Michaux), Odile Jacob (2001) 571.


  75. ^ Christopher R. Monroe en David J. Wineland. "Quantum Computing with Ions." Scientific American, 11 augustus 2008.


  76. ^ “The Nobel Prize in Physics 2012”. Nobel Foundation. 2012年10月9日閲覧。


  77. ^ “The Nobel Prize in Physics 2013”. Nobel Foundation. 2013年10月11日閲覧。


  78. ^ “The Nobel Prize in Physics 2014”. Nobel Foundation. 2014年10月7日閲覧。


  79. ^ “The Nobel Prize in Physics 2015”. Nobel Foundation. 2015年10月6日閲覧。


  80. ^ Kosterlitz, J. M.; Thouless, D. J. (1973). “Ordering, metastability and phase transitions in two-dimensional systems”. Journal of Physics C: Solid State Physics 6 (7): 1181–1181. http://stacks.iop.org/0022-3719/6/i=7/a=010. 


  81. ^ Haldane, F.D.M. (1983). “Continuum dynamics of the 1-D Heisenberg antiferromagnet: Identification with the O(3) nonlinear sigma model”. Physics Letters A 93 (9): 464–468. doi:10.1016/0375-9601(83)90631-X. ISSN 0375-9601. http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/037596018390631X. 




関連項目











  • ウルフ賞物理学部門

  • ローレンツメダル

  • オスカル・クライン記念講座

  • ディラック賞



外部リンク



  • The Nobel Prize in Physics - 公式サイト (英語)




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